みんなの議会

せたな町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日

家畜伝染病の防疫対策について

聞いた人
平澤等 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 10番 平澤等

3問目の質問に移ります。町長に答弁を求めます。家畜伝染病の防疫対策についてというタイトルでございます。本年、町内酪畜産農家において2件のサルモネラ症の発生がありました。この疾病は、家畜等の消化器官の細胞内寄生性細菌により、胃腸に炎症をもたらします。伝染性があるため防疫対策を余儀なくされ酪畜農家に大きな影響がありました。以下2点を伺います。1点目、発生原因と経過はどのようになっているのか。2点目、感染予防のための対応策はどのように考えているのかです。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それでは3問目の質問にお答えをいたします。1点目の発生原因につきましては、サルモネラ菌は自然界に広く分布する細菌であり、一般的には保菌牛の導入や野生動物、人、物などを介しての農場への侵入が要因とされておりますが、当町での発生原因については特定できない状況にあります。次に、当町で発生した2件の経過説明をさせていただきます。1件目のサルモネラ症が確認されたのは8月12日に5頭の陽性反応が検出され、せたな町家畜自衛防疫組合を中心とした対策会議を開催しました。会議では家畜保健衛生所及び農業共済組合の指導のもと、サルモネラ症の対策終了基準を設定し、対策終了基準に達するよう予防対策や拡散防止対策の検討を行い、これまで牛舎内の消毒作業は18日間、延べ190名で実施しております。一時は195頭まで感染拡大しましたが、早急な対応の結果、現在は全頭検査では1頭、環境検査では陽性反応0件であり、対策終了基準に達するまで関係機関と連携を図り対策を継続していきます。2件目は、9月12日に2頭の陽性反応が検出され、これまで消毒作業に2日間、延べ30名で実施しております。その効果により対策終了基準である2週間ごとの全頭、全環境検査での2回の連続陰性、その後1カ月間の経過観察をもって対策終了という基準を本日12月10日をもって達成する予定となっております。次に2点目の感染予防対策でありますが、伝染病が発生した場合においては、牛の移動制限や出荷制限、さらには淘汰などを実行しなければなく、家畜飼養農家における経済損失は計りしれないものがあります。そのため家畜保健衛生所からの伝染病発生情報の伝達や自防組合からの注意喚起を行うとともに、菌の侵入を防ぐため消石灰を配布したほか、両農協においても消石灰や消毒液を配布するなど自主防衛対策の徹底をお願いしたところであります。また令和2年7月に飼養衛生管理基準が改正されたことに伴い、家畜飼養者を対象とした説明会を開催し改正点などの理解を深め感染予防の徹底を促したところでございます。今後においても多様な伝染病から家畜飼養農家を守るべく、関係機関と連携を図り感染予防対策を講じていきたいと考えておりますことでご理解願います。

議員の質問 10番 平澤等

ただいま町長から経過と発生原因、内容について私の調べたことと同じような答えが全部出てきました。これらについてはやはりこのように実施していただきたいし、先ほど町長が申されましたように農家経済、発生した農家にとっては大きな経済損失となったと。また自防協を含めた町の職員に対しても大変ご労苦願ったということで、結果的に今日で全部、終息宣言という形で非常にうれしいことだと思います。そこで私のほうから一つだけ町の考え方についてですけども、畜産農家に対しての啓蒙活動、そういう注意喚起についての消毒に対して、また予防については徹底されてるんですが、やはりこの外部からの侵入を防ぐというのが1番、原因が特定されてない中では、やはり侵入を防ぐためには、今やってる消石灰の散布、それから牛舎内における消毒槽の設置、そしてまたジャガイモのシストセンチュウの例に例えれば、やはり不用意に農場に入るのは遠慮してくれというようなことも一般の方にもそういうふうな啓蒙運動し、立て札も立てた経緯がございますけども、畜産業界における畜舎内またその作業施設内においても一般の方の不用意な、また今リンクするかもしれませんけども、そういった外から来られる方については、そういったことを配慮して畜舎内もしくは施設内に入ることをなるたけ我慢していただきたいし、もし入るのであれば、そのような消毒を実施してほしいということを畜産農家のみならず、一般町民の方にも広くこのことについては、啓蒙しておく必要があるんじゃないかと思います。せっかく町の広報とかいろいろな連絡体系がありますので、こういったことについて畜産農家の抱えている大きな問題に対して一般町民の方にも協力依頼するというふうなことが大事じゃないかと思います。これについても町からの広報活動の一環として、こういった経過を説明すると同時に、再発防止に向けて町で真剣に取り組んでいただきたいし、そのようなことを実施していただきたいというふうなことを要望いたしまして終わります。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。畜産経営というのは、これまでもずっとこうした感染症との闘いと言っても過言ではございません。こうしたことを防ぐために家畜衛生管理ということの徹底、これはこれまでもやってきていることでございますが、レベルの向上というのは当然必要であるというふうに考えております。先ほど議員も言われましたように、外部からの侵入をどうやって防止するかということになりますと、やはり導入家畜の検査、あるいは入り口の消毒、牛舎の環境整備という基本的なことをしっかり実践をして、農場に伝染病を持ち込まない、うつらない、うつさない。それから何よりも大事なのは、この飼養家畜の免疫力の向上と、これはやはり家畜の健康をしっかり守るということに繋がるものと思います。そうした取り組みの一環としては、これハサップですとか、ギャップですとか、こういった生産工程の管理を徹底をして課題を見つけて、しっかりその対策を講じていくという日々の取り組みが1番大事だというふうに思っておりますので、こうしたことについて、これから家畜防疫組合あるいは両農協を通じてしっかり徹底をするよう図ってまいりたいというふうに思っていることでございます。ご理解いただきたいと思います。

出典:せたな町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月10日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる