みんなの議会

厚沢部町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日

農業施策について

聞いた人
中山俊勝 議員
答えた人
町長、農林商工課主幹、総務政策課長

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 中山

議長の許可を頂きましたので、一般質問をしたいと思います。大きく分けて、2点について質問したいと思います。まず、1点目でございます。農業施策について。今年度の農業施策について、お聞きしたいと思います。1つ目に、スマート農業実現のため、今後の町の支援策をどのように考えているのか。2点目に、雇用対策として、外国人実習生の現状と今後の対策をどのように考えているのか。また、農繁期の大学生や免許取得アルバイトに対しての応援施策を考えているのかどうか。例えば温泉施設のうち、館憩いの家は100円で入れますが、うずら温泉、上里温泉につきましてはこの施策から外れております。3点目に、先ほども上戸議員のほうからあった厚沢部町農業担い手対策協議会の今後の担い手対策をどのように考えているのか、3点について質問したいと思います。

町の答え 町長

中山議員からの今後の農業政策についての3点の質問であります。御質問の1点目、スマート農業の支援策については、平成29年度に渡島檜山地区での初のRTK-GPSの基地局を設置いたしまして、平成30年度には農地耕作条件改善事業を活用して、自動操舵搭載のGPSガイダンスを12台導入しております。その後も、さらなるスマート農業の推進を図るべく、昨年9月に改めて全ての農家に導入意向調査を行った結果、8件の農家からのこのGPSガイダンスを導入したいとのこういう要望を受けたところであります。現在、国への採択申請を終えまして、早ければ4月に導入できる見込みであると。また、農業用ドローン導入の要望もありましたが、今後の最新機種のリリースが予定されておりますため、令和3年度以降の導入で調整中であります。さらに、生産組合からの要望もあり、アスパラハウスの自動制御や遠隔操作が可能となるIOT機器、こういうものの導入を計画して、その試験導入のために地方創生推進交付金を申請しているところであります。採択となった場合、令和2年度から3年間、事業期間として導入を進めていきます。次に2点目のその雇用対策についてでございますが、外国人実習生についてのJA厚沢部基幹支店が中心となり進めているわけでありますが、地域の労働力の減少と高齢化もありまして、今後も外国人実習生の確保は重要性を増し、受入れ人数は増加傾向で推移をしているものと考えます。町では受入れ環境改善のためにJAと協議をし、未利用の公共施設を提供しながら支援しておりますが、今後においても必要に応じて、もろもろ協力をしてまいりたいと、こういうふうに思っております。また、免許合宿等のアルバイトについては、生産者で構成する農楽会が主体となりまして、受入れ人数を増加しております。館保育所を改修して宿泊施設として利用いただくなど支援を行っておりますけれども、温泉施設の利用については、館地区憩いの家入浴料を100円に減免しておりまして、100円というのは高齢者も皆同じであります。入湯税の分100円であります。この100円にそれぞれ減免しておりまして、これ以上に拡大して無料にするという、そんなことにはならないと思っております。3点目の厚沢部町農業担い手育成対策協議会の担い手対策についてですが、本協議会は平成27年2月にこの設立しておりまして、平成30年度から活動を強化、JA、普及センター、指導農業士、農業委員会などと、適切な役割分担の下で協力体制を構築しながら、令和元年度からは年間の事業計画に基づき活動をしているところであります。具体的な取組としては、4月から10月の期間中、新規就農希望者や新規就農者の定期巡回を月1回程度行うとともに、定例会議を開催しております。その中で、農地の紹介などに取り組んだ結果、1名は第三者継承により4月から自立、もう1名は農地確保が実現して、この春からアスパラを定植し自立に向かっておるところであります。入り口となる募集においては、協議会独自の意向調査を行い、1件ではありますが第三者継承先の確保がなされております。現在、フェア出展やホームページ活用によりまして、研修生を募集しております。さらには、町では協議会の動きと連動して、1週間程度の短期就農体験に対する助成制度を創設して、協議会の研修機会の確保、ホームページや広報への掲載による内外への活動発信等を活発に進めたい、このように進めているところであります。最後になりますけれども、中山議員が今3点目の御質問は、「農に生きる7」の掲載した私の挨拶の中の「新たな動き」と一致し、共通認識は得られていると感じますという未来の農業の姿をデザインし、厚沢部町農業が発展するための、今後も様々な施策を取り組んでいく、このような所存で載せたものであります。以上であります。

議員の質問 中山

町長のほうから今3点について答弁があったわけですけれども、まず、1点目のこのスマート農業ですけれども、今後これがほとんど厚沢部農業の中心になってくるんではないかなというふうに感じています。というのは、やはり若い人でないと機械を操ることが、なかなか我々の世代では難しいのかなと。そういう中で若い人あたり、ぜひとも、さっき町長も答弁もしていましたけれども、若い人方のこういうグループですね、利用組合みたいな感じの、生産組織みたいな感じの、こういうもので切磋琢磨した中で、例えばドローンの導入とかというようなことをやはり進めていくべきでないかなと私はそう思いますけれども、そういう考えを持っているかどうか、まずお聞きしたいと思います。

町の答え 農林商工課主幹

中山議員から御質問いただいた、若い人たち、そういう方がグループを組んで取り組んでいったほうがいいというのは、全くおっしゃるとおりでございます。ただ、若い人たちも実は同じ考えでございまして、既に厚沢部町スマートアグリ推進協議会という若い人たちが中心になった活動ということで、そのスマートアグリ推進会を通じて導入しているというような現在の動きになっております。こちらは若い人たち、機械の導入だけではなくて、自らが研修だとかにグループで参加したり、あと、みんなで情報交換なり、アンテナの強度的な管理なんかを進めているということで、現在、農協さんが事務局を持って進めていただいております。以上です。

議員の質問 中山

そういうことであれば、大変いい方向に進んでいるのかなと思いますけれども、我々農業者がそれを知らないというのが何かちょっと、どこでそういう情報が流れているのかなというのが分からないので、やはりきちっと農家の人方に分かるようなPRをして、この会に入っていただいて勉強していただくと、そして、利用していただくというように考えますので、今後ぜひ進めていただきたいというふうに思います。次に、2点目ですけれども、雇用対策です。これは私も農家をやりながら、夏場は大変助かっている部分があります。ということは、農楽会といいまして、今、狩猟免許、それから、車の免許を取りにきて、今、町長、昨年度厚沢部町に来ているこの人数、何名か分かりますか。46名です。この前、農楽会のちょっと総会があったんですけれども、その中で何が一番昨年度困りましたかという質問に対して、来た子供たちがシャワーがないと、あの暑いときに帰って、そしてシャワーがないものですから保育所に、やっぱり共営住宅に行ったり、元の入っていたところに行ったりということで、大変な人数ですので、シャワーを浴びずにもう暗くなってしまうと。ぜひともシャワーの設置をお願いしたいというのが一つ。ここにある館憩いの家のほかは100円じゃ駄目だよと。自分は、金曜日が館憩いの家が休みだもんですから、ここでうずら温泉に各農家が連れていって、上里温泉に連れていっている人もいると思いますけれども、そこで温泉に入っていただくと。これは各自400円払って利用してもらっています。私はこの部分を、シャワーをつけていただくと、子供たちも本当に喜んでアルバイトをやってくれるんじゃないかなというふうに思いますので、この辺の考え方、町のほうであればいいと思いますけれども。町長にちょっと見せたいんですけれども、これは去年の農楽会の総会の議案です。この最後に、ちょっと我々も考えなかったんですけれども、北海道大学のアルバイト生が卒論に書いたものがあるんです。これは私も読みましたけれども、厚沢部町の大変なPR、これをしていただいています。後で町長、これを差し上げたいと思いますので、ぜひ読んでいただきたいと。こういうのを考えると、ただうちの応援隊というよりも本当に当町をPRしてくれると。大学を卒業してからでも、やっぱり厚沢部町を忘れないでリピーターとして何人かはまた協力に来ています。こういうことを考えたときには、シャワーの設置をぜひとも、やっぱり設置していただいた中で快適に働いていただくというのが必要でないかなと思うんですけれども、その考えはあるかどうかお聞きしたいと思います。

町の答え 農林商工課主幹

中山議員おっしゃるとおり、確かに今は館保育所にはシャワーがございません。また、皆さんうずら温泉なりに入りに行かれているというのは事実でございます。ただ、館保育所にシャワーを設置するとなると、やはり結構大きい金額がかかります。というのは、現状全く設備がないので、間仕切りから、あと、女性もいらっしゃるので、鍵などいろいろ気を遣う面もありますので、やはりかなり大きい経費がかかるということと、実際農作業アルバイトというのは7月後半くらいから9月いっぱいくらいまでということで、一定の期間しか利用しないということになりますので、その費用も勘案しながら、ちょっと判断することになるのかなとは思っております。以上です。

議員の質問 中山

今の答弁じゃちょっと残念ながらできないのかなというふうに、大変残念に思いました。我々利用者も、やはりそのためには個々の持ち出しも考えた中でのシャワー設置というものを考えていきたいなと思いますので、ぜひとも考えていただきたいと思います。次が、町長知っているかどうか分かりませんけれども、今海外からアルバイトに来ている農協のアルバイト、それから、個人で頼んでいるアルバイト、カンボジア、それから、ベトナムですね。こういう方々の大変困っていることがあるんです。冬場の仕事、例えば3年契約だそうです。そうすると、夏はいいんですけれども、冬場のこの対策はないわけです。農協はあるんですよ、冬場でも豆選びとか、いろいろあるんですよ。でも、農家はないんですよ。ですから、今何をやっているかというと、3年たたないと解除できないし、冬場は日本語を教えているそうです。日本語の試験を通らないと3年間いけないということで、今はバイト生に日本語を教えて勉強中と。町長、そのほかに大変困るのは、一切働かなくても中間に入ってくれている紹介者に月何万払っているか分かりますか。それから、一切働かなくても、日本語を教えていても、払わなきゃならないんです、これは。ですから、こういう方々の、町として何とかこの辺の対策というものがないのかなというふうに思っております。今、個人で3人頼んで、月に夏も冬も3万円必ず払わなきゃ駄目です。そのほかに働かなくても冬場大体15万円くらいのお金を払わなきゃ駄目だそうです。このくらい、今、厚沢部町においても、せっぱ詰まった雇用になっているんですよ。ですから、その辺、大きく農家やっている人はなお、当路地区、富里地区、この辺については非常に困っているんです。ですから、町もこの辺を考えた中で、何かしら支援できる部分があったら支援してやっていただければ、大変農家としては助かるんですけれども、その辺の町長の考え方をお聞きしたいと思います。

町の答え 町長

外国の方々の研修生の受入れでありますが、今現在、町内には農協、直接働いている方、こういうものが恐らく20人から30人の方々がおいでになる。一昨年からの法改正によって、今は3年間ないし5年間の通年した滞在が認められるようになった、ビザの期限がなくていいです。したがって、途中で帰ることなく通年しているわけですから、今、中山議員が言ったように、冬期間が農家の仕事がなければ、その人たちも仕事がないと、こういうのが実態だろうと思います。今、そういう方々の仕事場というのは、確かに町内では大変なんだろうと思います。漁業者と違って農業の場合は完全に切れるわけなので、そこで今冬場の仕事というものは何があるのか、今、厚沢部町でもいろいろと農家の若い人たちが検討しております。一部ですが、館第2パイロットに当路の青年たちがグループでハウス棟のグリーンアスパラの冬期間の収穫をしたいというふうなことで、先般、指導農業士の会のときに実は若者からそういうふうに相談されました。大いに結構なこと。ただ、暖房が問題であります、冬期間のハウスというのは。今、油だとか電気だとか、その他のものを使いますとコストが高い。そんな中で採算性を考えると、国のスマート農業のハウス5割の補助をもらっても間に合わないよと、こういうことになろうかと思います。さあ、それではどうするかということで、今いろいろと検討しているのは、開発建設部と検討しているのは、ダムでの水力発電は近くやろうということで、農家の若い者に電源を供給しようと、こういうことで道庁開発建設部のほうとも今、相談をしているところであります。これらについては、民間が来て発電をしながら、農家のそういう施設に電気を供給して、そして、冬期間の営農ができるように、こういうことも今、着々と計画が進んでおります。やがて、そういう冬期間の海外の子供たちの働く場所もそういうふうなことでつくっていければ、恐らく通年した働きと、そういう子供に対する賃金の支給、こういうものが容易になるんだろうと、こういうふうに思います。私どものほうも、何とかそれは実現したいと、こういうことで今、国のほうに要請をしているところでございます。早いうちにそのような方法を取りたい、こういうふうに考えているところであります。

議員の質問 中山

町長、面白い情報を1つ差し上げたいと思いますけれども、外人の方、日本語の試験を受からないと次の年いられないというようなことで一生懸命勉強するそうです。この試験官が実は札幌にいまして、〇〇さんがこの試験官をやっているそうですので、後でこそっと、おい少し甘くやれよというふうなのも一つの手かなと、それはちょっと余分ですけれども。3点目に入りたいと思います。この3点目の担い手協議会、昨年度からようやく力が入ったと、さっき答弁ありましたけれども、実質、今年のを見れば、さっき上戸議員のときもあったんですけれども、第三者継承で1名、それから、そのほかにアスパラの農地確保できたのでアスパラ栽培をやりたいと。ちょっと予算のことが絡むんですけれども、今年4名の地域協力隊を予定しています。そういう中で、この新規就農者の対象でやるのか、それとも全く違う分野での協力隊なのか、これについてちょっと最初に説明していただきたいと思います。

町の答え 総務政策課長

地域おこし協力隊のうちのほうで見ている事業の中で今4名見ていて、1名は2年目の新規就農者の方が今1名いて、予備といったらあれですけれども、新規をプラス3名見ております。そのうち、2名を農業の新規就農者ということで想定していますので、その中で対応したいと考えております。

議員の質問 中山

これは先般、2月に農業新聞に出た論説ですけれども、さっきも上戸議員のときにありましたけれども、町だけが一生懸命頑張っても、本当は農協がきちっとしないと、農業者の跡継ぎですから。そこをやっぱりきちっとやるべきというふうで、私もこれは本当に、やっぱり町と農協が一体となって、この協力隊をつくり上げなきゃ駄目だなというふうに思いますので、さっきもあったんですけれども、やはり農協と手をきちんと組んだ中で協力隊を要請していってほしいと。それから、もう一点、ついせんだって、これは道新ですけれども、我々も去年視察に行ってきた場所ですけれども、白糠町、ここでその地域おこし協力隊、新規就農で入った野菜農家に対して、5年間過ぎたときに農地を無償で町有地を差し上げると、そしてやっていただくと。全く我々考えられないような施策、やはり白糠町やるなという感じを受けて、これは町長、後で読んでみてください。すごい参考になりますので。うちの町として、第三者継承の場合に、〇〇さんはもう成功しています。一生懸命やっています。もう〇〇さんの応援というのは要らないんじゃないかなと。それよりも次の第三者継承のほうに移っていただいて、一生懸命手を差し伸べてあげたほうがいいんではないかなと思いますけれども、第三者継承は、これはどのような農家の方に今回希望しているんですか。

町の答え 農林商工課主幹

まず、御質問の中で、現在既に就農して3年たっている方に関しましては、今現状、農協さんもそうなんですけれども、普及センターと役場、あと、農業活性化センターで月1回定期巡回をしながらその経営状況なんかも確認しまして、より所得の上がる経営とかを一緒に考えながらというサポートで、実質的に金銭面というのは就農給付金ですか、そちらだけということになって、割と安定してやってくださっているので大きなサポートというのはしていないのが現状でございます。今、募集している第三者継承の方というのは、ちょっと個人名が入っているので後ほど資料を御提供したいと思いますが、簡単に言いますと、中館地区でアスパラハウスを現在7棟45アールを持っている方で、機械なども全てそろっておりますので来ていただければすぐ就農できるような形での募集ということになっております。以上です。

議員の質問 中山

期待していますので、どうぞ頑張っていただきたいと思います。町長、これ「農に生きるパート7」、これ私もじっくり見て、今回一般質問にも使わせていただいたんですけれども、この配布単位というのは、どんな方にこれを配布しているのか。これちょっと分からないので、もし参考で、できればどんな人方にこれ、パート7を配布しているのか。

町の答え 農林商工課主幹

配布対象につきましては、もちろん全ての農家さんに配布する、関係機関に配布するということで想定はしておりました。ただ、配布の時期なんですけれども、当初、実はこれに関わる講演会を3月中に開催することで既に講師も頼んで日程設定していって、その場で配ろうという算段ではあったんですが、あえなく中止になってしまいまして、現状まだ全ての農家さんには配布というのは終わっていない状況ではございます。以上です。

議員の質問 中山

今回のこのパート7を読んだ中では、これからの厚沢部町に対してすごく指針になるんじゃないかなと思いますので、ぜひともきちっとやっぱり農家の方に読んでいただくような努力をしていただきたいと。特に農協さんのほうには、そういう努力をしていただきたいというふうに思います。時間がございませんので。

議員の質問 中山

いいですか、続けて。

議員の質問 中山

はい、分かりました。

出典:厚沢部町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日 議事録 PDF(55ページ) 間違いを知らせる