森町議会 平成22年第1回 12月会議 2010年12月13日
ちゃっぷ林館の指定管理について
- 聞いた人
- 前本幸政 議員
- 答えた人
- 町長 佐藤克男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 21番 前本幸政
それでは、通告に従いまして一般質問をいたします。ちゃっぷ林館の指定管理について。平成22年4月1日から3カ年の期間、ちゃっぷ林館の運営につきましては3月会議で指定管理者の導入と決議されました。管理に関する基本協定に基づき、指定業者は約8カ月の営業期間を過ぎようとしています。指定業者も大変な努力をされ、営業をされていると思いますが、その一方町民からいろいろなお話も聞いております。以下、6点についてお伺いをいたします。1、一般利用者の状況はどう変わったのか。2、無料送迎バス運行による利用者の状況。3、高齢者入浴料金助成事業の状況。4、年間券廃止についての反響。5、500万以下の施設修理の有無。6、今後について指定業者からの要望。以上、お聞きいたしたいと思います。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
それでは、前本議員からのちゃっぷ林館の指定管理についてのご質問にお答えさせていただきます。ちゃっぷ林館が4月に指定管理へ移行し、8カ月経過した11月末現在の状況でございます。1点目、一般利用者の状況はどう変わったかということでございます。対前年期間比較利用者は51.32%と半減しております。大人入浴者が39%、2万8,144人の減、昨年7月からの有料化に伴い、子供入浴者が8,600人の減が大きな原因となっております。また、昨年7月に廃止した年券、半年券の影響で入浴者が1万5,426人減少しております。2点目、無料送迎バス運行による利用者の状況についてのご質問でございます。公衆浴場対策送迎バス運行については、平成21年10月より始めた対策でございますので、前年比較は現時点できません。今年度は、現在1便平均12人の方に利用していただいております。町内唯一の公衆浴場が廃止され、おふろのない町民の方々からバスで温泉に送迎していただきありがたいとする声が多数寄せられております。3点目、高齢者入浴料金助成事業の状況について、対前年期間比較入浴者は35.8%の増加となっております。対象者65歳以上における利用者は25%の増加となっております。公衆浴場対策送迎バス運行、高齢者入浴料金助成事業について、まだまだ周知が不足しており、広報等をもってお知らせしてまいりたいと思っております。4点目、年間券廃止についての影響について、年券、半年券廃止についてはたくさんの町民の方から再開の声を伺っております。現在の入浴者減少を考慮し、指定管理者との協議に当たりたいと考えております。5点目、500万以下の施設修理の有無について、指定管理者による修繕でありますが、電気系統、給湯ポンプ外の修繕で約90万円を要しております。指定管理移行までの期間が短かったことから、修繕等を要する箇所については500万以下であっても精査し、町の負担で修繕等を実施する箇所もあると考えております。6点目、今後について指定管理者からの要望について、所管である農林課は随時打ち合わせを実施しており、指定管理移行初年度は10月に関係3課、農林課、住民生活課、保健福祉課と指定管理者の要望、協議を実施しました。要望については早期に対応するもの、新年度から実施するものを精査しているところでございます。今後は、利用者からの声や指定管理者からの要望に対応するための定期的な協議が必要と思っております。また、この定期的な協議についてはやっていきます。以上でございます。
議員の再質問 21番 前本幸政
ありがとうございました。入浴者が半減したということで大変びっくりされております。指定管理の指定する意味というものは、民間事業者の能力を活用して町民等に対するサービスの向上、また福祉の向上を図るのが目的だと思っております。1月に行われました指定管理者の募集説明会には、大変意欲のある13の団体が参加をされたと聞いております。ところが、2月の申請の受け付けになりますと、そのうちのたったの2つの団体しか参加をいたしませんでした。この理由としましては、私の考える範囲なのですが、施設修理費の500万以下の物件についての自己負担の部分、それと施設の大変老朽化が目立つということ、それから行政財産目的外使用料の町への収入、自販機だとかいろんな部分だと思いますが、その部分、それから年間券の廃止などなど業者にとりましては魅力のある内容ではなかったからだと私は思っています。しかしながら、そのような状況の中でも3月には選定委員会が開催されまして、現在管理を行っている1社が決定されたと聞いております。指定管理業者は、それぞれのノウハウを使いながら日々努力をされていると思っております。その中でも利用者からは、以前よりも大変暗くなったとか、寒くなったとか、食堂の営業の時間が短くなっただとか、またサウナが故障して使えないとか、年間券廃止などなど大変クレームが相次いでおりまして、これがまた利用者の減少につながっているのかなと思っております。また、一方施設側では経済的な面から管理、それから修繕の部分に大変予算を計上できない、そのような状況のように思えております。この原因というのは、先ほどもお話にありましたけれども、利用者の減少が第一の理由だと、それがまた悪循環を引き起こしているのかなと思っております。企業努力にも限界があるのかなというような感じが私は思うわけであります。最初にお話をしましたように、募集段階から11の団体が減った現状を踏まえて今後条例、また基本協定を見直してお互い歩み寄った協議が今必要なのかなと思うところであります。例えばですけれども、施設修理費上限の変更や年間入浴料の復活、今お話がありましたから、何とかそういう方向にいくのかなと思いますが、あとは行政財産目的外使用料の見直し、この辺を十分考えて利用者を増やして充実したサービス向上、福祉の向上に今考えなければならないことだと思いますが、再度お考えはいかがでしょうか。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
今ご質問ございました。見直しをしてみてはいかがかというお話がございました。私のところにも非常に利用者から多々のクレームが届いておりました。また、他の町村から来た方から手紙で私のところにこんなことがあったというようなこともございました。その原因の一つは、指定管理者がなれていない、客商売についてなれていないということが私の見た目でそれを感じてきておりました。また、私は現地に行って中を何度か見に行きました。私は、そういうところでのコンサルタントもしたことがありますので、多々指摘をしてきました。今の時点では、かなり私はよくなっていると思いますけれども、まだまだお客様に対するサービス等についてはよくなっていないと、そんな認識でおります。このような客商売については、やはりお客様を呼ぶのには徹底したお客様第一主義、そういうものを判断して、そしてやっていかなければ増えない。先ほど福祉の問題についてございました。高齢者等々の入浴者は増えておるわけでございます。一般のお客が減っているのが一番の原因でございます。これから1度落とした信用、そして雰囲気を解消していくためには相当なこの指定管理者が努力しなければいけないと、私はそのように思っております。これは、町の責任でも何でもないと、私はそのように思っております。町の業者がこれから考え方を、もう改めているとは思いますけれども、お客様に対するサービスをきちんとして、そして評判をまた持ち直すという努力が聞こえてこない限りは、私はこれが町が何か改善をしてあげるということにはつながらないのではないかなと、ビジネスというのはそういうものだと、私はそのように思っております。ですから、まずはこの指定管理者がお客様を呼び込むための相当な努力をして、そして町民の間から、また近隣の利用者から、ああ、ちゃっぷ林館は本当によくなったねと言われるような対応をするのがまずは最初ではないのかなと、そのように私は思っておるわけでございます。しかしながら、この業者さんとは、指定管理者とは話し合いをして、そして指定管理者が成り立つようなことも今後お話し合いを続けていきたいと、そのように思っておる所存でございます。以上でございます。
議員の再質問 21番 前本幸政
ご答弁ありがとうございます。実質私も企業努力は必要だと、それは思っています。多分だれでもそう思っていると思うのですが、やっぱり条件の範囲が余りにも厳しいのかなというふうに思うわけです。一番大事なことは、指定管理者が本当に安定した管理業務が維持できるようなフォローをしているのかなというところがちょっと疑問に思うわけであります。ちゃっぷ林館だけにとどまらず、ふれあいの森、あったかさわらパークゴルフ場、これも同様に感じているところがあります。若干関連がございますので、お話をさせてもらいたいと思いますけれども、指定管理もいろいろ努力はされていると思いますが、やっぱりいろんな部分で管理者の負担、経費というものは本当に予想を超えるくらいのお金がかかっているのではないのかなと思っています。例えばゴルフ場でのコースの使用料も減額され、収入支出のアンバランスのほうから、今後管理業務が維持できるかが本当に危惧されているところであります。私の言いたいところは、全般的に指定管理者制度の条件、先ほども言いましたけれども、大変厳しいと思っております。今後森町でさらなる指定管理者を取り入れていくようであれば、道の駅のレストランもそうなのですけれども、営業時間の変更もございました。このように条件の緩和措置というのが本当に不可欠かなと思っております。そうすることによりまして、町長の執行方針にもうたわれておりますように住民へのサービスの向上、福祉の向上につながると思っておりますけれども、町民へ不利益のないような施策をと思いますが、いかがお考えでしょうか。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
指定管理者に不利益をということなのですけれども、決して私は不利益をこうむるためにやっているわけではございません。業者が条件等を把握して、そして契約したものでございます。これを厳しいからと。それは、私は一応お話し合いだとか、そういうものには乗っかるということはやぶさかではありません。ただし、1度契約してまだ1年もたっていないところが自分たちの努力も見えない状態で契約を改定してくれというものについては考えるものだなと、そういうことでございます。また、ふれあいの森あったかさわらパークゴルフ場については、今非常に地方からも注目されているところでございます。こういうところについては、やはりよそから見てすばらしいパークゴルフ場だねということを感じてもらうためにもこれはいろんな見方、やり方を考慮していかなければいけない、そのように考えております。やはり指定管理者は、それなりの努力を町民または利用される方に見せなければ、町がどうのこうのと動くすべにはならないのではないかなと、そのように思っております。しかしながら、お話し合いのもとでこれは成り立つことを考えていきたいと、そのように思っております。以上です。