長万部町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月12日
町内に循環型バスを走らせては
- 聞いた人
- 柏倉恵里子 議員
- 答えた人
- 町長 木幡正志、保健福祉課長 岡部忠
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 柏倉恵里子
私は1点質問させていただきます。町内に循環型バスを走らせては。1年前の3月定例会でも一般質問しましたが、町内を循環する交通手段が必要です。町民からは月1回の運行では用が足りず、また、帰りのバスまでに時間がありすぎるとの声が聞かれます。前回の答弁では、老人福祉バスに職員を乗せて運行コースと利用頻度の研究をしているとのことでしたが、その結果はどうだったのでしょうか。また、新たな取組をお考えでしょうか。以上です。〔議員(9番 柏倉恵里子)自席へ〕
町の答え 町長 木幡正志
町内に循環型バスを走らせては、との質問にお答えをいたします。1点目の研究の結果につきましては、老人福祉バスに職員が同乗し、7路線の利用人数や停車場所、運行時間、利用者の意見などを調査いたしました。その結果、平成30年4月から国縫方面の2路線に長万部町立病院、長万部駅、長万部町役場の3カ所の停車場所を、双葉・蕨岱方面、静狩方面の路線にならい追加いたしました。その後も利用者の要望により、国縫地区において9月には停車順序の変更、11月には停車場所およびルートの変更、陣屋・高砂・温泉地区においては12月に停車場所およびルートの変更を行っております。2点目の新たな取組につきましては、循環型バスの導入については、現時点では考えておりません。しかしながら、高齢者が増加する中で、交通手段の確保は切実な問題だと認識しておりますので、長万部町全体の交通体系について検討していかなければならないと考えております。以上です。〔町長(木幡正志)自席へ〕
議員の質問 9番 柏倉恵里子
何点か質問させていただきます。まず、月1回の老人福祉バスの運行なんですけれども、大体月平均どのくらいの利用者があるものですか。
町の答え 保健福祉課長 岡部忠(保健福祉課長は2025年3月まで)
福祉バスの利用実績でございますが、平成29年度の実績でご報告させていただきます。7方面ございまして、それぞれ豊野方面、こちらは豊野・南栄・新開町を走るルートでございまして、平均で4.3人となっております。もうひとつが2番目が蕨岱方面、こちら蕨岱・知来・双葉・美畑・栗岡を経由しますが、平均で9.3人。それから共立方面、こちらは共立・栄原・旭浜・元町・本町・大町・曙きまして、平均で4.6人。静狩方面、こちらは静狩ですが16.8人。豊津方面、豊津・豊野・花岡・中ノ沢・大浜ですが、平均で10.4人。それから国縫方面、こちらは国縫地区ですが平均で9.7人。そして陣屋方面、陣屋・温泉・高砂、こちらの方は平均で1.9人となっております。
議員の質問 9番 柏倉恵里子
蕨岱方面、静狩方面は多分、老人福祉センターまで行かない便も入っての人数と思いますけれども、結局、老人福祉バスに乗る人の部分だけの調査なんですよね、これね。町民の方を抽出して、例えばどう考えてらっしゃるとか、こういうバスがあればいいよねっていう意見は全く聴取されていないわけなんですね。だから本当にこの少ない利用者の中から、出た意見だけで、今この老人福祉バスを回してらっしゃるということなんですよね。今私たちが町民からいただいてる声とすれば、その老人福祉バスは、温泉にしか行かないという捉え方が、まずされています。4月からの老人福祉バスをご利用くださいのチラシも入りましたけど、これには役場に行きますよとか、それから病院にも停まりますよとかっていうことは一切書いてない。これは、このバスをそういうふうに利用できるということ、まず町民は知らない状況だと私は思うんですけど、いかがですか。
町の答え 町長 木幡正志
老人福祉バスの使命ってのは、また別な角度で見なきゃいけないんでね。移動町長室でこの老人福祉バスの利用についての要望ってのは結構やっぱり出てくる問題なんですね。老人福祉バス、もちろん高齢の方々が移動するための手段として、老人福祉センターを活用していただくってことが、主の利用の目的であるために、一般の町民の方々がどんどん乗れるかっていったらそうではない。そこはやっぱり勘違いしないでほしいなと思っているのと、結構、運行して宣伝をPRもし、例えば双葉の老人クラブの人方が、双葉の振興会館にただ集まるだけで40分くらいかかる。それで、その双葉で移動町長室のとき話が出たときに、だったら、老人福祉バスが運行される機会を乗じて、例会を開かれたらどうですか、そういう提案も実はさせていただいております。これがひとつの老人福祉バスの運行の今の実態なんですが、今もちろん乗車人数の平均の部分も出ましたけれども、町中の方の運行の状態にしてはやっぱり利用者が少ない。こういう状況になってる。これだけ結構停車場所変えたり、ルートを変えたりして、民業の圧迫にならないように、気をつけてやらせてもらってるんだけど、それは利用率が伸びてないことの本当に明確に出てるんで、毎月広報に掲載をして、そして全戸配布させていただいてる。それが今の現状です。
議員の質問 9番 柏倉恵里子
私は、老人福祉バスを利用してほしいということではなくて、全く老人福祉バスじゃない別な考え方の循環型バスを導入してはという質問で、実は前回もその質問だったんですけど、たまたま町長から出てきた答弁が、老人福祉バスを利用して、今調査をしているところだというのが、昨年の答弁の中にあって、老人福祉バスを多分町長は利用したかったのかなと。私は思うんですけど。確かに老人福祉バスだと今の状況だと、町に行きますよという大きくやっぱり宣伝をすることはできない。その難しさもよく分かっています。だから私が思うのは、老人福祉バスから離れて、全く違う形の循環型を作るべきだと思っております。もちろんそれには運行料、つまり、私が思うにはワンコインでどこまでもいけるような、町内を回る、ルートは当然考えないとならないんですけど。私は全て何でも無料でやればいいっていうもんではないと思うんです。やっぱり町民には、お金のかかるものですからご負担をいただかなきゃないと。そうすると、これは役場としては収入は得られないわけですよね。だからやっぱりそこはまた別な考え方をして立ち上げていかなきゃないとは思うんですけども。私はある程度町民の方にもご負担をいただいて、乗っていただくような、そういう交通体系を確保しなきゃいけないと思うんですけども、そこら辺はどうですかね。
町の答え 町長 木幡正志
行政が有料で路線バスなり循環バスを運行するとなれば、これ陸運局に全部届けて許可もらわなきゃいけない。それと同時に、やっぱり老人福祉バスってのは、高齢者の足として利用していただきたいということの考え方もあるし、そして今タクシーチケットもまた来年度も配布予定になってる。ここら辺の整合をどうやってとるのか。例えば有料でやった場合。そしたらタクシーチケットいらないんですかって話になってくる。だからそこら辺のとこもやっぱりきちっと整合性を取るために、研究も重ねなきゃいけないし、ルートも含めて例えばこれから交通弱者の免許返納者の足の確保、それから買い物難民の救済、こういったものも含めて、考えていくとすれば、やっぱりそこは民業圧迫ならないように、業者さんが適宜にコースを変更しながら、予約も取りながらそうしたバスの巡回も考えなきゃいけないのかな。ただ、ニセコの例を一昨年お話ししたんですが、やっぱりそこは民業でやった難しさで、1年か2年で止めちゃったということもあるんでね。だからそういう廃止をするために立ち上げる事業より、長く使う事業、これをどうやって使っていくのか、これも長万部の場合は、函バスもあればニセコバスさんもある。長万部ハイヤーさんも町中運行してるってことも含めて、やっぱりそこはきちっと整理を付けてやらないと、完全にバスも、ニセコバスも函バスさんも長万部入って来てないっていう条件があるんであれば、それは当面長万部の交通体系の悪化っていう部分を考えると、真剣に捉えて考えなきゃいけない。今の段階でそう汲々してる話じゃないのかなと思うし、もっとやるとすれば、したら75歳以上でなくて、それ以下なるのかいって言ったときは、免許返納者でもなければ、その車を持ってない人も利用できるような範囲になってくるってことも含めてね、それはやっぱり高齢者の弱者対策ってことを常に捉えてやらないと、このバスの事業ってのはなかなか難しいなと。ということで、先ほども今現時点では考えておりませんという答えでしたけれども、これからやっぱり高齢者の増加に伴って、そこはそこきっちり事業として立ち上げていく方向も見出しながら、検討していかなければならないのかなと思ってます。以上です。
議員の質問 9番 柏倉恵里子
大変貴重な意見を伺えたかなと思うんですけども、やっぱりタクシーチケットはもちろん使われてる方はとても大切に、決めて使われてます。ここ行くときとここ行くときはタクシーチケットで。あるいは買い物行くときは、最初は物を持ってないので行くときは徒歩で行きます、帰りは荷物が増えるのでタクシーチケットを使いますっていうように、すごくすごく大切にタクシーチケットは使われております。で、先ほど町長がおっしゃったように、老人福祉バス、これは限度があるのかなと思ってるんですよ。老人福祉バスっていう名前で運行していくには、先ほど言ったように、老人福祉センターを活用していただくのが本来の目的ということがあれば、それ以外の活用ってのは本目的から外れていくわけで、老人福祉バスでの町内循環をして、無料で人を乗せて降ろしてっていう、そういうことは難しいのかなと私は考えるんですね。だからこの老人福祉バスを使っては限界がある、と考えます。もちろん業者さんもタクシー業者さんもいらっしゃいますので、そこはやっぱり民間との話し合いもしながら、どういう運行がいいのか。例えば委託事業としてお願いして、そこ回していただくのか、あるいは町の事業として立ち上げてやるのか、そこはまた考え方が色々あると思いますけど、とりあえず町長のところにも声はたくさん届いていると思うんです。なので、昨年も考える、そして今回も検討するということで、1年間経っても、福祉バスの運行には多少なりとも民意が反映されてる部分もありますけど、やっぱりこういうふうにしてチラシを打ったときには、そういう場所に行くということは書けない。だと思うんです。書いてないから。病院も停まりますよ、利用してください、とかってことは書いてないわけですからね。だからこれは書けない理由があるのかなとは思うんです。だからやはりみんなが利用できるそういう体系を考えていかなきゃない、だから作り上げていくんであれば、やっぱりそういう委員会でも町の人を入れたそういうものも、あるいはまたまちづくり推進会議等で話し合える内容であれば、そこに託してもいいですけども、なにかしらやっぱり先に進んでいかなきゃない、今だって高齢者の方は実際困ってらっしゃる方はいるわけで、今そんな汲々に困ってないという町長の答弁もおかしいと思いますし、だからこれはそんなに長い時間をかけてやることではなく、ある程度やっぱり検討委員会なりを立ち上げて、私はやって、取りかかっていくときに来てるんじゃないのかなと。私はそう思いますけども、町長お考えあればお願いします。
町の答え 町長 木幡正志
先の答弁でも述べたとおり、老人福祉バスはこういう運行しかしませんよというのは、限定して考えてるわけじゃないんです。利便性を高めるためにどうやったら利用する人が利用しやすくなるのか、どのコースを走ったら利用者が増えるのかということも含めて、改正をしながら利用者のためにサービスを進めてくっていうことはやっておりました。全く変更がないということではなくて、今ちょっと運行予定日程表見せてもらったんだけども、これで悪ければ今度先ほど言ったとおりに、この便は病院にも寄りますよ、長万部の駅にも寄りますよと言った方向で書き込んでいくことも可能かなと。そう思っているし、もう少し利用者を増やすための努力は今後続けていかなきゃならないというのは当然考えていかなければならないひとつの方向だなと思ってますので、ひとつ協議させてください。
議員の質問 9番 柏倉恵里子
書けるんであれば、それは書いていただきたいですし、この月に一度っていうのはいかがなものかということなんですよ。老人福祉バスをこれからもまだ続けて、そこに乗る人を増やしていきたいという意志があるのであれば、これは月1回というのはまず使いづらい。そして、老人福祉バスで老人福祉センターに行き、そしてその人方が入浴終わって、迎えに行く時間でないと多分帰りの便が出ない。だったら、入浴に行かない人方は、結局この帰りの便には乗れないですよね。時間がありすぎるので、別な方法で帰ってらっしゃるのか、時間があってもほかで時間を潰されながらその時間がくるのを待ってらっしゃるのかは分からないですけど。これは本当に便利という部分ではちょっと不足じゃないかなと思うんですね。だから本当に乗る人を増やす、これを利用してほしいってことであれば、月1回というのはちょっと私は即してないかなと、町民の意志に反映してないかなっていう気もしますし、あと、お迎えの時間とか、それからまた連れて行く時間も1回朝行ったら帰り1便じゃなくて、もう少し、また考えていただけるような形を取れば、もう少しまた利用者が増えるのではないかなという気がしますけども。どうでしょう。
町の答え 町長 木幡正志
乗り合いバスなんでね、その個人個人の用件に合わせて運行するってのは、それはちょっと無理かなと。実は静狩方面の人も双葉の方面の人も、帰りの時間、役場のロビーで談笑してるんですよね。そのときに聞いたのは、「こんなに長いこと待ってるなら、バスの時間早めるかい?」って言ったら「やめてほしい」って言われた。「何故?」と言ったら「家へ帰っちゃうとせっかくみんなでこういう話し合う楽しい時間がなくなる」と、「ここにいてこうやってみんなで話することが非常に楽しい」と。1回夏場に麦茶を提供したことがある。ポットに入れて冷たいものどうぞって。そしたら「結構です」っていわれた。「何故?」ったら「全員用意してきてる」って。「ちゃんと自分たちで用意してきてるし自動販売機もあるから、そういう気を遣わなくても結構です。自分たちの楽しみを取らないでください」って。そういう人方もいる。早く家へ帰りたい、だから早く帰してくれって、これはひとつのバスでみんなが利用するってことについては、個々の要求ってのはなかなか難しい状況になるんだろう。そこはやっぱりそれであればタクシーチケットでも使って、早く帰られても結構だから、やっぱりこれからは利用者を増やす方向に我々一生懸命努力をする。ただし今言ってた月1回で足りないから2回出しなさい。これは遠方のバスも通ってないところは、双葉方面、静狩方面、これは2回にした。今2回にしたことによって、本当に2回出してくれると病院の薬も定期的にきちっともらえるから、非常にいいんですよね。だから今このままやってる。これ町の中2回を回っても、そうした話が出てくるのかな。もう少し各町内会の情報を我々が共有して、方法が変えられるんであれば、町民の利便性、高齢者のサービスに努めて改善することは可能だと思うんです。それはひとつ検討させてくれればいいなと。そしてまた、2回運行するってのは、これ経費の問題なんですよ。予算。今300万円くらいかかってるんだけど、これを運行回数増やすと、それがまだ経費が嵩んでくる。こういうことも踏まえて、だからタクシーチケットの有り様、整合性、それらも含めて、町の近い人がチケットでも使われて来られたら便利だし、双葉の人、静狩の人がタクシーで来て往復したら、2回も使えば終わり。そんな環境にあるんでね。できるだけ高齢者のサービスに努めるということについては、改善もやぶさかではない。そこら辺も十分町民の皆さんのご意見を伺いながら、各町内会の意見も伺いながら、移動町長室また話題が出たときにはそれなりの対応を考えていきたい。そう思ってます。