みんなの議会

江差町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月15日

高額負担となっている介護保険料や水道料金の軽減策について

聞いた人
飯田隆一 議員
答えた人
町長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 飯田

それでは2問目に入ります。全国的にも高額となっている当町の介護保険料、それから水道使用料の件でございます。この件につきましては、コロナ禍で大変町民の方もご苦労されております。また、一部の事業者につきましては、現在事業を停止したり、また、働く方も職場を失うというような大変厳しい状況の中にあって、町の方々からももう少し町民生活に即した様な、議会も議論をし、頑張ってもらいたい。そういうような背景で、この質問を取り上げたわけであります。まさに、この高額な介護保険料や水道料金につきましては、今後の江差町の町づくりにおいても、大変なマイナスな材料でございます。これはなんとしても是正すべきと考えるところであり、高額となっている背景や要因をどのように分析されているのか。また、軽減に向かってその対策を伺いたいと思います。4

町の答え 町長

飯田議員からの介護保険料や水道料金が高額となった背景や要因の分析と軽減に向けた対策に関するご質問にご答弁申し上げます。令和3年から令和5年までの第8期介護保険事業計画期間中の江差町の65歳以上の町民の1か月の基準保険料は、7,230円で道内では夕張市に次いで2番目の高さとなっています。議員ご指摘のとおり、介護保険料は江差町の被保険者が利用している介護保険量に応じて算定され、介護サービスの利用率が上がることで、保険料は高くなる仕組みとなっております。また、介護保険料の算定につきましては、令和2年度までの第7期計画期間中のサービス利用状況、令和3から5年度の人口推移などから、第8期計画期間中に見込まれる介護サービス量を試算した結果、前回の保険料よりも980円の増加となったところでございます。なお、近隣町の中には、保険料の剰余金を積み立てた介護給付費準備基金を取り崩して今回の保険料の上昇を抑えた町もありますが、当町は基金の残高も少ないことから、基金に頼ることができない中での保険料算定となっております。介護保険料を押し上げる背景となっているのは、全国的に言われていることですけれども、保険料を担う人口の減少が見込まれる一方、後期高齢者人口の増加に伴い、要支援、要介護者が自然増していることが、全体的な介護サービス量の増加に影響を与えております。江差町の場合は、特に施設系サービスの利用量の増加が保険料にそのまま反映されております。具体的には、江差町を離れて暮らす子供たちが、自分たちの住む市町村の高齢者施設に入所させるケースが増えており、町外であっても住所地特例により、江差町がサービス費用を負担しているため、サービス量の増加に影響していることや、江差町内には特別養護老人ホーム、介護老人福祉施設、養護老人ホーム、ケアハウス、グループホームといった施設が充実しており、加えて令和元年度に開設した養護老人ホームにおいて、要介護認定を受けている特定入所者への介護サービスの提供やショートステイ、デイサービスも利用できるようになり、環境が充実したことも介護保険料が高額となった要因であると分析しております。このように、近隣町に比べて高齢者施設や介護サービスを提供する事業所が充実し、高齢者が安心して生活できる環境が充実していることは、住民の皆さんにとって良いこ5とではありますが、一方で介護保険料の負担を軽減するためには、介護サービス量を抑制することが課題となります。したがいまして、高齢者が、できる限り要介護状態にならずに、自らが望む生活を送り続けることができるよう健康寿命を延伸させることが不可欠でありますことから、町では、いきいき健康教室やがっつり運動教室といった運動教室の開催や自主的な健康づくりのための、まるやまトレーニングコーナー開放事業といった介護予防の充実や町内各地区における地域住民が主体となった様々な活動を積極的に支援してまいります。また、地域の見守り、支え合い体制の充実や緊急通報システムの設置、除雪サービスといった介護保険サービス以外の支援も総合的に展開し、介護保険料を抑制できるよう取り組んでまいりますのでご理解願いたいと思います。次に水道料金についてでございます。議員ご指摘のとおり、以前から町内には安定した水量の確保ができる水源がなく、複数の水源から水の確保をしてきたところでございますが、恒常的な取水量不足に対応するため、平成元年に上ノ国ダム事業へ参画をし、安定した水源の確保に努めてきたところでございます。このダム建設に伴いまして、ダムからの導水管の整備や砂川浄水場の建設、あるいは各種配水池整備など、これら一連の整備にかかります財政負担が高料金となっている大きな要因でございます。料金軽減に向けた対策についてでございますが、高料金対策といたしまして一般会計からの繰入を行っているところであり、昨年度につきましては約1億5,600万円の繰入を行っているところでございます。また、一般家庭用で多く使用されております13ミリ口径の基本料金と併せまして、水道の使用量が少ない世帯に対する負担軽減対策として13ミリ口径の減免料金を、江差町水道料金処理要領により別途定めているところでございます。この負担軽減措置につきましては、今後も継続して参りたいと考えております。水道事業全般につきましても、平成27年度に高区浄水場を休止し、現在は五厘沢浄水場の休止に向け、管路や計装設備の整備を実施するなど効率化に努めているところでございます。また、有収率の向上を図るため毎年、地域を区切った上で計画的に漏水調査を実施しているところでもございます。いずれにいたしましても、今後の給水人口の減少などを鑑み、引き続き効率的な施設の運営に向けた取組を行うなど、更なるスリム化に努めて参りたいと考えておりますのでご理解願いたいと思います。

議員の質問 飯田

ただいま答弁を頂きまして、確かに介護保険料、高い負担料ですけれども、ある意味では私は胸を張って良いと思うんですよね。町長の答弁あって。江差町には、養護、特養含めて、色んな施設が整っておりますから、高齢者の方々が安心して、自宅ばかりでなくてそういう施設でも暮らせる環境にある。ただ、その反面、それは結果的に高額負担になる。それは普段の努力でなんとか軽減するように、これからも努めて頂きたいと思います。

出典:江差町議会 令和3年第2回定例会 2021年6月15日 議事録 PDF(3ページ) 間違いを知らせる