八雲町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月9日
今までの取り組みを検証した人材育成を!
- 聞いた人
- 赤井睦美 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 ○ 赤井睦美
人口減少の中で、最も危機的なのがますます進む「就労人口の減少」です。国では、定年延長を行い、元気な人は 70 歳まで働いてもらう考えもあるようですが、それでは解決につながりません。そのような難しい中でも担い手確保に向けて、若者にとっても魅力ある企業・魅力あるまちづくりが求められています。そのためにも、各事業所の在り方や町の取り組みも今まで通りではなく、これからの時代や環境にあった大きな改革も必要になってきます。町長は就任以来、八雲町のブランド化、より魅力的なまちづくりを目指し、様々な取り組みを行ってきました。そして、その中でも基幹産業を守り育てるということで、すでに研修牧場やサーモン養殖の研究が進められています。このことにより基幹産業が少しでも活性化してくれることを、心から望んでいます。しかし、どんなにAIやロボットを導入しても、事業全体の現状と将来をしっかりと見据え、持続可能な取り組みができる『人』がいなければ、成果を上げることはできないと思います。以前、人材育成に向けて、仮称ですが『八雲町まちづくり会社』を設立するという構想もお聞きしました。今、どこの企業も事業所も人手不足ですから、この構想が実現出来たら歓迎の声が上がると思います。しかし、この構想と同じ目的で、今まで行ってきた『アクションプラン』や『リプモ事業の中の人材確保育成事業』『ら・ふもの展開』等、様々な取り組みがありました。それらの取り組みの成果と課題が、私たち町民には全く見えていません。そのことを明確にせずに、次のことに取り組んでも成功には繋がりません。是非、今までの取り組みの成果と課題を明確にし、そのことに対し多くの意見をぶつけ合いながら、本当に必要な仕組みを作り上げるべきだと思いますが、町長のお考えをお伺いします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
これまでの成果・課題を踏まえた人材育成の取り組みについてですが、産業人材の確保と育成は、将来に向かい、重要な課題であると考えております。このため、役場内の産業関係課と町内の産業関係団体で組織する「八雲町産業連携促進協議会」が主体となり、「八雲町産業人材確保・育成事業」、通称「リプモ事業」を実施してきたところであり、「ら・ふもの展開」につきましても、この事業の一つのメニューとして実施しております。ご質問にあります、今までの取り組みの検証につきましては、例えば、「交流人口の拡大による新しいまちづくりアクションプラン」は、「丘の駅」の整備に合わせて、観光や物産の取り組みのよりどころとして、「八雲町産業連携促進協議会」がまとめたものでありますが、その成果としては、丘の駅の設置による町内への経済効果の波及や事業者の育成などが継続していることと認識しております。一方、観光の振興につきましては、小さな芽はでているものの、産業としての定着には至っておらず、今後、観光をより経済効果のあがる産業としてどう広げていくかが、課題であると考えております。次に、産業人材確保・育成事業につきましては、この取り組みを通して、産業界の担い手対策に関する意識や具体的な施策の実施に対する理解が深まってきたことから、例えば、「研修牧場」の整備を進めるとともに、次の施策として、起業・創業や事業の承継ができるような人材の育成を行うための、「(仮称)まちづくり会社」の立ち上げを目指しているところであります。この「(仮称)まちづくり会社」の検討に当たっては、これまで取り組んできた、丘の駅の立上げや運営で培った経験、地域おこし協力隊の育成や事業執行を通じて得られた経験、産業界との議論などから得られた課題や成果とともに、事業の執行によって得られた失敗例も含むノウハウも活用しながら、商工会をはじめとする産業団体との調整などを進めております。また、これまでも実施してまいりましたが、今後は、特に、将来の八雲町の産業を担う若手経営者などの意見を積極的にお聞きしながら、検討を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。