厚沢部町議会 令和6年第1回定例会 2024年3月5日
町政執行方針について
- 聞いた人
- 佐々木宏 議員
- 答えた人
- 町長、農林課長、政策推進課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 佐々木
一般質問に先立ちまして、新年早々の能登半島大地震というようなことで、本当に被災の皆様にはお見舞い申し上げるものであります。また、当町よりも災害派遣ということで職員が行っておられます。本当に、能登半島においては、一日も早い復興を願うものであります。それでは、一般質問に入ります。町政執行方針についてであります。歳入の半分を占める地方交付税、ライフラインの更新、大型事業実施の起債償還、施設管理等の経常経費の増加により、町財政も大変厳しくなることが予測される中、地域別将来推計人口で、2050年の厚沢部町の人口は1,664人で、新たな人口減少のステージに入っていくとされ、厚沢部町、自治体としての機能維持が確保できるのかと心配となるものです。町長は、豊かな活力ある町づくりのために全力を尽くして職責を果たしていく、悪循環からの転換年とすべく、その渦中での町政の舵取りの重責はいかばかりかと推察するものですが、町財源も厳しい、人口減少が止まらない等々、課題解決には時間がありません。以下の4点について、町長の見解を伺うものであります。1つに、力強い農業、林業、商工業の発展方策は。2つ目として、人口減少歯止めと住んでみたい町「あっさぶ町」の実現策は。3つ目に、町民一人ひとりが幸せを実感できる町づくり施策の展開は。4、保育園留学寮・うずら温泉客室等の改修において地域内経済循環の取り組みが必要と考えるがどうか。以上よろしくお願いいたします。
町の答え 町長
「町政執行方針について」に関してのご質問であります。令和6年度については、町長へ就任し2年目となりますが、自ら公約の進捗状況を確認し、実現に向け可能な限り新規政策として導入することを検討し、新年度予算案に反映させております。1点目の「力強い農業・林業・商工業の発展方策」については、令和6年度町政執行方針でも触れておりますが、その振興のため既存事業継続のほか、新規事業導入などを計画しました。農業では、農家の負担軽減策、持続的な農業への支援の新規導入、担い手への支援を予算計上したほか、新たな基盤整備事業導入の検討も行います。林業では、従来から実施している間伐や造林に加え、森林環境譲与税を活用した民有林整備への支援等も実施します。商工業においては、観光促進による経済流入を図るためインターネット予約導入、うずら温泉改修に取り組みます。また、保育園留学の寮については令和5年度に2棟を建設、令和6年度に2棟を追加で建設する計画であり、商工業の消費喚起にも貢献できると考えています。また、当初予算には計上しておりませんが、観光振興により経済効果を得るための事業計画を内閣府に提出済みであり、採択された場合は補正予算として提案させていただく予定です。2点目の「人口減少歯止めと住んでみたい町、厚沢部町の実現策」と、3点目の「町民一人ひとりが幸せを実感できる町づくり施策の展開」については、個々の施策展開ではなく、町長としての公約を総合的に取り組むことと、公約にないことであっても、その時々に必要なことを迅速に判断し、議会や町民の皆様のご意見を伺って実行してまいります。そのために私の公約の進捗と重要施策の展開については、様々な場面で公表したいと考えております。4点目の「地域内経済循環の取り組み」についてですが、1点目の回答と重複しますが、佐々木議員ご質問のとおり、保育園留学の寮建設やうずら温泉改修は建設に伴う経済効果もありますが、関係人口や旅行客による経済効果を地域にもたらすことも目的としており、事業を行うことにより経済効果は得られると考えています。
議員の質問 佐々木
まず、1点目の力強い農業の発展方策ということであります。ここの部分については、町単事業でスマート農業機械等の助成支援を新規事業で行うということで、いい政策だなと評価するところでありますけれども、1つにはですね、やっぱり人口減少に伴って農家戸数も減少しているという部分もございます。当町においても、10年後どうなるんだという心配がある中です。そういった中で、スマート農業実施する、そしてその効果を発揮するということとなるとですね、農地の集積と農地の生産基盤整備が必要でないかと考えるものです。私ども、稲見地区はですね、先進的取組として農地中間管理機構関連事業によりましてですね、整備を推し進めております。厚沢部町のご理解のもと、事業実施にあったては、実質負担ゼロということで令和6年度完了する見込みであります。本当に感謝を申し上げるものであります。振り返ってですね、この事業採択に向けて、集落で十数回話し合いした中で合意形成に至って事業を始めた経緯にあります。そういった中でですね、問題となったのがですね、国有地未開地処分、それと相続未了地等の解決に関わる確定測量、この部分の測量が確定しないと機構側の方では農地を引き受けてもらえないという大きな前提がございます。そういった部分で、測量負担に関わる費用のですね、支援といった部分についても1つ考えていただきたいということが1つであります。それと、最後の4点目の地域内経済循環でございます。町単事業でですね、建設工事事業量が少ない中、金額ベースで言うと、大変2つの事業は大きいものがあります。令和5年についてもですね、保育園留学寮が実施されております。民設民営事業というようなことで、本町がどうのこうのと言う立場にないということは理解するところでございますけれども、完成後、本町が外構整備等進めると勘案するとですね、事業実施者との話し合いの中で理解を頂くといった取り組みも必要でないかということであります。その2点について、宜しくお願い致します。
町の答え 農林課長
佐々木議員ご指摘の、今後人口減少見据えた中での農地の集積、または基盤整備の実施にあたってであります。本町におきましては、担い手への集積率が85%を超えておりまして、面積、数字的な積み上げでは集積が図られているのかなと思っております。ただ、集約化、面的な集まりとしては、まだまだこれからというところでございます。その面的な集積を進めるうえでも、基盤整備事業、これは重要なことかと考えております。議員からもご指摘ありました、例えば稲見地区の機構関連事業による農地整備、これについては、先ほどの質問にもありましたが、国有地、または相続未了地、これについては事業申請前に用地の処理が終わっていないと事業に乗れないということでございました。これは、今も変わっておりません。この部分について、機構関連事業について、2つの集落から実施の御相談を頂いております。1つの集落の中では、やはりこの国有地、相続未了地について困っているというご相談がございます。まだ解決策が示されていないところですが、農林課として考えているところは、法定外によって国有地を町有地にすると。町有地にしたあと、地元に降ろせるものは降ろしていくと測量費もある程度軽減できるのかなというふうには考えていますが、その法定外譲与の手続きが可能かどうか、北海道または国の財務事務所との今後の協議となってまいります。今まだ、ご相談を受けて協議を開始したばかりでありまして、確かなことは言えませんが、こういった機構関連事業に申請するにあたっての前段で解消すべき用地の問題、これについては農林課としても地域とともに解決にあたってまいりたいというふうに取り組んでいるところであります。以上です。
町の答え 政策推進課長
保育園留学の寮に関しての質問についてですが、こちら佐々木議員ご質問通り、民設民営ということで進めていくこととなっております。ただ、じゃあ町がまったく口を出せないのかと言われると、当然、町は補助金を出しますので、その内容については確認できますし、こちらからこういうふうにやってくださいというようなかたちでの、一定程度の要望はできるかと思います。そういった中で、昨年は実現しなかったんですけども、厚沢部町内の建設事業者さんと連携してうまくやってくださいというような佐々木議員のご質問だと思います。私達も同様に感じておりまして、次年度の事業こそ、そこがうまくいくようにといいことで、実際、民設民営で運営する会社さんの方にも相談されてまして、町内事業者さんと打ち合わせする機会を既につくっておりまして、新年度になったらすぐに建設に動かなければならないので、年度内にその辺の話し合いを進めていくような進行で進めさせていただいております。ただ、民設民営のメリットというものもございますので、そこは変えることなく進めていくというかたちでございます。まだ新年度予算の説明していない状況ですので、補足的なことをお伝えしたいんですが、外構につきましても民設民営進めていただくということになっておりますので、その費用も新年度予算の補助金の中に含まれているということでご理解いただければと思います。よろしくお願いいたします。
議員の質問 佐々木
農地の基盤整備につきましてはですね、少なくなっている中で、面的集約というのは整備事業で本当に素晴らしい体制になります。そういったことで、集落をきちっと残していくということで進んでいかないと、やはり厚沢部町の町はもっともっと廃れるんだろうなと思いますね。是非とも、いろんな方策で進めていただきたいと思います。そしてまた、地域内循環等については、金額ベースでわからなかったら、補助金に補助金の上乗せというようなことは難しいような部分もあるんですけども、時によってはそういう考えももったなかで、きちっと町内業者で施工できるような体制で進めていくのが、それが本来のあるべき姿ではないかなと思うところであります。そういった方向で進んでいただきたいと申し添えるものであります。