みんなの議会

厚沢部町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日

担い手・就農者の確保

聞いた人
佐々木宏 議員
答えた人
町長、農林商工課主幹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 佐々木

令和2年第1回定例会、一般質問をさせていただきます。まずは、世界的なコロナウイルスが収束することを願ってやまないところであります。まずは、質問事項1番です。担い手・就農者の確保ということで質問させていただきます。農水省では新たな食料・農業・農村基本計画の骨子案を示し、農業の成長産業化を進める農業政策と多面的機能を発揮する地域政策を車の両輪に、食料の安定供給を図ることをコンセプトに位置づけた策定を進めています。一方でTPP11、日EU、EPAに続き、日米貿易協定を次々に発効させ、食の安全に関わる規制緩和や農業を犠牲にした農産品の際限のない自由化へと突き進んでいます。北海道はもとより、国内農業の崩壊につながりかねない事態で、米国やオーストラリアの安価な米や牛肉、豚肉などの流入が増大しており、国内の畜産業を含めた農業などで消費減少や生産減少による打撃が懸念されており、本町農業にもどのような影響を及ぼすか計り知れない状況となっております。こうした中、このたび、本町では、厚沢部町農業の指針として「厚沢部町農業発展計画書農に生きるパート7」を策定し、安定した農業経営とゆとりある生活実現に向けるべく、作物別所得基準に基づいた7つのパターンの営農類型モデルが示されたところであります。農業者の積極的活用を期待するものです。本町は、高齢化率が40パーセントを超え、さらに担い手不足となることが想定される中、厚沢部町の基幹産業農業における担い手・就農者確保に向けた取組が喫緊の課題で、真に実効性のある施策展開が必要と考えるところですが、町長の基本姿勢について伺うものです。質問事項については、7点です。1つに、農業奨学生の実態。②に農業研修生の実態です。③Uターン・新規就農者の認定件数はどうなっていますか。④新たなる地域おこし協力隊員募集の考えは。⑤就農者確保で厚沢部会との連携も必要でないかと考えますが、どう考えますか。⑥就農受入れ育成指導指定農家数は幾つありますか。⑦担い手対策で結婚推進員委嘱数は何件ありますか。以上です。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長

佐々木議員の担い手・就農者の確保についての御質問であります。佐々木議員からの御質問のとおり、本年1月に「農に生きるパート7」の策定を終えて、農業後継者の育成、新規就農者の確保は未来の経営体づくりとして重要な対策と位置づけております。また、人口減少対策の観点からも、基幹産業である農業を「しごと」として、移住者の確保にもつなげていかなければなりません。御質問の第1点は、農業奨学生の実態について、平成15年度、16年度に各1名を認定しておりまして、ともに現在も農業に携わっておられます。次の2点目の農業研修生については、毎年、農業活性化センターで募集を行っておりますけれども、直近5年間では2名を1年間の研修生として受け入れ、研修後の親元就農につなげております。3点目のUターン・新規就農者の認定件数についてですが、直近5年間では農業後継者が6名、新規就農者が1名です。また、本年4月には新規就農認定1件を予定しております。4点目の新たな地域おこし協力隊の募集について、厚沢部町農業担い手育成対策協議会が中心となりまして、第三者継承先確保、フェア出展等での募集を行っておりまして、短期研修を入口として、地域おこし協力隊に任命しての長期研修まで一貫してフォローする体制となっております。5点目の就農者確保で厚沢部会との連携についてですが、新規就農者募集で連携する予定はありませんけれども、担い手協議会の取組を町広報紙やホームページに掲載し、広く情報発信を図っております。6点目の就農受入れ育成指導指定農家数についてですが、厚沢部町農業担い手育成に関する条例第12条に規定する受入れ指導農家に指定している者は現在1名であります。7点目の結婚推進員委嘱数についてですが、その効果を勘案し、現在は委嘱しておりません。若者向けのイベントを通じて出会いの機会を増やしつつ、町のにぎわいを創出するなど、時代に合った取組を行っております。最後になりますけれども、担い手の育成は重要な課題であり、現在でも新規就農者の育成と支援、農業後継者の研修など多様な取組を行っております。さらには、時代にあったスマート農業の普及など、未来を見据えた施策を展開する必要があると考えております。以上であります。

議員の質問 佐々木

どうもありがとうございました。前段、農業に関してはいっぱい質問がございましたので、ここでは7点目の結婚推進員に関してでございます。以前は農業委員さんが全て結婚推進員であったというようなことで取り組んだ経緯もあります。その後、担い手、株式会社に委託して、出会い・交流の場というような企画もしてきたところですけれども、今現在、もうそういった取組が全然ないのではないですか。ここで町長の答弁で、出会い創出をするというんだけれども、どういうふうなあれで創出するんですか。そういうあれが何もないではないですか。

町の答え 農林商工課主幹

まず、結婚推進員につきましては、佐々木議員おっしゃるとおり、農業委員会も担っていたんですが、当初できたのが平成4年、そこで厚沢部町定住促進に関する規則、ふるさと定住促進に関する規則を制定しまして、そこで結婚推進員、これは農業に限らず一般の方も含めた結婚推進員を設置すると。そして、制度としましては、形式的な仲人ではなくて、実際取り持ってくださった方、それに一般の方であれば5万円、農業者であれば10万円ということで交付していたものでございます。そちらの実績につきましては、当時は今より若い人も倍いた時代、高齢化率も半分の時代でしたので、平成4年から、たしか平成12年まで、実績としましては、一般の方が12人、そのうち農業者の方が7人という実績は上がったんですが、その後は、実績は12年後以降はゼロでございます。そういったことで、現在委嘱してもなかなか機能しないというのが現状なのかなとは思っております。町長の答弁にございましたとおり、最近につきましては、一旦農林商工課のほうで婚活事業をやりました。また、札幌からの婚活ツアー、その後は、出会い・賑わい・元気づくり事業、また、今現在では、冬のイベントなどに切り替えて、若い人が交流できる場を現在つくっておりますが、それが結婚につながっているかといわれると、なかなかイベントの後、追跡調査するというのもなかなか難しい話でありまして、その効果測定というのは現実できていないのかなと。ただ、やっぱり若い人たちの接点がない限りは、なかなか結婚に結びついていかないかなという現状ではございます。以上です。

議員の質問 佐々木

これはもう本当に大きい課題なんですよ。担い手に対する、やっぱりパートナーがいないと継続的な集落の存続というか、そういうふうな部分に結びつく部分もありますので、この部分についてはもうイベント等を通しても何かしら姿が見えなくなってきているという状況にありますので、これはきちっと再度やはり考えを改めて、イベント等の中に盛り込んだ中で取り進めていかないと駄目だということを、重ねて提言します。担い手確保等については、今後、第2弾、第3弾と考えております。今回は基本的な考えを聞いたというようなことなので、この次は募集と受入れ体制等について、きちっと提言を交えた中で、また質問のほうをしていきたいというふうに考えておりますので、その節はよろしくお願いいたします。

出典:厚沢部町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日 議事録 PDF(87ページ) 間違いを知らせる