江差町議会 令和2年第2回定例会 2020年3月11日
「新型コロナウイルス感染症」による小中学校の長期休暇対応について
- 聞いた人
- 塚本眞 議員
- 答えた人
- 教育長、学校教育課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 塚本
それでは3問目に入らせて頂きます。 新型コロナウイルス感染症による小中学校の長期休暇対応についてであります。3点ほどご質問させて頂きます。臨時休校の間、自宅学習に向け、先生方の自習資料の配布や各戸訪問等により対応してきました。道内ではまだ限られているものの、オンライン授業が少しずつ広がってきております。江差町では、事業を得て児童生徒一人1台のタブレットを配置するということに聞いております。これらを活用したオンライン授業の検討も今後視野に入れていく必要があるのではないかという点に、まずはお伺いします。2点目ですが、6月から通常の学校が再開されております。この間の臨時休校による児童生徒や保護者から、学習の遅れが心配されております。既に札幌市では、夏休みの短縮も発表されております。江差小中学校の学習の進捗状況として、教科で何時間の遅れがあり、夏休みをどのくらい短縮するのか。例年通りの学習内容が追い付く時期をどのくらいと見ているのか、お伺いいたします。3問目であります。国の2次補正予算が、今国会で審議され衆議院を通過したところでありますが、子ども達の学びの補償として人的、物的体制の整備についての予算案が作成されております。この中で人的体制の整備として、教員を増やす。あるいは学習指導員、スクールサポートスタッフ、SC、SSC等があります。まだ国会審議がされている現時4点から、当町でもできる対策を早めに、速やかに検討を行っていく必要があると思いますが、その点をお伺いいたします。
町の答え 教育長
それでは、新型コロナウイルス感染症による小中学校の長期休暇対応について、ご答弁申し上げます。まず1点目の、今後のオンライン授業に関するご質問にお答えいたします。国のGIGAスクール構想では、一人に1台の端末と学校内の高速通信環境の整備を通じ、ICT環境を段階的に活用することによる学びの充実を図るものとされており、今般の臨時休業に対し、道内の一部の学校ではオンライン授業等の取り組みがなされているところでございます。当町におきましては、全児童生徒を対象に一人1台の端末整備と学校内の高速通信環境整備を図るための事務を、現在すすめている段階にあることに加え、各家庭におけるインターネット環境のバラつきや、児童生徒のみならず、教職員の操作方法の習得など、ハード、ソフト両面において解決すべき課題があることから、今回の臨時休業期間中はオンライン関連の取り組みは行っておりません。今後につきましては、家庭学習のための通信機器整備支援や学校からの遠隔学習機能の強化等を、臨時休業等の緊急時における家庭でのオンライン学習環境を整備することは必要と認識しているものの、本格的なオンライン授業を行うためには、先ほど述べました用に多くの課題があるものと認識しているところでございます。ただし、今後ますますの教育活動でICT化が進むことなど、オンライン授業も急速に進むものと考えております。このため、効果的な授業のための教員のオンライン授業の研究、研修の他、児童生徒も、オンライン授業に対応できるICT機器の知識と技能の習得が必要であり、各学校において取り組んでまいりたいと考えております。2問目の臨時休業に伴う影響に関するご質問にお答えいたします。2月下旬から始まった臨時休業期間中、各小中学校では家庭訪問、家庭学習プリントの配布や学習を支援するテレビ番組、インターネットサイトに関する周知、分散登校の実施などにより学習の確保に努めてきたところですが、小学校においては学年により年間授業時数に違いがあるものの、5月末時点では平均100時間の遅れ、中学校では平均96時間の遅れとなっております。6月からの学校再開にあたっては、家庭学習での取り組み状況や学習内容の定着状況を踏まえ、年間指導計画の見直し等を行うこととされており、学校行事の重点化や指導できていない内容を確実に指導するなど、授業の重点化等を通じ、学習指導要領に示された内容を年度内に終えることが求められております。既に学習発表会、文化祭、中体連大会等の行事の中止を決定していることから、これらの準備等に要す5る時間を授業にあてることや、ご質問にあります夏季休業の短縮を5日間とすることなどにより、授業の遅れを取り戻すこととしており、現時点におきましては、年内には回復できる見込みと考えているところでございます。次に3点目。国の第2次補正案に関するご質問にお答えいたします。政府は新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた学校教育活動等の実施における指導体制の充実に関し、学びの保障を支援するための人的、物的体制を整備すべく、第2次補正予算案を提出しております。当町と致しましては、示されている支援策の内容を精査と、情報の収集に努めますとともに、小中学校の現状と要望に基づいてタイムリーに取り組んでまいりたいと考えているところでございますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 塚本
まだ予算化されてない話についても質問させて頂きますが、まだ一部見えない部分がありますが、令和2年6月5日に文部科学省事務次官からの発令で、新型コロナウイルス感染症に対応した持続的な学校運営のガイドライン及び新型コロナウイルス感染症対策に伴う児童生徒の学びの保障、総合対策パッケージ。先ほどの話、この中に含まれていると思いますが、これが出ております。私が心配しているのは、こういう学習の遅れに国がきっちりサポートする予算を排出した時に、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、このような人的な配置は早急に出来るものではないと思います。早め早めにこれらの対応が必要と思われるので、こういう予算化された場合にこういう対応が速やかにできるものかどうか。それともう一点。授業はきっちり、そういう一定の時間で夏休みを短縮するなど、各種事業を中止あるいは圧縮して、正規の体制まで戻すという計画も今示されましたが、学校は勉強するだけの場所ではありません。いろんな活動を通じて学びをする場所と私も考えております。加えて、学習特に小学校6年、中学3年については上の、進学あるいは上級の方に上がるということで、追い込みというようなことになるかと思いますが、過度に授業を詰め込むことによって、子ども達に対する精神的なストレス、これらも当然あると思います。短縮時間を早めにして一気に詰め込むんじゃなくて、先ほど余裕あると言ってましたが、余裕あるんであれば、いろいろな各種事業の再開も含めてね、検討して、子ども達に総合的な学びの場としての学校の位置付けが、私は必要だと思いますが、その点についてお伺いいたします。
町の答え 学校教育課長
まず1点目。人的な配置に関してのご質問にお答えさせて頂きます。現在国から示されております事業内容につきましては、既に各学校に周知を図っております。人的な部分、更には物的な部分含めて、学校での優先順位更には現状に応じた対策を検討するようにということで、既に検討しているということでまず1問目をお答えさせて頂きます。2問目でございます。今後の過度の詰め込みと、更に余裕を持った時数に見合ったその学校活動というご質問でございます。現在、各学校における行事等の中止を通じまして、先ほどご答弁申し上げましたように、ある程度の余裕時数というのは持ってございます。ただし、議員ご指摘のように、学びの保障を行う。ただその時点では、適切な授業時数を確保する。単に心配されているような詰め込むということではなくて、それぞれの子ども達の学習の習熟度、これらを当然見合わせながら進めていかなきゃならないというふうに考えてございます。そのための人的更には物的な国の支援ということになっておりますので、今後も引き続き学校の現状、更には私共の課題認識等を含めましてですね、対応を図ってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。