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森町議会 平成27年第2回 6月会議 2015年6月9日

医療保険制度改革法に基づく今年度からの保険者支援金の活用について

聞いた人
檀上美緒子 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 檀上美緒子

では、2点目、よろしくお願いいたします。医療保険制度改革案が内容的には3年後、2018年度に国保を市町村から都道府県へ移管するという内容、そして入院の食費などの患者負担増、そして混合診療へ道を開くなど、保険料や保険税の値上げや国民の安心、安全な医療制度を壊すことになりかねないような内容でしたが、先日の5月27日に国会で通っております。その内容について、骨子についてはもう既に1月から出されておりましたし、2018年度の今言った都道府県への保険の移管という、そのための土台づくり、準備期間としてなのですけれども、今年度から低所得者対策強化のための保険者支援として1,700億円の支援金が国から追加配分されるということになっております。国保税の引き下げというのは、低所得者対策として最も直接的で効果的な方策ではないかというふうにして考えています。そういうような観点から、2点にわたってご質問させていただきます。1点目なのですが、今年度、先ほど言いましたように1,700億円の追加配分があるということなのですが、それにかかわって森町に見込まれる金額、そして引き下げに使うとすれば1人当たりどの程度効果があるものなのか、試算していればぜひお聞かせください。2点目なのですが、低所得者支援として、今回の予算配分、これを森町の国保税の引き下げとして活用する考えがないのかどうか。この2点についてお尋ねいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

檀上議員の質問にお答えします。議員ご質問のように、医療保険制度改悪各法の関連法が5月27日に成立いたしました。国民健康保険制度は、農林水産業及び自営業の方を中心に、他の医療保険に属さない人全てを被保険者としていることから、長引く景気低迷により保険税収入は伸び悩み、また加入者の高齢化などから医療費が膨らんでいることから、財政基盤が弱く、多くの保険者は赤字となっております。今回の医療保険制度改革法は、将来にわたり国民皆保険を持続可能な制度にする目的として、国の国民健康保険財政に対する責任を高め、保険者支援制度の拡充を実施し、収支の改善をするとしております。ご質問中の保険者支援分の1,700億円についてでございますが、保険基盤安定負担金は現在7割、5割軽減を行った世帯に属する一般被保険者に一定割合を乗じて算出した額に国が2分の1、北海道と森町が4分の1の割合で財政負担する制度となっております。今回の保険者支援分については、基礎数字の変更、属する軽減区分及び支援率の変更が予定されておりますが、支援率等については国民健康保険の国庫負担金等の算定に関する政令によることから、8月ごろになるものと報告を受けております。現在予定される変更点は、基礎数字を保険税収納額から保険税算定額へ、7割、5割軽減に属する軽減区分に2割軽減を新たに加える、支援率は7割軽減は12%から15%へ、5割軽減は6%から14%へ、新設の2割軽減については13%が想定されておるところでございます。さて、1点目の新たな保険者支援制度として平成26年度をもとに試算しますと、森町の負担増を含み1,900万円程度が増加する見込みです。一般被保険者数で割りますと、約3,100円の財政効果額になるものと予想しております。2点目の低所得者支援としての活用についてですが、森町の国民健康保険加入者数は後期高齢者医療制度の新設等の影響から減少しておりますが、加入者1人当たりの療養諸費は増加傾向で推移しております。そのような中においても、課税限度額を国基準まで引き上げず、あわせて税率についても負担を減らすよう努め、その分を一般会計から繰入金として継続しているところでございます。また、本年度の国民健康保険税条例等の一部改正によりまして軽減判定所得基準についての改正により、軽減対象世帯数の増加も見込まれるところでございます。現時点では、保険者支援としての財源として活用し、赤字の削減に充てたいと考えておりますことを申し上げまして答弁とさせていただきます。以上です。

議員の質問 6番 檀上美緒子

今1点目で答弁していただきましたが、国では大体1人5,000円程度の財政的な引き下げというか、財政基盤になるという試算なのですが、森の場合はそれよりもちょっと低いのかなと思って聞かせていただきましたが、特に2点目の部分なのです。低所得者支援として、特に今回は拡充という形で国のほうで予算化されているという、今までも法定外支出という形で森の財政厳しい中でも赤字の部分を補填するということで努力されてきているのは十分わかっているのですが、今回今までのと別にというか、上乗せして支給されるという形ですので、今までの努力にプラスされた部分にかかわって何としても国保税の引き下げという形で実現できないのかなという思いがしているのです。特に、今回全国的に見ても道内で見ても、実際に国保を下げるというふうな形でこの4月からもう既に踏み出している市町村もあるわけです。近くでは函館市が引き下げを決定しているというふうに聞いています。森と同じようにというか、森以上に厳しい国保財政の中でも今回の支援金制度を利用するのと市からの独自財源の補填という形で引き下げに取り組むという形を聞いています。ですから、そこは首長としての何としても町民の暮らしを守るというか、保険税を引き下げるという思いが、実際にこれだけの状況で国が支援金を出すという状況がある中、そこに踏み込めるかどうかというのはそこにかかっているのではないかなというふうにして思うのです。ですから、ぜひとも、どこの町村も安泰な国保財政というところはないと思います。今お話しされたように医療費がどんどん加算している、または高齢化しているという状況の中ではどこも同じような状況か下とは思うのですが、今回の増額になる部分に当たっては、今までの財政支出とはちょっと切り離して、赤字埋めに使うのではなくて国保の引き下げにという形でぜひかじを切れないものなのかなというあたりで、梶谷町長の姿勢というか、ぜひ聞かせていただければと思うのですが、よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。いろいろと他の自治体でもこの支援金につきましてはいろんな形を考えているものだと、そのように思っております。ただ、低所得者の支援として町としてこれについて使われてはどうかということでもございますが、低所得者の方々についての負担の減額についてはこれまでもいろいろな形で限度額を設けながら取り組んでまいりました。そしてまた、国保に関しましてだけではなくて、町では高齢者の福祉に対して、それからもちろん子育て支援に対する子供たちの国保の一時負担金の町での負担と、そういった軽減策もいろんな面で活用させていただいております。取り組ませていただいております。そういった観点からも、どうしても国保財政が財源不足に陥る、赤字になるというのは当然のことかなと、そのように思いながらも、町に住んで暮らしていく方々のためにと思って取り組んでまいりました。そういった観点から今までも取り組んできているわけでございますから、今回の支援金につきましては、先ほどと重複する答えになるわけでございますけれども、国保全体の赤字の部分についての補填とさせていただきながら今回は取り組んでいく考えでございます。その他いろんな町民の負担軽減についての部分も、どうかお考えいただきながらご理解いただければなと、そのように思っております。以上です。

議員の再質問 6番 檀上美緒子

いいです。

出典:森町議会 平成27年第2回 6月会議 2015年6月9日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる