みんなの議会

森町議会 平成27年第2回 6月会議 2015年6月9日

防災対策並びに非常食の備蓄について

聞いた人
加藤進 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 加藤進

おはようございます。通告どおり質問させていただきます。質問事項については、防災対策並びに非常食の備蓄についてでございます。町長にお聞きをいたします。近年、世界各地で大きな地震や火山噴火災害が発生しております。私たちが住む日本とて例外ではなく、同じような災害が多発しているのが現状です。昨年9月に御嶽山の水蒸気噴火の際には、多数の登山客が巻き込まれ、死者、行方不明者63名の悲惨な事故が発生をいたしました。さらには、今年5月29日10時ころ、鹿児島県口之永良部島の新岳が火砕流を伴った爆発的な噴火を発生させ、今なお継続した噴火活動が続いております。幸いなことに、これは軽傷者が1名、ほかの島民全員は元気に避難をされたと聞いております。これは、島民が日ごろ定期的に全島挙げて行動的な避難訓練を実施しており、噴火の怖さを熟知しているもので、訓練の重要性が遺憾なく発揮をされました。ほかに、現在日本列島では5つの火山が噴火の危険な状態にあると言われております。北海道では20の火山のうち9火山が24時間の警戒監視が行われており、そのうち駒ケ岳を含む5火山が噴火警戒火山として噴火警戒レベルを導入しております。今のところレベル1、平常の状態でありますが、駒ケ岳は平成8年、10年、12年と3回も立て続けに小噴火が発生し、事なきを得ましたけれども、今後同等やより以上の大きな噴火が発生した場合には、登山者はもとより、付近住民の安全は確保されているのでしょうか。また、最も危険な地区の避難誘導は的確に行われるのか、さらには避難者は安全行動に対して理解を示しているのか。訓練をしていない現状では甚だ疑問であります。さらには、当町は、山ばかりではなく海をも抱えており、津波に対する警戒並びに行動を伴う避難対策はいかがなものかお聞きをしたいと思います。また、以前より先輩議員の一般質問の中で数回、災害発生時の緊急連絡用として町民に対し戸別受信機を設置してはどうかとの質問に対して、町長は明確な答えがいまだに示されておられません。いま一度お聞きしますので、明確にお答えをお願いいたします。単年度での全町に設置は不可能であるから、町民の理解を得て年次計画を立て、危険な地区から設置をするなどの考えはあるのか、さらにお聞きをしたいと思います。また、災害発生時の食料である非常食の備蓄状況をお知らせ願いたいと思います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

加藤議員の質問にお答えします。ご質問にあるとおり、昨年9月の御嶽山噴火では、行方不明者を含め63名の方が犠牲となり、ご冥福をお祈りするところです。また、最近では鹿児島県口之永良部島新岳で爆発的噴火が発生するなど、過去に同様の噴火経験のある駒ケ岳を擁する森町としても、頻発する災害は常に起こり得ることであり、注視しているところでございます。さて、ご質問の駒ケ岳火山防災対策につきましては、森町地域防災計画及び1市3町で構成する駒ケ岳火山防災会議協議会における相互間地域防災計画に基づき、噴火警戒レベルに応じた応急対策などについて定めております。今後は、防災訓練及び国から求められている具体的な避難計画の作成を視野に入れながら取り組んでまいりたいと考えております。また、津波に対する避難対策につきましても、北海道で作成、公表している津波浸水予測図及び避難計画策定指針をもとに、現在森町津波避難計画の見直しを進めております。町民の皆様に対しましても、避難目標地点、避難場所及び避難経路等を示しながら説明してまいりたいと考えております。次に、戸別受信機の設置についてですが、過去にも複数回同様のご質問をいただいており、私も重要な政策の一つとして認識をしております。現状では、防災行政無線のデジタル化が国の方針として決定されております。その移行期限は明確に示されておりませんが、移行に向けた準備、取り組みは進めていかなければならない。必要な時期が近づいているように感じます。以前からご質問、ご提言いただきました皆様に応えるためにも、まずはデジタル方式への円滑な移行を行うために必要となる電波伝搬調査について早期に着手できるよう検討してまいります。また、デジタル方式へ移行するとした場合に必要となる調査設計費及び工事費用について、その把握を担当部署に指示するとともに、事業展開するとした場合に備え、引き続き補助制度など有利な財政支援制度についても模索してまいりたいと考えます。戸別受信機につきましては、次の段階として年次計画による整備、あるいは危険区域からの設置につきましても検討してまいりたいと思います。最後に、非常食の備蓄状況についてでございますが、アルファ米炊き出しセット600食分、保存用ビスコ1,760袋、カロリーメイト1,800箱となっております。全て防災センター備蓄倉庫に保管しておりますことをご報告申し上げ、答弁とさせていただきます。以上です。

議員の再質問 3番 加藤進

ただいま町長からご回答いただきました。今の町長の回答は、町民にとってプラスになるのか、マイナスになるのか、私はちょっと物足りないなと思います。でも、年次計画にのせていただくということであれば、一歩前進したのかなと、評価をしなければならないというふうに思っております。ただ、非常食の備蓄状況も、これで町民が避難されたときに全部に行き渡るのかなと、私はちょっと足りないのかなとは思うのですけれども、その辺もう少し増やして、予算もあるでしょうから、すぐにとは言いませんけれども、ここは口之永良部島と違って陸続きでございますので、食料の調達は容易にできるものというふうに思っておりますけれども、もうちょっと備蓄のほうを多くしていただきたいなというふうに思っております。それで、関連で1つお聞きしたいのですけれども、先月の25日、渡島総合開発期成会の中で、御嶽山噴火を教訓に駒ケ岳避難施設の整備などを新たに国に要望していくと決めましたと、2016年の予算編成の中で駒ケ岳噴火対策としてシェルターなどの避難施設や山頂付近への防災無線整備を求めることを決めたのだというふうに新聞の記事では書いておりますけれども、防災無線整備というのは、これは登山者にとって朗報ではないかなと。今まで登山者が登山をした際に、例えば異常事態が発生した場合でも知り得ることはできなかったと、下にはパンザマストはありますけれども、果たして風の向きで頂上まで聞こえるのかなという疑念がありましたので、これはよいことだなと。ただ、シェルターがちょっと私ひっかかるので、今までの各火山の中でシェルターというのは、噴火の際降ってきた火山弾という岩石に対しての対応はするけれども、火砕流に対して対応ができているのか、これは私ちょっと、一概にシェルターというふうに書いていますから、これはどういうようなものかなと。私は、国のほうへ要望するのであれば、これは火砕流対策、十分対応できるようなシェルターをつくっていただきたいなというふうに思うわけであります。これは、御嶽山でも一部火砕流の被害を受けて亡くなった方が大勢おられますので、駒ケ岳も同様、小噴火といえども恐らく火砕流が発生するであろうと火山学者が言われておりました。その中で、シェルターをつくっていただけるのであれば、どうか火砕流に対応できるシェルターをつくっていただきたい、そのように国のほうへ要望をしていただきたいと思うのですが、町長のご意見を伺います。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えをいたします。まず、非常食についてでございますけれども、これは今現在非常食の備蓄は先ほど申し上げた分しか用意はされていないわけでございますが、これについて十分なのかどうか、それについては確認させていただければなと、そのように思います。また、恐らく長期間の保存に耐えるようにはなっておりますけれども、余り長期間置いておくわけにはいきませんので、その辺も含めて検討、調査させていただきたいと、そのように思います。また、渡島総合開発期成会で今年度に初めて、駒ケ岳噴火に対する身を守る要請行動ですか、そういったものが盛り込まれました。議員再質問にございましたように、防災無線、そういったものも頂上にいる方に届くようにという、そういった内容も盛り込まれておりますが、詳細については今少し文言の整理が必要でございます。これにつきまして、私のほうからも皆さんに、文言整理につきましては、ただの防災無線であれば電波の状況によって聞き取れない場合もございますので、民間の通信関係においてのきちんとした電波の受信状況、そういったものについても十分な機能になるように要望をお願いしたい、そういったことも私からお願いをさせていただきました。さらに、ただいま議員おっしゃいましたように、火砕流に対応したシェルターということで、これもやっぱり必要な事項かなと、そのように思います。今後文言の中に、今回の期成会に間に合うかどうか、ちょっと早めて確認したいと思いますけれども、充実をしていただくように取り組んでいきたいな、提言していきたいなと思っております。以上です。

議員の再々質問 3番 加藤進

これは回答は要りません。私の要望としてお聞き願いたいと思いますけれども、火山の……

議員の再々質問 3番 加藤進

済みません。申しわけないです。火山の避難訓練、また津波の避難訓練については、今まで全然やっていなかったと言っても過言ではないと思いますけれども、これから机上の訓練ばかりではなく、行動を伴った訓練をやっていくような、町民に対して行動を起こすような訓練をやっていただきたいなと思っております。それを希望して、私の質問を終わります。ありがとうございました。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

私からもご答弁させていただきます。議員おっしゃるように、今年は町といたしましても避難訓練を計画するということで現在進んでおります。先般そういうことで、6合目で消防、警察、そして森町の対策担当課ということで、いろいろと確認作業さをしてまいりました。そういった時点で避難訓練をすれば不足な部分、それから不備な部分がだんだんわかってまいります。町内会におきましても、それぞれ避難訓練をやったりしている、取り組んでいる町内会もございます。町といたしましても、そういった避難訓練をすることによって初めて町民の方々が気づいていただけることもありますので、恐らく最後には最大ボリューム、今の防災無線最大ボリュームで流したことはありません。最大ボリュームのときにきちんと聞き取れるのか、それから避難行動がとれるのかといった部分につきましても避難訓練に向けてちょっと取り組んでいきたいなと思っております。以上です。

出典:森町議会 平成27年第2回 6月会議 2015年6月9日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる