みんなの議会

厚沢部町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日

安心できる環境保全

聞いた人
佐々木宏 議員
答えた人
町長、副町長、総務政策課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 佐々木

それでは、続きまして、第2点目でございます。世界はコロナウイルスで大変な事態になっておりますけれども、厚沢部町においても安心できる環境保全ということで質問いたします。気候の危機と、スウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさんが地球温暖化防止を叫んでいる。近年、自然を中心とした環境と人間との共存、共存共生が説かれ、その施策として国土の空間を生かした自然と人間との共生、生物の多様性に応じた野生動物の保護管理、自然環境に合致した地域づくりが提唱され、環境権がやかましく論ぜられるようになっております。清浄な空気・水・土壌・静穏景観など人間の生存に欠かせない良好な環境を享受することは、行政の基本指針として最も尊重されなければならないものだと思っております。厚沢部町は、豊かな自然環境と先人たちの開拓により、農業を基幹産業として発達した町です。町民も新幹線・洋上発電等で環境に対する関心が高まっております。特にトンネル工事で発生する掘削土処理対策や風力発電で発生する低周波等に関心を寄せており、2回にわたる新幹線対策土の住民説明会やまちづくり座談会・議会報告会において、安全に対する疑問や不安を訴える声が相次いだところであります。しかし、いまだ明快な回答はないまま現在に至っております。これらの課題に、行政として町民の安心・安全確保に向けた取組が重要でないかと思うところですが、下記の事項について町長からの所信を伺うものです。7点ございます。①に、要対策土受入れ容認の基準はどうなんだということ。2つ目に、町の監視体制と権限はどうなっていますか。3つ目に、捨場下流域の土壌分析実施の考えはないのか。④に、厚沢部町農産物風評被害防止策は持っているのか。⑤第三者委員会構成員(10名)の開示です。⑥第三者委員会・委員による住民説明会の実施が必要であると考えるが、どうか。⑦要対策土、堆積完了後の管理責任はどうなるのだと。以上、よろしく御答弁お願いいたします。

町の答え 町長

佐々木議員の2問目、安心できる環境保全をとの質問であります。1点目の要対策土受入れ容認の基準については、学識経験者等の専門知識を有する第三者による委員会において、トンネルの発生土の分析評価、受入れ候補地の地質調査、地下水調査、周辺環境調査など事前調査を基に、対策工の安全性が確認、そして、了承されたことを受けての容認であります。上里地区受入れ地は、地盤に吸着層を敷き盛土に覆土を施す対策工であります。2点目の町の監視体制と権限についてでありますが、鉄道運輸機構が環境調査会社に委託し、モニタリングを実施しております。地下水を2か所、表流水を6か所で実施して、施工中は毎月報告を受けており、現在まで基準値以下であります。受入れ期間中及び完了後の不測の事態が生じた場合は、町や関係機関、地権者等と協議の上、周辺環境への影響が及ばないように適切に対処することとなっております。3点目の捨場下流域の土壌分析の実施については、受入れ地の下流側で地下水や表流水のモニタリングを実施して、基準値以下であることを盛土施工中、完了後それぞれ確認を行いますが、土壌分析は実施しておりません。4点目の厚沢部産農産物風評被害防止策については、そのモニタリング調査の結果報告を注視しており、国が定めた基準を疑うような科学的根拠に基づかない危険性の流布や事実と異なる不適切な情報などの風評被害の要因が拡散されることのないよう、本町と鉄道運輸機構が連携して取り組んでまいります。5点目の第三者委員会構成員(10名)の開示については、委員会のメンバーは、大学や研究機関等の第三者の専門家で構成されておりますが、鉄道運輸機構に確認したところ、個人が特定され、苦情や問い合わせなどが直接本人へ及ぶことが想定されることから、非公開となっているということであります。6点目の第三者委員会委員による住民説明会の実施については、委員会のメンバーによる説明会は実施できませんが、鉄道運輸機構が対応いたします。7点目の堆積完了後の管理責任については、受入れを完了した後の管理は地権者が行うこととなります。ただし、受入れ完了後に発生土の受入れに起因して不測の事態が発生した場合は、その原因について機構と地権者が協議の上、調査をして、原因が機構の責めに帰すると判断した場合は、機構と地権者が協議により、機構は必要な措置を講じて復旧に努めることと、このようにしているところでございます。原因者が不明の場合には、町や関係機関、地権者等と協議の上、周辺環境へ影響が及ぼさないよう適切に対処することになっております。以上です。

議員の質問 佐々木

差し障りのない答弁、ありがとうございました。1点目の、まず、容認基準です。基準ということは、そういうような基準で上里に今現在搬入されているという状況にあります。当初、北海道新幹線、札幌延伸を含め、誘致した段階では、各町村こぞって何とかお願いしたいというようなことで、トンネルから出る土に関してはそれぞれの町できちっと処分しますよという、そういった決まり事というか、そういう前提があったと思うんです。そういった部分があるにも関わらずと言うのは大変失礼なんですけれども、説明会の折には、町長の答弁でなかったんですけれども、今回、要対策土でいいますと上二俣工区、厚沢部町側では令和5年から6年くらいに対策土が発生するだろうというようなことで、それと同等の土を先取りする形で受け入れするんだと。そしてまた、町長の新聞報道かどうか分かりませんけれども、その中では札幌延伸を含めた時間的な節約も含めた中では協力するというようなことでと私は捉えるんですけれども、そういった形の、あくまでもやっぱり要対策土については厚沢部町の発生土だけだよというようなことの受入れだということで変わりないんですね。きちっとその辺の点はどうなんですか。町長は説明会に出席していませんでしたので、そこはどうなんですか、町長。

町の答え 町長

まず、1つ確認しておきたいと思うんですが、今、佐々木議員が言われる新幹線の対策土、出土が対象になっていろいろと問題になっているわけでありますけれども、実は今の上里のこの対策土の捨場というのは、平成25年6月に所有者が北海道知事の許可を取っていると、その捨土の種類も土砂の2種・3種・4種、4種というのは今のいろいろと騒がれているこれらの土砂の質によります。この2種・3種・4種の捨場として、これは捨場の指定でありますけれども、これが北海道知事から25年6月21日に既にこの所有者が許可を取っておると、こういう土地であります。そして、今は新幹線で騒がれているのは30年、その後5年たってからの今の話になるわけですから、そういう所有者が鉄道機構のほうとの協定の中で、これはごく最近になって、30年になってから決めたものでしょうから、そういう中で、いいよ、悪いよの話ではなくて、これは私どもは、やはり本人対機構との契約の中でやっていることでありまして、ただ、いずれにしろ、こういう害を及ぼすものであるということであれば、我々は最大にそれを監視する余地があると。監視して、住民に影響を及ぼすような捨て方をされたんじゃ我々は困るから、それについて問題なくきちっと協定どおりに残土を捨てられているかどうかの確認ということになるわけであります。今、佐々木議員から言われるように、この7点の問題の中でも、2番目の町の監視体制というものは、それ以上に、以前に本人たちが許可を取っているものを、そこへ許可を取って捨てる場所に捨てた、そして、その捨てる材料もそれがオーケーですという、今の3項目の捨土、第2種から4種までの捨土をするという許可が、それを止める何ができますか、町で。これは町が許可するものではなくて、知事が、所有者が申請して許可するもので、そういう中で我々は少なくても最低限、捨てられたものが町内の場所においていろいろな弊害を及ぼすような捨て方をされたら困るよと、こういうことで監視をしているわけであります。そんなところで、今、佐々木議員から言われるように、これ以上の回答は私はできかねると思いますが。

議員の質問 佐々木

行政のトップたる町長の答弁ではないですよ。とんでもない答弁ですよ。平成24年6月に北海道知事がオーケーを出したよということなんですけれども、当然、関係する町としては、こういうふうな指定は行政を無視して地権者と道でできるものなんですか。町長の答弁を聞くとそういうふうにできるんだということなんですけれども、関係町としては、きちっとやっぱり同意の認可というか、許可しないことには北海道知事だってそういう許可は出ないのが道理ではないですか、行政の進め方としては。併せて、今、施工の対策工、地盤吸着層の工法がいろいろある中で、そういうふうな選択になったというようなことなんですけれども、この部分については、やっぱり第三者委員会がそういう施工で進めている、何ら地下に重金属が流入するのは適正だというそういった報告書とか、そういうものは来ているんですか。届いているんですか。どうなんですか。

町の答え 町長

町をくぐって歩いている許可ではありません、これは。所有権者が直接道に申請するもので、これは我々はどこを申請されたか、どこを指定されたか、これは地元では分かりません。そういう許可なんです。ですから、所有者はこのようにもう我々以上に先に許可を持っているわけです。この中にもきちっと土砂の第2種・第3種・第4種までオーケーよという許可なんです。これは町をくぐるものではないんです。私はたまたまこの所有者に、あんた方、いつその許可を取っているのということから、こういうものを業者が提出してくれました。その中身を確認しますと、道と土地所有者のただ2人だけの許可申請です。それが25年ですから、25年にもう既にその場所は許可申請でオーケーをしていると。今、鉄道運輸機構が捨てるよということの本人との協議が30年1月ですから、こういうふうに。5年後に初めてこの行為が起きたわけです。それに、お前ら将来、そこへ投げちゃいかんよということの話なんぞというのは、町が地権者にも話せる話でもないし、話できる話でもないという、物事が始まってから初めて分かる話ですから。ですから、今言ったようにとんでもない話というのは、私はとんでもないものを今もらったんです。何がとんでもないんだか、私にはちょっと今検討つきませんけれども、そのとんでもない話を聞かせていただきたい。

議員の質問 佐々木

それはとんでもないということは、それだったら町民の安心・安全確保といった観点からいったら、私知らないでそういうふうになりましたよと、行政のトップたる者がそういう体制で、そこを言っているんですよ、とんでもないということを。町長の姿勢がそれではちょっと違うんではないですかということを言っているんです。すごいもんですね。やっぱり国家プロジェクトというのはすごい手法を使って進んでいるなというのを改めて知ったところですけれども、それにしても、町はあくまでもこの受入れの説明会の中でも、機構と地権者の立会人であるということで、監視をきちっとしていくんだということの説明は受けております。そういった中で、2番目の部分に入りますけれども、盛土完了後、一定期間程度のモニタリングをして、後に濃度が落ち着いたという段階でモニタリングを中止するということで進んだということなんですけれども。これじゃ安全確保につながらないんじゃないかと。やっぱりここはきちっと調査の継続を含め、機構がもしもやらないとしたならば、厚沢部町がやっぱりきちっと監視する体制を確保した中で、検査を実施していくというのが大事ではないかと思うんですけれども、そこはどうですか。

町の答え 町長

ですから、今、佐々木議員も御承知のように、町内にはたくさんありますよ、今そういう現場が。あなた方のそばにも。みんなあれは知事から直接地主が許可を取って、今、例えば河川の埋め立てをしたり、あるいは、農地のかさ上げをしたり、様々、今、町内では何か所もやっていますよ、正直言って。それは、町は経由していないから町が分かりませんけれども、ここでこういう仕事をしているなというのは見えます。町の許可権限でないものは直接やるわけですから、しかも、平成25年頃もう既にこういう行為が、これは地権者と道の話。それから、5年後にできたのは、その地権者と鉄道運輸機構の話、こういうことで、町が監視というのは初めてこの行動が起きてからが町の監視になるわけですから、その辺はとんでもないことというよりも、ちゃんと鉄道運輸機構のほうからデータをもらいながら、何かどこかで問題があったというのなら別ですよ、即私のほうは調査しますし、地権者に直させますし、そういう考え方でおります。

町の答え 副町長

話を先に1つ戻させてもらいます。先ほど5万立米の話が出たところでございますが、現時点で厚沢部町自体もまだ要対策土の出るであろう量が確保されておりません。要対策土につきましては、その町から出たものを、その町で処理するとかという法律もないし、ルールもはっきり言えばないわけです。ただ、どんどんうちの町に持ってきてくださいとか、歓迎しますよというような類のものではないということで、何となく各町ともに、自分のところは自分でというイメージで、新幹線を札幌まで延伸させるというところは共通意識として、みんなあるだろうと思います。先ほども言いましたとおり、今、八雲のほうがトンネルを掘っているんですけれども、現時点では確保されていないということで、今、将来出るであろううちの町の分を、現時点でその場所が空いていますので、それの分だけを、数字でいいますと5万立米なんですけれども、それをうちのほうに運んでくるということで、確認し合ったところでございます。トータルで33万立米くらい出るであろうということでありますが、それ全体自体がまだ厚沢部町でも確保されておりませんので、現時点でそれ以上のものがよそから入ってくるという考え方は全くございません。

議員の質問 佐々木

2点目の町の監視体制ということ、要するに安全確保に向けた監視体制をきちっとやって、何か町長の説明を聞くと、きちっとも何とも言わないで、北海道と地権者がやったからあまり関係はないというようなことは言わなかったけれども、そういうふうな印象にとらわれる答弁だったです。そこはやっぱりきちっと丁寧なことをお願いします。今、聞いたことに答弁になっていないですけれども、要するに安全確保を進めていくというようなことで、機構はおおむね盛土を完了後、2年程度モニタリングを実施して、数値が落ち着いているねといったら、もうやらないということなので、その後の監視体制ですよ。だから、きちっと厚沢部町の監視体制を構築して安全確保に努めていかなければならないということを言ったんですけれども、その答弁がないんですけれども、どう考えていますか。

町の答え 総務政策課長

たしか説明会のときには、機構さんのほうからおおむね2年というか、安定するだろうということで2年というような説明会で話があったと思いますけれども、それも、あくまでも法律上決められたものでないということ、それから、当然その後、じゃ何かあったときには、先ほどの町長からの答弁のとおりなんですけれども、その辺は2年がいいのか、5年がいいのか、10年がいいのかは、その辺は機構と地権者、それから関係機関との協議によるということで話は聞いております。ただ、100年までいいのか、200年までがいいのかというところはちょっと分かりませんけれども、その辺の2年という縛りがないということですので、その辺は協議して、長く監視できるような体制が図られればいいかなとは考えております。

議員の質問 佐々木

次に、3点目の土壌分析です。これはやっぱりきちっと、水だけの検査だというようなことなんですけれども、やっぱり農業の町、厚沢部にとっては、周辺の捨場があちこちあるわけですけれども、万が一にも完全に安全だというようなことではないと思うんですよ。やっぱりそれに基づいた今現在の土壌分析の結果をきちっと保存管理して、いつ予測のつかない事態が発生するかも分からない、やっぱりきちっとしたデータというのを管理、持っていかないと、厚沢部町の危機管理対応にならないのではないのかと思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。機構はやらないというんだけれども、町独自でやっぱり私は土壌分析に基づいた結果というのを保存管理するべきだと思うんですけれども、いかがですか。

町の答え 副町長

心配というんですか、安全と安心というのは全く違うものだろうと思います。安全というのは科学的、数字に基づくものだろうし、安心というのは心理的なものが多分に多く入ってくるんだろうと思います。今、調査しているのは、いわゆる地下水なり表流水、私も専門家ではないですから、はっきりしたことは言えないですけれども、普通そこが基準値以下であればですよ、それは測っているわけですから、基準値以下であれば、土壌まで何か影響はあるのかなというふうに考えるわけです。実際には第三者委員会で、本当にそれが必要であれば、そういうこともモニタリングしなさい、監視しなさいということになると思うんですけれども、特に言ってきていないということでありますので、いわゆる今の地下水2か所、表流水6か所で、それで確認はされているんだろうというふうな判断というか、認識でございます。

町の答え 副町長

いいんですよね、総務課長がさっき答えて。

議員の質問 佐々木

きちっと実施するというようなことの明言はなかったわけですけれども。次に4点目ですが、風評被害防止策というようなことで、今の世の中は本当にもう情報化社会で、大変な厳しい部分があります。そういった中で、実際に上里地区に搬入されたというようなことを受けて、自然保護に関する委員さんのほうに4、5件の電話が入って、毎年あっさべメークインをおいしく食べていたけれども、もう買いませんというようなことがあると、あんた方町議はどう議会対応をしているんだというようなことを、私は直に提言を受けたことがあります。また、私ども実際、上里の現場等も見てきたわけですけれども、我々はこういう工法であれば何とかなるのかなというふうな感じだったんですけれども、その後、農業者以外の方から、どうなんだと、あんた方農業をやった中でそういうのをあれするということをどう考えているんだというような心配の声が多数寄せられているんです。そういったようなことで、もう既に敏感な人は敏感で、もう既に風評被害とまではいかないまでも、そういった状況が発生しているというのは間違いない事実であります。これ具体的に、今はSNSとかそういうふうな情報管理とかは誰がというのもあれですけれども、管理はできないでしょう。やられるんですか、誰か。そういうふうな体制というか、取組というか、どういうふうなことになるんですか。

町の答え 町長

いろいろと心配はあるんだろうと思います。そういう心配の中で、地権者と鉄道建設運輸機構との協議契約の中にこういう言葉があるので、不測の事態が起きたときの措置はどうするんだという規約があるんです。この不測の事態というのは、どこまでの範囲をこの規約の中で言っているのか知りませんけれども、今恐らく議員が言われるように、何かが発生したとか、何かが破れたとか、とてつもないことが起きたよということじゃないかというふうに推測するわけですけれども、この不測の事態の措置として、発生と受入れに起因して、この不測の事態が発生した場合には、その原因について、機構と土地地権者が調査の上、対処をするんだと、こういう契約になっているんですね。だから、その際には、町が当然そういうものが発生したという発見をしたときには、そういうふうに機構でも土地地権者にも伝えることになるんだろうと思いますけれども、そういうふうな契約条項の中で処理されるというふうに我々は考えておりますから、今、全く知らんぷりでという話ではなくて、あくまでも3者の協定の中ではそういうふうに協定条文をつくってあると、こういうことでございます。

議員の質問 佐々木

既にこれは本当に大きな問題ですよ。前段で町長は厚沢部町の安全・安心を農産物を高めて売りにするんだという根本的な部分の問題ですよ。そこに大きく関わる問題ですよ。きちっとやっぱり対処していかなければならない問題だと思います。それで、捨場については北海道知事と地権者でやったよということなんですけれども、実際5年後に、今現在、処分地に搬入するという段階で、説明会では漁協を含め、農協、森林組合とか、いろいろな関係の同意を得ている、当然厚沢部町だっていいでしょうというようなことで同意しているのが間違いない事実だと思うんですけれども、そういった中で、第三者委員会が上里のボーリングに基づいて調査、審議、検討した委員会での審議の分析とか評価、そういった報告書に基づいて、これなら大丈夫というようなことで同意されたんですか。そういう報告書とかは来ているんですか、厚沢部町に。あるんですか。

町の答え 副町長

第三者委員会でどういう話をしたのかどうかというのは来ていません。ただ、そういうことで機構さんのほうからも、こういうやり方でオーケーをもらっているという話であります。ですから、町がその第三者員会、専門家の人たちが集まって検討した内容を、町の職員が分析してどうのこうの言えるだけの専門的な知識はないわけです。ですから、そういう専門的な人たちが集まった結果として了承されたものというふうに認識しております。

議員の質問 佐々木

全面的に信じて、あれだと。だけれども、それで機構の体制というんですか、不親切な部分がいっぱいありますね。情報開示については、わざわざ請求しないと開示しないという姿勢があると、そういったことから、それぞれ説明会を含め、また、議会報告会等でも不信とか不安とか、そういったものが拭えないのが事実なんですよ。そういったようなことで、やはり第三者委員会、これ個人的な抗議があるからメンバーは公開できないよということなんですけれども、やっぱり言われていることが、厚沢部町についても丸々機構を100パーセント信じてこうですよと、機構の説明を聞いても、あんた方、全員が全員でないですけれども、捨場確保のために問題ない発言をしているんじゃないかという不信感の部分があるんですよ。そういった部分を払拭するためには、やはり第三者委員会のメンバーが無理であれば、やはりきちっと第三者委員同様の学識経験者による住民説明会をやった中で、きちっと対策工を、上里にやったこういうふうな部分の取組というのを、私が評価するのに専門的な立場から問題ないよというようなことをやっていかないと、やっぱり不安というのは払拭できないと思うんですけれども、そういった取組はどうなんですか。委員会のメンバーは説明会を実施できないけれども、同等の学識経験者による住民説明会の開催、やる気はないんですか。

町の答え 副町長

第三者の専門家を集めた結果がこうだったというふうな認識でありますので、それ以上のことは考えておりません。

議員の質問 佐々木

これは最後になるんですけれども、堆積完了後の管理責任、これはあくまでもやっぱり堆積した地権者が責任を負うことになるんだという答弁ですけれども、何といいますか、これじゃ納得しないというか、納得できない部分がいっぱいあるんですよね。そういうようなことで、私が今回質問した趣旨というのは、やっぱり町長、厚沢部町は5万立米だ、5万立米しか受け入れしないよという確約が一つ。それと、やっぱり周辺、あちこちいっぱい捨場がありますけれども、その関係する周辺の土壌の分析結果をきちっと保存管理していくのが大事でないかということです。それと、もう一つには、今、副町長の答弁があったけれども、専門委員がいたからそういう説明会は開かないということなんですけれども、それに類したきちっとした学識経験を持った人が説明会を開催しないと、やっぱり不安というか、そういうふうな払拭できない部分もありますので、その3つをきちっと取り組んでいただきたいということなんですけれども、どうなんですか、町長。一番問題なのは総量、5万立米以外きちっと、受け入れないということなんでしょうか。

町の答え 町長

約束事ですから、5万立米というのは。お前らは黙って10万立米でも20万立米でも入れさせるんだべと疑いをかけられると、これは話になりませんけれども、5万立米というのは運輸機構のほうとそういう中で、今、町と協定の中でやっているわけですから、それはないと。あと、今までの話の中で、先ほども申し上げましたけれども、突発的なことがない限り、我々も手を加えるというものではなくて、常時監視しろということでしょうから、そういうふうにしながら。この件については、この地権者にもきちっとこういう意見だということを私は隅から隅までお話をして、地権者に今まで以上に注意をするように喚起を促したいと、こういうふうに思います。

議員の質問 佐々木

町長も執行方針で話されております。安心で安全、住みよい厚沢部町を築き、次の世代に継承していくのは、生きる私たちの責務であると。今日の冒頭の町長の答弁を聞くと、その責務が感じられないですよ。今、最後に言ったように、監視を強めて、きちっと安全確保といった部分でより真剣に取り組んでいただきたいということを提言して、国家プロジェクトというのはすごいもんだなということを感じながら、私の質問を終わります。大変大きい課題です。よろしくお願いします。

出典:厚沢部町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日 議事録 PDF(92ページ) 間違いを知らせる