八雲町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日
高齢者等のゴミ出し支援
- 聞いた人
- 佐藤智子 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 ○ 佐藤智子
高齢者や障がい者などが、できる限り住み慣れた地域で暮らしていく中で、ゴミの分別やゴミ出しが困難でありながら支援を受けられない事例がある。これを解決する一助として国が特別交付税措置を講ずるという。平成 31 年3月の環境省調査結果によると、ゴミ出し支援を実施している市区町村は 387自治体。全体の 23.5%に留まっている。具体的な支援策として「ゴミ収集事務の一環として、戸別回収に伴う増加経費」、「NPOが実施する場合の補助金」、「社会福祉協議会に委託する場合の委託経費」、「未実施団体に対する初期経費(対象世帯の調査・計画策定など)」、以上のような施策に対し、国が半額補助する。ゴミ出し困難世帯を支援する事業に取り組んではどうか。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
筋力の低下や関節疾患のある高齢者にとって、ごみ袋をごみ集積場まで運ぶことは大きな負担であり、認知症やその前段階の軽度認知障害になると、ごみ出しの曜日や分別のルールを覚えることも難しくなります。また、障がいによってごみ出しに支援が必要な方もいるものと認識しております。町のごみの収集状況は、八雲地域の市街地では、可燃ごみは週2回、不燃ごみは週1回、それ以外の地区は週1回または月2回の収集運搬で、午前8時までに決められた場所にごみを出すようお願いしており、熊石地域では、燃やせるごみは週2回、燃やせないごみは隔週で1回、粗大ごみは月1回の収集運搬で、収集までに決められた場所にごみを出すようお願いしております。ごみ出しに支援が必要な方々は、現状では、決められた曜日や時間に間に合うよう、家族の支援や近所の方々の支え合い、ホームヘルパーによる支援などによって、ごみの分別やごみ出しが行われているものと理解しております。議員が提案する国の支援策ですが、ごみ収集事務の一環としての戸別回収については、現在の収集運搬が、八雲地域は7台体制、熊石地域は1台体制であり、実施するには、車両毎に新たな人員の確保が必要になること、また、NPOや社会福祉協議会での実施については、収集日の朝の決められた時間帯に訪問してごみを出す必要があることや、朝に限らず収集する場合は、車両の確保や運搬経費など、難しい面も多いと考えております。しかし、核家族化や地域とのつながりが希薄化していくなかで、家族や近隣住民の手助けが得られない世帯も増えていくことが予想され、さらに、ごみが出せずに家にたまると、いわゆる「ごみ屋敷」問題など、不衛生な環境につながる可能性も考えられることから、来年度の第8期介護保険事業計画策定のために実施するアンケート調査に盛り込み、ニーズがどの程度あるのかを把握するとともに、ごみ出し支援に限らず、住民ボランティア等を活用した生活支援の体制づくりを検討したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。