みんなの議会

七飯町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日

住民の足の確保について

聞いた人
上野武彦 議員
答えた人
政策推進課長 中村雄司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 上野武彦

それでは、2問目へ行きます。住民の足の確保について質問させていただきます。七飯町は、高齢化率33.7%という高齢者の多い町となっており、住民の日常の交通の不便を解消する取り組みが求められております。近隣の多くの市や町では、既に実施に踏み切っておりますが、七飯町ではいまだに実施に至っておりません。一日も早く実現が求められております。七飯町は昨年10月に、地域公共交通の課題解消検討のプロジェクトチームというのを立ち上げまして、今、検討を始めておられますが、私の前回のコミュニティバスの実現を求める一般質問に、町長はしっかり検討してまいりますとの答弁をしております。そこで、次の2点についてお伺いいたします。1点目、このプロジェクトチームで具体的にどのような内容が検討されてきているのか、現在、どのような状況になっているのかについて1点目にお伺いいたします。2点目に、6月の定例議会でコミュニティバスなどによる住民の交通上の不便を解消する対策についての質問をしておりますが、それはその後どのように検討されておられるのか、その内容についてお伺いいたします。以上です。よろしくお願いします。

町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)

住民の足の確保についての検討状況についてお答えしてまいります。1点目のプロジェクトチームで具体的にどのよ う な 内 容 が 検 討 さ れ て き た か で ご ざ い ま すが、昨年度は3回会議を開催してございます。まず10月26日の第1回検討会議では、これまでの当町の取り組みの経緯について確認したほか、施策等の検討のため当町の地域別の年齢別人口比率などの情報を共有しました。次に、11月28日の会議では、道路運送法における運行形態や手続を初め、国土交通省発行のハンドブックを参考に地域公共交通に対する現状分析と課題抽出を行い、バス停や駅までの遠い地域や高齢化率などを落とし込んだ資料に よ り 、 現 状 把 握 を 行 っ た と こ ろ で ご ざ い ます。また、福祉部局で実施されている福祉関連の事業について情報共有を行いました。本年3月27日の会議では、2月に開催された七飯町地域公共交通の会議結果が報告されたほか、交通事 業 を 行 う た め の 再 度 現 状 分 析 と 課 題 抽 出 、ニ ー ズ の 把 握 方 法 を 協 議 さ せ て い た だ き ま した。次に、2点目の6月定例議会以後の検討状況でございますが、本年8月1日の会議では、先進地視察の視察地の検討のほか、別途検討中の免許返納制度の情報共有を行ったところでございます。また、会議以外でも8月6日には、民間事業者主催による地域創生セミナーin北海道に参- 36 -加し、AI運行バスによるバス運行の情報を収集したほか、8月27日は厚沢部町で民間事業者主催による、地域世代交通の実証実現の視察に参加させていただき、実際に他町で検討されている状況などの情報収集に努めたところでございます。前回の第2回七飯町議会定例会の答弁と重複いたしますが、住民の足の確保に関して、他市町の取り組みの事例を見ますと、空気を運ぶような路線定期型のバスの課題も見受けられ、特に高齢化が進む地域では事前予約制のデマンド型の交通に切りかえを行う事例もあり、さまざまな課題の検討に当たっては一つ一つ解消しながら、町の財政負担を考慮して進めてまいりたいと考えております。以上でございます。

議員の質問 9番 上野武彦

今、お答えいただいたのですが、プロジェクトチームとしては、これまでの取り組みの検証だとか、ほかのところの視察だとか、いろいろやってこられておりますけれども、具体的にどういう方向でやるのかという視点が、まだはっきり出ていないというふうに思われます。こ れ ま で 七 飯 町 は 、 平 成 1 9 年 に コ ミ ュ ニティバス導入検討の委員会というのを立ち上げまして、21年には法定協議会に切りかえて、この問題を協議してきたと。その最終的な結論と し て 出 し た の が 、 2 点 ほ ど あ り ま す 。 そ れは、まずコミュニティバスに関しては、多額の費用がかかって、支出に対する収入の確保が困難、収支バランスがとれないということで、運行に関しての実証実現もやめたのですよね。そして時期尚早ということで、この9年間コミュニティバスの検討委員会で協議してきたことを凍結してしまったということなのですが、そのことを踏まえて今回のプロジェクトチームは、今後に向けた取り組みをされることになると思うのですが、こういった経過については、このプロジェクトチームはどう評価されているのか。これについてはっきりさせないと、次に進むということも難しいのではないかと思いますので、その辺の評価についてまずお伺いしたいなということです。よろしくお願いします。

町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)

平成19年にコミュニティバスについて検討した経緯の部分につ い て の 評 価 と い う 部 分 で ご ざ い ま す け れ ども、当時、最終的に凍結をした理由といたしまし て は 、 や は り 事 業 費 が か さ む と い う と こ ろで、凍結せざるを得ないという状況になったところでございます。ただ、現在の状況を見ますと、高齢化率が高まりつつある今日では、そのまま凍結といった状況では考えられないというところで、今回、プロジェクトチームを立ち上げたというところでございます。従前ですと、費用の部分がかかるということで検討が進んでいなかったというのも事実でございますが、高齢化率を考えた場合、また七飯町内の交通を考えた場合には、やはり再度考えていかなければならないというところで、今、スタートしたところでございます。検討する材料としましては、まず、地域の交通体系だとかという部分ございますし、あと高齢化の関係、財政の部分等々ございますので、そちら総合的に勘案して検討を進めていくというところでございます。以上です。

議員の質問 9番 上野武彦

前回、前々回といいますか、これまで町がこの問題について検討してきた委員会では、三つほど課題を挙げておりました。3点ほど挙げておりました。目標として挙げるのが三つありまして、高齢者が持続的に乗用しやすい交通体系の確立と、2点目には交通空白地域ですね、この不便地域のサービス向上による地域格差の是正と、3点目は中心市街地へのアクセス向上と中心市街地域内での利便性の向上と、こういうことを具体的に挙げて、目標として定めておりましたけれども、今回上げたこのプロジェクトチームは、この立場に立って交- 37 -通事情の改善を図ろうとしているのか、全く別の立場に立っているのか、この点だけ確認をしたいと思います。

町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)

ただいま上野議員 が お っ し ゃ い ま し た 目 標 と し て 高 齢 者 の 乗車、また交通空白地、また中心市街地への乗り込みという部分でございますけれども、当然、今回の立ち上げとしては高齢者の部分で発端はございますが、まちづくりの観点から交通空白だ と か 、 中 心 市 街 地 へ 乗 り 継 ぎ だ と い う 部 分も、あわせて検討しなければならない事項だというふうには考えてございます。ただ、こちらの部分も課題整備という部分では、大分時間がかかるような状況もございますので、引き続き検討を加えていかなければならないというふうに思ってございます。以上でございます。

議員の質問 9番 上野武彦

このプロジェクトチームを立ち上げてから何カ月たちましたかね、昨年の9月ですか、半年以上経過しているわけですが、いまだに具体的な方向的な動きになっていないわけなのですが、プロジェクトチームではこういった交通事情の解消、具体的に改善を図るために、いつまでに具体的な実施に至るような計画を持っておられるのか。前回のように8年も9年も凍結するというようなことでは、もうならないのではないかと思いますので、一定の期限を決めて実施をするという具体的な取り組みをしていただきたいなと思うのですが、その辺についてはどうなっているのか、ちょっとお伺いします。

町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)

議員おっしゃるとおり、ある一定程度の期限だとかということは必要かと存じますけれども、ただ、この交通事業というものにつきましては、単年度で事業が 完 結 す る よ う な も の と は 思 っ て ご ざ い ま せん。中長期のもので考える必要があると思ってございます。そのためにも一つ一つ課題整理をして、将来に間違えないような形のものを今後考えていかなければならないということで、プロジェクトチームをつくって横断的なものを検討している状況でございます。ですので、期限というところで言いますと、いついつまでということはお示しでませんが、計画性を持って今後進めてまいりたいというふうに考えてございますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。以上でございます。

議員の質問 9番 上野武彦

今回立ち上げたプロジェクトチームについてなのですけれども、地域公共交通の課題解消、検討のためということなのですが、このプロジェクトチームは庁舎内のプロジェクトチーム、人員による構成だということで、今まで立ち上げてきたこういった公共交通の改善の取り組みの委員会は、住民参加型でやってきておりますね。こういうことを具体的に進めるに当たっては、住民の声を十分反映させて取り組むのが本来のあり方なのですが、なぜ住民参加型でない委員会でやろうとしているのか、この辺についてお伺いしたいのですが、住民の声を十分反映させた委員会にすべきだというふうに思うのですが、それについてはどうお考えなのかちょっと。

町の答え 政策推進課長 中村雄司(政策推進課長は2021年12月まで)

現在の検討中というのは、庁内のプロジェクトチームということで考えてございます。そのプロジェクトチームでつくった素案をもとに、地域公共交通の会議のほうに図っていくという段取りになってございます。交通会議の中には、地域の方の代表もございますし、また交通事業者、運輸支局等の構成するような会議となってございます。そういった部分では、交通網の形成を当たるには十分組織されている会だなというふうに思ってございます。ただ、住民の意見という部分で言いますと、ニーズの把握だとか、事業予測だとかを立てる段階には、声を一定程度聞かなければならないというふうに思ってございますので、その際に- 38 -は御協力をいただくような場面があろうかと思います。以上でございます。

出典:七飯町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月10日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる