森町議会 令和5年第2回 9月会議 2023年9月4日
有害獣対策の今後について
- 聞いた人
- 野口周治 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 野口周治
冒頭に重心を下げる話をして、こういう話もするのはちょっと難しいところはあるのですが、必要と考えて伺います。有害獣対策の今後について、まずヒグマの除去について。今年10頭を捕獲していますが、内訳としてハンターが車で捜して銃で捕獲するというケースが増えています。ですが、ヒグマは捜してもめったに会えません。会える場所も鹿と同じとは限らないので、パトロールには時間が必要です。言い換えると、非常に効率が悪い。燃料代が一月に10万円になる人もハンターの中にはいます。ヒグマの捕獲は危険も伴うので、やりたがらない人もいます。1つ目ですが、ヒグマの圧力は高まっています、今現在。捕獲を進めるために捕獲への助成金の増額を考えてはいかがでしょうか。これが1つ目です。次に、アライグマ対策です。森町にもアライグマが現れています。私も実は去年見ました。気にしてずっと見ていたのですけれども、アライグマはスイートコーン、スイカ、メロン、トマトなどを好んで食べます。木登りも上手です。家畜舎や屋根裏に住み着いてふん尿の被害とか、家畜がおびえて生産停滞が起きるというおそれもあります。このアライグマですけれども、繁殖力は非常に高いですから、早いうちにアライグマの捕獲事業を始めてはいかがかと考えます。3つ目、最後にハンターが所属している猟友会の事務局の費用はハンターが今の2倍以上いた頃の蓄えで賄っています。財産を食い込んでいます。将来のことを考えると心配です。いずれ町として猟友会事務局の業務を引き受けることも検討してはいかがでしょうか。近隣の自治体にも例があります。お願いします。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。1点目ですが、町では令和4年度より熊捕獲交付金を2万円から4万円に増額したところであり、当面は現行の捕獲交付金で対応したいと考えております。ただし、有害となる熊の見回りに係る報償費については、町への連絡の徹底を図った上で漏れなく支給できる体制づくりを図ってまいりたいと考えております。2点目ですが、現在特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律の規定に基づき、アライグマ等の防除に向けて期間を最長年間とする実施計画書の申請を済ませ、農林水産省及び環境省からの確認書の交付を待っております。この確認書が交付されれば防除が可能となります。今後町も一般社団法人北海道猟友会森支部へアライグマ等の防除を働きかけながら、体制を構築していきたいと考えています。3点目ですが、現在当会森支部より事務局の正式な要請は受けておりませんので、今後そういった要請があった場合検討してまいります。以上です。
議員の再質問 6番 野口周治
ヒグマについて、おっしゃった方向のほうが私が提案した、ご相談したことよりもより実際的だと思います。ぜひそれを進めていただけるといいと思います。町がやってきたことって、全体としては有害獣かなり当たっていると私は思っていまして、電気牧柵の普及に取り組まれてから被害額は小さくなっている。それから、ハンターを育成しようということでハンターになるに当たっての助成をやられた。これから若いハンター増えたのです。この人たちが大体5年ぐらい前の経験で、今年捕った熊の実に10頭のうちの9頭までが比較的経験の浅い五、六年までのハンターが捕っています。これは、町がやってきたことがきちんと結果を出しているということだと思いますが、ただみんな仕事がある中で朝と夕方の時間を使って仕事をしている。これを何とか助けてほしいと、こういう気持ちでお尋ねをしましたので、先ほどの答えで理解、私はできました。それから、アライグマについても実は質問の用意をするときに農林課に伺ってこういう手続進めているという話も聞きましたが、私の発想としてはぜひやってほしいということで、そのことを反映せずに今日質問しましたが、もう結果が出るのを待つだけということで、これもよかったと思います。まず、外来法に基づく駆除は誰でもできます。数が少ないうちはハンター中心でいいと思うのですけれども、これを実際にもし増えたときにはハンター以外にも広げる必要がある。それができる枠組みのはずですから、そういうことも念頭に置いておいていただきたい。猟友会のことについては、おっしゃるとおり要請のないものを検討するのもおかしな話ですから、問題として頭に置いていただければ私としては結構です。今事務局やっている方は献身的に働いてもらっていて、ハンターとしてはありがたいなと思っているのですけれども、そこでの問題意識を申し述べました。以上です。
町の答え 町長 岡嶋康輔
繰り返しといいますか、改めてお答えさせていただきます。ヒグマ等に限らず鳥獣対策の強化というところは、本当に猟友会の皆様に献身的にご協力いただいて活動していただいている、その賜物であるというふうに感じております。体制強化としては、現在今年度から地域おこし協力隊制度を活用した鳥獣対策委員といいますか、そういった育成も含めて人員と担い手の育成と、そういった面でも強化を進めたいと考えております。本当に危険を伴う仕事になりますので、うちの地域おこし協力隊のみならず、猟友会の皆様に対しても安全面でどのような課題があるとか、活動においてどういった悩み、担い手不足も含みましていろんな悩み、課題等あると思いますので、その辺は農林課、担当課のほうにご相談いただければ私どものほうでも前向きに検討させていただきたいなと思います。アライグマのそういったハンターだけではなくという、その枠組みに関しましてもこれから認可というか、許可が下りた後この辺のどういった枠組みでやるかというところもまずは猟友会の皆様と意思の疎通と体制等をしっかりと意見を聞いてつくっていかなければならないのかなと思っておりますので、その点もまた協議をハンターの皆様、猟友会の皆様とさせていただく機会を設けられればなと思っております。総合的に事務局という話で集約されるのですが、本当にいろんな各団体でも事務局というものをなかなか続けられなくなってきているのかなと考えています。しかしながら、その全てを役場で受けるというのもなかなかこれは課題もあり、難しいところもありまして、その辺はどういったところが現実的なのかなというものは、本当にこれは検討していかなければならないなと思います。先ほどのご質問の答弁とすれば、やはり要請があってから考えるという答弁ではありましたけれども、本当に多くの会で同じような課題もございますので、その辺は頭に入れてしっかりと様々なことを検討していかなければならないなという認識でいるところはご理解いただければと思います。以上です。