みんなの議会

八雲町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月10日

未来に向けた水産業の振興について

聞いた人
関口正博 議員
答えた人
町長 岩村克詔、産業課長 田村春夫

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 関口正博

議長。

議員の質問 2番 関口正博

本日の一般質問、5人目ということで大変お疲れのところと思います。私にとりまして初めての質問でございます。余計に疲れさせてしまうかもしれないけれども、どうぞよろしくお願いいたします。それでは、早速質問に入ります。未来に向けた水産業の振興についてというテーマで質問をさせていただきます。熊石地域水産試験研究実験棟の建設が始まり、12 月には完成いたします。熊石地域の漁業の将来、そして地域の活性化という意味でも、地域の皆様、漁業者、たくさんの方々が期待をし、興味を持っているものと思います。2点ほど質問させていただきます。1点目、北大水産学部との共同研究を通じ、八雲町全体の水産業の未来にどのようなビジョンと展望を持っておられますか。2点目、この事業は大きな人材育成のチャンスであるとも考えられます。この研究に対する熊石地区における漁業者や若手後継者との研究に対する協議・連携の可能性はありますか。この2点について、お伺いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

関口議員の1点目のご質問にお答えいたします。この度の北大水産学部との共同研究につきましては、八雲町が太平洋と日本海に面し、海洋深層水を取水している魅力的な資源に恵まれていること。また、今後水産学部のみならず、他の学部との連携による研究も計画されており、当町が札幌の本校と函館の水産学部との中間に位置し、地理的条件が整っており、大学側が研究の適地と判断したものであります。北海道日本海側の水産業は、海水温の変動等により漁獲量が著しく低迷し、特に熊石地域は回遊魚のスケトウダラや、イカの不漁の影響を大きく受けております。また、ウニ、アワビ、ナマコなどの浅海資源も減少しており、今回の北大との共同研究にあたり、八雲町の地域特性を活かし、水産生物等の試験研究を行い、沿岸漁業の振興を目指すものでございます。初年度の試験研究は、海藻、ウニ、魚類の試験を行うこととしております。海藻は、ダルスと言う紅藻で、タンパク質、食物繊維、EPA など、栄養成分が豊富に含まれています。海洋深層水の低温性を活かした通年養殖の実証についての研究を行います。ウニは、磯焼けの実入りの悪いウニへ人工餌料を与え、採算性などを評価します。また、魚類は、陸上施設での飼育が可能かどうか、成長や生残性について検討することとしております。今後の展開ビジョンとしましては、日本海側の試験にとどまらず、噴火湾側の試験研究も行い、八雲町全体の水産業の課題解決と水産業の振興を図りたいと考えているところでございます。また、近年、噴火湾ではホタテ稚貝の成長不良が発生しており、今後の養殖事業への影響が大変危惧されております。これは、水温や海流の変化など、様々な原因があると推測されますが、そのような問題につきましても、北大水産学部と連携し解決へ向け取り組んでいきたいと考えております。いずれにしましても、地球環境が年々変化している状況の中で、八雲町の水産業が持続していけるよう北大との共同研究を活かして参りたいと考えております。次に、2点目のご質問にお答えいたします。北大水産学部との共同試験事業につきまして、ひやま漁協、八雲町漁協、落部漁協の3漁協と町で構成し、オブザーバーに北大水産学部、水産研究本部、水産技術指導所で構成する、八雲町水産試験研究協議会を立ち上げ、研究状況や成果を報告することとしております。また、この協議会は、水産関係の各種試験を町と学術機関が共同で実施することにより、水産における新たな振興策の発見等を目的としております。今回の共同試験研究では、陸上での養殖試験研究を行い、将来的には海面養殖への展開が必要と考えておりますので、漁業者との関わりは必要となってきます。実際、熊石地域でも、一昨年から実入りの悪いウニを船揚場や漁港の静穏域を利用し養殖試験事業に取り組んでおります。その養殖試験の餌は、最初は魚を与え、最後にコンブを与えております。養殖試験に取り組んだ若手の漁業者の中に、北大の試験研究に興味を持っている者もおりますので、今回の試験研究に協力をお願いし、そこで学んだことを海面養殖に活かしていただきたいと考えております。今後、北大水産学部との共同研究の進展に伴い、その成果に興味のある漁業者につきましては連携を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 2番 関口正博

議長。

議員の質問 2番 関口正博

この研究を始めるにあたっては、十分に北大側とも情報交換等なされているとは思いますけれども。1月からいよいよ研究が始まるという段階になって、協議というものはいくらか進んでいるものでしょうか、これから決まるものでしょうか。今、進展している状況というものを教えていただければと思います。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

今、建物がちょうど業者も乗り込んで建築に入ったという事で。これは元々熊石側の研究についてはダルスということ、それとウニ、魚についてもやるということは当初から決定しております。この進む中で、先ほども答弁いたしましたけれども、一番危惧されるのは噴火湾のホタテ。これは先程もお話をしましたけれども、海洋、海の状況の問題が一番の問題だろうということで、これは噴火湾全体の漁協からも、私は噴渡協といって噴火湾の会長をやっておりますので、私のところに要請があり、これから議会とも詰めますが、観測部位をバージョンアップしたいということで、その辺についても支援をお願いされたところであり、私はこの4町、鹿部、森、八雲、長万部の会長をしております。で、胆振側が伊達の菊谷市長が管轄をしておりますので、この間市長ともお話し合いをし、我々は協力していこうということになっております。そしてさらに先ほど言いました通り、この研究調査等々は北大にお願いをするということで、決定をしておりますので、これもこの2市6町で支援を出来るか出来ないかも含めて、これから協議に入るという事になっております。この噴火湾の問題は大変急ぐということで、これは北大の方も今の研究する課というんですか、そういう団体でない違う部署でそっちの噴火湾の研究をするということで、決定をしながらですね、その内容についてはこれから漁協さんや漁業者の方々とどんなことが必要なのかと、費用もどれくらいかかるのかということも詰めてですね、今の研究施設が立ち上がるまでには方向性を決めながらですね、議会の皆さんにも説明をしてまいりたいと、そういう思いであります。そしてさらに、横田議員からの質問にもありましたけれども、私はこの水産についても人材育成というのは大変大切なことであろうと思っております。これは水産というのは農業よりは難しい部門でありまして、この農業権と言うのはなかなかないんですけども、漁業権と言うのは個人であるもので、なかなか沿岸漁業だとか漁業に携わるというのは大変難しい問題が多く含んでおりますので。この持続できる考え方からすると、今の陸上養殖、海藻ですね、ダルスがなるべく早めに事業ベースに乗るよう、商業ベースに乗るよう北大の方とも詰めてまいりますので、早ければ1年、2年後には商業ベースに乗せていきたいと。その商業ベースに乗せた施設を熊石側に建てて、その施設の利益で今の研修所の研究費や漁業振興に使うようなお金を生んでいく。そこに漁業を目指すような人が研修ができるような、そんなことも今漁業の方は夢見ながらですね、今の研究所の一歩であります。これは先程から言っているとおり、私は持続できることが一番大事であろうと、利益をちゃんと生んで次に向かっていくということを今考えながら漁業も同じことを思って若者の育成についても大きく考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

議員の質問 2番 関口正博

議長。

議員の質問 2番 関口正博

当然、研究ということで北大さんが主導で進んでいくということは理解できますし、これからその協議も始まるということでそれも理解するといたしましょう。先日、町のホームページにおきまして、この施設の常駐員としてだと思いますけれども、地域おこし協力隊1名募集されておりました。また、北大の研究者、学生の受け入れに対しても助成を検討するということでございます。その他にも水産系の研究施設ということで、どうしても施設維持管理に係るコストというものは相当に高いものになるのであるだろうなというふうに予測いたしますけれども。この研究施設の維持のために年間どの程度の経費がかかるか、その試算というのもまだ出来上がっておりませんでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

この先ほどから言っている私の考え方はですね、確かに町で公設をするということは、農業の研修施設もそうであると。この漁業の研究所やこれから作る商業ベースに乗った工場についても公設で作るということを考えております。また、この研究費についてもいろいろと検討をしておりますけれども、農業はもう今仕組みを作りましたので、10 月1日から実行にしようと思っておりますが、この特定ふるさと納税を見込んでおります。これは農業でいくと会社と組んでやっていくと。この熊石の研究所につきましても、施設運営や研究費についても特別ふるさと納税等々も考えて、記念品も総務省にのっとって離脱しないように、その枠を超えないように適正にふるさと納税を集めながら、その施設に使っていくという仕組みも今考えているところでありです。研究費についても、どれくらいかかるかというのはしっかり試算しておりませんけれども、これも予算的なことでありますので、来年の3月の予算議会や、その前にも常任委員会にも説明いたしますけれども、しっかりと説明をさせていただきながら取り組んでまいりたいと、そういう思いでありますので、ご理解をお願いいたします。

議員の質問 2番 関口正博

議長。

議員の質問 2番 関口正博

現状ではやはり何も決まっていないということなのかなというふうに思いますけれども。これからこの研究を始めるにあたって最終目標というものは、北大側と八雲町側というものではちょっと違うのかなというふうにも考えますけれども。もしこの研究の対価として仮に特許であるだとか知的財産権であるだとか、これ共同研究においては結構重要なテーマなようなんですけれども、そのような話し合いというものをまだされていないということでよろしいでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

この特許だとか財産権については、これは私と北大の方や内部的に検討はしてませんけれども、私にすればですね、あまり囲わないで本当に八雲町だけが漁業が良くなるんじゃなくて、全体に良くなることを考えるとそんなことを考えないでやってみたいなと思っております。答弁の中で北大の研究費だとか試算していないのかということでありましたが、ちゃんと試算しておりましたので、私ではなくて担当課の方から説明をさせますので、よろしくお願いいたします。

町の答え 産業課長 田村春夫(産業課長は2019年3月まで)

議長、産業課長。

町の答え 産業課長 田村春夫(産業課長は2019年3月まで)

ただ今の共同研究試験に係る運営費部分についてなのですけれども、まだ不確定要素があるものですから、はっきりとした金額というものは示せませんけれども。今想定しているものは、先ほど議員さんからあったように地域協力隊員1名、それと臨時職員1名を募集する予定です。その臨時職員1名分、それと運営に係る光熱水費、ですから水道とか電気料、主に海水を汲み上げたりしますので、その電気料がかかってくるかと。あと試験に係る運営費として餌代だとか、そういうものを想定しております。また、今後大学の方と協議していく中で、大学の方で持ち出せる部分がどの程度あるのか、それについてはまだ今後検討を進めながら話し合っていきたいというふうに思っております。具体的な部分についてはまだちょっと大学の方もはっきりしておりませんので、それについては先ほど町長が説明したようにですね、3月予算上程までにはしっかりと協議して、3月定例会までに報告をしたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。あと、学生の受け入れにつきましては、当初、雲石研修センターの改修をしてという話もあったんですが。学生がどの程度利用するかという部分は難しい部分があるということで、学生がもし熊石に来て泊まって、例えば2日、3日ないし研究をするというふうになった場合については、宿泊の助成をしていきたいというふうに考えております。ですが、まだその詳細についても大学の方とはまだしっかりとは詰めておりませんが、基本的な素泊まり料金程度のものを町の方で助成するということで現在考えております。以上です。

議員の質問 2番 関口正博

議長。

議員の質問 2番 関口正博

この共同研究の定義だとかというのは、今回僕も初めていろいろと調べてみたところでございますけれども。僕は逆に失敗例から学んでみようじゃないかということで、いろいろと失敗例というのを調べてみたんですね。なかなかないんですよ、これが。当然、大学の共同研究ということになると、そういう失敗例は出てこない。しかしながら、いろいろな大学が研究をしていく中でレポートというんですか、そういうものは見させていただきましたけれども。まず第一に、この研究事業というものを成功に導くためには、やはり町側と大学側がきちんとした協議をしているかという部分が一番大きいというふうに書いてありました。もちろんですね、何もしていないということは申し上げません。いろいろな情報交換等をされていると思いますし、私もこの熊石の漁業の将来というものは町長と同じく大事なものだと思っておりますので。これをしっかりと成功させていただきたいという思いから、このように質問しているところであります。今後も見守ってまいりますので、どんどん私どもにも情報をいただきたいですし、私自身も一生懸命勉強をしてまいりますので、どうか活発な協議をよろしくお願いします。この研究の成果をどのように生かすかというものは、熊石地区の漁業者、熊石地域の方々、町それぞれの自助努力、熱意が、やる気が必要になってくると思われます。そのためにも、研究自体、北大への全てお任せということではなくて、地域の漁業者が積極的にこの研究に関与することというのは本当に大切なことであるというふうに思いますし、研究を進めていく中でそのような関係というものをどうか構築していただければと、そのように思います。また、人材育成という点では、先ほど町長もおっしゃっておられました八雲町側の漁業者、若手後継者にとっても興味を持たれる方がおられるのではないかなというふうに思っております。研究者との懇親会であるだとか、研究の報告会であるだとか、あるいは研究に参加できるだとか、そのようなことを考えておられるでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

私は今の北大の研究施設、八雲町の水産の研究施設というのは大変期待をしております。私の聞くところでいくと、なかなか町でこういう研究施設等を持つとかなかなかないと聞いております。これはいかに八雲町の漁業にしっかりと未来を見据えることと考えております。さっき研究の成果と、これはなかなか出ないと思っております。研究というのはやはりやり続ける事だろうなというふうに思っております。ただ、先ほどから言いますけれども、やり続けるにしても時間と費用がかかりますので、その費用を生む仕組みを作っていくことが大切だろうなと。未来永劫町でお金を出していくということではなくて、やはり費用をきちっとそこで捻出をして研究を続ける。今本当に、日本海側全滅と言っていいほど魚が来ない、魚が育たない、海が死んでいるとそんな状況でありますので、これは八雲町としては率先してやって参りたい。そして、若手漁業者の件でありますけれども、これは厳しいことを言いますけれども、若手漁業者も商業をやっている方も同じでありますけれども、やはり自分の商売は自分で切り開くんだと、やっぱりこのくらいの気概をもってですね、漁業者もやってほしいと思ってますし。我々町は若者にこうやってくれ、ああやってくれということじゃなくてですね、若者からやはり漁業者の中から町長これはどうなるんだこうなるんだ、今も数々来ております。その辺の意見も聞きながら、やはりこっちからどうだということではなくて、やはり若手漁業者からこれからの海を考えて、こうなんだから町長どうなんだということをですね、どんどん意見を。やはり自分の商売は自分で守っていく、自分で進めていくという事も私は大切だろうと思っております。今ですね、関口議員おっしゃるとおりですね、落部、東野、さらに八雲の漁業者も若手も危機感を持ちながら私も多く聞いております。また熊石側もですね、徐々に若手も刺激されながら頑張ろうという意識になってきておりますので、その辺の気持ちは大切にしながらですね、いつでもバックアップする姿勢と聞き入れる姿勢を持っております。ただ、我々が考えていることと漁業者の若手が考えていることをこれからも議論しながら応援出来ることは応援したいと。そういう思いでありますので。どうか、議員の皆様も関口議員もそういう意見があればどんどん八雲町にも我々にも教えていただいて、私はこの産業の活性化がなければ八雲町は持続できないと、そういう思いでありますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 2番 関口正博

議長。

議員の質問 2番 関口正博

今日の町長は非常に頼もしい答弁でございます。今まで熊石の漁業又は産業振興については、先輩議員の方々が度々質問をしてまいりました。町長はその都度、熊石の漁業の可能性ということを答弁しているのを拝見しております。皆様の思いが、今回の研究施設の建設に繋がったのだと思います。熊石地域の漁業の将来の在り方というのは、八雲町の未来に大きく影響するものであると私自身も思いますし、先ほど申しましたけれども、北大としっかりと連携をとりながらこの事業を進めていただきたいと思います。それで、八雲町全体の水産業の未来ということに関連してお伺いいたします。今まさに八雲町前浜において、先ほどらい町長もおっしゃっていましたけれども、ホタテ養殖事業において稚貝の斃死が広がっていると。これがかつてない規模で広がっている、そして噴火湾全体に広がっているということを漁業者からお伺いいたしました。この状況につきまして、町ではどの程度把握しておられるでしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

この件につきましては、私も漁業者並びに組合長さん達との話し合い、さらには漁連等とも話し合いをしているところであります。思った以上にここ1年くらい前よりはですね、大変厳しい状況になっているのかなということを、海の状況、プランクトンの数等々もですね、しっかりとこの噴火湾、八雲町の前浜だけではなく噴火湾全体の調査をしながら一体となって対策を練るべきだということで。先ほどお話をしましたけれども、2市6町、これがしっかりと協力しながらこの噴火湾の海を守っていくんだと、これからも継続してホタテや魚が育つ海にしていくんだということを、先日も認識をお互いにしたところでありますので。これは、私もここで議員さんの前で言ったらおかしいですけれども、私は市長、町長には八雲町1町でもやるぞということを宣言をいたしました。1町でもやるぞということで、お金も全部八雲で出すというお話をいたしましたけれども、議会もありますので、私は1町ずつ頭を下げながら、そういうこともあるけれども皆さんで協力した方がいいんじゃないかということで、町長さんに回りながら、担当者ともお話し合いをしながら、この噴火湾については私も真剣になって、ただ1町ではなくてですね、噴火湾全体の町と漁協と一体になってですね、必ずやいい方向に向けるように誠意努力するということを思っているところでありますので。これからも、特に関口議員は落部という一番ホタテの盛んな海に近い場所にいますので、情報がありましたらこちらの方にも知らせていただければ対応してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 2番 関口正博

議長。

議員の質問 2番 関口正博

ありがとうございます。町長、今現在進行しているこの斃死の状況というものが、今までにない規模だということはご承知しておりますか。台風の影響等もあって、その後の災害等もあったものですから、漁業者自体も全体の被害の把握というものをまだ出来ていない状況というのを聞いております。これが本当に稚貝の斃死というものが、聞くところによると、当然、差はあるようでございますけれども、8割方、9割方を失ってしまったという漁業者もいるようでございますし。これがさらに広がりを見せるという事であるならば、この影響というものは数年先にのぼる可能性もございます。これは八雲町にとっても大きな大きなことであろうかと思いますし。現状の状況というものを当然、各単協もいろいろな対策に追われている中で錯綜している部分もあるでしょうから、しっかりと町がサポートしていただいて。また、噴火湾全体に上るということで、先ほど町長がおっしゃられたように噴火湾沿岸町村、しっかり連携をとっていただいて、この噴火湾のホタテは町長もご存知のとおり海外輸出ということにおいても重要品目の一つでございますし、そのような情報というものは道なり国なりも十分ほしいものであろうかと思いますし、しっかりと連携をとりながら情報を集めていただきたいなと、そのように思っております。漁業者、大変今、不安に思っている方々が多いものでございますから、何とかですね、そういう方々に寄り添ったような、そんな対応というものをお願いしたいと思いますけれども。この定例会、今週いっぱい続きます。この会期中に今の現状というものを調べていただいて報告していただくということは可能でしょうか。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

確かに、漁業者の方々の不安は聞いております。今回の台風被害でも鹿部はほとんど壊滅状態になっていると私も聞いております。ただ、先ほどから言いますけれども、町が何とかするのではなくて、やはり漁業者が自らということをですね、これは共にやっていくということで。我々町がこうするああするということではなくて、やはり漁業者と一緒になってやっていくということが私は大切だろうと思っております。今、いくら小手先だけでいろんなことは考えられますが、今でも強靭化等々で町もしっかりとサポートしてきた。今も、漁協からもこういうことは出来ないかということで要請も来ております。これもこれから議会の皆様に諮りながら、支援をしてまいりたいと思っておりますし、やはりここにきて私は落ち着いて長期に見て、しっかりと本当に斃死の原因はどうなのかと、どういうことなのかということを先ほどから何回も言いますけれども、なかなか把握をしていなかった。私の記憶ではこのホタテの養殖というのは、40 年くらいは続いているんじゃないかという。私が本当に子どもの頃には養殖が始まった頃で本当に海で泳いで潮が引くとホタテを採りに行ったという、言っちゃ怒られるのかもしれませんけれども、採りに行ったというのは養殖が始まった頃ということで聞いておりますので。40 年くらい、わりかしホタテの研究が進んでいなかったんだろうなという思いがありますので、この辺はしっかりと我々も研究を進める。これは先程から言うように町だけがやるのではなくて、漁協や漁業者の人と一緒にやっていくということを大切であろうと思っていますので。今、その議会中に我々も、今日担当課も来ておりますけれども、口酸っぱくなるようにですね、漁業者のところへ行って聞いてこい、調査をせ、写真を撮ってこいということで、いかにどうなっているということは調査をしております。ただし、議会中にそれを我々で報告するまでの資料が出来るのか、それとも報告する必要があるのかも含めてですね、議会中でありますけれども、検討はさせていただきますけれども、ここで必ず議会中に報告をするということにはならないと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

議員の質問 2番 関口正博

議長。

議員の質問 2番 関口正博

別に漁業者は被害を受けたから何か補助を出してほしいだとか、現状そう言っているわけではないんですね。当然、先ほども申し上げましたけれども、この被害が拡大する可能性があるとするならば、本当に長年に渡り影響がありますのでね。先ほど町長耳吊り事業が始まって 40 年ということをおっしゃっていましたけれども。1977 年、落部地区でも、この噴火湾地区ですか、ホタテの大漁斃死があって多くの方々が出稼ぎに行った。そしてその2年前、陸奥湾で同じようなことがあって多くの方々が出稼ぎに行ったということで。いろいろな経済的な損失というものは八雲町としても大きいのは当然のことなわけでですね。そのようなその後の対策という意味でもしっかりとした情報を掴んでおくというものは大事ではないかなということで、そのような質問をさせていただいた次第でございます。僕自身もまだまだ漁業者とそのような話をしたわけではございませんし、ある漁業者からはお金はいらないと、何とか稚貝を探してきてくれと、そのようなことも言われたところもございます。本当に不安に思っているところであろうかと思いますし、今後の対策をとるということでも、先ほどおっしゃったように忙しい中ではあるでしょうから、この会期中に報告ということは出来なければそれはしょうがないことであろうかと思いますけれども。きちんとした情報の把握というものを町としてもその都度、その都度、よろしくお願い申し上げまして、私の質問を終わらせていただきます。

出典:八雲町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月10日 議事録 PDF(33ページ) 間違いを知らせる