みんなの議会

七飯町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月7日

副町長が部長職を兼務していることについて

聞いた人
若山雅行 議員
答えた人
副町長 宮田東、町長 中宮安一

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 15番 若山雅行

今回は五つ提出させていただきました。よろしくお願いします。まず1問目、副町長が部長職を兼務していることについてでございます。七飯町部設置及び事務分掌条例(平成26年9月29日、条例第17号)第1条では、地方自治法第158条第1項の規定に基づき、町長の権限に属する事務を分掌させるため、総務部、民生部、経済部を置くと定められている。また、七飯町行政組織規則(平成20年10月17日、規則第22号)第22条第1項では、部に部長を置く。同条第2項では、部長は町長の命を受け、部の事務を掌理し、所属の職員を指揮監督すると定められている。これは、七飯町課設置及び事務分掌条例(平成17年、条例第4号)の全部改正として制定され、平成26年10月1日から施行されている。しかし、現在、一部の部の部長職を副町長が兼務している状況である。部長に誰を任命しようと兼務しようと人事権が町長にあることから、その判断に何も言うことはできないが、副町長が部長職を兼務することにより不具合がないのかどうか伺いたい。1点目として、そもそも部課長とも呼べる制度の導入の狙いとはどこにあったのか。2点目、部長職の不在、あるいは副町長との兼務の理由、経緯は何か。また、部長を任命するた- 26 -めには何か基準や資格というものが必要なのか。3点目として、副町長は、七飯町地域公共交通活性化協議会の会長を務めていたり、副町長の本来業務で多忙ではないか。また、七飯町庁議設置要綱(平成19年4月10日、要綱第10号)では、部課長会議は副町長が主催する。ただし、副町長が不在のときは総務部長が代理するとなっていたり、部長職の不在あるいは副町長との兼務に伴う弊害等はないか、運営に留意しているようなことはあるか。最後、4点目として、今後ともこのままの状態で運営していくのか。以上です。

町の答え 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)

それでは、順にお答えしてまいります。1点目の部課長制度の導入の目的についてですが、行政判断のスピード化や横断的な事業の効率化を図ることにより、今後さらに複雑化する国の情報や多様化する住民ニーズへの対応、町政のさらなる推進を図ることを目的として設置してございます。2点目の部長職の不在、副町長との兼務の理由、経緯についてですが、平成26年10月からスタートとなりました部長制でありましたが、今年度始まる前までに管理職の中途退職が3名、今年度、女子職員の産休及び育休により8名の欠員が生じたことから、人事異動の際、配置が難しく、やむなく部長職1名と課長職1名の2か所を兼務発令とさせていただきました。その後も今年度に入り、御承知のとおり部長職1名と課長職1名の2名が中途退職となったことから、同様に兼務発令とさせていただきました。次に、部長の任命に基準や資格が必要かとのことですが、特に定めたものはございませんが、管理職としての経験値は必要と思います。3点目の副町長不在あるいは部長職の不在において兼務の弊害はないのかということですが、部課長会議は月末の最終月曜日と定めております。現在のところ、公務が重ならないように調整をして運営に努めている次第でございます。4点目の今後もこのままの状態で運営していくかということでございますが、来年度には女子職員3名の復職が予定されていることから、課長職の兼務は解消する考えでございます。部長職の兼務については、新しい町長の考えに委ねたいという考えでございます。以上でございます。

議員の質問 15番 若山雅行

今回、該当者の副町長が答弁されるというのはちょっと、立場上どうなのかといろいろ、誰が答弁するのだろうと考えていて、これはやっぱり町長が自分の考えをしっかり述べるべきなのかと思ってあれしましたけれども、今の話で、お考え、内容は分かりました。結局、勇退されますので、次期の町長に考えを委ねるということでございますけれども、果たしてそれでいいのかどうかというところで、僕は、副町長の兼務のときに、あくまでもワンポイントリリーフではないかと思っていました。1か月か2か月ぐらい、次の人員を選任するためのものとか、そういうことでワンポイントリリーフだと思っていました。だけれども、来年の3月までということになれば、丸々1年不在で通すような形になるのではないかと。いかに副町長が優秀であったとしても、忙しいし、本来、部があって、それと町長席との議論をしながら役割を果たしていくということではないかと思いまして、兼務することによって、余りよろしくないことがあるのではないかというふうに思うわけです。そこで考えて、七飯町の職員は非常に優秀な方がたくさんいると思いますし、多少まだ若いとかというのがあっても、その職に就けば十分果たしていける、経験を積んだ次代が育っているのではないかというふうに思います。誰かを動かせば誰かがまたそこに欠員が生じるので、いろいろ移さなければいけないのかもしれないけれども、いろいろな事務というのは引き継ぎというものがございます。しっかり引き継ぎをして移せば新しい業務もしっかり回していけるのではないかと思うわけです。そういうふうに考えると、対外的に、七飯町は部課長制を執っているのに部長がいない。職員も- 27 -部長に相談してきちっとやり取りすべきところを、町長職というか副町長とやり取りせざるを得ないということで、非常に業務がうまく推進しないのではないかという懸念を持つわけですけれども、そこのところで、もう一度、今のままでいいのかどうかと。やむを得ないのか、そこのところをしっかりあれしていただきたいと思います。副町長も部長職で、今日も出席者のあれで配付されているものの中で、僕もよく見ていませんでしたけれども、総務部長事務取扱、民生部長事務取扱ということで副町長が兼務されております。ものすごく忙しくて、御苦労されているのだと思いますけれども、本来、部長職をしっかり選任して体制をつくるべきではないのかと思うのですけれども、そこのところについて、同じ答弁かもしれないのですけれども、もう一度お願いいたします。

町の答え 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)

まず、そこの部分については、部長制をなぜ敷いたかというところから、まず御理解をしていただきたいと思っております。平成26年10月、部長制を敷いたときには、当時の総務財政常任委員会のほうに付託をお願いいたしまして、そこで決定させていただいたというような形です。目的については、先ほど答弁したとおりですが、具体的に申し上げますと、ちょうど平成26年10月の部分については、その後、北海道新幹線の新駅が開業するというようなことを間近に控えていまして、そのあたりの調整が多々、かなり案件としてはあったということです。道の駅エリアについての開発的なものについても含まれておりますけれども、そういう部分について、まず一つ御理解いただきたいなと。その中には、当然道の駅のほかに男爵ラウンジだとか新駅の北口から道道、北海道の道ですけれども、そのあたりの部分の誘致だとか推進、事業の調整だとかもございますし、車両基地の関係についても調整が、前後しますけれども、そういうものも詰めていたというようなことでございます。大沼のほうでは、新幹線の関係で、皆さん御存じのリゾートのエプイ、観光施設、宿泊施設の誘致の話だとか、そういう開発関係もございましたし、当然新幹線の新駅ができることによって、道路整備だとか下水道の関係の調整だとか、そういう社会基盤整備についても並行して行ったという形です。それだけボリュームが新幹線関係ではあったという、形のものが控えていたということです。それともう一つについては、既に議員の皆さんに議論をいろいろさせていただいてございますけれども、公共施設の老朽化した関係についての部分について、改築等を併せながら進めてきたというのもございます。一つとしては、大中山小学校の改築についても進めていた段階です。学校関係については、耐震性がないというような文科省の指導もありまして、これに向けて耐震化を図ったというような、ちょうどそういう時期であります。ですから大中山小学校だとか七重小学校の大改築だとかというのもございますし、しいて言うならば、当然大沼岳陽学校の関係についても視野に入れながら進めてきたという形です。そのほか申し上げると、ちょっと質問の趣旨と違うかも分かりません。経過だけ押さえていただきたいと思います。農産物の集出荷予冷施設だとか冬トピアの公営住宅の改築だとか、これは長寿命化という形になります。大中山出張所と学童施設の改築だとか防犯灯のLED化だとか防災無線、今現在やっていますけれども、この計画の整備の進め方というのを協議していたと。部長制を敷いてから五、六年の部分については、これだけの事業を進めるための形をやらせていただいたと。それを進めるために、スピードアップするために横の連携も必要だし、命令系統もはっきりさせていかなければスムーズに進まないだろうということで部長制を敷かせていただいたというのが第1点です。今現在どうかという部分です。町の課題についても、かなり老朽化した建物だとかがまだ控えています。それは議員のほうからたびたび指摘されているものもございます。ただ、当時の部長制を敷いたよりは、案件的にはかなり数的には少なくなってきているというのが現状です。先ほど七飯町の職員は優秀だというお褒めの言- 28 -葉をいただきましたけれども、その中で、各課長は責任を持って、それだけのものについて、これがボリュームが広がるとなかなか難しいのですが、ある程度絞られてきますと、各課担当の段階でも何とかこなしているというのが現状になってきてございます。ですから、当時敷いたのと今現在のと状況が少し変わってきているのだろうというものを感じてございます。それだったらこの1年頑張りましょうという形の中で、私のほうで事務取扱というのを引き受けさせていただいて、できるだけスムーズな形のものでできないかということで、今現在進めてきているということでございます。もう1点、若山議員に注意していただきたいのは、部長制を敷くということは、給料も上がるし手当も上がるという形になります。それが新しく町長が代わったときに、この部長は、言い方は悪いのですけれども、異動で違う人を部長にさせたいという形になったら、降格という形になってきます。課長のレベルであれば、ある一定程度調整という形もできますが、部長はそうはいかないと。そういう案件を抱えていて、今の段階で新しい町長が来年4月から代わるわけですから、その段階で、今現在、部長を任命してしまうと、そういう弊害も懸念されるということがあります。その辺からすれば、今の段階について、人は絶対数は足りないのですけれども、今現在は、私が事務取扱として頑張る方法がよりベターと考えているという形の中で、今このような形の人事をさせていただいたということで、御理解をお願いしたいと思ってございます。私のほうからは、以上でございます。

議員の質問 15番 若山雅行

人事案件なので余りあれなのですけれども、要は、以前部課長制を敷いたときには非常にテーマがたくさんあって大変だったと。今は少しそのテーマが減ってきたと。だけれども、与えられたテーマだけをやるのではなくて、先取りして次に何をするのか、それは各部でそれぞれテーマを決めてどんどんやっていくわけです。そのためには、やっぱり部長という職が必要なのではないかと。副町長が全部兼務するなら、そもそもそういう制度は要らなくなるわけです。それで何とか回っても、今ある仕事をこなすだけのものになってしまうのではないかと。もっと積極的にやって、言うなれば、例えば今月退職したので、来月まで兼務で回させてもらいますと、それは分かります。だけれども、5月でしたか、そこからずっと来ているわけです。そのときに、もう既に来年までこのままで行くのだというような考え方だったのかどうか、そこのところで、もう一度確認ですが、兼務していて、事務で不都合はないと言い切れるのかどうか、そこのところをもう一度確認させてください。僕としては、やっぱり目に見えないところでいろいろ不都合が起きてくるのではないだろうかと。今決めると、また来年3月はどうなるのだと、そういうものはあると思います。それはそれで、またそのとき判断してもらえればいいのではないかと思うのですけれども、ましてコロナで大変なときに民生部長がいないというのはちょっと問題があるのではないかと思ったりするわけです。そこのところを考えた上で、もう一度御答弁をいただきたいと思うのです。

町の答え 副町長 宮田東(副町長は2023年6月まで)

私のほうからもう一度お答えしてまいたいと思ってございます。先ほど人が全体数で足りないというお話をさせていただいたと思いますけれども、一番懸念されるのが、来年3月31日をもって定年退職者が、外部団体の課長職もいますが、5名退職者がいるという状況でございます。今年度、先ほど言いましたが、女子職員等の産休だとか育休で8名という形のお答えしている。やめる方もはっきりしていますし、休んでいる方もはっきりしている。その中で人を回して部長に上げてどうのこうのだったら、人が実際問題回らないというのが実態でございます。それが今の現状という形です。それを今度、1人動かすということは、相対でなるわけではなくて、1人動かすとまた複数の人間を動かさないと駄目だというような形になってきます。その間、例えば新しい町長になったらまたがらっと代わるというのは、それは行政的にいいますと、ちょっと停滞する懸念があるのかなと- 29 -いう感じがしています。私が兼務することでも混乱は起きるかも分かりませんが、それ以上に混乱があるのかという感じを私は受け止めているわけです。異動させるにも人が足りないという。課長を動かすし係長を動かしたり、係長を課長に上げる。今度は係から係長にと。そこの係のほうはどう埋めるかというところまで掘り下げていくような形になりますので、今の場合については、この1年間については様子を見ながら、慎重に来年度に向けて、新たな人事関係について構築といいましょうか、充てていきたい。その中で、課長については、当然、御心配のとおり、業務の停滞だとかいうものが懸念されるので、何とか4月には配置させていただいて、部長職については、新しい町長の考え方もあるでしょうから、そちらのほうは新しい町長に委ねたいという考え方ですので、その辺は御理解いただきたいと思ってございます。以上です。

議員の質問 15番 若山雅行

何度も同じようなことを聞いてあれなのですけれども、一応人事についてきちっとトータルで、集団で辞職するとか、そういうような予想外のことが起きるならまた別なのだけれども、一定の人の異動だとか、何かあったときにどうやるかという、人事というのはふだんからしっかり考えていかないと、人を動かして人事をやると混乱が生じるのではないかというのは、そういう話を聞くと、我々としては、そういう状況の中で、不測の中で運営している業務自体が、不測の事態というか、我々が見えないところで何かそういうポテンヒットみたいなことが起きるのではないかという心配があるわけです。そういうことが、今の体制で、ないと言えるのかどうか、しっかり、大丈夫だというふうに言ってもらえれば、そうなのかななのですけれども、そこのところをもう一度お願いしたいと思います。

町の答え 町長 中宮安一(町長は2021年12月まで)

今、大変御心配されている、危惧することは重々理解できます。ただ、議員も、大変職員が優秀だという判断もなさっていただいているということです。私も副町長には大変な責務を与えているのだなという認識でいっぱいでございます。非常に、極めて優秀な副町長でありますので、二つの部の部長を兼ねても仕事上支障のないようにしっかりやっていただいている。そこには、実は土木課長も11月16日から兼務していますけれども、それらを兼務されている部長も非常に優秀なために、町政に支障のないようにやらせていただいております。そればかりではなくて、それを支える周りの課長、こういったところも非常に連携を強めて、今まで以上に連携を強くして、かなりの相談あるいはディスカッションをしながら職務の遂行に努めております。そういう意味では、支障がない体制をしっかりと持っていく。私も力及ばずかもしれませんけれども、副町長の相談をしっかり受けられるように、たまたま今コロナの関係で会議も実は少ないのです。ですから役所にいる時間も非常に多くなっておりますので、ぜひ副町長の相談相手になっていけるように努力しております。そういういろいろな皆さんの力で、今ここに座っている皆さんの力がそれぞれ結集して、町政運営に支障のないようにこれからも、この3月いっぱいまでしっかりやってまいりますし、あるいは3月いっぱいと言わず、4月16日、私の任期が来るまでは、皆さんに御迷惑をかけるようなことのないように、しっかり私自身が指導してまいりますので、ぜひ御理解をいただきたいと存じます。以上でございます。

議員の質問 15番 若山雅行

1問目は終わります。

出典:七飯町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月7日 議事録 PDF(25ページ) 間違いを知らせる