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森町議会 平成27年第2回 6月会議 2015年6月9日

非核平和の町宣言をしている町として戦後70年を迎えるに当たって

聞いた人
檀上美緒子 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 檀上美緒子

最後の質問になります。3点目です。今年は戦後70年を迎え、改めて憲法9条に込められた戦争放棄、戦力の不保持、そして非核の思いを強くしているところです。この間、不幸にも世界では戦火がおさまることがありませんでしたが、日本においては一人の戦死者も、そして日本人が一人の戦争犠牲者をも出さずにこれたのは憲法9条が歯どめになってきたからではないでしょうか。ところが、今国会で論議されています安全保障関連法案、11本もの法案が一括提案されて、国会で今熱い論議がされているところです。その中で、自衛隊の活動が大幅に拡大したり、それに伴う危険が増大する可能性が明らかになってきているところです。森町としても自衛隊員の募集の業務を担っています。その応募に応じて自衛隊員となられる方がこの安全保障関連法案によれば危険きわまりない地域や業務につくことにもなりかねません。こうした状況下で戦後70年を迎えるに当たり、非核平和宣言をしている町としての森町としての取り組みをお尋ねいたします。戦後70年の節目を迎えるに当たり、非核平和宣言の町としての取り組み、今年です。それと、今後非核平和宣言の町としてこれからの計画についてお尋ねいたします。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

檀上議員の質問にお答えいたします。非核平和の町宣言は、世界の恒久平和と安全を人類共通の願いと位置づけ、非核三原則と世界平和の達成を願い、明るく住みよい町民生活を守る決意を表明したものであり、同様の宣言をされている自治体は平成27年3月1日現在全国に1,587団体ございます。宣言率は88.8%になると伺っております。町といたしましては、8月に開かれる原水爆禁止世界大会成功に向け、賛同の意思表示として会場へ記念ペナントの協力も毎年行ってきております。現在安全保障関連法案は、国会に提出され、衆議院において審議されているところであり、その成り行き、これからの動きを注視しながらしっかりと見きわめてまいりたいと考えておりますが、非核平和宣言の町宣言の趣旨を逸脱することなく進めていきたいと考えております。以上です。

議員の再質問 6番 檀上美緒子

今のご答弁だと具体的に何も今年度、そしてまたこれからも含めて森町としての取り組みは考えていないというふうにして理解していいのでしょうか。特に今年が戦後70年ということで、戦争体験されている方々の年齢を考えますと直接生でその方々の経験だとか体験を聞くということはある程度限界に来ているのかなというふうにして思うのです。ですから、ぜひとも森町の中で戦争体験された方々だとかご苦労された方々の生の声を直接聞く機会だとか、または特に学校現場でこれからの子供たちに向けて、戦争の問題だとか、平和の問題だとか、核兵器の問題だとかということについての学習の機会のようなもの、または写真展のようなものだとか、それほどお金をかけなくても何らかの形で平和だとか戦争だとかということについて考えていく、そういう取り組みというのは可能なのではないかなと思いますし、非核平和宣言をしている町として独自の何らかの取り組みというのはこれから、今年今言ったように70年という大きな節目なので、ぜひ何か考えていただきたいというのはあるのですが、今年は無理であっても、何かこういう宣言をしている町としての取り組みは計画的に準備していくというか、考えていく必要が、ぜひあってほしいなというふうにして思っています。とりわけ今回安全保障関連法案が、どう転ぶかわかりませんけれども、これが本当に成立してしまったら大変なことになるという思いをすごく強くしているのですけれども、そういうような平和の思いを何らかの形にあらわせるような、そしてそれを町民自身も目にできるような、そういうような取り組みというのをぜひ検討していただければと思うのですが、そのあたりについてお聞かせください。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。森町といたしまして非核平和の町宣言は、最初のご答弁でも申し上げましたように、世界の恒久平和と安全を本当に願いながら、こうやって位置づけとして制定をされました。これについて周年行事、または毎年毎年戦後70年、71年とこれからも続いていくわけでございますけれども、私ども町として戦没者に対する感謝の気持ちを申し上げながら戦没者慰霊祭は毎年継続させていただいております。そしてまた、そういったことにならならないようにつきましても、今後やっぱり町としても注視しながら進めていきたいな、そのように思うところでございます。そういった中で、今まで進めてきた取り組みを子供たちに町として改めてそういったことを取り組ませるのでななく、個人的に、また家庭によってもいろいろな思いがあると思います。そういったことで、戦争そのもの、それから非核平和の町宣言というのはそういった広い意味でこれは理解いただきながら進めていくべきものだなと、そのように思っております。特段70周年だからといって、それから周年行事に取り組むわけでございませんが、基本には世界の恒久平和があるということは、何がしかの時点でこれからの子供たちにもそういったことは伝えていきながらこれから努めていきたいと、そのように思っております。以上です。

議員の再々質問 6番 檀上美緒子

今のご答弁いただいたのですが、もちろんそれは各家庭なり各個人でもやることなのですが、私としては宣言をしている町として、行政側の責任というか、行政側としての努めとしてそれなりの町民に対する啓発というか、先ほどのロゴマークの問題も含めてなのですが、町民全体に町としてはこうなのだという、そして啓発していくという姿勢を示す。この非核平和宣言の問題についても、やはりそういう姿勢を町として見せるということが大事なのでないかなというふうにして思うのです。ですから、そのあたりについてそれぞれの町民、または家庭にお任せしてということで、ただ役場の前に柱が立っているだけでは余りにも寂しいなと。とりわけ今年70年を迎えた状況というのは、今までにないくらい厳しい状況になっていますよね。ですから、なおさらそういう思いを強くするのですが、そのあたりもう少し町としてということでのご答弁をお願いできればと思います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再々質問にお答えいたします。非核平和の町宣言の役場前にある標柱、表現、あれは非常に私は大きな意味を持っている表現だと思います。あそこにあれがあることで、通る方、目につかれる方にとっては改めて考えることではないでしょうか。ですから、町として大々的に戦後70周年たったのだよ、それから他の国のことを申し上げて申しわけございませんけれども、ほかの国では国を挙げて勝利宣言の嫌らしいことをしたりとかということをしておりますけれども、そういうことはなく、心の中にきちんと非核宣言をして安全を宣言した町だと、そういう理解をしていただくことで私は十分かなと、そのように思っております。ただ、それが何のためにあそこにあるかという、そういった伝えることというのはまた1つ大事なことなのかもしれません。あえてそういったイベント、それから大がかりなことはしないにしても、町としてはきちんと安全宣言をした町だということでご理解をいただけるものと私は信じております。以上でございます。

出典:森町議会 平成27年第2回 6月会議 2015年6月9日 議事録 PDF(48ページ) 間違いを知らせる