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せたな町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月17日

木質バイオマス利用の利活用について具体的な検討

聞いた人
横山一康 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 横山一康

それでは2問目の質問に入らせていただきます。木質バイオマス利用の利活用について具体的な検討ということで町長にお伺いしたいと思います。令和6年第2回の定例会において、私は木質バイオマスの取組について町の基本的な考え方や町内での利活用の可能性について質問をさせていただきました。その中で町からは、チップの供給量、生産コスト、木質バイオマスボイラーの導入効果等を見極めた上で利活用を検討するとの答弁が示されました。その後の木質バイオマスの現状についてお話をさせていただきます。まず懸念されていたチップの供給については、6月に北部桧山森林組合に町の補助で高性能林業機械が導入され順調に稼働しています。また原材料となる木材も順調に供給され、貯木場も既に満杯の状態です。毎週、計画的にチップが製造され出荷する体制が整いつつあります。さらに大変良い製品が生産されており出荷先から大変喜ばれているともお聞きいたしました。次にチップを生産するコストの話ですが、毎年、町は町有林を伐採しております。そこから算出される低質材を利用すればこれは町有財産ですので、伐採や運搬経費、チップ化の手数料などの実費のみでチップの原材料が手に入ると考えております。またチップボイラーの導入効果については、先日、林活議連の先進地視察で知内町の取り組みを見てまいりました。知内町では平成26年から役場庁舎やプールに木質バイオマスボイラーが導入され今日に至っております。担当者からは大きな課題はないということでありました。令和7年には知内高校にもバイオマスボイラーを導入するということもお聞きしております。町長がご懸念されていましたチップの供給量、生産コスト、そして木質バイオマスボイラーの導入効果等の課題については、私は現時点でほぼ解決していると考えております。以下の点についてお伺いいたします。①6月以降の検討の進捗状況についてお伺いいたします。②木質バイオマスの利活用について早急に具体的な検討に入る時期だと思いますが、町の考えをお伺いいたします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

横山議員の2問目の質問にお答をいたします。1点目のご質問ですが、町の基本的な考えとしては本年度から新たな事業として町も支援して発電施設用の木質チップの供給が8月末から開始されました。議員おっしゃるとおり毎週計画的にチップが製造され安定的に供給されていると聞いております。公共施設の利活用の検討状況ですが、先進地域でのチップの活用量などを調査し、当町の事業量での町有林からの排出木材において供給量が対応可能かどうかという検討をしている状況にございます。2点目でありますが、木質ボイラー導入に向けた生産コストや導入効果の調査を引き続き行い、また組合が取り組む木質チップの供給も本格稼働され、まだ1カ月しか経過していない状況ですので、事業の状況も見据えながら今後において公共施設を新設する際の木質ボイラーの導入についても検討を行っていきたいというふうに考えているところでございます。

議員の再質問 5番 横山一康

それでは再質問に入らせていただきたいと思います。まず私1問目のところでは、町としてどのような検討がされているかというようなことをお聞きしたつもりですが、進捗状況、具体的にどのように進んでいるのかお答えになってないと思いますので、そこはまずどのような検討をどのようなレベルで検討しているのか課内でしっかり町長とお話しして検討しているのか、検討した上で森林組合といろいろ協議しているのか、そのようなことをしっかりとこの場でお話ししていただきたいと思いますので、そこは答弁よろしくお願いしたいと思います。そして森林組合が今年度から新たな事業として始めたと町長はおっしゃいましたが、森林組合は、前年度からもう前々年度の冬から材料を集めて前年度は実証試験して、それでいけるというふうなところまで、結果を出した上で今回、今年度機械を導入して本格的な操業を始めているわけなんです。そこは経済団体ですからしっかりと土台を固めた上でやってるわけでありますから、そこについては全く問題ないと私は判断しているんです。この後に及んでまだそのチップが供給できるかどうかというようなことをおっしゃるのが非常に私は不思議でたまりません。チップはもう既に十分供給されているのであります。農林水産課から資料出していただきました。町有林の施工面積の地図、これ5年分、2019年から昨年度までの分を出していただいたんですが、少ない年で皆伐といって山を全部木を切る作業を2ヘクタールのときから、大きいときには8ヘクタールほども切ってるんです、町有林だけなんです。これは町有林だけです。そこから出てくる木の流木、流木というんですか、出てくる木ですね、木が1,000立米、多いときで2,800、少ないときでも800立米ぐらい出てくるというようなことですので、例えば1,000立米だとしましょう。1,000立米切ったときに、大体、用材、使える木として出荷されるのが、そのうちの6割から7割だと一般的には言われてるんです。そうすると600立米から700立米は一般の用材として利用される。残った300から400立米というものはC材、いわゆるパルプ材です。そのような材として使われていくんです。その材、C材を使う一般の用材として使えないところをチップ化していくということですので、ここも町有林から少なくても町有林だけですよ。町有林だけから300立米から400立米は、過去5年を遡ってみても出せるというようなデータが出てるんです。だから供給量が間に合わないんじゃないか、そこはしっかり検討していかなきゃいけない。このようなことはもう既に完全にクリアされてますのでそこは認識を改めていただきたいなと思います。そして早急に私、検討していただきたい、検討だけでいいんです。事業化してくださいとは一言もお願いしてないんです。質問の中でも早急に具体的に検討してくださいと。この時期が来てるよということをお願いしたんですが、ここも引き続き状況が整うまでやらないような答えだったと思います。まだ森林組合の操業が1カ月しか経ってないからだというようなことでそのような答弁だったと思うんですが、これも今、私冒頭で申しましたように、森林組合はおととしの冬から木を集めて去年は実証試験をして、機械も町の補助も半分いただいてますけど自分たちが借入れを起こして事業化してるわけです。そこは失敗しないから事業化してるわけであって、そこについてはもう具体的な検討に入る時期に来てると私は思いますので、そこも認識をできれば改めていただきたいと思います。それで2問目に入りたいと思うんですが、横山6月もこの問題やって、また9月もやると、しつこいなと思われるかもしれませんが、私こここだわるのはやっぱり理由があるんです。たくさん理由があるんですけど、2つだけ述べさせていただきたいと思いますが、これ1つ目は町有林の有効活用、そして雇用の場の創出がある。このような理由から私はこだわるんです。6月の質問のときに私お話ししましたけど、町有林2,600ヘクタールあるんです。それで過去5年皆伐してるのは5ヘクタールぐらい、2,600ヘクタールのうちの5ヘクタールぐらいしか切ってないわけなんです。これもしもっと切れるんであれば切ってどんどん材料を供給できるわけなんです。この町有林を有効利用していくというようなことは、町として絶対やらなきゃいけないことだと思うんです。この町有林というのは、私たち町民一人一人の財産なんです。今伐期を迎えてる木というのは50年前の私たちの先人がこの町に植えていただいた木材です。これをしっかりと切って町の発展のために使っていく。このような視点というのは絶対必要だと思うから私ここ木質バイオマスにこだわっていくんです。そして木は切ったら次に植える。植えたら今度育てていかなきゃいけない。このようなサイクルができてくるわけなんです。このようなサイクルを回すためには人が必要なんです。このサイクルを回すためには人が必要でありますから、そこに雇用も生まれてくるんです。今回は切る、植える、そして育てる。新たに木質バイオマス燃料として使うと。もう一つのサイクルが生まれるんです。この加工にも人が必要となってきますので雇用も当然生まれてきますので、ここはしっかりやっていかなきゃいけない。もう1点です。これゼロカーボンの視点なんです。このゼロカーボンの視点からも木質バイオマス、私たちの町は79%、約8割が森林に覆われてますので、この資源をしっかり使っていくというような視点、大きな地球環境の視点からも理にかなっていることでありますので、町有林の有効活用、雇用の創出、そしてゼロカーボンというこのような視点からも私はこの木質バイオマスの利活用というのはやっていかなければいけないと思います。町長にお伺いします。地産地消の非常にすぐれた資源である木質バイオマスを、この町で使うことを検討することについてどうお考えになるか再度お伺いしたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それではお答えをいたします。今回のチップの生産という組合の新しい事業の取組には大変期待をしているところでございまして、町としても支援をしたところでございます。これは議員言われたように、これまでなかなか林業の産業化が進まないという状況でございました。国のゼロカーボンへの貢献も考えることができます。町有林の有効利用ということも当然では考えられるところでございます。そうした段階において町としては先ほどもお答えいたしましたが、今後、公共施設を新設する際に木質ボイラーの導入についても検討したいというふうにお答えをさせていただきました。こうしたことで林業の産業化というものが一層進むということに期待をしているところでございます。引き続き期待をして、しっかり体をすべく検討してまいりたいということでご理解いただきたいと思います。

議員の再質問 5番 横山一康

私森林組合に期待する、それはそれでいいと思うんですが、今町の姿勢を私は聞いてるんです。森林組合に期待するのはそれでいいんですが、町としてどう思うかというようなことを検討するのかしないのかというようなこと早急に具体的にですよね。そこを聞いてるんでありますからそこ次しっかり答えていただきたいと思います。それで再々質問に入らせていただきたいと思うんですが、なぜ私がこだわるのかは先ほどお話しさせていただきましたが、急ぐのかというような話なんですが、これ町長も長い間、町長やってらっしゃるからおわかりになるかと思うんですが、事業というのは構想を立ててから計画、構想を立てるのに1年、計画するのに1年、そして建設するのに1年、また稼働するのに1年ですから、最低でも3年や5年ぐらいあっという間に経ってしまうんです。そうすると世の中ってのはどんどん変わっていくんです。そう考えると今すぐ私はこのような検討に入っていく時期に当然来てると思うんです。私は今日の質問で3点、供給量のこと、生産コストのこと、ボイラーの導入効果のこと、しっかり課題はクリアできつつあるよというようなことを示させていただいたんですから、これを基にやはりもう具体的な計画に、横山がもしかしたら嘘を言ってるかもしれないとお思いかもしれないですけど、これしっかりあとで検証していただければ、私の言ってるのはきちんと裏づけのあるところでお話を聞いて、私自身が調査した中でこの質問を組立ててますので、そこは間違いのないことですが、しっかりとこの質問を本当に正しいのかどうなのか検証していただいて、すぐにでも具体的な検討に入っていただきたいと思うんです。本来では私今日あんまり言いたくなかったんですが、町長、平成27年度、町がやった未利用林地残材活用モデル事業と、このような事業覚えてらっしゃいますか。これ平成25年年度から25、26、27と3年かけて作った報告書なんです。これ町内の未利用材を使って、せたなの公営温泉浴場に木質バイオマスボイラーを導入したらどうなるかというようなことまで検証されてるんです。具体的な20年先までの収支計画も立ててあるんです。それでもう平成28年3月にこの報告書が出されてますけど、この報告書によるとやったほうがいいよというような結果出てるんです。導入効果はあるよって。結果、町が事業として予算を組んでここのコンサルに出していいよという結果が出てるのに、これがもう10年近くもお蔵入りして日の目を浴びない。私が早急に具体的な検討をしていただきたいというふうにお話しても、効果を見極めてからだと全く前に進めようとしない。このような姿勢というのは私どうも納得いかないんです。最後にお聞きしておきたいと思います。これすぐに具体的な検討に入らない理由、私はしっかり今この耳で聞いておきたいと思いますので、そこだけはしっかりお答えいただきたいと思います。非常に大事な事業でありますので、町民みんなのこの山林をしっかりと有効活用していく、このような視点を持ってこれからも林業行政進めていっていただきたいと思いますので、この辺りしっかりと答えていただきたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えいたします。林地残材の有効活用につきましては、これまでも有効に利用するためにはどうすればよいのかということを森林組合等々も一緒に考えてきたところでございます。そういったこともございまして、このたび森林組合でいよいよチップの生産をスタートすることができたというふうに思います。この有効活用、さらにはチップの生産ここまで進みました。多少時間がかかっておりますがここまで進んできたと。今後これからこのチップをどうやって利用するかと。現在、木質バイオマスの発電の原料として今、販売されている状況でございますが、これを議員言われるように公共施設等への利用と、木質チップのボイラーの導入ということに向けて検討を行うということになろうかというふうに思います。先ほどから答弁しているとおり、今後、公共施設の新設の際このボイラーの導入について検討したいというふうに先ほど来申し上げているところでございます。と申しますのは、既存の施設、既に様々な灯油ですとか、いろいろなこのことで手当てをされておりますが、そういったところに改めてこのボイラーを導入して、そういったことが可能かどうかという、もちろんこういった視点での検討も必要でありますが、しかし今整備されているところについてをさらにこのチップボイラーを対応するということになると、またそれなりに投資が必要ということもございますので、やはりこのチップボイラーを効果的に利用を図るということになりますと、新設する公共施設への導入ということが望ましいというふうに考えられますので、こういったときの利用ということを積極的に考えてまいりたいというふうに思っているところでございます。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

公共施設を新設する際には具体的に検討してまいりたいというふうに思います。

議員の質問 11番 菅原義幸

議事進行。

議員の質問 11番 菅原義幸

これ今答弁になってないんじゃないですか。それで閉めますか議長として。直ちに検討すべきだということを具体的に提案してるんです。直ちに検討しないのであれば、しない根拠を政策的に明確にしなくちゃいけないじゃありませんか。これは再々答弁させ直しということになりませんか議長。

議員の再質問 5番 横山一康

今、菅原副議長がおっしゃってくださったように、私は、きちんと早くにやっていただきたいということだったんですけど、最後に町長にお願いしたのは、やらない理由、早期にやらない理由があるんであれば、それをしっかり私にお伝えくださいということで再々質問をさせていただきましたので、すぐに検討しない、新設ならやるけど、更新だとかそういう場合はどうなるのか、そういうことも含めてしっかりと検討してほしいというのが私の思いなんですけど、そこをやらないっていうんであれば、やらないなりの理由を述べていただきたいと思うんです。やるのか、やらないかは、そこは町の判断ですので私はやるべきだと思っているんですが、町としては、そこはまだ時期早尚だなと思うんであれば、そういうような回答でも構いませんので、そこをしっかり明快に答えていただければと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

先ほども申し上げましたが、今動いている施設については、当然、今十分対応できているということで、それをこの木質ボイラーに変えるという有利性はなかなか難しいなというふうに思っております。ただ更新のときについてはそれは当然、コスト面から考える必要があるものというふうに思います。新設において、公共施設の新設においては当然、当初からこれらの導入について検討すべき問題というふうにお答えしたつもりでございます。

出典:せたな町議会 令和6年第3回定例会 2024年9月17日 議事録 PDF(16ページ) 間違いを知らせる