七飯町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日
人材育成、労働力確保のための支援について
- 聞いた人
- 川村主税 議員
- 答えた人
- 商工観光課長 福川晃也、子育て健康支援課長 岩上剛、町長 中宮安一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 13番 川村主税
それでは通告に従い3問、今回質問させていただきます。1問目、2問目については内容は若干違うのですが、労働力確保ということで、なるべくかぶらないような形でまた質問させていただきたいなと思っております。まず最初1問目のほう、人材育成、労働力確保のための支援について。今日の少子高齢化、人口減少問題の中で、資格を必要とする職業について、企業、自営業の方は、学校関係(新卒者)やハローワークなどを通じて、人材の確保に向け活動を行っておりますが、なかなか集まらず、大変苦労していると聞いております。今後、町内の有資格者が必要とされる企業、病院、介護施設、建設業、保育園関係など資格を持つ方がいなければ、業種そのものの維持・運営が行えなくなり、将来、縮小、閉鎖などにつながることが懸念される。労働力の確保、人口減少問題の対策、安定した税収の確保に向け、人材の育成、確保が今、必要でないかと思われる。他 の 自 治 体 や 民 間 企 業 に お い て は 、 人 材 育成 、 労 働 力 確 保 の た め に 資 格 を 取 る た め の 支援、また大学、短大、専門学校など、家庭の負担 軽 減 の た め の 修 学 資 金 、 住 宅 の 補 助 な ど を行っている。そこで、人材育成、労働力確保について、次の点を伺いたい。1、現在の人材育成、労働力確保について、どのように捉えているのか。二つ目、将来必要な労働人口などの推計等、予測検証などは行っているのか。また、町内の就労状況についての確認調査等は行っているのか。三つ目、町の人材の育成、労働力確保のための支援は何かあるのか。四つ目、町が行う支援に対する国や道の補助事業は何かあるのか。4点、お願いいたします。
町の答え 商工観光課長 福川晃也
そ れ で は 1 点目、現在の人材育成、労働力確保について、どのように捉えているのかにつきまして答弁申し上げます。全国で進行する人口減少とともに、生産年齢人口の減少が続き、さまざまな分野において人材の不足が波及しており、労働力の確保は国においても喫緊の課題であり、七飯町においても例外ではないと考えております。次に2点目、将来必要な労働人口などの推計等、予測検証などは行っているのか、また、町内の就労状況についての確認調査等は行っているのかについてですが、将来における生産年齢人口について、国立社会保障・人口問題研究所の日本の地域別将来推計人口に準拠した推計等を行っておりますが、就労状況等につきましては、函館公共職業安定所などの関係機関の統計資料等を参考として、状況把握に努めているところでございます。次に3点目、町の人材の育成、労働力の確保のための支援は何かあるのかにつきまして答弁申し上げます。七飯町では、主に就労支援を目的とし、北斗市、森町、鹿部町と共同で南渡島通年雇用促進支援協議会を設置しており、季節労働者の通年雇用化を促進するため、資格取得に対する助成や就職活動を支援する意識啓発セミナーや各種求人や講習等の情報提供を実施しております。また、厚生労働省の委託事業として実施されている函館若者サポートステーションでは、道南地域の15歳から39歳までを対象に個別相談 や 会 社 情 報 と 求 人 情 報 の 提 供 、 各 種 セ ミ- 39 -ナー・講習などを通じて就労支援を行っております。次に4点目、町が行う支援に対する国や道の補助事業は何かあるのかについてですが、南渡島通年雇用促進支援協議会の設置等の就労支援経費について、町が受けている補助事業はございませんが、国においては函館公共職業安定所に人材確保支援の総合専門窓口として、人材確保対策コーナーを設置し、求職者への職業紹介や事業所の求人条件見直し等による求人充足支援 、 事 業 所 見 学 会 や 就 職 面 接 会 な ど を 通 じ てマッチング支援を実施したり、北海道においては各分野の求職者に向けた企業見学ツアーや事業者合同説明会を開催し、各分野の職業理解の促進を目指しております。以上でございます。
議員の再質問 13番 川村主税
それでは、順番に再質問のほうさせていただきます。1点目は、どのように捉えているかということで、もう少し真剣な答えが返ってくればいいのですけれども、もう少し中身の濃い回答を期待していたのですけれども、これから、七飯町だけではなく日本全体の話になるのですけれども、現実的に企業、例えばハローワークに通して人材募集行っております。ただ簡単に求人募集したところで、今、全く来ない状況です。多分、各企業でも企業努力の中で、例えば賃金を上乗せしたり、処遇改善をやったり、いろいろな努力をしているのですけれども、やはり業 種 に よ っ て 来 る 業 種 と 来 な い 業 種 が あ り ます。七飯町の中でも特に今、企業というよりまず 病 院 関 係 も そ う で す 。 介 護 関 係 、 建 設 、 農家、また保育園含めてなかなか募集しても来ない、そんな状況です。今。それに対して今後どうしていくのか、やはり町としても、これから先のことを考えていかなければならないと思います。2問目の質問でもそうなのですけれども、推定ですね、5年先、10年先、七飯町、今いる人で職業、かろうじて経営している方はいいですけれども、この後で す よ ね 。 農 家 に と っ て も 自 分 の 代 で は い いよ 、 で は 自 分 が い な く な っ た 後 ど う す る の だと。やめられる方もいれば、跡継ぎで継いでもらえる方がいれば、それはそれでいいのですけれども、現実的にそういった部分が少ない状況です。特に就職してからの部分に関しては、企業努力で処遇改善なりそういった部分で対応はできると思うのですけれども、入るまで、就職するまでの部分をどうするか。今の少子高齢化の中で 子 供 が 少 な い 、 小 学 校 ・ 中 学 校 ・ 高 校 ・ 大学、特に高校卒業・大学卒業の中で、それこそ企業の奪い合いみたいなのがもう始まっています。そこをどうやって来てもらうか、そこが重要になってくるのかなと。前段の話、長かったのですけれども、例えば町としてハローワークは当然国でやっている部分なのですけれども、七飯町の現状どこまで捉えているのか、それを2点目のほうでお聞かせください。3点目の支援ですね、支援の部分でどういう働き方ができるかということで、今、本州の自治体等でよくやっている部分というのが、住宅の補助、また修学資金をやっている都市が結構あります。そういった支援策打ち出しているというのは大体その2点ですね、やり方は若干違うのかもしれませんけれども、修学資金と住宅の 補 助 、 こ れ は 大 体 や っ て い る 地 域 が あ り ます。七飯町として、今後、そういった部分がまず で き る か ど う か に つ い て も お 聞 か せ く だ さい。4点目はいいです。とりあえず2点について御回答をお願いいたします。
町の答え 商工観光課長 福川晃也
今、再質問いただきました件につきまして御答弁申し上げたいと思います。町において、現状をどのように考えているのかといった御質問であろうと思います。私どものほうでは、残念ながら求人等に関する求人情報、それから就労状況等に関する調査というのは、実際行ってございません。ですので、残念ながら手元にはそのような資料がない状況でご- 40 -ざいますが、例えば将来人口の推計等につきましては、ある程度の推計を各種調査で行っているところでございます。人口がこれから減少に向かっていく、当然、働き手の方々もどんどん減っていくという状況でございます。そして先ほど来、御質問にもありますとおり、企業でもなかなか人が集まらない、いろいろな労働条件の改善をしても、処遇の改善をしてもなかなか集まっていらっしゃらない、こういったことがございます。例えば、これは福祉や介護の分野、それから医療や看護そのほか建設とか観光に至りましても、おおむね同じような状況にあろうかと思います。先般、同僚議員の一般質問に御答弁をさせていただきましたとおり、町といたしましては各種分野の理解を、職業の理解について進めていただく、そして就労に意欲を持っていただく、そ し て 仕 事 に な れ て い た だ い て 、 や り が い を持って続けていっていただくということを考えまして、例えば職場の体験とか、これは七飯高校等でもやってございます。例えば、観光業であれば、湖水祭り等でボランティアの学生を募って、そういった観光業のおもしろさ、知っていただくということで入り口の対策はさせていただいているところでございますが、これもなかなか実を結んでいないのが現状かと思っております。そのほか御質問の中で、補助制度というものは何か考えられないかと、現在のところ御答弁申し上げましたとおり、そういった個別の補助制度は持ってございません。今現在、事業として実施しておりますのは、答弁申し上げたとおり、季節労働者の通年雇用に資するための例えば資格取得に対する助成があったりだとか、そういった協議会のほうに参加して、管内として対応しているのが現状であります。以上でございます。
議員の再質問 13番 川村主税
な か な か い い 答 え が返ってこないようですけれども、今、補助の支援ですね。修学金、また住宅の支援ということで、実際これ民間が行っている例えば修学金についてなのですけれども、短大・専門学校に2年間かかる金額というのが、大体年間200万円ぐらい、ですから2年間で400万円かかります。その部分について企業が生徒に学資でお貸しします。学校を卒業した後に、その会社に来ていただく。5年間働いてもらえれば修学金に関しては返さなくていいよと、そういう条件で修学金を出している企業がおられます。今、ハローワーク、また求人募集をかけても来ない、また学校そのものでも修学制度設けている学校あります。ただ、一般的に学校で出している場合でも、結局、学校で出したとしても卒業して、今度就職するときにできれば七飯町に来てほしいとなっても、必ずしも七飯町に来るというわけではないです。逆に七飯町の独自の制度として、そういった修学金の制度を設けて、別に七飯町に限らず近郊 で も い い の で す 。 逆 に 本 州 で も い い の で すよ。修学金出しますので、ぜひ七飯町に働きに来てくださいと、そういった部分で利用することも可能なのではないかなと思います。先ほど、他市町村でもお話ししました住宅の補助ですね、東京でもそうですし、いろいろな都市でも今現在行っております。特に、今、介護関係もそうなのですが、保育士ですね、保育士の部分でそういった補助している市町村、多くあります。今、七飯町も保育関係ございますけれども、今現時点で保育の関係でそういった補助的な部分で出せるものなのか、ちょっとその辺お聞かせください。
町の答え 子育て健康支援課長 岩上剛
七飯町では保育士不足、危機感も持ちつつもこの4月から、保育士就職支援就業体験会と保育士の人材バンクというものを町独自でスタートをさせていただいております。これについては、町内にある全保施設を対象に、体験及び勤務の勤務地の選択ができるように配慮しているものでありまして、現在、2名の保育士確保に至っている状況でございます。当 町 で は 、 保 育 士 確 保 に 対 し て の 特 別 な 支- 41 -援・補助等は行っていない状況ではございますけれども、今後、維持運営が困難になるという可能性を十分に受けとめつつ、検討課題として捉えていかなければならないというふうに認識してございます。以上でございます。
議員の再質問 13番 川村主税
補助に関してもなかなか厳しい御回答だということで、今後、本当に人材の育成、確保といった意味の中で、この先5年、10年実際なるときに、本当に多分、人が集まらない状況というのが見えてきます。やはりそのときになって、次の確保するまでの手段になっても結局、人材育成という部分では何年かかかります。学校卒業するまでの間2年ないし4年、そこをどう七飯町に来てもらうか、そ う い っ た 対 策 が 必 要 に な っ て く る と 思 い ます。そこで有効なのが、先ほど申し上げました修学金ですね、そういった部分で将来人材確保につながるような、確かにそれだけではないのですけれども、それにつながるような対策を町としても検討していただきたいと思います。と り あ え ず 1 問 目 の 質 問 、 こ れ で 終 わ り ます。
議員の再質問 13番 川村主税
最後に町長のほうに、今後、人材育成、労働力確保という部分で、町としても何かしら独自の対策やっていかなければならないと思います。そういった部分で、今後、検討していける部分でも結構なので、一言お願いいたします。
町の答え 町長 中宮安一(町長は2021年12月まで)
今の就労支援のお金を、それを例えば学資を出してあげるから、終わったら七飯に勤めて、5年間勤めていただくとそれは違法性はないのでしょうかね、大丈夫ですか、青田刈りみたいようなことは。そういった法令的なものも、十分検討しなければならないというふうに思いますけれども、それを町が、どこかの自治体で住宅支援、修学支援やっているというのですけれども、ぜひそのことを、どこの自治体がやっていらっしゃるのか私は教えていただきたいぐらいのですけれども、もし、今、御存じであればお聞かせいただければありがたいです。
議員の再質問 13番 川村主税
今、何カ所か話ししますけれども、船橋市、千葉の船橋市、家賃関係に関しては千葉、東京、横浜ですね。
議員の再質問 13番 川村主税
今、手元にある資料だと詳細までないものですから、ごめんなさい。後ほど、ざっくりとした資料しかないものですから。
町の答え 町長 中宮安一(町長は2021年12月まで)
今、具体的には、千葉県の船橋市というそういうお答えをいただきましたので、私のほうもしっかり調べてみたいというふうに思います。そういう支援、そういうことでなくては、先ほどの質問にもありましたけれども、高齢化率33.7%という言葉で出ましたけれども、人数にすると9,500人なのですね、高齢者、そのうちの8,000人以上、元気な高齢者が実はいらっしゃるのですよ。その高齢者、あるいは障が い 者 で も 元 気 な 障 が い 者 も い ら っ し ゃ い ます。そういった方々の就労支援というのも、私は必要ではないかなと思うのですよね。そういうところでの労働力確保というのも、今、議員がおっしゃっていたということも大事なことだと思いますけれども、それらとかみ合わせた中で、例えば、今、農家の方で実は何年も前から1時間の賃金ですか、1,000円くれている方がいらっしゃるのです。実は、何年も前からです よ 。 ま だ 、 最 低 賃 金 が 今 で 8 3 5 円 く ら いだったでしょうか、そのころはまだ800円に到達しないときです。そのときに1時間1,000円という賃金をパートさんに出しているわけ- 42 -ですね。ずっとその方は来て、11月、12月になると、農家の方とは一旦切れます。雇用関係が。普通の農家の方は来年も頼みます。来年4月になったら頼みますと、普通はそういう会話なのですって。でも、そこは働いている人が来年もお願いしますと、やはり賃金ですよ、賃金というのは労働力の対価ですよね。そのことをやっていて、雇用の部分では余り雇用不足を生じていないという方もいらっしゃるのです。だからそこを私ちょっとヒントにして、例えば、今、835円の最低賃金であれば1,000円あげましょう。835円の最低賃金は農家さんの持ち分、あるいは事業者の持ち分、今で言うと140円ですか、それの半分は町が持つ、あるいは残りの半分は北海道が持つとか、地域戦略会議の中でもそういう提案をしています。ぜひ総合振興局としてもそういうことを検討できないかと、そうやって労働力の確保をしていくべきだ。それは1,000円がいいのか1,200円がいいのか1,500円がいいのかは、ちょっと判断つきかねますけれども、これは高いほどいいと思うのです。そこに高齢者も、ある い は 障 が い 者 も 、 自 分 は 働 い て 社 会 の 役 に立っていると、社会のために役に立っているのだというそういう思いというのは、非常に大事なことだと思うのですよ。お金のことばっかりではなくて。自分は社会からまだまだ要求されているのだと、働きに行ったら、非常にお金もたくさんいただいてありがたがられている、こういうことというのは非常にこれからの時代は大事だと思うのですよ。ですから、そういう施策をしっかり、もちろん私どもがやると言っても議員の皆様方と相談して、決めなければならないことでありますので、そういったことを私は相談しながらやってい き た い と い う ふ う に 思 い ま す 。 で す か ら 、今、単純に修学支援ですか、あるいは住宅支援というのは、これなかなか自治体としてやっていいのかどうかという部分もちょっと迷いもありますので、そういう意味では、先ほど聞いた船橋市のほうにしっかり調べさせていただきます の で 、 ぜ ひ 御 理 解 を い た だ き た い と 存 じ ます。以上でございます。