せたな町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月25日
町立病院の患者データ等の危機管理について
- 聞いた人
- 真柄克紀 議員
- 答えた人
- 町長 高橋貞光
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 真柄克紀
それでは一般質問させていただきます。質問に入る前に先ほど町長からもございましたけども、一連の地震につきまして多大な被害を受けられた皆様方に心からお見舞い申し上げますとともに、貴重な失われた尊い生命に対して心からご冥福をお祈りしたいと思うところでございます。それでは3点提出ございますが、まず1点、町立病院の患者データ等の危機管理について町長の見解をお伺いいたします。今年は本当に先の台風21号に続いて、北海道胆振東部地震と道民、町民は、いまだ大きな自然の恐怖の中にさらされてございます。顧みても今年度はそのほかに全国各地で想定外の7月の豪雨による西日本の大災害、大阪府北部地震、台風12号、20号、21号による本道各地の水害、そして東部地震と全道、全町民が今もその被害の大きさと恐怖に直面してるのはご案内のとおりでございます。近年、今までの常識を覆すような大変大きな自然エネルギーの現実に対し行政としても、今までの危機管理状態ではなく、さらに住民の安全確保のため可能な限りの英知と行動力を発揮し、その問題にスピーディーに解決する必要が迫られている時代に到達したきたと思います。これは特に2011年東北大震災と大災害この時から言われていることでございますが、特に公立病院の患者データそれらが突然の災害、今まで対応する危機管理では対応できないような災害の中で流出し、それがいまだにいろいろな形で影響を与えている。これは報道ばかりでなくライン等でもやはりいまだにその問題が尾を引いている。そのように報道されてございます。そこで当町にも北檜山をはじめ、2つの診療所という形で大変な患者データ、生命の根幹に係るデータを保存しながら行政サービスに努めている病院がございますが、これからますますこういう自然災害が拡大しても縮小することはないだろうという時代の流れの中で、現在、患者データばかりではなく入院患者の災害に合わせた避難対策等も含めて、どのように現在、管理し、またその危険性、不安等についてはどのように町長は判断されておられるのかまず第1回の質問としてお伺いいたします。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
真柄議員の質問にお答えをいたします。近年の災害はこれまで経験したことのない想定外の事態が続いております。先日の北海道胆振東部地震では長時間の停電となり病院の業務に支障をきたしました。国保病院としては災害時だからこそ入院中の患者や急病の患者に安心をとの考えから、停電中もできる範囲で最大限の業務にあたったところであります。議員ご質問の患者データは、カルテのほか、画像データや医事データなどの電子的に保管しているものがあります。患者データは病院にとっても患者にとっても非常に大切なものであります。国保病院では、現在、紙カルテを使用しています。紙カルテは停電には強いものの、火災や水害には弱く災害の際に全部を持ち出すことは不可能であります。また電子的に保管されたデータは停電で使用できなくなったとしてもデータそのものは保存されています。こうしたことから患者データを持ち出すための訓練は行っておりませんが、国保病院としては患者の生命を守ることを最優先とし、火災、水害を想定した避難訓練を年4回行っております。国保病院では、今年11月から電子カルテシステムを稼働させる予定であります。電子カルテは停電には弱いものの非常電源にて稼働させることができます。またデータを保存するサーバの設置位置を地震、水に配慮することにより、現在の紙カルテよりも安全に保存でき、データのバックアップは常に行われ、万一サーバが破損してもその時点までのデータは保護されます。国保病院としては、長時間の停電など災害を想定しシステム障害対応マニュアルを作成することとしておりますことで、ご理解願います。
議員の質問 8番 真柄克紀
今、町立病院の危機管理の現状について現時点での現状をお聞きしました。特に入院患者を含めた避難訓練、これ年4回やられていると。これは私は大変、画期的というよりそれが当然そういう形でやられることに関しては安心をいたしてございます。ただその中身が果たしてそういう形の今までの訓練でいいのか、これからの更に大きな災害を含めた時に、じゃあ時間的な余裕を含めてきちんと整理しているのか。こうなると私はまだそこまでは行っていないような気がいたします。数年前に当町においても真駒内川が氾濫して緑町団地一帯が水没し、国保病院にも大変心配な時期がございました。それと訓練といいましても建物自体が大変古い使い勝手の非常に現代においては悪い状態に置かれているのもこれも事実の話でございます。先の何回かの、一般質問で私、町長に病院の改築等についてもいろいろお話した経緯ございますけども、このような自然災害、避けて通れない状態になった中で、町長は前回の一般質問でも建替える方向で検討せざるを得ないというような発言はしてございましたが、それ以上の具体的な発言ではそれは審議会等の推移を見ながら進めていくということでまだ、やっとその町長の発言からその糸口にちょっと入ったのかという気はしてございますが、ただ、今の患者カルテの問題です。これもカルテを電子カルテにすることによって大変その辺の問題は解決するということは量的な問題は私も解決すると思います。それとあと診療所も含めた中で全体のデータをきちっとバックアップできると、そういう魅力があるということで採用するんだと思いますが、ただそうなると今後心配されるのが、先ほど奇しくも町長がおっしゃったように現在それを設置する建物の問題です。あの建物の中でいつまでもカルテを設置したということで、本当に住民のニーズ、安全を守るための機能として本当にいいのか。私は非常にそんな心配をしてございます。それでなくてもあそこは1番、水源の近くなおかつ地盤的に低くもろい場所でございます。その点を含めまして、私も電子カルテ自体を導入することに関しては、やはり今の時代に必要だと思いますが、そこに電子カルテにもいろいろ話を聞くと、業者によってほとんど購入がタダというようないろいろな噂までこの頃聞こえるような電子カルテの業界も大変激しい状態が、競争が続いているのも事実でございます。その中できちっと患者さんのデータを守り、なおかつその入力をする時も、専門家以外ができないという形であっては困るわけです。その辺を含めての研究というのがなされているのか災害対応に含めて、それと今の現実の建物の中でそういう患者さん並びに通院者の有事の際の安心が、どんな時期でも必ず安全に保てるわけではないです。やっぱりその辺のことに向けて病院の構造を改めていくことを前向きに、早目に気遣っていかないとならないのではないかと私は思って、今日質問してるわけでございますが、その辺について町長の考えを再度お伺いしたいと思います。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
国保病院につきましては、非常電源を生命に直結する部署に今回も集中的に供給をして、診療を継続したという状況になっております。そうした患者データの保護につきましては、最初の答弁で申し上げたとおりでございますが、いろいろな災害を想定しながらこの避難訓練等についても行っていかなければならないと。今後とも行っていかなければならないと考えておりますし、データのバックアップ、保存につきましても現時点では、今、電子カルテを導入することによりまして保存が可能になると。そういうことも考えながらしっかり、しかも適切に電子カルテの導入を図ってまいりたいと現時点で考えておりますことで、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 8番 真柄克紀
建物の構造とか。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
あくまでも現病院の中での危機管理、これをしっかりやっていきたいと思っています。
議員の質問 8番 真柄克紀
町長、私も今の中で一生懸命やってることは理解します。ただ先ほども言ったように、これからは想定外の形で今までの基準では対応できないような問題が生じる可能性があるでしょうという前提で、町長もそういう前提はあるという前提で私は答弁してると思ってるから質問している訳です。それで今バックアップ電源の話をしました。ただあくまでも病院内部のバックアップ電源であれば、先ほど言ったようにある程度の水害の場合には対応できなくなるんです。ですから今日の今すぐにそれで答弁できないとすればそれまでですけど、でもそういうとこから含めて、入れ物自体も考えていかないとならない時期にいよいよ来てるんじゃないですかと指摘しているのがまず第1点です。であれば電子カルテのバックアップ、あるいは電子カルテの全体的なデータというのは、本庁でも持ち合せるという形になるんですかこれからは。病院独自でカルテは持ちますけど、その情報を本庁でも共有できる形になるんですか、安全面からいって、あくまでも病院単独だけの問題になるわけでしょ。その辺について私は、町民の立場からいくとそういう二重的な保存を考えないと、今のままであそこで水害があった。地震があった。町長、そうなった場合には行政の中心から考えた場合には、そういう方法も一つ、今回の北電ではないけど、やっぱり今のルール以外に町できちんとしたデータを病院と共有して、いざとなったときには、そういう町からもきちっとしたデータを管理し、情報を共有したものを提供できるような形にしておかないと。これは個人情報等も含めて制約はいろいろありますから一概にそれがすぐに町がどうこう言うわけにも。お互いの病院とそれから町の中でそういう研究は必要じゃないですかこれから。私はそう思うし、そういうようなシステム等もぜひこれからの災害対応のためには作り上げていっていただきたいということも含めてこれ質問で提出したわけなんですけども、今なければなくてもよろしいですけど、そういう必要性をまず感じませんかということと、それと先ほど来から言ってますけど、このような自然災害の急激な、例えば1時間に50ミリ、80ミリという形になったときには、地元消防の対応だけでなくて、本当に病院の建っているスタンスからいけば、大変心配するものがあるから私は質問してるんであります。そんなことで最低限、例えばデータの紙カルテの位置も含めて、ある程度担保できる形まで今の建物の中で持って行けるのか。そうでなければ少し改良しなければならない。あるいは病院のきちんとした使い勝手の良い形に早めにきちんと前向きに改築していくという姿勢を、私は町長示しても何もおかしくないと思うし、むしろ行政の長としてはそのぐらいの姿勢をここで示すのが、私は住民の安心安全を守る町長の立場からしたら当然の話だと思います。あくまでも審議会の方向を見ながら進むということより、こういう時代になっているわけですから、そのように私は思いますし、先ほど言ったように電子カルテにつきましてもぜひ病院1カ所だけでなくて、それを一般行政が介入するということではないですが、いざとなったらきちんとそれを共有して、その危機管理のデータに役立てるよというそういうこれからの病院運営が必要でないかと思いますので、再度、町長にその辺の考え方についてお聞きして1回目の質問を終わります。
町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)
まず病院の建替えにつきましては、これは前回答弁申し上げたとおり老朽化に伴いまして、これは今そういう方向で議論を進めているところでございますので、この点についてはご理解いただきたいと思います。また議員の質問の患者情報の保存という分につきまして、今電子カルテの導入ということで答弁をさせていただきましたが、当然これはクラウド、安全な場所に設置をしていくことによって保存ができると思っておりますので、これはそういったバックアップをしっかり保存するということには万全を期したいと思っております。