八雲町議会 平成30年第3回定例会 2018年9月10日
公共施設建設の計画には充分な時間と協議を
- 聞いた人
- 大久保建一 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔、教育長 田中了治
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 大久保建一
議長。
議員の質問 6番 大久保建一
それでは、議会中継一発目ということでよろしくお願いいたします。まず、質問に入る前にこの度の地震につきましてですね、大変、職員の方々がご努力をされておりまして、心より敬意を表しますとともにお疲れ様でしたということと、あと町長のフェイスブック、SNSがですね、このような電気が通じない、電話が通じない、このような時に町長のSNSの発信が非常に有効だったと感じております。これで安心した町民だとか、正確な情報を知り得た町民というのはかなりいたと思いますので、感謝を申し上げます。ありがとうございました。それでは、質問に入らせていただきます。公共施設建設の計画には充分な時間と協議を。八雲給食センターの改築計画が進んでいます。その計画では、災害時の対策や、炊き出しなどへの対応は考えられておらず、平時の給食提供のみに活用していくという。また、落部小学校の大規模改修が国の予算の関係から来年に持ち越されましたが、昭和56 年取得、もう 37 年経過した落部小学校に多額なお金をかけ、何年利用していくのか。落部小学校と小中一貫教育を進める落部中学校、こちらも昭和 50 年取得でありまして、これも耐震化や改修済みとはいえ 43 年に月日が経過している建物であります。この際、統合新築も考えることはできないものなのでしょうか。これらの計画は、官民で十分な協議をして知恵を出し合った計画には見えず、拙速な判断だったのではないかと思います。これから八雲町は役場庁舎や公民館など、大規模施設の改修事業を行っていくが、その進め方や構想について考えを伺います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
おはようございます。ただ今、大久保議員から被災についての話もありました。私からも一言お話をさせていただきたいと思います。この度、本当にこの被災に遭った、亡くなられた方々には心からご冥福をお祈りするとともに、被災地の早期復旧、復興を願ってやまないものであります。そしてまた八雲町としては、停電の被害がありましたけれども大きな被害もなくですね、特にこの度は各町内会長さんが、そういう家庭に訪問して情報も逐次入れていただきました。さらにですね、役場OBの方々からもここのおじいちゃんも大丈夫だと、おばあちゃんも大丈夫だと、一人の人はですね、わざわざ避難所まで運んでくれたり、役場に連れてきていただいたりということで、多くの町民の心温かい行動によって八雲町は大きな被害もなく過ぎたと思っております。しかしながら、まだまだ被災地の方々は大変な思いをしているということでありますので、町としても被災地に対しましては全力をあげて支援してまいりたいと、そんな思いでありますので、これからも議会の皆様にもご協力をお願い申し上げ、簡単でありますけれども、被災地に対しての挨拶とさせていただきます。それでは、大久保議員の一つ目のご質問にお答えいたします。昭和 58 年建設の八雲町学校給食センター、昭和 53 年建設の熊石学校給食センターとも老朽化が進んでいることや、特にアスベスト含有建材を使用していることなど、衛生管理の一層の徹底を図るため、早急に改善しなければならない状況にあることから、改築計画を進めていることにつきましては議員もご承知のことと存じます。給食センター改築計画につきましては、総合開発委員会や熊石地域審議会、学校給食センター運営委員会での意見もいただきながら、計画を進めていたところでございます。また、学校施設整備につきましては、これまで耐震改修を優先し、順次、改築・改修を進めてきましたが、平成 28 年度をもって学校施設の耐震化が完了したことから、老朽化の進んでいる学校施設を、順次整備していくこととしております。落部小学校につきましては、建築後 35 年以上を経過し、老朽化が進行していることから、屋上防水や外壁の改修、トイレ環境の改善などを実施しようとするものでございます。大規模改修の実施により、相当期間利用可能となり、また、落部地域の児童生徒は今後も一定程度の入学者が見込まれることもあり、小学校・中学校ともに維持するよう考えてございます。新庁舎等の建設につきましては、平成 30 年度の町政執行方針において、庁舎移転改築に向けた取り組みを進めることを表明しております。このことから、国立八雲病院跡地利用を念頭に置き、養護学校施設の活用も考慮しながら、新庁舎等の建設に向けて、具体的に検討を進めようと考えてございます。その検討についての進め方ですが、八雲町役場庁舎等基本計画を策定するために、庁内の検討委員会を設置し、役場内部での協議と議員の皆様にも機会あるごとにご説明をしながらご意見を頂戴し、また、町民説明会、パブリックコメント等も実施し町民の皆様のご意見を聞きながら、平成 31 年度中には庁舎等建設基本計画を策定したいと考えてございます。その後、基本設計、実施設計を行い、その都度必要に応じて皆様のご意見を聞きながら、進めて参りたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 6番 大久保建一
議長。
議員の質問 6番 大久保建一
まずですね、給食センターの進め方について、それぞれお話をしていたというお話しなんですけれども。私の聞いたところによりますと、給食運営委員会ではそのような話は聞いていないと言っていた方もいらっしゃいましたけれども。まずですね、今回の計画、給食センターの方はなぜこんなに急いでいるのかというのがちょっと分からないんですね。アスベストだとか、子供たちに安全な給食を提供するというのは間違いなく必要なことだと思います。ですけれども、前に八雲町で作成しましたた津波によるハザードマップにおいては、あそこの場所というのは2メートルから4メートルの浸水区域に入るところですよね。それを自らこういう予測を立てておきながら、そこに学校給食の施設を建てるというのはいかがなものかなと思っております。また、今回のその移転計画というか改築計画を立てる時に、この平成 28 年度に作りましたこの八雲町公共施設等総合管理計画、これの基本的な考えというのはきちんと踏襲されての計画なんでしょうか。この計画の中でいけば、公共施設を建てる時にはいろいろな複合施設を考えていきますということが書かれております。また、町民の意見等も考えながら、よく話を聞きながら、話し合いながら作っていくというふうに書かれております。それらを踏まえた上での計画ではないかのように見えるんですよね。そこら辺はどうなんでしょうか。
町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)
議長、教育長。
町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)
学校給食センターの改築ということにつきましては、これまでも文教厚生常任委員会におきまして複数回説明をいたしまして、委員の皆様のご理解をいただいた中で進めてきていると、そのように理解をしております。また、その立地の条件ということでお話がありましたけれども、確かに、例えば事故災害等に相応しい場所を想定して当初は進めておりましたけれども、この給食センターというのは工場というものでおさえられておりまして、その建設できる場所というのは限られておりまして、現在進めているところしかなかったということで、場所の選定をしたところでございます。あと、町長の答弁にもありましたけれども、改築計画については総合開発委員会あるいは熊石地域審議会、学校給食センターの運営委員会では聞いていないというお話はありましたけれども、そこで決定するものは何もない訳でして、情報提供ということでお話はしているとそのように考えております。
議員の質問 6番 大久保建一
議長。
議員の質問 6番 大久保建一
はい、ただ今教育長の方からですね、あそこの場所以外は適地がないということですよね。確かに、文教厚生常任委員会の中でもそのような説明は受けました。ただ、もうちょっと柔軟に考えるべきなのではないでしょうか。それとですね、文教厚生常任委員会の方から給食センターの方に今回質問というものを公式に出させていただきました。その中で、建てる学校給食センターについてももう少し、津波以外のですよ、災害時に使えるようなものを考えてはどうだというようなことを文教厚生常任委員会の方から質問で出させていただいたんですよ。それの回答については、正式に文書で回答をいただいたんですけれども。抜粋しますと、停電もいろいろと想定されるわけですが、例えば大規模災害時や町全体が停電した時には、学校の平常授業は困難と考えられるため、学校給食提供の必要性は低いと考えられます。また、今まで1度もありませんが、給食センターを含む一部地域のみが調理時間帯に停電した場合は通常の給食は提供できませんので、学校の授業時間変更など、学校と連携した対応を考えていきますという回答なんですけれども。そういうことではなくてですね、常任委員会で考えたのは学校給食を災害時に提供しなさいということでないんですよ。今回の停電でも皆さん経験したと思うんですけれども、被災した人たちが例えばですよ、温かい食事につけない方たちに炊き出しだとかそういったものに活用していけないものかと。この公共施設等総合管理計画の考え方の中でも複合施設というものをまず考えなさいということで、基本的な考え方で書いていますけれども。複合施設というのは何もこの施設とこの施設を一つにしなさいということだけではないと思うんですよ。例えば給食センターでも給食提供以外にも災害時の炊き出しだとか、違う活用方法も考えなさいということだと私は解釈するんですよね。あまりにも単純に災害だったら給食は提供しなくても済むだろうからそんなことは考えませんというのであれば、あまりにも単純すぎやしませんか。税金を 14 億投入して新しく建てる施設で、災害時に何も活用はしません、というのであれば、あまりにもちょっと勿体なさすぎるのではないんですかね。町長はその辺どうお考えでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
大久保議員の2回目の質問にお答えしますけれども。この給食センターの改築に関しましては、先ほども話したとおりですね、やはり一番の引き金になったのはアスベストの問題だと私は認識しております。このアスベストの問題も国の法律が以前より大変厳しくなって、昨年も給食を止めながら検査をしたということで、いつそういう事態が起こるかということで想定しながらですね、急いだというのはそういう理由であります。また、今大久保議員から災害時はどうするんだと、炊き出し等々ができないのかというお話がありました。簡単に結論を出したのではなく、私も真剣に考えさせていただきました。私の経験もありますが、私は神戸の大震災のときに給食係ということでボランティアをさせていただきました。私は芦屋の体育館に入りながらですね、芦屋市の給食の朝昼夜の給食配給をさせていただきました。さらに 3.11 の時にも、くまなく三陸海岸をですね、まだまだ町長でもありませんでしたし、自由な身でありましたので、各地域を見てまいりましたし、特に八雲町が医師を派遣した山田町につきましては、長らくその被災地と一緒になりながら復旧に微力でありながらボランティアをした経験もあります。大久保議員、どれくらいの災害、地震を想定して炊き出しと言っているのかは分かりませんけれども、私は本当に大規模な災害が来たときには炊き出しは地域住民では難しいなという思いをしております。そういう時にやはり私が見たところですと、炊き出しは当初、素早くはやはり自衛隊、この炊き出し車両がどんどん入りまして先発的にやっていくと。その後、いろんなボランティアが入りながら、温かい、例えば飲食店の人がラーメンを作ったり、炊き出しをしていると。そんな想定で考えておりますので、この給食センターを使って急遽ですね炊き出しをしていくというのは大変難しいことだと考えております。ただ、これは認識がいろいろとありますので、それを考えなかったのかということではなく、町としてもこの災害時におけるものについては、いろんなことを考え、しかしながら、その災害の時にその設備をするためにはですね、何億もお金がかかると、そんな想定もしながらですね、やはり今出来る範囲で最善を尽くすというのが行政でありますので、そういう思いで今の場所と給食センターの規模を決めて、今、実施設計はもう進んでいますので、これは議会の皆さんもある程度の理解をいただいて進んでいるものということを町としても理解をしながら、実施設計を進めているということでありますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 6番 大久保建一
議長。
議員の質問 6番 大久保建一
ただ今、町長から答弁をいただきました。自衛隊なりが機動力をもって多分炊き出し等に当たるということだと思うんですけれども。今回、文教厚生常任委員会はこの給食センターに絡みまして視察に行ってきました。視察に行ってきたのは伊達市と白老町です。で、白老町においては、やはり白老町も自衛隊の施設があるために、自衛隊と協力しての炊き出しを想定しまして、自衛隊の部隊が給食センターの駐車場で、給食センターと一体になって炊き出しをするという施設を作っていました。八雲町も自衛隊がある町としてもっと自衛隊の機動力を活用できるような、災害時には使えるような、そんな給食センターが何故できないのかなと率直に私は思っております。給食センターの話は降って湧いたような話だけではなく、我々常任委員会でも報告を受けながらだったので、今更これをくどくどやるあれはないんですけれども。でも、ちょっと悔いは残っておりまして。その悔いを新庁舎だとか、公民館に代わる社会教育施設だとかに持ち越したくないというか、本当に皆が納得できる施設を作っていただきたいなと思っているんですよ。そのためには、31 年度基本計画を立てるということなんですけれども、是非ともですね、それに本当に町民も入れた計画策定の委員会とかを作っていただきたいと思っております。他町の例なんかを見ますと、基本計画を立てる前に、もう基本構想を町民と一体になった委員会なんかを作っているみたいで、実際に作るまでに 10 年かけたということもあるみたいなので、そこら辺を十分に検討していただきたいと思っておりますけれども、そういう組織づくりというのは、具体的にどうお考えでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
大久保議員ですね、どういう組織づくりで新庁舎の計画を作っているのかということでありますけれども。私はこの新庁舎につきましては、役場の機能だけがあればいいと思っております。それもまずは耐震化が出来ていればいいこと、さらにはお金をかけないでいかに住民サービスが可能なのかということを一番頭に置きながらですね、新庁舎の建設または改修に向けていきたいと、そういう思いであります。ただ、先ほどから、最初の答弁にもありますけれども、考えている場所は国立病院、または養護学校の跡地ということでありますので、この辺もフルに活用しながら、いかに安く耐震化が出来てやれるかということを第一に考えていきたいと、そんな思いであります。また、この組織についてもまずは我々がしっかりと考えながら、さらには議会の皆さんにも説明をし、そして町民の意見を聞きながら進めてまいりたいと。ただ、10 年もかけるつもりはありません。これはやはり国立病院、養護学校が2年、3年後には移転をするということは決まっておりますので、あまり時間をおかないで検討してまいりたい、そういう思いでありますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 6番 大久保建一
議長。
議員の質問 6番 大久保建一
その考えは分かるんですけれども、町民の考えを聞きながらということではなくて、その組織自体に町民も入れながら構想を立てていくということはないんですか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
町民の人たちの意見を聞く場所ということは町民説明会等々でも聞いてまいります。また、私の考えというのはパブリックコメント等もありますが、町民の代表は議員の皆様ということでありますので、議員の皆様の意見もしっかりと聞きながら、または町民の意見も取り入れながら、庁舎建設には広く意見を聞いてまいりたいと。組織を特別に作って、そこに町民を入れてということは今のところ考えておりません。
議員の質問 6番 大久保建一
議長。
議員の質問 6番 大久保建一
その進め方が危険だと思って言っているんですよ。というのは、町民説明会に示された段階ではもうある程度の形ができてしまったものが示されるんじゃないかなと思うんですよ。ですから、町のいろんな検討委員会とかなんとかってありますけれども。ある程度、職員が一生懸命考えるんでしょうけれども、ある程度、もう形が出来てしまってからじゃなくて、それ以前のどういうものを作っていこう、なんの目的で作るんだとか、どういう活用をしていくんだとか、その辺からの考え方に既に町民だとかいろんな人の考え方を入れる組織を作った方が良いんじゃないかということなんですよ。ですから、パブコメというお話もありましたけれども、パブリックコメントというのはなかなか意見が出にくいし、本当に一部の人しか発言しないような仕組みというか、今現在そういうふうにしかなっていないので、あまり役に立たないと思うんですけれども。(何か言う声あり)
議員の質問 6番 大久保建一
役に立たない、失礼しました。構想の段階でもっと意見を聴収する場を持っていただきたいと思っているんですが、いかがでしょうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
大久保議員のおっしゃるとおりですね、やっぱり広く町民から意見を取り入れるということは大切なことと私も認識をしております。私も議員を4年間させていただきましたけれども、議員さんというのはやはり自分の支援者等々がおります。私も一般質問や議会があるごとに自分の支援者等々を集めながら、議会報告会や町民に対して説明をしながらですね、その意見をやはり我々のところに届けるというのが議員の一つの仕事であると私も認識をしておりますので。議員の皆様もそういう声があれば、議会の常任委員会または全協等々もあります。さらには議員の皆様は直接我々に町民の意見を届けられるという立場でありますので、十分にその辺を議員の皆様にもお願いをし、さらに我々としても町民から多くの意見をいただきながら、慎重に、スピーディーにこれを進めてまいりたい。ただ、検討委員の中に町民を入れていくというよりは、やはり今町が考えていることは議員の皆様に説明をしながら、議員の意見を入れながら進めてまいって、それをまた町民の皆様に説明していくということであり、これから 31 年度にやることは基本計画と言いながら基本計画で決まっているわけでありません。で、32 年度に基本設計、これはまだ設計でございます。その後に実施設計、この実施設計をやるとなかなか戻れないということでありますので。まだまだ 31 年度においては計画、計画と言いながらも構想も少し入りながらの計画であります。先ほど説明したとおりですね、計画とか構想とか設計とかありますけれども、計画構想というのはそんなにお金、それでも結構かかりますけれども、この基本設計ここまでもまだ我慢できるようなところでありますので。この実施設計に入ったら、もう給食センターは実施設計に入っておりますから、庁舎の方はまだまだ構想計画のところでありますので、町民の意見は十分にまだまだ聞けるということで考えておりますので、ご理解をお願いいたします。
議員の質問 6番 大久保建一
議長。
議員の質問 6番 大久保建一
ご理解しようかなと思いますけれども。町長が言うようにですね、我々も議会として新庁舎の考え方の特別委員会を作って、いろんなところを視察しながらどういったものを建てるのが本当に町のために良いんだろうかということは、自ら考えて発信していきたいと思いますので、そちらの意見も汲んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。