森町議会 平成22年第1回 12月会議 2010年12月13日
医療従事者、人員と給与についての比較
- 聞いた人
- 西村豊 議員
- 答えた人
- 町長 佐藤克男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 19番 西村豊
次に、医療従事者と人員と給与についての比較でございます。次に参考資料、僕も好きなものですから、これ下にありますが、示すとおり森町国民健康保険病院は松前町との比較でございますが、松前町立松前病院との人員、ベッド数、給与、収益について比較いたしました。病院経営の院長を初め医師、看護師などの働きぐあいと健全経営に向けた努力の跡が歴然として違います。入院、外来ともに患者数が減少しているのは病院に対する信頼が失われていると思われます。技術サービスに信頼が持てないから、他の病院、医院に患者さんが流れるのではありませんか。松前町立松前病院は、ベッド数は40床も多いが、職員の数は7名少ないのに黒字経営であります。その中で、医師の数は森町国保病院は4名に対し、松前町立松前病院は今年の11月末現在は7名と3名も多い。一人一人の医業収益は、松前町立病院は約921万4,857円であります。一方、森町国保病院は約782万9,219円で約138万円の収入減であります。それでも給与は医師、看護師を初めすべての職種で収入の少ない森町国保病院が高額であります。人員も多く給料が高い、患者は減少、一般会計からの繰り入れは限界を超えていると町長は言っております。このままでは、どんどん赤字が増えるのは当然で、なぜ無責任に放置していたような経営が続いたのか検証し、人員の削減、給与の減額をすべきと思いますが、町長はどのようなお考えかをお聞かせください。これちょっと説明したいと思います。参考資料のほうなのですが、これ21年度の決算から引っ張ってきたものですが、森町のほうの売り上げ、1番の医業収益でございますが、6億7,000万、それに対して松前は9億5,800万何がしがあるところでございます。2番目の医業費用でございますが、これはいわゆる給料でありますが、森町は5億9,500万、松前町は6億8,600万ということで、売り上げに対する比率は森町が88.3%が人件費と、松前が71.60%となっております。前年度からの繰越欠損金、これがマイナス21億1,195万7,905円になっております。2番のその下でございますが、これは20年度ですよ。今ではございません。20年度に森町の医師、看護師、准看護師のそれぞれ人数であります。それから、その隣が医師に払っている平均の給料であります。その下も同じであります。横にいきまして松前町の人数が記載されておりますが、これも150万というのは医師に払った給料だそうであります。その隣にいきます。森町の月平均額でありますが、これは医師3人に対して約700万、看護師21人に対して1,169万6,496円とあります。長くなりますから省略しますけれども、松前町の平均額を森町の医者と看護師に掛けたものです、これが。これがもし松前町の150万円の医者が3人いると森町は450万です。そのようにして下まで見ていってください。950万というのは、松前町の金額を掛けるとこれだけなのです。その差額が月667万、ですから年間8,000万の人件費、もしくはまだ職員の削減はされるものと思っておりますが、いかがでしょうか、町長。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
西村豊議員の質問にお答えさせていただきます。森町国保病院と松前町立病院との比較での人員数、給与についての質問だと思いますが、比較ベースをあらかじめお話しいたしますと、まず病床数、松前町立が100床、森町国保が60床、臨時派遣職員を含めた総職員数、松前町立が104名、森町国保が86名、表にあるのは平成20年の正職員のみの数字です。看護基準、松前町立が15対1、森町国保が10対1となっております。松前とは、それぞれでのベースが違っております。ただ、ご質問のように1人当たりの診療収入、看護師給与を含めた職員給与は、表の20年度比較では森町国保のほうが水準としては高くなっております。ただし、ここには職種ごとの平均年齢や勤務実績加算等によっても違いは出ますし、町の条例に定められている中での給与体系だということをまずご理解いただきたいと思います。したがって、松前町立との比較データについては、あくまで参考として受けとめております。最後の質問ですが、人員、給与の削減については、やみくもに削減するのではなく、今後の病院運営、規模、形態等について十分な議論を踏まえ、調整すべきではないかと考えております。現在病院医師たちとの懇談を踏まえ、今後の運営委員会、議会、町民懇談を含め森町の医師、医療確保について慎重かつ早急な対応をしていきたいと考えております。以上でございます。
議員の再質問 19番 西村豊
町長の今の答弁の中で、改革は進めるということでありますが、町長はこういうことも言っているのです。最悪と思われるほど債務が多い町、借金が多い町、これ以上増やされないということを言っていますね。町民に負担を求めなければならない、税金を払ってくださいよというような話もしているわけです。それで国保が、保険税もそうですけれども、国保ですけれども、国保会計を赤字にしたまま借金を増やすことは、先ほどたくさん言っていますけれども、子供や孫までにツケを回すことになるのだよというような話もしております。そこで、町長も知っていると思うのです。地方公営企業法というのがあるのです。これの全部適用というものをすると、これ松前町でやっているそうです。やっております。これをやりますとこの国保税、病院の借金、これを解消できるのでないのかと。それと、給料体制も独自で病院でつくれると。利益出たらたくさんボーナス払えばいいと、給料をたくさんやればいいと思います。でも、今の国保町立病院はそうはなっていませんね。でも、賞与は出します。給料は、よその地区から見たら多いです。民間から見たら、はるかに多いのです。倍なのです。民間の看護師さんは年収400万だそうです。これには賞与も入っております。そうすると、森町の看護師さんとどういう仕事の差がありますか。僕は、民間の看護師さんのほうがずっと働いていると思うのです。今国保町立病院に行ったら、3時、4時になったらお客さんおりますか。これどういうこと……いませんね。ほとんどいません。個人病院に行ったら、4時、5時でもまだまだ、まだまだたくさんいます。そして、看護師さんの働きぐあいといったら、僕は町立病院の看護師さんよりも多く働いていると思っています。ですから、この辺を地方公営企業法の全部適用を町長は考えることがあるのか、それを取り入れたいという気持ちがあるのか、それを町長にお聞きしたいなと思っております。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
西村議員の地方公営企業法の全部適用について考えているかというご質問でございました。我が森町の国保病院については、その以前の問題なのです。この地方公営企業法の全部適用になる以前の問題があるのです。そこを解決しないで、いきなり型を持ってきてもうまくいかないのです。松前町立病院、今の状態になる、ようやく黒字になったということですけれども、どのくらいの年月がかかっているかご存じでしょうか。これは8年から7年かかっているのです。今の木村院長になってからでも5年をかけているのです。ですから、我が森町の場合には、まずそこの基礎的なものを変えていかなければいけません。また、3時、4時に森町国保病院ががらっとしているというような今のお話ですけれども、いつごろ議員はこの3時、4時に病院に行かれたのでしょうか。何回ぐらい国保病院に行かれたのでしょうか。私はそういうことを聞きたい。まず、我が町の議員さんが国保病院にかかっている人、私はそこそこ知っておりますけれども、本当に数えるだけでございます。まずは、国保病院にかかっていただいて、私はぜひ治療を受けてもらいたい。それは、どのようになるかと。その治療を受けると、議員さんが来ている、ちゃんとしなければいけないという一つの監視にもなります。ぜひ私は、まず議員さんたちが、または職員の人たちが森国保病院に行って治療を受けること、こういうことが大切だと。松前病院は、議員の皆さんほとんどの方が行っているそうでございます。まして町の職員の方もほとんどが行っていると。そういう協力体制にあって、初めてこの国保病院が運営黒字になると。これがそれでも5年以上の時間がかかったということです。一日にしてローマは成らずと言いますけれども、我が森町の国民健康保険病院についても同じことが言えると思います。ですから、全部適用、そういうものについてはその以前の問題があるのだということをまずご理解していただきたいと、そのように思います。以上でございます。
議員の再々質問 19番 西村豊
町長があなたは何回行ったのだとか、何時に行ったかと、そういう問題ではないと思うのだよ。健康だもの。何も行くことないもの。おれはね。だから、町民がそうやって言っているのですよ。言っているのですよ、町民が。議会のあれでも質問されている人いますよ。病院に3時、4時に行ったらだれもいないのでないかと言う人もいましたよ。そういうこと。僕は健康ですから、病院には行っていません。まだ町長、大丈夫なのです。大丈夫です。(何事か言う者あり)
議員の再々質問 19番 西村豊
だから、聞いているのですよ、きちっと。聞いていますよ。(何事か言う者あり)
議員の再々質問 19番 西村豊
わかりました。いいよ。それで、町長、これ地方公営企業法の全部適用以前の問題だということはどういうことですか。何があるのですか、以前の問題というのは。これ松前もやっていますけれども、松前はこれを見たら1年でやっているのです。5年も6年もかかっていないのです。1年でできるのですよ。町長がやろうということになったら、これ悪いことではないと思います。いろんなネットで調べたら、たくさんの病院から収益を上げるものは、ほとんど今はこれでやろうということで考えている自治体が多いのです。だから、ぜひ町長、やってくださいよ。なぜこれできないのですか。その以前の問題というのは、どういう理由があるのかわかりませんけれども、教えてくださいよ、その理由。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
今全部適用のお話が西村議員からございました。松前は1年でやったのだと。違うのです。4年かかって初めてできたのです。そこのところをご理解いただきたい、または聞いていただきたい。それには、松前の病院では相当な改革をしております。医師も以前いた医師は今1人しかおりません。それほどの改革をしております。また、看護師等についての教育、これは毎週院長が行っております。そういうものを踏まえて、4年も5年もかけて初めてできたのです。その全部適用という職員がもうかったら、ボーナスも払いましょうと。それでないと給料も高くならないよということについてやるまでのその時間が4年も5年もかかったのだというご理解をいただきたいと思います。何でうちの町の場合はできないのかと。非常に中で働いている看護師さん等々についてもほとんど教育がなされていなかったというのが現状でございます。国保病院の責任者とも私は何度かひざを突き合わせて話をしましたが、そういうことについては私はほとんどご理解いただいていないと。やはりトップに立つ人に相当な気構えがないと私はそれができないと思います。西村議員は松前へ行ってきたのですか。(何事か言う者あり)
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
行ってきたら、あの院長の顔を見て年が幾つに見えましたか。(何事か言う者あり)
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
見たら、私はもう60歳も来ているのではないかなと思うほどの老け込みでございました。しかし、松前に来たときの当時の写真を見たら青年でございました。それほどご苦労をされてあれだけの病院にしているのです。ですから、本当に相当なトップに立つ人がご苦労をしなければ、あのような病院にはなっていかないのだということもわかっていただきたいと。そのために、まず全部適用またはどこかにお任せするということについても、まずはこの今の病院の改革が大切であると。患者様が第一主義という大切なここのところをしていかなければできないのだということをご理解賜りたいと思います。以上でございます。(何事か言う者あり)
議員の再々質問 19番 西村豊
町長、わかるのだ。職員もなっていないというのも、これ前町長がどうだこうだとかということでなくて、もし今やらなかったら町長、またお金足りないわけです。今年は人も減っている、売り上げも減った。その中で税金を去年よりも多くまた持ち出さなければならないと思うのです、一般会計から。それでは、いつこれやるのですか。いつどういうふうにするのですか。あと何年待てばいいの、これ。何年持っていけばいいの、一般会計からお金を。では、町民の人方はそれでいいのかい。今ここで何かをやらなかったら、やろうではないの、町長。今やらなかったら、5年かかったっていいのでしょう。今これから5年かかるかもわからない。だけれども、6年目になったら自分のところで自分の生活ができるのだよ。自分でやらせればいいのだよ、町長。なぜ一般財源から出すのか。お金足りないよと言えば、はいはいと出すのかということだ。今やらせなかったら、もしこの条件に合わない職員がいたら、そういう話も聞く。やめると言っていると。いいのでしょう、やめてもらって。働く人だっているよ、まだ。もしそういう職員がいたらやめてもらって、いい機会ですよ、町長。思い切って全部適用するのか、それはわかりませんけれども、何か思い切って今やらなかったら、税金を投入してもいいのであればいいのですよ。町民の人方がみんな、議会でも納得するならそれでいいのです。納得しないから、いろんな質問出てくるでしょう。では、やりましょうや。終わります。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
今全部適用の話でやりましょうよということで、やりたいのです。ただ、あなたも民間企業の社長さんです。これには、そういうものをやるのにはそれなりの段取りが要るということです。いきなりできないのです。段取りがあるのです。今はその段取りを、全部適用にするとかそういうことではないですよ。また後に質問がありますけれども、段取りがあるのです。その段取りづくりを今やっているところなのだということでご理解いただきたい。私は、決して生半可に見ているわけではありません。かなり厳しいことを今やっているところでございます。ですから、そのうち、ああ、そうかと思うようなこともさせていただきます。また、心配をかけるようなこともあるかもしれません。着々と今進めているところでございます。以上でございます。