厚沢部町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日
トンネル掘削土受入実態と本町の対応姿勢について
- 聞いた人
- 佐々木宏 議員
- 答えた人
- 町長、政策推進課長、副町長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 佐々木
それでは、2点目の質問に入ります。トンネル掘削土受入実態と本町の対応姿勢についてです。北海道新幹線は、2016年開業の新函館北斗駅完成を受け、2031年春の札幌延伸を目指し、工事を進めています。全工事区間の約80%がトンネルで、掘削の際に生じる大量の土の行方の確保にあたって、工事区間の市町村で発生する掘削土を受け入れることを基本として工事が進められております。厚沢部町に関しては、厚沢部工区8,008mの渡島トンネルで、土壌汚染対策法の規定で「要対策土」「無対策土」に区分され、町内複数箇所に掘削土が受入されております。鉄道運輸機構より、トンネル工事の開始に先立ち、町内で2回の町民説明会及び捨て場周辺地域にて説明会が開催されたところであるが、時間の経過に伴う情報不足等により、町民より日々の搬入状況を散見する中で、「どこから」「どのように」「どうなっているのか」等々質問や、本町の基幹農業を生業とする方々より、安全な管理状況になっているのか、「万が一事」の責任はどうなるのかとの声が上がっています。こうした住民の不安払拭に早急なる説明姿勢と堆積場の安全確実な管理体制の構築を進めることが大切と考えるところです。以下、町長の所見を伺います。8点あります。1つには、町内受入地の数と堆積場ごとの受入数量と工区名は。2つ目には、町民説明会の開催についてであります。3つ目、要対策土受入とその管理のあり方の見解についてです。4つ目、土砂受入量変更協定書で事業実施が進んでいるが、その協議・説明と変更都度、町が立会人となる協定書を締結する考えが正しいんではないかと思うんですけど、いかがなものかということであります。5つ目、要対策土のモニタリング結果で環境基準超過の例と種別の検出最大値についてです。6つ目、上里B地区受入地・上里仮置場の出現経緯とその内容に関する説明会を実施しないのかということであります。7つ目、要対策土・増設となった受入地ごとの第三者委員会開催と、それに関わる町側との協議説明は、どういうふうな状況になっていますか。8つ目、受入完了後の長期にわたる管理体制の構築の進めについてであります。以上、宜しくご回答願います。
町の答え 町長
「トンネル掘削土受入実態と本町の対応姿勢」に関してのご質問であります。まずは対応姿勢についてお答えします。本事業については国家プロジェクトであり、その事業主体は鉄道運輸機構であります。トンネル掘削、建設発生土運搬、受入地の管理、モニタリングの全てを鉄道運輸機構が責任をもって行っております。また、その経過と結果について定期的に報告されており、必要又は要望があれば鉄道運輸機構が説明会を開催します。事業の安全性確保は鉄道運輸機構が基準に則り、適切に事業管理を行うことにより実現するものであります。また、町民が安心するためには正確な情報発信が不可欠であり、専門性を持った鉄道運輸機構が行うべきと考えます。ただし、町民の不安を取り除くための説明会開催等については、町も協力してまいります。質問の内容が専門的であることから、実態に関する答弁については鉄道運輸機構に照会し、回答をいただいた内容によりお答えさせていただきます。1つ目の、町内受入地の数と堆積場ごとの受入数量と工区名については、令和6年2月20日時点で、対策土は4カ所で受入数量は136,527㎥、無対策土は7カ所で受入数量は478,800㎥、堆積場ごとの受入数量と工区名等の詳細は資料をご参照ください。2つ目の、町民説明会の開催については、トンネル掘削土の処理についての全町民対象説明会については、平成29年11月29日に無対策土について、平成30年1月15日に要対策土についての説明会を開催しております。町からの要請もふまえ、近々全町民対象の説明会を開催する方向で調整をしていただいております。3つ目の、要対策土受け入れとその管理のあり方の見解については、対策土については、現地の地盤・環境特性と搬入する対策土の性質を加味した対策工の検討・設計を行って受入地とその対策工を決定し、重金属委員会(北海道新幹線、新函館北斗・札幌間自然由来重金属等掘削土対策検討委員会)での審議を経たうえで土地所有者と協定を締結し受入を行っています。4つ目の、土砂受入量変更協定書で事業実施が進んでいるが、その協議・説明と変更都度、町が立会人となる協定書を締結する考えについては、受入地の受入数量については、工事の進捗や重金属の濃度によって変更となる場合があるため、受入数量の変更が生じる場合は機構と土地所有者で協議を行い、平成30年1月19日に締結した協定書に基づいて、合意後にその内容を立会人である町に通知をいただいております。5つ目の、要対策土のモニタリング結果で環境基準超過の例と種別の検出最大値については、上里受入地のモニタリング結果では、ヒ素の濃度が環境基準値(0.01mg/L)を超過した例があります。対策土の受入開始前の調査にて、基準値を超過していたことから、原地盤に含まれる自然由来重金属による影響と考えられます。2017年4月14日、上里A、地下水B-4という場所で、ヒ素濃度0.014mg/L、これは受入開始前の数値であります。2020年7月7日上里A、河川水R-5、ヒ素濃度0.012mg/L、2024年1月11日、上里A、河川水R-2、ヒ素濃度0.016mg/L、河川水R-5、ヒ素濃度0.016mg/L、地下排水吐出口、ヒ素濃度0.012mg/L。ヒ素以外の重金属について、過去のモニタリングでの最大値は次の通りです。セレン0.007mg/L(環境基準値0.01mg/L)、鉛0.008mg/L(環境基準値0.01mg/L)、フッ素0.55mg/L(環境基準値0.8mg/L)と、いずれも基準値を下回っております。6つ目の、上里B受入地・上里仮置場の出現経緯とその内容に関する説明会については、上里B受入地については、トンネル掘削中の先進調査ボーリングの結果、無対策土と想定していた地質が対策土と判明したため、上里A受入地のみでは受入量が不足するとわかったため、土地所有者のご了解を得て事前調査を行い、対策工の検討・設計を行ったうえで上里A受入地の隣接地を拡張して設置しています。この内容については土地所有者及び町と事前に協議したうえで、同じ受入地内での拡張設置であること、受入対象工区が同じことから説明会を実施していません。また、上里仮置場についてですが、想定と異なる地質が出現した場合には重金属の試験・分析を実施し、受入地に受入可能かを確認し重金属委員会で報告したうえで受入地に受入することとなっており、試験・分析期間中に対策土を仮置きするために設置したものです。仮置きした対策土については、全て上里B受入地に受入済みとなっています。この内容については土地所有者及び町と事前に協議したうえで、上里A受入地内に設置していること、受入対象工区が同じことから説明会を実施していません。7つ目の、要対策土・増設となった受入地ごとの第三者委員会開催と、それに関わる町側との協議・説明については対策土受入地については、当初設置した上里A受入地、その後拡張して設置した上里B受入地、上里C受入地、今後設置する上里D受入地のいずれについても重金属委員会で報告・審議し、またその内容を町に説明をいただいております。8つ目の、受入完了後の長期にわたる管理体制の構築の進めは、対策土の受入中の管理は鉄道・運輸機構が責任をもって行い、受入完了後についても、周辺環境への影響の有無をモニタリング(地下水・河川水の水質調査)で確認していきます。受入完了後2年間モニタリングを実施し、その後の調査継続については土地所有者・町と協議することとしています。以上が鉄道運輸機構に確認した内容でございます。最後になりますが、佐々木議員もご承知のとおり、現在鉄道運輸機構では厚沢部町民に向けた説明会を開催することで調整しております。以上です。
議員の再質問 佐々木
まず、再質問にあたって、中館A地区が計画では37,000㎥受入というようなことですけども、数量0、完了となっていますけども、ということはここには今後も運ばないということになるのかなという部分をお願い致します。それと、このトンネル掘削に関しましては、町長からもご答弁ありましたように、平成30年1月に町民説明会があったわけです。その中では、対策土280,000㎥出ますよというようなことで、町民より、それは持ってくる必要ないというようなこともあったんですけれども、町で受け入れるのが基本ですよというようなことを受けて進んできました。その中で、機構側の答弁では、よその町の土は来ることがないという説明で、今日に至っていると思います。そういった中で、要対策土の受け入れについてであります。町長の、基本姿勢をあらためて確認したいというふうに思います。2つあります。1つには、上二股工区50,000㎥、これについては、令和6年分の厚沢部掘削土を先取りするかたちで受け入れしますよということで進んでおります。そういった部分で、来年度実施されるであろう厚沢部工区の発生同量数量は、町内に持ち込まないというかたちになるのかという部分が1点であります。2点目には、この要対策土でありますけども、受入地について、厚沢部工区以外から入っている既存の実績があります。こういったことを勘案すると、よその町からは持ってきませんよというようなことの答弁がございますけども、本当にそうなのと、よそから来ているんでないのと、要対策土は町外工区から受け入れ決してないのかということの、2つについてきちっと表現をお願いするものです。
町の答え 政策推進課長
上二股工区の50,000㎥を受入れるという話なんですが、こちらについては、もちろん1番最初にはその町のトンネル工区で発生した土はその町で処分するという、当初の方針がございました。ただ全体の進行状況を考えた時に、よその町の工区、具体的に言うと八雲町なんですが、八雲町から出た土を50,000㎥を上限として厚沢部町で受け入れると。その代わりに、厚沢部町の工区から、こちらも要対策土なんですけど、要対策土については50,000㎥を厚沢部町以外にもっていくということで、厚沢部町に来る要対策土の上限を同じにして、よその工区の先のものを受け入れて、後から発生した厚沢部町工区のものはよそもっていくという約束事に変わったよというのは、既にお伝えしているかと思うんですが、そういった中で、50,000㎥を上限としたというのは、44,800㎥を既に受入済みであって、そこでよその町の分を受け入れるというのは完了しているということで説明を受けております。ただ、私専門ではないので、記憶の範囲で答弁しているんですが、ここにつきましても、3月中に開催する説明会等できちんと町民の皆様にご理解していただく必要があるところではないかということは、佐々木議員と感想としては一緒かなと思っております。2点目の、厚沢部工区以外の受け入れの話なんですが、基本的に、今の上二股工区の例外を除いては、それ以上のものを厚沢部に持ってくるという話は聞いておりませんので、それはないかなと思います。中館Aの0の話は、中身を確認できておりませんので、こちらについても必要があれば鉄道運輸機構に確認いたします。ただ、既に完了となっておりますので、そこが本当に間違っていないのか、正しいのかというのは鉄道運輸機構に確認いたします。以上です。
議員の再質問 佐々木
町長、きちっと、今の答弁、課長でなくて、町長からの答弁もお願いします。50,000㎥の部分については、当初の約束きちっと守る、そして要対策土は町外から受け入れしないよということの、断言する証言お願いします。
町の答え 町長
まず50,000㎥のお話ですけども、これはこれで確定しているということであります。間違いないと思います。これから同じ量の、町内から出る対策土は町外にもっていっていただくと、これは間違いなくやっていただくということになると思います。それから、これ以上受け入れないのかということでありますが、基本はそうだと思いますし、そういう相談がきても、私としては受け入れる方向にないということで、回答したいと思いますが、まずないと思います。
議員の再質問 佐々木
ないと思いますじゃなくて、しませんとビシッと言わないとダメですよ。要するに、50,000㎥の約束事、これはきちっと町民説明会の中で丁寧な説明をしていただきたいというのが1つです。そして、町長が言われたような、要対策土の扱いについても、決してもうよそから来ませんよということを、是非とも町側としてですね、機構だけでなくして、町側としての意思を町民にお話していただきたいということであります。次に、大変難しいんですけども、モニタリングの結果ですよね。これについては、上里地区の関係者から説明資料頂きました。そういった中で、調査結果影響予測、また発生土受入地における影響予測で受け入れ可能な濃度が算出されております。しかし、数値を見ると、基準値と乖離した数値になっているんですよね。専門委員会が大丈夫だよという数値が示されているんですけど、こういった部分についても納得できる丁寧な説明というのが、2つの目の町民説明会が必要だということと併せて、2回の増設されている経過も併せてきちっと、町民の皆様に理解していただけないとならないんでないかなということの部分です。よろしくお願い致したいと思います。それと、大きい部分では、協定書に基づくということで、現協定書ということで、平成30年1月に130,000㎥ということで協定書締結して、厚沢部町が立会人となって協定書を作っておりますけども、その後、令和2年6月25日に175,000㎥と、そしてまた、令和5年1月31日に336,000㎥といったようにですね、当初の2.5倍といったわけで、協定書となっています。町民より、なし崩し的進めでないかという批判があります。これについて、町長は機構の説明姿勢をどの様に考えてられますか。その点について、ご答弁お願い致します。
町の答え 政策推進課長
基準値等のことについて、鉄道運輸機構が主催する、厚沢部町も協力しますけど、その説明会で説明するべきだという佐々木議員のご発言ですが、これについては、今回の一般質問の回答内容作成するにあたって、鉄道運輸機構に照会した中で、そこで出た質問については鉄道運輸機構としてもきちんと把握して町民説明会でも説明したということでおっしゃっておりますので、それが実現すると思いますし、議会で終わってからになると思うんですが、これから説明会をどういうかたちで行うかという打合せをする予定でございますので、また佐々木議員にもどういった説明が必要か等、アドバイスをいただいたうえで進めていきたいと考えております。その上で、佐々木議員にお伝えしなければならないことがございまして、まず説明会を開催するにあたって、私達が説明会を開催してくれということで要望したんですが、佐々木議員からの要望があったというのも早期に実現できることになった大きな要因でございますので、今後もそのようなご協力をいただけると大変助かると思っております。基準値の話になると、これも相当難しい話でございまして、実はこの基準値が何かと言われるとなかなか説明が難しいところはございますが、ざっくりで答弁するのも問題かもしれませんが、この値の水を1日3Lだったかと思います、それを何十年間のみ続けてという話ですので、相当専門性が高いもの、また基準値については相当厳しいものということで、設定されております。ただ、事実として答弁にもございますように、それを超過した部分がありますけども、これについてはその後の調査、モニタリングでは基準値を下回っておりますので、詳しい内容については不正確な情報発信はできませんので、説明会の中できちんと鉄道運輸機構に説明させるということの段取りで進めていきたいと思います。ただ、町の姿勢といたしましては、少し大きな話になりますが、北海道新幹線、これはやはり町としては進める立場というポジションであります。当然、北海道の観光やビジネス、経済面においては大きな効果を発揮するという事業でございますので、町の方も道南の期成会に参加して、建設自体は早期に進めていただきたいということのスタンスでございますので、鉄道運輸機構が行うことには、もちろんこの説明化も含めて十分に協力はしていきたいと。ただ、町の姿勢としては、その反面、何でもかんでも進めていいよということではございませんので、当然安全対策、こちらはきちんとやってくださいと。町民から私達にも問い合わせがきたりします。その際におきましても、鉄道運輸機構に速やかに連絡して、きちんと町民の方に説明してくださいということでお伝えします。鉄道運輸機構につきましては、ここの対応でもなるべく早期に対応してくださっておりますので、鉄道運輸機構におかれましても、町民をないがしろにして進めるということは全くないと思っております。以上です。
議員の再質問 佐々木
その部分についてはですね、令和元年10月の折に、八雲側の対策土を受け入れるということで、町民よりよその町の土が入るということはなんなんだと、いうようなことだったんですけど、当時の町長がですね、期成会メンバーである厚沢部町としてもですね、誘致に名を連ねているので、今おっしゃったように、観光振興という部分で理解していただきたいということで、町民も先取りでよそから対策土くることないんだなということで理解しているのが大きな前提であります。しかし、実際の受け入れを見ると、そういう事態にはなってないということなんで、今後の部分について疑問符が付く事態でないかなと、私は判断してるところです。それで、8番目ですけれども、受入れ後はどうなるんだという部分であります。最終的に、計画数値を見ますとですね、町内に100万㎥の受入土が入ると、堆積箇所についても10ヵ所以上になるという事態が想定されております。もう既に、完了の受入地もあるところであります。そういった中でですね、本町としてはですね、独自に3つの対策が必要でないかと、私は考えるものです。1つにはですね、無対策土と言えども、雨水等によって汚泥化して付近の側溝水路、そしてまた農地等への影響が予測されます。そういった中で、町独自で、協定内容見ると完了後に町も立ち会った中で協定有効期間満了ということになってるんですけども、その後、きちんと現地確認の実施をしていかなければならないだろうということと、併せて定期的な巡回体制もつくっていかなければならないんでないかなというのが1点目です。2つ目にはですね、不測の事態に関してはですね、機構が必要な処置をしますよということになってますけれども、不測の事態というと本当に大事ですよね。その前段、本町もですね、大雨・地震等の後のですね監視体制をきちっと構築していかなければならないという部分が2つ目です。そして3つ目、これが私の1番大きい部分なんですけども、備えあれば患いなしを唱えたいということであります。機構ではですね、水質検査のみで実施しております。以前の一般質問で、土壌検査も実施せよということだったんですけども、その部分についてはやらないというご回答がございました。課長から答弁あったように、水に関しては70年、毎日2L飲んでも健康には害ないですよということでございますけれども、重金属は土壌に付着する性質があります。そういった部分で、年々濃度が高くなっていきます。そういうことで、この当地区、意養川の水に関してはですね、水田100%利用している状況にあります。いうまでもなく、米づくりの基本は太陽と土と水、この3点セットで稲が良く育ちます。その土と水にですね、影響を及ぼす部分が間違いなく想定されます。そういった部分で、意養川合流点と堆積土法面終点にですね岩盤着岸の構造物、なんなんだということで砂防ダム的な重金属を遮断する構造物を作ってくれという部分。そして、その手前に吸着材敷設で、重金属はもう意養川には入り込まないといった安全対策の実施といったことで、国レベルの事業推進ということですけれども、農業の町を守っていくという観点からですね、そういった提言を町長先頭になってしていただきたいということです。以上、3点についてご答弁お願いします。
町の答え 政策推進課長
3点答弁する前に、全体の土の量の話なんですが、確かに厚沢部町外の土を受け入れたというのは事実なんですが、その受け入れた同量を町外持っていってもらうということで、厚沢部町の数量につきましては、あくまで厚沢部町工区で発生したもの、ただ工区での発生というものが増えれば当然増えていくということで、その辺の経過についても鉄道運輸機構にきちんと説明を求めるということで正確な情業発信をするというのは、確かにご質問のとおり必要かなと思います。3点なんですが、こちらにつきして、町で独自対策をした方がよろしいのではというご提言だと思います。ただ、こういった懸念につきましても町で独自対策をする前に鉄道運輸機構の方でこれを防ぐ対策ができないかということで、そこが重要かと思いますので、そこについては後ほど詳細把握させていただいて、こちらも説明会で説明するべきかどうか機構の判断もあると思いますが、こういった要望があるということで、こういう不安があるので解消できませんかということでお伝えすることは可能でございます。その上で、長期間の対応になりますのでどういったことをやっていくべきかということをきちんと把握しながら、ただ基本的には対策をどうするかということで防げれば防いだ方がいいので、そういったこができないかということはきちんと問い合わせていきたいと考えております。以上です。
議員の再質問 佐々木
それぞれの項目に対する答弁がなってないですけども。
町の答え 政策推進課長
すいません、1つ1つということで、ただ1つ1つというよりは全ての点において、やはり鉄道運輸機構にきちんとこれはできるのかできないのか、3つセット質問させていただいて、側溝等の話ですね。巡回というのは、たぶん鉄道運輸機構ではできないと思うんですが、町としての理想形は巡回しなくてもそういったことを起こらないようにしていただくというのが理想形ですので、そういったことができないかということで問い合わせていきたいと思います。2つ目の不測の対処と、不足をどのように定義するかというのもかなり難しいところではあるんですが、例えば不測の事態での流出というのは、想定可能範囲とそうではない範囲がありますので、どういったレベルの不測の事態まで対応しての施工になっているのかという確認は必要かと思います。それで不十分であればそれ以上のことはできないのかという確認も必要かなと思います。最後の質問が、1番科学的根拠が必要になる部分で難しいので、具体的にどういう対策しますという答弁は今正直できないということでご理解いただきたいんですが、これについても、こういう質問がってこういう不安をおっしゃっているということで、どういう回答が得られるかというのを、まず把握したいと考えております。以上です。
議員の再質問 佐々木
要対策土に関しては、協定の中で完了後、きちっと現地確認して2年間のモニタリングで数値も安定している、現地確認して問題ありませんよという協定になってますけども、無対策土についても同じような取扱いになっているんですか。
町の答え 政策推進課長
無対策土については、今協定書持っていないのでお答えしづらいんですが、基本的には環境基準値を超えていないというのが無対策土という考えになるかと思いますので、ただ、佐々木議員がご質問されたとおり、その土砂の流出によって環境基準以外の被害というのも、やはり想定してというご質問だと思いますので、土砂の流出によって水質が悪くならないかとか、そういった懸念というのはやはり、きちんと防御する対策が取られているのかという確認は必要かと思います。以上です。
議員の再質問 佐々木
機構に確認するのも大事ですけども、機構はそういった、町側と一緒に現地確認して、いいですねというともう離れていくんですよ。その後のことを私は言っているんですよ。というのは、掘削土、岩盤というか礫混じりなもんですからね、普通の堆積土であれば草とかが生えて流出しないような状態になるんですけども、それはなかなか年数がかかることなので、そういった厚沢部町独自で安全が確保できるまできちっと対応、定期的な巡回等、そういうことをしなければならないでしょということ、それについてどうなんですかということで聞いているところであります。2つ目の、不測の事態というのは、かなり崩れた時は機構が対応しますよということですけども、その前段、大雨降ったり地震も頻繁に起きますから、そういうふうな部分で町が監視する体制というものもつくっていかなければならないでしょということを申し上げているのであります。そして3つ目には、これはやっぱり、今、国レベルの国家プロジェクトといえども、想定外の出来事であったとか、100年に1回の大雨だとかいうような発言がしばしば聞きますけど、こういったことはですね、数年に、何年もしないで100年どころか1年に何回も起きてる事態にあるわけです。そういったことを考え合わせると、きちっと農業の生産基盤を守っていくというようなことで、いくら国レベルのプロジェクト事業といえども何百年も続いていく状況ですから、そういった部分は早期に想定外の事態にも対応できることでウォール施工のよって金属遮断、そしてまた手前に吸着材設置というようなことをですね、きちっと厚沢部町も提言していくというのが大事でないかと思うんですけど、町長いかがですか。
町の答え 政策推進課長
わかりづらい答弁になったかと思うんですが、まず何もしないということではなくて、順番として、佐々木議員の言葉借りると国家プロジェクト、つまり国として責任をもって進めていく事業でありますので、鉄道運輸機構にきちんと対策が出来ているのか、その対策はどういったところまで耐えられるのかというのをきちんと確認してからの話かなと思いますので、まずはそこの確認というのは確実にやらせていただきます。1番難しいのが、町で独自の対策と言われましても、私達、科学的な知見もなければ専門家が付いているわけでもないので、ここはきちんと科学的根拠に基づいて、鉄道運輸機構も専門家が付いてますの、その方たちにもチェックしていただいているか、そしてそれに基づいた対策になっているか、最後は確認という言葉になってしますんですが、そこの確認もきちんと持っていきたいと思います。以上です。
議員の再質問 佐々木
それはきちっと防ぐ対策を申し入れ、そして確認した後もですね、機構のやることだけでは不十分でないかなということが想定されますので、町民の生活基盤、そういった部分を守るということで、町もきちっとそういう体制を構築していただきたいということを提言して、私の一般質問を終わります。
町の答え 副町長
先ほどの、受入れする50,000㎥の関係ですけども、協定確認書の中には、発生土には規則で定める基準を超える自然由来の重金属等を含むものとするということで要対策土、そちらを合わせて50,000㎥ということの決まりになっているところであります。