みんなの議会

森町議会 平成27年第2回 6月会議 2015年6月9日

ふるさと納税の基本的な考え方について

聞いた人
山田誠 議員
答えた人
町長 梶谷惠造

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 山田誠

おはようございます。通告に従いまして、1点だけ質問させていただきます。ふるさと納税の基本的な考え方についてということでございます。ふるさと納税は、地方の活性化などを目的に平成20年に地方税法改正で始まった制度であり、今や全国の自治体の主要的自主財源になりつつある歳入の一つでございます。ふるさと納税については、梶谷町政となってから3人の同僚議員が質問をしておりますが、それらに対する答弁は、工夫を凝らした取り組みを展開する、アイデアや意見を聴取したい、なるべく早く準備し、取り組みたい、庁内の人間だけでは手不足である、納税の体制づくりが重要課題である、成功した近隣の自治体を参考として制度運用の拡大に取り組んでいきたい、なるべく早い時期、4月に入ったらすぐ担当課を動かすなどなど答えておりますが、今まで一向に目に見えた活動が確認されておりません。もう既に新年度に入りまして2カ月が経過しております。特に森町は脆弱な財政運営を余儀なくされておりまして、平成27年度当初予算においても基金を約3億円取り崩しておるのが現状であります。各町村もこのふるさと納税、自主財源は喉から手が出るほど魅力あるものでございます。道内の各自治体は相当なる力を入れておりまして、成果を上げている町村も数多く、新聞、テレビ等をにぎわせていることはご承知のとおりであります。森町は出おくれの感は否めませんが、幸いに今年度から5つの自治体までの寄附であれば確定申告が不要であると、また2,000円を除いた全額が減免される納税枠、これ限度はありますけれども、2倍に拡大されたということでございます。森町のホームページには、ふるさと応援基金に積み立て、4つの事業に使いますが、特典の用意はありませんというふうに記載されてございます。このような状況を踏まえて、町長はふるさと納税についてどのような考え方、または認識をお持ちか、所見をお伺いいたします。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

山田議員の質問にお答えします。これまでにもふるさと納税に関するご質問につきましては、平成26年6月議会、平成27年3月議会においてご質問をいただき、他の自治体と比較し、取り組みがおくれているとのご指摘をされたところです。議員ご質問のとおり、ふるさと納税制度は自治体の特産品の宣伝や自主財源確保に向けた取り組みの一つとして大きな役割を担ってきております。今年度に入りまして、早々担当課で返礼品運用開始に向けて取り組んでいるところでございます。森町の特産品の宣伝効果や財源確保に向けた体制づくりを構築するため、成功している近隣自治体を訪問し、取り組み方法などについてのご指導をいただいてきております。また、民間の業務支援サービスの提案をいただき、業務内容や寄附金の流れ、返礼品の調達や周知方法などを比較し、民間の情報力を活用した方法を取り入れ、専用ホームページの作成、運用も視野に入れながら、返礼品に対応した運用開始に向け準備を進めております。運用方法などにつきましては、準備ができ次第議員の皆様にご報告させていただきたいと考えております。今後のスケジュールといたしましては、9月議会に返礼品や通信費用等関係予算の上程を行い、正式な運用開始につきましては予算議決後の10月1日を予定しております。以上です。

議員の再質問 5番 山田誠

今町長のほうから、準備して10月1日を目途にしてやっているというようなお話でございますけれども、ふるさと納税は、理由はともかく、いかにして多くの寄附者を集めるかというのが先決、勝負だと思います。それで、寄附者の心をいかにつかむかというようなアイデア、PR等々が重要であろうというふうに思っております。町長は、前回も担当課だけでは不足だというようなことを認識されているようですけれども、当然庁内に検討委員会とかプロジェクトとかを設けて、森町の最重要課題として取り組む姿勢が必要だと思っています。近隣町村ってどこに行ったかよくわかりませんけれども、例えば八雲町であればもう既に返礼品、贈答品でございますけれども、生産が間に合わないだけ予約が殺到しているというのです。ほとんどの町村は2分の1ぐらい返しているようですけれども、上士幌町は別としまして。相当な自主財源の確保、これ一番手っ取り早いのです。税収は上がらない、何は上がらない。変な話だけれども、国保の徴収率なんて後ろから2番目ですから、町長もご存じのように。そういう状態の脆弱な財政を何に頼るといったら、やっぱりこれが一番なのだと私は思うのです。だから、ある程度目標を掲げて全力で、町はもちろんですが、町民、各種団体等々に携わってもらうということが一番いいと思うのです。町長ご存じのように、全国津々浦々に森町の方々が点在している。事業を行っているわけですけれども、例えばふる里会、茅部会とか、札幌は砂原会とか森会とか、いろんな会もあるわけです。それから、各事業所、商工業者、また取引先、大手の加工屋さんだとか、いっぱいいるわけです。そういうものを利用して、森町に寄附してくれないかと、ふるさと納税してくれないかと、こういうものがあるよと。町長、特産品の宣伝と言っていましたけれども、特産品というのは誰が決めるかといったら、もらった方々が決めるのです。森町が決めるのでないのです。これが特産品ですよと言ったって、誰にも売れなかったら、特産品の意味がないのです。だから、そういうようなことを早目に旗を上げないと、ほかの町村がもうやっているわけですから、10月と言わず、早目にできませんか。みんなお客さんとられますよ。だから、机上で議論したって始まらないのです。町長は以前から少子化対策とか定住対策とか、活性化対策とかやっているのだけれども、先立つものは財源なのです。金がなければ何もできないのです。だから、いかに金を集めるかということは、これはやっぱり知恵です。町長、時間は待ってくれませんので、森町の最重要課題として実践する考えがあるか、ないか、きちっと答えていただきたい。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

再質問にお答えいたします。非常に山田議員、町の財政面も深く配慮いただいたご提言だと思います。また、過去にふるさと納税についてご質問いただきました議員さん方につきましても、同じような熱い思いでご質問していただいたと、そのように認識をしております。早目にいろいろとこれについて取り組めということで、そのスケジュールのことなのですけれども、スケジュールの以前に返礼品に対する整理が必要だと、そのように私思います。森町の商品、アイテム、企業数からしてもほかのまちには負けないだけのとんでもない数量の商品がございます。一部の方だけの商品が返礼品として使われるようでは、これはやっぱり不公平であります。全体を掌握するためにも、それから全ての町内の方々に参加できるチャンスを与えて、これに参加していただく、そういったことを踏まえるのにも当然期間が必要になってまいります。それとまた、当然これに取り組むには予算が必要になってまいりますので、議会からその予算について了解をいただき、執行できる最短の期間が10月1日だと、そのように思っております。ただ、その間にもいろいろな、返礼品がないからといってふるさと納税ができないことではございません。過去にも本当に森町のことをお考えいただいて高額の納税をいただき、そういったものを子供たちの教育資金のほうに充当させていただいた例も昨年ございます。そういったことから、納税に対する宣伝はもちろん、常にそういった気持ちを持ちながら進めながら、最短の10月1日を目指して取り組んでいきたいと、そのように思います。以上です。

議員の再質問 5番 山田誠

町長、言葉返すようですけれども、返礼品の整理ということは、先ほど言ったように森町が決めるのでないのだと。ほかの近隣町村は、これとこれをやったら売れない、これとこれやったら売れたと。そういうことなのです。受け取る側が気持ちよくいいよと言わなかったら、物というのは売れないのですよ、町長。さっきから言っているように、森町でこれがいいよと決めたって、贈った方が要らないと言ったら、要らないのです。そこ誤解しないようにしてください。それから、ある町村では、地元産品は産業の振興上非常に効果を上げている町村がたくさんあるのです。今まで眠っている資源が活性化して、まちがすごく活性化していると、いっぱいあるのです。だから、町長、そういうことでなくて、返礼品がどうのこうので予算がどうのこうのでなくて、早目に、臨時議会開いてもいいから、今臨時議会でないけれども、通年だから議長に頼めばいつでもすぐ開けるのですから、10月と言わないで、さっき言ったように早目早目に手を打たないと。それで、みんなの知恵をかりなさい。例えば東京のしげぞう、ああいうところにでもビラ張って、来た方に森町に1万円寄附してくださいと、そしたら5,000円分来ますから、これこれ来ますからと、何かやったらいいでしょう、町長。そういうふうにしないと、町長がいつも言っているのだ、財政の健全化にとってこういう財源は必要不可欠だと言っているわけだから、これから地方創生、地方版の総合戦略も今つくらなければならない。お金がかかるのだ。ひもつきのお金ならだめなの、自主財源がなければ、町長幾らいいこと言ったってできないですから。また以前みたく、前の町長のこと言えば悪いですけれども、今ここにいる課長さん方の給料昇給ストップとか、そういうふうにしないと金が出てこないのですよ、これから。医療、福祉はばんばん、ばんばん上がっていくし、そしたら何かかにかで自主財源を見つける、もらう、使えると、そういうことをもう少し、財政当局は優秀な方おりますから、きちっと部下とよく相談してやったほうが、森町の町民のためには最大の贈り物だと私は思います。これぜひやってください。もう一回、もう少し進んだ答え。通年ですから、いつでも、今月の末にやれと言えばすぐやれますから、遠慮なく言ってください。

町の答え 町長 梶谷惠造(町長は2020年9月まで)

情熱あふれる質問にお答えいたします。先ほどの返礼品のことにつきまして、私の答弁の不足のせいか山田議員も勘違いなさっているような部分ございましたので、答弁の仕方を訂正いたします。受け取る方がその返礼品を選べるような、そういった形で今現在進めておりますので、それについては特産品になるかならないかは返礼品次第だと、努力だと、そのように思っております。そしてまた、納税された方が喜ぶような納税方法、それはもちろん考えて、今現在打ち合わせ、取り組んでいるところでございます。それと、期間でございますけれども、そういったもろもろいろんな整理をしていかなければならないもの、そして当然財源、それから打ち合わせ、いろんなものを考えますと、やっぱり最短は10月1日ということで先ほどから申し上げておりますが、準備がもし早められて整うようであれば、改めて早目の開会をお願いしたいと、そのように思います。中身につきましては恐らく、ほかのまちもかなり前から先行されている多くのまちございますけれども、商品的には絶対見劣りしない中身の濃い商品が森町には大変多くございますので、そういった点でも魅力あるふるさと納税になるように取り組んでまいりたいと、そのように思います。以上です。

出典:森町議会 平成27年第2回 6月会議 2015年6月9日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる