みんなの議会

木古内町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月5日

選挙公約について

聞いた人
廣瀬雅一 議員
答えた人
町長 鈴木慎也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 8番 廣瀬雅一

8番 廣瀬雅一です。皆さん、おはようございます。私のほうから1点、選挙公約についてでございます。新型コロナウイルス感染症の終息がいまだ見えない中、当町の感染症対策は、大変スピード感をもって様々な対策を講じてきたと思っております。しかしながら、感染症対策については、まだまだ課題が山積していると思っておりますので、今後も建設的な協議・議論を実施する中で、施策が展開されることに期待します。さて、選挙公約ですが、町長に就任してからもう少しで1年が経過しようとしております。所信表明でも町長の思いをお聞きしておりますが、就任直後から新型コロナウイルス感染症対策が最重要課題となり、町長が選挙公約に掲げている施策については、思うような進捗が見受けられません。そこで、下記の選挙公約に対する現在の進捗状況と課題、今後の展開について、町長へお伺いいたします。数ある公約の中で、私が気になった点、2点上げております。(1)ふるさと納税を財源とした水道料金の基本料金の値下げについて、(2)LED水耕栽培・陸上養殖など安定した雇用と生産の確保についてでございます。お願いいたします。

町の答え 町長 鈴木慎也

8番、廣瀬議員のご質問にお答えいたします。1点目の選挙公約について、ふるさと納税を財源とした水道料金の基本料値下げについてでございます。これまで、ふるさと納税の寄附額の推移というのは、議員ご存じのとおり、大きな額の寄附者を除きまして、年平均約400万円程度となっておりました。しかし、令和2年度におきましては、寄附の受付から配送事務など、業務委託を本格的に開始したことや、掲載サイトの増加、商品群の充実などを行い、見込みではありますが、3,300万円を超える寄附をいただくことができました。ふるさと納税の使途につきましては、子育て支援や保健・医療・福祉等様々ございますが、町長就任後、使途を定めない「町民と町長のワクワクプロジェクト」を追加いたしまして、水道料金の基本料金の値下げを含めて様々な事業に活用できるよう取り組んでまいりました。その結果、今年度におきましては、これら使途を定めないふるさと納税が全体の約38%を占めておりますので、引き続き、このような使途での寄附額を増加させまして、選挙公約の実現に邁進してまいります。ふるさと納税については、本年度から新たにスタートラインにたち、取り組んでおりますので、水道料金の基本料金の値下げの時期につきましては、令和3年度以降の寄附額あるいは、財政状況も踏まえまして、任期内の実現に向け、総合的に判断していきたいと思っております。2点目のLED水耕栽培・陸上養殖など安定した雇用の生産確保についてのご質問でございます。年間をとおして安定した雇用の生産、その確保が未来のまちづくりに向け、極めて重要であるとそのように認識しております。私が公約に掲げました水耕栽培事業と陸上養殖事業の誘致についての進捗状況でございますが、水耕栽培については、現在まで2件の事業者から問い合わせがあります。現在、諸条件等を整理しているところであります。陸上養殖については、町では北海道や水産技術普及指導所、漁業者や漁協などと意見交換や情報収集に努めました。その中でもまず漁業者が前向きに取り組みたいと要望がありましたウニの陸上養殖について、先進地視察を行い、調査研究を進めております。いまは、1名の漁業者が木古内支所の取水施設で試験的にではありますが、ウニの陸上養殖に取り組んでおります。また、北海道から新たな養殖事業についての提案があり、現在、関係機関と協議を進めているところであります。一方、別件では民間の事業者から、養殖事業についての問い合わせもあります。町といたしましては、全ての養殖事業についての可能性を除外せずに、農業者や農協、漁業者や漁協と意見を交わしながら、北海道や他自治体、民間及び大学等としっかりと連携をして、町で想定される全ての可能性を探りながら、実現に向けて一歩ずつ確実に進んでまいりたいとそのように考えております。以上でございます。

議員の質問 8番 廣瀬雅一

いまふるさと納税の寄附額に関して、令和2年度は年平均いままでは400万円だったところが約8倍増ということで、これに関しては担当課含め、行政皆さんの努力と。あと先日、町長がテレビに出られまして、かなりアピール、町を良くしたいというアピールもあっての要因だと感じております。益々この辺は、増収をたどってもらえればありがたいかなと思っております。それで、(1)番のちょっと深掘りした質問でございます。このコロナ禍において、諸外国と比べ、日本の感染者が少ないのは、やはり手洗いの習慣などが一つ大きな要因となっていると思います。これからも水道インフラは、最重要だと思っております。木古内町の水道整備は、道南でも古く函館に次いで整備がはじまったと伺っております。まず、水道管の老朽化の把握状況と、整備計画においてこの基本料引き下げの影響は皆無なのか。また、基本的に地方公営企業法は独立採算制となっておりますが、財源措置の整合性はどうなのかと。また、渡島西部4町近隣自治体と比較しての見解。また、当町における基本料は用途に応じて細分化となっておりますけれども、値下げに関して一律なのか、また用途に応じて違うのかと。これによって水道料金の決定までのプロセスを再質問といたします。

町の答え 町長 鈴木慎也

廣瀬議員の再質問でございますが、先ほど最初の答弁させていただいたように、水道事業の税の状況でしたり一般財源の状況、そういったものを踏まえて任期内の実現に向けて取り組んでいきたいということですが、ちょっと質問が多岐にわたった部分もあったんですが、これは公約としてのお約束でありますから、1日も早い実現に向けて取り組んでまいりたいとそのように思っております。以上です。

議員の再質問 8番 廣瀬雅一

私の再質問もちょっと深掘りしすぎた部分もありまして、逸脱したことをお詫びします。端的にふるさと納税、私は安定した財源ではないのかなと思っておりますけれども、この辺を基本料金に充てるのはいかがなものかなという部分と、先ほど言った地方公営企業法っていうのは原則、独立採算制っていうふうに伺っていましたけれども、こちらの整合性っていうのをちょっとお答えいただきたいと思います。

町の答え 町長 鈴木慎也

廣瀬議員のお尋ねにお答えいたします。まず、1点目の水道料っていう部分がいかがなものかということであります。私が議員時代もそうですが、政治活動の中で人口そして経済が低迷する中、この町民サービスを安心安全に維持していくためには、やはり町としては挑戦しなきゃいけないと。安心安全を維持するだけでは、衰退していくと。そういった今後、町の未来を見据えた時にそういった現状がある中で、でも先ほどの所信表明でも申し述べさせていただきましたが、地方交付税や財政調整基金を切り崩したりすることなく、新たな財源を生み出す。これは何かと言いますと、いま質問いただいていますふるさと納税というところのいま一般質問でありますので、ふるさと納税で新たな財源を町として稼ぐなどそういった持続可能なまちづくりを進めていくと。それで、なぜ水道料金なのかということですが、全ての町民において公平であり公正であるというところが1点です。あともう一つは、なぜ水道料を下げたかと言いますと、町民のかたお一人お一人に私も職員も議会も含めて、このままだと町民サービスが厳しくなるんじゃないかなとそのように思っているけれども、外からの財源を集めることによって、実際に基本料を下げることができるとかそういった実感。町が少しずつ稼いで、持続可能なまちづくりに変わっていくんだとそういった実感を町民のかたお一人お一人に知ってほしいなとそういった思いがこもっているものであります。それで、2点目でございますが、独立採算制という特別会計でございますが、基本的にはそうですが、町民の皆様とお約束した政策という部分で、ここはふるさと納税の財源を活用して先ほども答弁させていただきましたが、しかるべきタイミングに公約を実行できるように1日・1日邁進してまいりたいとそのように思っております。以上です。

議員の再質問 8番 廣瀬雅一

町長の思いは十分わかりました。ただ、企業会計であり地方公営企業法というものがあると思うんです。この辺の見解というのがそちらはどうお考えなのかということなんですけれども。

町の答え 町長 鈴木慎也

町といたしましては、問題なく対応できるとそのように思っています。

議員の再質問 8番 廣瀬雅一

町長の思いもわかりました。料金引き下げには反対はしません。ただ、課題が多くハードルも高く、かなりあれかなと思っております。ただ、このことに関して将来に禍根を残さず、将来の子ども達に負担のない方法で実施するよう要望しておきます。続いて(2)番の再質問でございます。先ほどの答弁で、ある程度先行きが見えるかなっていうような思いもございます。ただ、LED水耕栽培・陸上養殖は、開発企業・参入企業にとっては機密事項もありますので、当町での地場環境を作り、継続発信することが誘致にもつながっていくと思います。私も町議議会議員に就任後、一般質問では何度も企業誘致関連質問を行いました。今後も継続したいと思っております。そこで、町長に確認ですけれども、昨年4月17日の朝刊で「町の将来像を両候補に聞く」と題してのインタビューの中での返答で、「細かいニーズを聞いて支援策を講じます。その上で、発光ダイオードによる水耕栽培・陸上養殖を進めていきたい。企業誘致はそのあとです。」という掲載されておりました。いま一度、町長の企業誘致に対する思いを伺いたいと思います。

町の答え 町長 鈴木慎也

廣瀬議員のお尋ねにお答えいたします。昨年、令和2年の4月17日の朝刊の記事の件でございますが、まず想定としまして町のいわゆる単独ではないんですが、一運営者として事業者としての考えを最初に私も思っていました。ただ、企業誘致そして業種を絞ることによって、様々な会社さんから企業誘致を当町でして、可能性を探るといま問い合わせが増えておりますので、まずは民間からいただいたそういった問い合わせを優先的にクリアして、結果につなげていければいいのかなとそのように思っています。想定では、ここまで問い合わせが来るものだと思っていませんでしたので、ある程度町で実験をはじめたり独自性をもって進んでいかなければいけないのかなとそのような覚悟でおったんですが、いまのところ民間事業者さんから問い合わせが増えておりますので、あくまでも企業誘致という形で、進めてまいりたいといまはそのように思っています。

議員の再質問 8番 廣瀬雅一

先ほども言いました、先行きが見えた部分と町長の答弁を聞きまして、安心した部分もあります。最後に、これもちょっと質問と逸脱しているかもしれませんけれども、公約の中で「いまと未来を守るために挑戦する町政」と記載されております。木古内町の最上位計画である第6次振興計画へその思いと中間検証を踏まえた中で、このコロナ禍情勢が変わっております。また、先ほど執行方針にもありました「社会構造がめまぐるしく変わっている」ということで、見直す予定はあるのか、また公約の優先順位があるのか、その辺をお聞きしたいと思いますけれども、どうでしょう。

町の答え 町長 鈴木慎也

廣瀬議員の再質問のお尋ねでございますが、選挙公約につきまして、優先順位はあるのかとそのお尋ねに対してでございます。全ての政策というのは、私の思いもありますが、業界でしたり町民のかたのそれぞれの思いがあると思っています。それで、それぞれのかたからすると、全部が優先されるものだと。それを政策としてまとめさせていただいたということでは、全ての政策が重要度が高いと優先的にやらなきゃいけないというまず基本的な考えがあります。ただ、現実的に制度設計だったり財源でしたり、あと新たにはじめる新規の事業、今回も何点か上げさせていただきましたが。あと、いままで継続していたものを制度設計を変えてやっていくとか、様々考えますと優先順位を付けるわけではないんですが、やはりスピードを持って達成できるものと、今回のふるさと納税を集めた水道料金のように、ある程度の財源が必要となるものは、時間がかかってしまうと事実だと思いますが、全ての公約が達成できるようにやはり私としては全力で、全てにおいて全力で、取り組んでいくとそういった気持ちであります。以上です。

議員の再質問 8番 廣瀬雅一

まずはじめに、再質問の内容がちょっと多岐というか逸脱していた部分もございました。そちらのほうは、取り下げます。6次振興計画に関してもそちらは、違う場面でお聞きしたいなと思っております。町長の選挙公約に対する思いというのは、いまの段階で十分確認いたしました。その公約を達成するために、我々議員と建設的な協議をして、進めて実現に向けてほしいと思い、質問を終わります。

出典:木古内町議会 令和3年第1回定例会 2021年3月5日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる