七飯町議会 令和3年第4回定例会 2021年12月7日
ネオニコチノイド系殺虫剤について
- 聞いた人
- 平松俊一 議員
- 答えた人
- 農林水産課長 村上宏樹、経済部長 青山芳弘、学校教育課長 俉楼司、商工観光課長 福川晃也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 3番 平松俊一
1問目を終わります。それでは、2問目に移らせていただきます。ネオニコチノイド系殺虫剤というものがあります。最近、ネオニコチノイド系殺虫剤という言葉を見聞きする機会が増えてきましたが、平成5年頃から全国で広く使用されている殺虫剤の総称であります。使いやすく、適用できる害虫の種類が多く、危険性が少ないと。農作物の生産性向上に寄与してきているものであります。しかし、最近、各方面の研究者からミツバチなどの昆虫、海では貝類やイカなどの生態系への影響が疑われてきているという状況にあります。ネオニコチノイド系殺虫剤について、河川の環境基準は今のところ設定されておりませんけれども、水質汚濁の基準としては大幅に下がっているということで、国内のほとんどの地域では問題がないと考えられてきておりました。万が一、このネオニコチノイド系殺虫剤か規制されると、農業従事者の方にとっては防除手段が奪われ、食料供給に大きな問題が生じるというふうにも思われます。ただし、生態系へ与える影響も疑われている物質で、注視する必要があると発表している国内の公的機関もあります。害虫も益虫も影響を受ける、人体への影響についても、新生児の尿から検出報告があると、国連環境計画の中でも取り上げられております。EUこういったところ、それから各国ではネオニコチノイド系殺虫剤の規制強化が広まっているところもあります。こういった中で、日本では農業から一般家庭までの殺虫剤まで広く使用されている現状であります。そこで、次の点について伺いたいと思います。- 14 -1、環境保護団体もしくは類する団体からの申入れ等について。2、農業生産団体、生産法人、こういったところからの報告について。3、国、道、近郊自治体の対応状況について。4、今後、七飯町が呼びかけ人となり、道南におけるネオニコチノイド系殺虫剤に関する調査・研究を行うことについての質問であります。お願いいたします。
町の答え 農林水産課長 村上宏樹(農林水産課長は2025年3月まで)
それでは、ネオニコチノイド系殺虫剤について御答弁申し上げます。1点目ですが、環境保護団体もしくは類似する団体からの申入れはございません。2点目ですが、農業生産団体、生産法人等からの報告は特段ありませんが、厚生労働省では、食品中に残留する農薬が人の健康に害を及ぼすことがないよう、農薬等について残留基準を設定しております。食品衛生法により、平成18年5月29日から残留農薬等に関するポジティブリスト制度が実施され、ネオニコチノイド系についても整理されている状況でございます。基準値を超えて農薬などが残留する食品の販売等は禁止されております。農薬が基準を超えて残留することがないよう、農林水産省が残留基準に沿って農薬取締法により使用基準を設定しています。町内の農業者が農産物を農業団体に出荷する際、病害虫防除等に係る農薬使用の履歴が分かる生産履歴を同団体に提出しているところです。3点目、4点目については一括して答弁させていただきます。国では、農薬取締法により、農薬の安全性、その他の品質及びその安全かつ適正な使用の確保を図り、農業生産の安定と国民の健康の保護に資するとともに、国民の生活環境の保全に寄与することを目的として、ネオニコチノイド系薬剤を含む農薬について登録の制度を設け、販売及び使用の規制等を行っております。北海道においては、関係機関により、消費者へ信頼される安全・安心な道産農産物づくりを目指し、農業者へ農薬に依存しない耕種的防除技術や病害虫発生予察情報を参考とした効果的な防除技術、ネオニコチノイド系薬剤を含む農薬の安全かつ適正な使用を指導、啓発しております。七飯町においては、町内農業者及び関係機関等と連携を行い、蜜蜂への用心として、町内養蜂農家の養蜂場所周辺に水稲の作付がある場合は、農薬による出穂後の病害虫防除時期について、養蜂農家と情報共有を図り、一つの試みとして、ネオニコチノイド系以外の薬剤の選定、また、養蜂農家においても蜜蜂への農薬の暴露を避けるため、防除時期は巣箱からの蜂の出入りについて特に注意を行う等の取組が行われております。なお、近郊自治体で知り得る限り、特段の対応を行っている情報はございません。こうしたことから、国に登録のあるネオニコチノイド系薬剤は適正利用が可能であるため、調査・研究を行うことを考えておりません。以上でございます。
議員の質問 3番 平松俊一
これはなかなかややこしくて、国は適正の範囲だと判断をしているのです。それは私も承知しているのですが、外国では規制が始まっているということなのです。そこを一自治体が国を差し置いていろいろなことをするということがどうなのかというのも、おっしゃるとおり、問題というほどではないのでしょうけれども、独自に調査・研究を行うという発想がないかどうかということを中心に今回の質問をしました。というのは、やはり七飯町の主要産業というのは農業、実際に私の知り合いで蜜蜂を使って商売をなさっている方もいるのですけれども、やはりだんだんに蜜蜂の数が減ってくるのだそうです。いろいろな文献を見ますと、このネオニコチノイドというのは非常に水によく溶けて、効果が高い。ところが残留する期間が非常に長いのだそうです。ということは、例えば田んぼにまいた、ビニールハウスにまいた、リンゴにまいた、こういうものが雨が降って流れていった先でもまだ成分として残っていると。その成分基準は、今のところ川- 15 -まで流れていったら初めて規制対象になるのですけれども、ふだんのところでは、なかなか危ない状況だとかなんとかという判断をする基準がないというのが現状なのです。それで、主要産業である七飯の例えば花卉とかも恐らく使っていると思うので、一生懸命勉強して、今、水稲農家がちょっと研究というのですか、代わるものはないかということをやっていると。そういうものをもっともっと伸ばしていって、例えばあちこちで問題だという声が上がったときには、もう既に七飯町はかなり次の対応策を考えているという報道がなされるくらいに持っていったほうがいいのではないのかなと。今すぐ、危険だからどうのこうのという話には持っていない状況ですので、この先、今、一部の農家の方がやっているのであれば、町も一緒になってそういうことを進める必要があるのではないかということなのですが、その点について再答弁を求めます。この薬は、昆虫にとって免疫機能が落ちている。それから生殖機能が低下するという結果ははっきり出ているのです。ですから、代が代わっていくとどんどん減っていくという現象になってきています。実際我々が見てもトンボだとかの数がほとんど時期になっても見られなくなっています。やはりこの薬の影響というのは現実的に現れているのかなと思いますので、再答弁をお願いしたいと思います。
町の答え 農林水産課長 村上宏樹(農林水産課長は2025年3月まで)
それでは、再答弁していきます。この先の件でございますが、農林水産省では、農薬取締法の一部改正を平成30年に行ってございます。背景といたしまして、農薬の安全性の向上があり、科学の発展により、蓄積される農薬の安全性に関する新たな治験や評価方法の発達を効率的かつ的確に反映できる農薬登録制度へと改善し、最新の科学に基づき、定期的に同一の有効成分を含む農薬について安全性を評価し、最新の科学的水準の下で安全性や品質を担保しつつ、必要に応じて登録の変更、取消しなどがあるものという改正でございます。法律の概要としては、同一の有効成分を含む農薬について、一括して定期的に最新の科学的根拠に照らして、安全性等の再評価を行うというものでございます。この改正後に登録された農薬は、今後15年ごとに再評価が行われ、今回の既存農薬については、2021年度、今年度から優先順位に応じて順次再評価というものが行われることになります。これに基づきまして、令和元年9月9日の農林水産省告示により、再評価を受けるべき農薬の範囲を指定した件によりますと、このネオニコチノイド系の3種については再評価を受けるべきものが、提出すべき資料の提出期限というものが2021年の12月28日、今月28日とされているところですので、既に国ではネオニコチノイド系についても最新の科学的水準の下で、安全性等の確認を始めていると考えられますので、御質問の七飯町が呼びかけ人となり、道南における調査・研究を行うということは考えてございませんので、御理解願います。以上です。
町の答え 経済部長 青山芳弘
今、課長のほうから答弁ありましたが、農薬の今までの現行制度、いわゆる認定を申請する際、七、八年かけまして、薬効・薬害の試験、毒性試験、残留試験などを七、八年かけてまずやります。その後、申請を二、三年かけて、農薬として認定されるのは約10年程度かかります。現在、今まで、過去ですけれども、認められた農薬については3年ごとに再登録ということで、現状進んできたと。ですから、農薬として販売したいということであれば、3年ごとに再登録を申請し、法律に基づいて今までは販売が可能だったと。それが、今、課長が答弁としたとおり、改正となってございますので、新しい科学の発展によりまして、15年後に再度再評価をした結果、異常がなければそのまま使用できると。また、平松議員が危惧される何か成分が発見されたというふうになれば、その時点でまたいろいろな対応がされ- 16 -るということで、先ほども課長のほうから答弁ありましたが、農林水産省、いわゆる国のほうも、この件については、因果関係ははっきりしていませんけれども、そういう事案の疑いが今あるので、そういう対応をしているということで、議員が指摘した、欧米諸国のもので、いろいろということがあるのですけれども、一応国内においては、因果関係がはっきりしていませんけれども、国としてはそういう対応をしているということで、御理解をいただきたいと思います。以上です。
議員の質問 3番 平松俊一
国の対応が進んでいるということで、それ以上のことは町のほうではしないと。その答弁は、それで理解をいたしますけれども、やはり主要産業でそういうものを使っている現状でありますので、ぜひしっかりと目を向けていく。どこかから何かそういう声が上がったら即対応できるようなお考えを十分持っていていただきたいと思いまして、今回この質問をしました。納得しましたので終わります。最後、3点目の質問に移ります。大沼観光のことであります。大沼の観光客誘致について。最近、七飯町は大手旅行会社と観光分野に関する包括連携協定を結び、コロナ後を見据えて、観光関連事業が大いに活気づくことに期待が寄せられているところであります。しかしながら、大沼公園の現状は、自然公園法の規制の中で、七飯町が独自に整備を進めることも容易ではなく、北海道に対して要望を行うことが常態化しているところであります。世の中はコロナ禍の間に随分とアウトドア志向が進み、キャンプやトレッキングが急速に広まり、関連事業の売上げも目に見えて伸びております。この流れを逃すことなく、大沼観光を再生させなければ、忘れ去られた観光地になりかねないと。そこで、次の点についてお伺いをいたします。1、大沼地区で運行しているスクールバスの空き時間を湖畔循環バスに流用することについて。2、湖畔外周の木道整備について、北海道と協議を行った経緯について。3、今後、大沼の湖畔木道の整備推進を森町や鹿部町とともに要望していくことについてであります。お願いいたします。
町の答え 学校教育課長 俉楼司(学校教育課長は2021年12月まで)
1点目のスクールバスの運行状況について、私のほうから御答弁いたします。現在、大沼岳陽学校の登下校のためにスクールバスを導入し、運行しているところでございます。日常の運行では、登校は、運行前点検、回送後の点検及び清掃・消毒作業を含め、おおむね7時から9時前まで1回の運行、下校は、運行前点検、回送後の点検及び清掃・消毒作業を含め、おおむね14時以降から部活動の終了後の間で3回の運行を行っております。ただし、登下校は、基本的には決まった時間帯ですが、学校行事及び天候などにより午前授業となるなど、登下校時の時間帯が変わる場合があります。また、大沼岳陽学校の登下校時に使用しない時間帯においても、町内各学校の行事、部活動において活用しているところであり、コロナ禍以前の実績として、令和元年度には、バス2台で273回の稼動がありました。以上のことから、スクールバスを湖畔循環バスに流用することは、現在も登下校以外にも学校行事、部活動などで利用していること。また、登下校においても、学校行事、荒天などの天候による不規則な運行にも対応しなければならないため、定期的な運行に活用することは難しいと考えます。私からは、以上です。
町の答え 商工観光課長 福川晃也
それでは、1点目から御答弁させていただきます。まず、1点目につきまして、現在のところ大沼湖畔を周回するバス事業に類する事例がなく、したがいまして、スクールバスの流用等は検討されておりませんので、御理解願います。2点目につきまして、湖畔外周の木道整備につ- 17 -きましては、現時点では予定がないことから、北海道を初めとした関係機関等との協議は行ってございません。3点目につきまして、2点目の答弁と関連いたしますが、森町や鹿部町とは、観光のソフト事業などで緊密に連携をしてございますが、現時点では、木道の整備に関して検討されてございませんので、共に要望する環境にはございません。以上でございます。
議員の再質問 3番 平松俊一
再質問を行います。スクールバスをということ、ちょっと無理があるかなという気もするのですが、実は先月、私、奥入瀬渓流を個人的に見てきました。河川の横に、全線ではないのですけれども、部分的に歩きづらいところに木道を設置して、そこを皆さん方がトレッキングして歩いている。小さいお子さんから、かなりのシルバー世代まで多くの人がいました。これには、一つ、サポートする仕組みがついていまして、国内大手のリゾートホテルが独自で動かしている無料のバスが走っています。十和田湖から流れ出るところからホテルまでの間を幾つかバス停を設置しまして、そこにホテルが無料で運行しているバスが走っていると。例えば上流側に向かってバスに乗っていって、適当なところで降りてから、下り、ホテルに向かって歩いてくるとか。もしくは、歩けると思ったのだけれども、途中で大変だからバス停に立っているとピックアップしてもらえるというふうなことをやっていました。ですから、結構早い時間から、暗くなってからもいろいろな方が、バスが動いている間は歩いているという現状がありましたので。そういえば七飯町も大沼でバスが3台くらい今運行していると。この空き時間に何か少しやってみて、これから冬の観光になりますから、ある程度周知をして、どのぐらい利用者が出るのか、それから利用者の声を聞くにはいいチャンスではないのかということで、今回この質問をしました。せっかく包括連携なんかする大手旅行会社もいることですから、何か特別予算を組まなくても、町内であるもので、観光客の誘致につながるようなものを考えられないかなというのが質問の趣旨であります。それで、何か所かに木道があるので、この木道は道が設置したものと思っていましたら、お聞きしましたら、道では一切つくっていないということなのです。どうも地元の人たちが今までつくったようであるということだったので。ただ、昔つくった頃、道の協議した形跡がないのか、もう1回、町担当者にお聞きしたいなと思っていました。何か道のほうでは認めないと言ったのか、勝手にやるならいいでしょうというレベルだったのか、前は公園管理事務所というがありましたので、そこと何か打合せでもしてやったのかもしれないなということでお聞きしていますので、もしその辺、何か資料等があるのでしたら、お答えを願いたいと思います。3点目は、考えはないと。いずれも考えはないということなのですけれども、七飯だけがよければという話ではなくて、近郊とタッグを組んで観光客を誘致するという考えで、周りを巻き込んでやっていくと波及効果も高いのではないかと思うのですけれども、それぞれの自治体の考えでやることなのだから、わざわざ一緒にやるということは考えていないと、分からないわけではないのですけれども、一緒にやっても特別予算がかかるとか、皆さん方の業務が極端に重くなるとかということもないような気がするのですけれども、その辺もう少し柔軟なお考えというのは持てないものなのか、その辺の再答弁を求めたいと思います。
町の答え 商工観光課長 福川晃也
再質問に御答弁させていただきます。まず、順番は前後しますが、大沼国定公園、いわゆる周遊道路近辺につきまして、既に木道が一部整備されている部分がございます。これにつきましては、今、御質問の中にお話がありましたとおり、整備者、所有者不明というところがございます。それから、そういった流れにあるものでございますから、北海道との協議があったのかどうかというのも実は不明なところでございます。ただし、一部、七飯町議会の皆様から御議決をいただいた予算の中で、一部の木道について、非- 18 -常に老朽化して利用者に危険が及ぶところがございましたので、これについては、御議決をいただいた予算で整備をしているという経過は一部ございます。これにつきましては、北海道においても、その場所については、サイクリングの駐輪場を整備したりだとか、そういった利用促進に取り組んでいたところもございまして、その時点におきましては、北海道との協議の上で、そのような形で対処させていただいたということで、御理解をいただきたいと思います。また、木道に限らない話なのですけれども、今、質問にございました湖畔外周の木道整備といったものにつきましては、冒頭御答弁申し上げましたとおり、現在のところそういった検討がなされていないので、先ほどのような御答弁をさせていただきました。これもひとえに、大沼国定公園の受け入れ態勢の整備という一面があるところでございます。これにつきましては、今までも国定公園管理者の北海道に対しましては、何度かにわたりまして要望等を行ってございました。例えば周遊道路に関しましては、以前に北海道建設部に対しまして、大沼周辺整備促進に関する要望書といたしまして、七飯町議会、それから七飯町、それから七飯町議会防災・災害対策に関する調査特別委員会の連名におきまして、歩道の拡幅や路肩の拡幅などの要望を、観光振興の分野からも要望しているという経過もございまして、これにつきましては、引き続き北海道において周遊道路近辺の整備が続けられているところでございます。また、ほかの関連団体、森町や鹿部町との観光施策につきましては、御承知のとおり、環駒ヶ岳という3町一帯の広域観光について、様々なソフト事業を展開しているところでございまして、こちらと共同してやっていくというスタンスは変わりはございません。ただし、これら御質問にありました受け入れ態勢の整備等に関しましては、開発の規模や環境に対する負荷、それから利活用については、十分地域の皆様を初めとしまして、検討等をしながら、相互理解の上、慎重に進めるべきものでございますので、今現在のところは、このような形で御答弁をさせていただくということで、御理解をいただきたいと思います。以上です。
議員の再質問 3番 平松俊一
全く考えがないという答弁しか出ない中にあっても、環駒なり何なりで、現実やっているものもあると、ソフトに関してなのでしょうけれども、これを何とかハードに向けて、近郊の町とタッグを組んでやれると、要望する力もあるでしょうし、実現する可能性の率も高まるのではないのかと思うので、検討する場が環駒であれば、環駒の中で提案しながらやっていくというのも一つの手かもしれませんけれども。何にしても、先ほど言いましたけれども、コロナ禍にあっても自然のところに出ていく人たち、それから、そういう人たちが購入する衣類ですとか靴ですとか、ザックだとかがえらい売れているのです。こういう会社の株も上がっています。木古内町にも国内の結構大きいそういうところが、来年度から調査をして町に提案するという記事が載っていました。やはり観光地の先進地としての大沼、この大沼が道南のそういった流れを牽引するくらいの気概が求められるのではないかと、どうも大沼は寂しい状況が漂っている。みんなで大沼を中心に観光客をいっぱい引っ張ってこようと、こういう意思表示をマスコミを通じてする必要があるかなと思うのですけれども、最後にもう一度答弁を求めたいと思います。
町の答え 商工観光課長 福川晃也
先ほども御答弁申し上げましたが、現在のところハード整備につきましては具体的な事例、事案がなくて、検討させていただく部分が今のところ、正直なところございません。しかしながら、これはこういった大沼の受け入れ態勢の整備を全て否定するということではなくて、そういったアイデアにつきましては、民間事業者の取組、それから関係団体、地域住民の方々と十分意見交換をさせていただきながら、検討していくというのは十分に考えられるところでござ- 19 -いますので、御理解をいただきたいと思います。また、特に大沼国定公園につきましては、管理者である北海道が整備をすべきというようなところは従前から変わってございませんが、こちらの大沼国定公園のいろいろな環境の整備や改善ということにつきましては、民間事業者のそれぞれの取組だけではなくて、今まさに地域住民の方が自らのボランティアによって、様々な看板の修復とかといったものにも取り組んでいるというような状況でもございます。それに、大沼国定公園につきましては、四季折々によって、例えば春であればミズバショウの鑑賞、夏であれば湖上遊覧、秋であれば散策路等で紅葉狩りをする。冬はスキーを初めとしたウインタースポーツなど、様々な自然の資源がありますので、こういったものをそれぞれが相互に連携し合って活用していく。そして地域活性化に寄与していきたいというような考えでおりますので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。