みんなの議会

七飯町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月7日

七飯町のふるさと納税について

聞いた人
若山雅行 議員
答えた人
商工観光課長 福川晃也、税務課長 柴田憲、総務財政課長 青山栄久雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 15番 若山雅行

それでは、4点目です。七飯町のふるさと納税についてでございます。ふるさと納税は大事な収入源となっている。本年度、令和3年度は予算歳入額で1億円が見込まれている。海の幸などを産する他の地方自治体の豪華な返礼品には対抗が難しい現状もあると思われるが、歳入総額100億円程度の当町としてはないがしろにできないとも言える。そこで、我が町のふるさと納税の現状について伺いたい。- 37 -1点目でございます。令和3年度の今現在の実績、件数、金額は幾らか。今年度の見込みは、この時点で幾らと考えているか。2点目、令和3年の実績見込みに対してどのように評価しているか。3点目、七飯町民が他の地方自治体にふるさと納税をしている実績は把握しているのか。把握している場合は、令和3年度までの実績はどうなっているのか。最後、4点目、ふるさと納税は、返礼品の魅力の競争となっている現状であるが、七飯町の返礼品について魅力アップの工夫をしていることはあるか。また、現在人気のある返礼品にはどのようなものがあるか。以上でございます。

町の答え 商工観光課長 福川晃也

では、私のほうから御質問の1点目、2点目、4点目につきまして御答弁をさせていただきます。1点目につきまして、令和3年11月末時点での実績は1,758件で2,697万1,000円となっております。今年度の見込みとしては、予算計上額であります1億円を目標としておりますが、単純に対前年度比を参考とした場合であれば3,845件で5,914万円と推計されます。2点目につきまして、前問の答弁と関連いたしますが、予算計上額であります1億円を目標としており、年度途中であることからも、引き続きふるさと納税の推進に取り組んでまいります。4点目につきまして、現在人気となっている返礼品としては、冷凍ホタテ貝柱、トウモロコシ、ミネラルウォーター、地ビールなどが挙げられます。このほかにも多様な返礼品が選ばれておりますことから、幅広い選択肢を提供すべく、新たな特産品の追加だけではなく、セット商品としての組み合わせなど、返礼品件数を増やしているところであります。また、ふるさと納税ポータルサイトの追加や関連イベントへの参加、SNSやメールによるふるさと納税PRなどに取り組んでいるほか、七飯町と関係のある町外企業に対し特産品を御紹介し、ふるさと納税につなげていくことや、企業との協定などに基づき、相互に連携をして七飯町へのふるさと納税を推進するなど取り組んでいるところであります。以上でございます。

町の答え 税務課長 柴田憲(税務課長は2021年12月まで)

それでは、私のほうから3点目についてお答えしてまいります。七飯町民が他の地方自治体に対し、ふるさと納税を行った場合ですが、住所地である七飯町では、2,000円を超える部分について、一定の上限まで個人町民税課税において、寄附金税額控除を適用することとなり、この控除額が個人町民税に影響する金額となります。令和3年までの実績でございますが、1年間の収入に対して控除が行われることから、把握できている最新の実績は令和2年分までとなりますが、ふるさと納税をしている人数、寄附金額及び税額控除額の直近5年分の状況について申し上げます。平成28年、181名、寄附金総額1,235万9,000円、税額控除額523万3,000円。平成29年、239名、寄附金総額1,991万8,000円、税額控除額851万3,000円。平成30年、311名、寄附金総額2,219万8,000円、税額控除額987万5,000円。令和元年、345名、寄附金総額2,634万3,000円、税額控除額1,196万8,000円。令和2年、502名、寄附金総額3,261万9,000円、税額控除額1,472万2,000円となっております。以上でございます。

議員の質問 15番 若山雅行

2点ほど追加質問させてもらいますけれども、そもそもふるさと納税というのは、納めた額の3割程度を物品で返礼するという仕組みで、高額納税者に有利であるとか、その制度は本当にいいのかどうかと僕自身、そんな制度を入れたために自治体は、これはチャンスだと捉えていろいろやっているのかどうか、あるいはそのために自分のところもほかのところに行くわけですから、それでいいのかどうかというのは疑問にあるところなのですけれども、こういう制- 38 -度がある以上、ある程度の水準は確保するような最低限の政策を取らざるを得ないのかなというふうに考えたりします。その中で、七飯町の住民も結構ほかのところに納税してるのだなと、今までの実績からいうと4,000万円とか3,000万円のふるさと納税で結構もらっているというような感じでいたのですけれども、その分の3割が経費としてあれして、なおかつここも出ているとなると、相当しっかり考えていかなければいけないのかなと。税金を払っている町民が町から還元を受けるなんてことはないわけですけれども、そういうことをしなくてもいいような形をしっかりつくっていかなければいけないと思うのですけれども、こういう制度がある以上、ある程度流出は防いで、くるのは多くしたいというようなところを、都会に住んでいる人に七飯町の特産物を届けるチャンスでもありますし、そういうふうにしていただきたいと思います。そこで、質問の1点目は、そもそも今年度の予算1億円というのは、ちょっとチャレンジング過ぎるのではないかという質問です。予算委員会のときも話しましたけれども、前年実績の倍以上やりますということで、頑張りますというのは分かるのだけれども、本当にその実績がいく見込みなのかどうか、そこのところ。今のあれでいくとちょっと厳しいようですよね。まだこれからあるので、どんどん入ってくるかもしれないから僕も何とも言えません。だけれども、ちょっと今のあれからいくと1億円の目標というのは厳し過ぎるのではないだろうかと。そのときにいろいろ説明を聞いたのは、アクティビティというか、ホテルに泊まったり、いろいろな返礼品の新しいものを出して、その中で魅力をアップしていきたいということで、戦略はあるのですというような答弁だったような感じがします。こういうことでやっていけば1億円の目標も夢ではないのだというか、達成可能なのだというような答弁を受けて、一生懸命やりますというようなことを聞いたのですけれども、今のあれからいくと、トウモロコシだとかいろいろなものを、地ビールだとかにしても、ちょっと厳しいのかなという印象を受けます。だから、もともとそんな大きな目標ではなくて、しっかり前年度の何割増しとか、その程度の目標でよかったのではないかという感じはしますし、本当に返礼品で魅力を出せるというのであれば、もっと説明があったのかと思います。今の話を聞くと、そんなに飛びつくような返礼品ではないような感じを受けるのですけれども、そこのところの、ここにも書いていますけれども、今現在の評価、それについてもう一度お聞きしたいと思います。それと、七飯町の町民がほかのところにふるさと納税をして、本来七飯町に入るべき税金が流出と言ったらおかしいのですけれども、これは選択なのであれなのですけれども、それに対して何か手立てというのですか、それはしようがないのかどうか。返礼品でカニをもらえるとかといったら、そっちのほうに流れるとか、そういうのはあるかもしれないのですけれども、その辺のところでの対策というものをどう考えるのかどうか。そもそもふるさと納税に力を入れ過ぎると、またちょっと足を引っ張られてしまうようなところがあるので、余りあれはしたくないのですけれども、ある程度やらなければいけないという前提で、その辺のところの対策というか、その辺のところをお聞かせいただければと思います。以上です。

町の答え 商工観光課長 福川晃也

議員、今、御質問の中でお話しいただいたとおりでございます。ふるさと納税の制度につきましては、本来、地方自治体が税の再配分を行うということで、住民サービスを向上させるという趣旨で今まで運営されていたところに、対外的な部分で、寄附を個人の裁量によって寄付先を決められる。そういった一般財源が、いろいろな返礼品や、そういったものによって左右されるということで、逆に言うと非常に流動的で、安定的な地方行政の財政として運営していくのは非常に難しい状況になっているというような見方もできます。ただし、このふるさと納税制度につきましては、納税額云々、私どもは目標を1億円として御- 39 -提案させていただいて、予算を議決していただいております。この関係上、この目標については最後まで追いかけていくということで、御理解をいただきたい。また、この制度は、ふるさと納税の寄附額だけではなくて、当町の魅力ある特産品のPRの場でもあるということで、このふるさと納税によって特産品を1人でも多くの方に触れていただいて、そういったことで物産の振興にもつながるものと。また、併せて七飯町の物産品に触れた方々が、いいものだというような御理解を示していただければ、七飯町というシティプロモーションにもつながるものと考えております。単純に寄附額のみで、この事業の是非を評価するのは大変困難かと思いますけれども、そういったような考え方でおりますので、御理解をいただきたいと。それから、七飯町民からほかの自治体への寄附、これにつきましては、実際ほかの自治体に七飯町と同様に魅力ある特産品があったり、何か地縁でその土地を応援したいというところがあるやもしれません。逆に七飯町民にとりましては、七飯町に対してふるさと納税を行っても返礼品を頂くということはできない。逆に言うと、町民であるがゆえに七飯町の魅力的な特産品を入手することができないというような、それぞれ制度の特徴がありますので、一概に対外流出を防いでいくということだけではなくて、逆に七飯町として特産品等のPR等につなげていくという考え方で進めたいと思ってございます。また、今、冒頭の答弁の際にお話しさせていただきましたが、非常に今、対前年度比になりますが、金額の伸びに対して件数の伸びが倍近いということで、以前から御説明申し上げているとおり、新型コロナウイルス感染症のいわゆるコロナ禍の中で、七飯町の返礼品が誇るホテルであったり、こういった観光地としての独自の宿泊券とかが非常に伸び悩んでおります。こちらにつきましては、1件当たりの寄附額が高額になりますので、非常に七飯町に対するふるさと納税の寄附額に多大な影響を与える部分でございます。逆に今、新たに町内の事業者が海産物の加工技術をもって、付加価値をつけた特産品を提供していただいていますので、逆にこちらが件数が非常に伸びていると。ただし、件数は伸びていますが、先ほどのホテル宿泊券等に比べますと、金額自体が割と低くなりますので、これの発送等にかかる経費のほうが非常に割合的に高くなっておりますので、冒頭、議員御質問の中でおっしゃっていた返礼品は3割と、これは3割以内ということでございますので、このバランス等を見ながらもっと効率的に七飯町のPRができるように、ふるさと納税制度を活用していきたいという立場でございますので、ぜひこの取組に御理解をいただきたい。また、今年度の当初予算の議決に際してもそうですが、今までふるさと納税制度につきましては、あまたの議決をいただいて、皆様の御理解をいただいているところであります。ぜひ皆様のお力もおかりしながら、ふるさと納税を盛り上げていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。以上でございます。

町の答え 総務財政課長 青山栄久雄

ふるさと納税によって、本来入ってくるべき町税が控除によって流出した分についてでございますけれども、ふるさと納税による町税の減収額の約75%は地方交付税で措置されると、補塡されております。先ほど税務課長のほうから、ふるさと納税による控除額約1,472万2,000円と答弁申し上げましたけれども、これの75%に当たる1,104万1,000円、これについては、ふるさと納税、普通交付税において補塡、措置されている金額となります。この差額については368万円の減額となりますけれども、逆にふるさと納税によって町に収入として現金で歳入された分が、これを上回った分については町の一般財源となりますので、ふるさと納税の金額については、今後ともぜひ伸ばしていきたいと考えております。以上でございます。

議員の質問 15番 若山雅行

いろいろな仕組みがあってあれなのですけれども、昨年の決算特別委員会でいろいろ話を聞いたときに、多い金額がところ- 40 -が増えているとか、いろいろ分析すると、金額総体だけのものではなくて、いろいろな動きが分かるわけです。この中でしっかり分析して、1回やった人は、もう1回やってるのかどうかとか、その辺のところをしっかり分析して、顧客と言ったらおかしいけれども、ファンを逃さないとか、そういうようなことも、アンケートとかいろいろやっているのかもしれないのですけれども、僕なんか大沼のカレンダーなんかを一緒に送ったら、きれいな風景の写真とかがあってあれなのかと思ったりするのですけれども、それも1,000円してしまうのでどうなのかなとなってしまうのであれですけれども、そういう意味では、金額だけではなくて、しっかり中身を分析して、どのような分布なのか、どういうあれなのか、どこの人が多いのかとか、そこのところをしっかり、分かる範囲で分析して、次の目標とか施策に生かしていただければと思うし、我々にもそういう情報開示というのをしていただいて、やっていただきたいと思うのです。こういう制度がある以上、何らかの形でほかに負けないで、大勝ちする必要はないけれども、ほかのところと同じぐらいのところでゴールできるようなやり方をしていかなければいけないのかと思います。これはしっかり、商工観光課長が先ほど言ったイベントだとかSNSだとか、そういうPRをやっていると思うのですけれども、その辺のところを分析の仕方でしっかりやっていただきたいと思うので、そこのところの答弁をお願いいたします。

町の答え 商工観光課長 福川晃也

私どもも今回に限らず、ふるさと納税の傾向というものを実際実務に携わっておりますとある程度見えてまいります。先ほどもお話ししました、例えば今までは、若干高額になりますけれども、宿泊券が人気があったということですが、新型コロナウイルス感染症の影響により、そちらのほうががたっと落ちたと。それに代わって、このたびは新しく町内事業者の冷凍ホタテ貝柱が提供できるようになったと。こちらは非常に人気でありまして、件数がぐんぐん伸びているという状況にあります。また、今まではポータルサイトの間口を広げて、各ポータルサイト独自の会員に対してアプローチをしてきたと。さらに返礼品件数で選べる自由度を高めてきたと。これが二本の柱です。それに対して、このたびは返礼品の新商品につきましては、令和元年度で約70品あったものが、令和3年度途中になりますが、今、約240品まで拡大することができました。これもひとえに町内事業者の努力、それから商品開発に御協力をいただいたという結果でございます。さらに、このたびは、最初の答弁でもお話しさせていただきましたが、各ポータルサイトで実施しているふるさと納税者に対してのPR、オンラインでのPR事業にも参加いたしました。そしてさらに、別のポータルサイトにおきましては、食品で人気のジャンルごとに自治体を紹介していただけるという機会がございました。こちらにも積極的に登録いたしましたところ、レトルトカレー部門でこちらの紹介にあずかることになりました。こういった作業で、いろいろな返礼品を露出する機会を増やして、どれがヒットするか端的には分からない状況ですので、実際にまずやってみて、それらについて分析をし、また次の年度につなげていくという作業を繰り返してまいりたいと思いますので、ぜひ御理解のほどよろしくお願いいたします。

議員の質問 15番 若山雅行

ふるさと納税についてはそれで閉めますけれども、しっかり分析して成果につなげていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。

出典:七飯町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月7日 議事録 PDF(36ページ) 間違いを知らせる