森町議会 平成22年第1回 12月会議 2010年12月13日
国民健康保険税の改正について
- 聞いた人
- 清水悟 議員
- 答えた人
- 町長 佐藤克男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 10番 清水悟
町長、私の顔を覚えていますか。(何事か言う者あり)
議員の質問 10番 清水悟
間違いありませんね。やや2年ぶりの一般質問でございますので、もしかしたら顔を忘れられたかなと思っております。ただ、私は町長のおっしゃるように病人でございますので、声のトーンにちょっと張りがないと思いますけれども、ご容赦をお願いしたいと思います。それでは、ご質問をさせていただきます。原稿を読むだけでございますので。私は、国民健康保険税の改正について疑問点を一般質問します。まず、所得割を現行6.5%を9.5%に改正する提案について、町民への説明を一度もせずに提案されたことに対し、町民の方々はどのように受けとめられているのでしょうか。具体的に数字を申し上げますと、最高に税額が上がる納税者は11万1,400円以上、加えて国保税に上限がありますが、最高額の納税者の改定額は6万円で、所得が多い世帯のほうが改正額が低くなる。税の原則で言えば逆転現象が発生します。そこで、議会としては町民への説明責任と緩やかな改定が必要との考えから、特別委員会に付託した上で検討を加えた結果、7.5%の改定が賛成多数で議決されました。これによって、とりあえず逆転現象は解消されますが、納税者の方々は自分の税金に関心を持っていただきまして、納税に頑張っていただければと思います。11月17日の北海道新聞で、八雲町の国保の改定案の住民説明会が開始されたと。後に議会に提案するとのこと。手続を大事に考えている印象を強く受けました。ちなみに、八雲町は現行5.5%、それを5.8%にしようとする改善策でございます。では、質問をします。質問の1、22年3月議会で22年度国保特会予算が原案どおり議決されました。それが1カ月もしないうちに改定案を出してきました。みずから3月に提案された予算を否定するかのような印象を感じました。改定額は、最高で10万円以上も上がる世帯の発生もありますけれども、多くは3万、5万以上の世帯が多く発生いたします。このような高額な改定に同意しろと言うほうに無理があると思いませんか。なぜ急ぐ必要があったのですか。何で強引な手法が必要だったのですか。なぜ議会と対立するような手法を考える前に住民説明を考えなかったのですか。明確な説明をお願いしたいと思います。質問の2つ目、広報12月号で町長は国保会計の赤字を続ければ、子供や孫にツケを回すことになるのに、特別委員会は一番大切なことを検討していない、だから町民目線の政治ではないみたいに言って議会を批判するのはおやめになったほうが良いのではないでしょうかと思います。議会は、今まで町長提案のほとんどを賛成しております。しかし、だめなものもあります。それは、町長の説得力と説明不足に原因があるのではと受けとめざるを得ません。議会に是々非々主義があって当然と考えるからでありまして、町長は国保特会に特別強い関心があるみたいでございますけれども、それならば他の会計をどう考えておられるのか、それについてもお答えを願います。以上です。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
清水議員のご質問にお答えさせていただきます。初めに、なぜ税率改正を急ぐ必要があったのかとのご質問ですが、国民健康保険特別会計はここ数年税収不足が続き、一般会計から毎年1億円強の繰り入れを行ってまいりました。特に昨年度の12月ごろの予算編成時期の見込みでは、約3億円の繰り入れが必要となる勢いで医療費が伸びておりました。町の一般会計の台所も大変厳しい状況であり、人件費等の削減と措置を講じなければ実質単年度収支が5億円前後の赤字となる見込みとなっていたため、今までのように税不足分をすべて繰り入れることが困難な状況となってまいりました。町においては、こうした現状を踏まえて国保会計の健全化と財源確保を図るため、保険税の限度額を国の基準額並みに引き上げ、また一般会計からの繰入額を3,000万円程度に抑えるということと低所得者に配慮した税制改正を実施せざるを得ないとの判断に至ったところであります。その後、国保運営協議会を2度開催しながら、各委員のご理解をいただき条例案を提案させていただいたところであります。次に、議会に提案する前に住民説明会をなぜ考えなかったのかのご質問ですが、限度額を引き上げるためには国の地方税法の改正が必要であり、地方税法等が改正され公布されたのが平成22年3月31日であったということと、また新年度の納付書の発行に間に合わせるには4月中の議決が必要となるなどの事情があり、議会開催前に住民説明会を実施するには日程的に困難であったためできなかったのです。このことをご理解いただきたいと思います。以上でございます。
議員の質問 10番 清水悟
答弁足りないと思いますから。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
大変失礼しました。2つ目をちょっと。国保会計にかかわらず、各会計においては独立採算とするのが基本であると思いますが、国保会計においては特に4年間で5億2,000万以上の赤字となっており、また今後も医療費の増加により赤字拡大が見込まれるため早急に着手したものでございます。また、税の公平性の観点からも国保会計に一般会計から繰り入れをし続けることは、他の医療保険加入者、例えば社会保険等々、その保険に加入している人の保険にほかに、間接的でありますけれども、国保の赤字分も負担させているということにもなり、そのような不公平感をなくしなければならないと考えております。以上でございます。
議員の質問 10番 清水悟
町長、本当に町長もにこにこしながら答弁しているときは、いい人だなという印象が強く受けるのです。だけれども、顔と心がちょっと違うかなというふうな印象もあるのです。だから、町長、改定額が半端ではないのです。上がる人はもう10万以上、もう13万ぐらい上がる人も出るというこの実態を、ただ条例云々で期間的に時間的に間に合わないみたいな答弁をされましたけれども、そうしたら八雲は一体何ですか。今八雲は住民説明会をやっている最中だと思います。そして、議会に提案して条例改正という手配になると思うのです。何で我が町だけ、高額な改定をしようとするのにもかかわらず、もう少し町長の力量を十分に発揮をしていただきたいと思います。私は、昨年の3月に合併時の財政シミュレーションをごらんになっていますかというふうな質問をいたしました。あのときの町長の答弁、すごく冷たかったです。普通であれば、これから見て勉強をするとかというふうな言葉が加われば、私もいい町長だなというふうにそのとき私は思ったと思います。だけれども、木で鼻をくくったように見ていないという言葉で終わらせたのです。重要な合併だったのですよ、対等の。だから、その辺を町長、やっぱり心を持って対応していただければ、町長の笑顔と心はイコールになったなというふうに私も感じると思います。そういう意味で、質問がまとまったかどうかわかりませんけれども、町長、すこぶる上手に答弁していただければ。それから、さっきの質問で、それであれば他の会計はどうお考えですかという部分の質問に対して答弁がなされておりませんので、その点もひとつ町長、お答え願いたいと思います。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
非常に短い時間ですけれども、端的に質問をしていただきました。まず、改定額が半端ではないと、国保の加入者の方たちにかなりたくさんの負担になるのだというお話でございました。ただ、清水議員にもご理解いただきたいと思うのですけれども、今どこの医療保険も非常に大変な時期にあります。社会保険に至っては国というか、地方自治体で決めたもので、これは一切の答弁も何もなさらず、説明もなさらずにいきなり企業は口座から引き落とされてしまいます。そのような制度になっております。そして、社員もこれは一切の説明もなさらずに社会保険の方たちは毎年この社会保険上がっていっております。我が町においては6.5%でずっときております。これは、今まで私は恩恵をこうむっていたのだと、そのように判断していただいて本来の数字、これがもしこの国保会計、独自で採算を合わせるとなったら11%以上の数字になるわけでございますけれども、私は段階的にという意味で9.5%という数字を示したものでございます。やはり一般会計からこれを繰り入れするということは、社会保険または共済保険に入っている方たちに間接的でもあるけれども、また二重に国保医療費をまた支払わせるという結果になるということをご理解いただきたいなと、そのように思います。八雲はどうしてですかというのがありました。5.5%が5.8%になる。それも住民説明をしていると。私は、八雲の場合はそれだけ余裕があるのだと思います。我が町は239億円の借金もしょっておるわけでございます。そして、今までは一般会計はずっと財政調整基金を取り崩してやってきた、それほど厳しい会計でございます。そういう中で、この国保税が3億円以上の赤字になるということについては早急に手を打たなければいけないということでございました。これは、役場の中では何でも町長発信しながら、これは検討に検討を重ねて国保加入者の負担を少なくするのか、それとも町の将来を、どっちを大切にするのかということを考えたときに、私は町の存続をこれは考えなければいけないと、そのように判断して皆様にもご報告した次第でございます。そして、清水議員の町長の力量を発揮してもう少し議員の方たちに説得、また説明をしてもらいたいというお話でございました。それについては、私もやはりまだ説得力不足だったのかなと、そのように感じております。また、他の会計はどうなのかと。他の会計についても今手をかけております。この国保会計と同じように痛みを伴う人はこれからも私は出てくると、そのように思っております。しかし、今この町の財政、239億円の借金、このうち約110億円は町が支払わなければいけないとなっております。あとの130億円については、国が交付税措置をしていただけるようでございますけれども、110億円、これを払っていかなければいけないというのは大変な負担でございます。そういうふうに考えたとき、今ここに生きている我々が我慢してでも将来の子供や孫に負担を少なくしなければいけないと。それが我々の役目ではないかと。そういう意味も込めて他の会計についてもこれから順次手をつけていこうと、そのように考えているところでございます。以上でございます。
議員の質問 10番 清水悟
町長、財政的なことをおっしゃいましたけれども、納税者とてきちっと説明をすれば、また国保特会の中身がどうなっているかということを説明した上で値上げして税金をお支払いくださいと言えば、森の町民は納得してくれると思います。だけれども、その辺の説明がちょっと足りないのではないかというふうに私は感じます。それから、いみじくも町長は共済保険のことに触れられました。町長も共済保険ですよね。広報に何て書いてあったか、ちょっと頭に残っていませんが、共済保険の人もいわば生活が苦しいのだみたいな書き方になっていたと思いますが、町長、町長が給与を減額したから生活が苦しくなったのか。その辺のこともやっぱり町長として、町のトップとしてやっぱりきちっと整理をした中で広報に書くべきだったのではないかというふうに私は思いますが、最後にそれだけお答え願えればと思います。(何事か言う者あり)
議員の質問 10番 清水悟
共済と、それから説明と。町民に対する説明。いわゆるきちっと説明をすれば、税金をきちっと理解を持って払っていただけるのではないですかという部分です。それでお願いします。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
清水議員の質問にお答えさせていただきます。町民にもう少し詳しく説明したら、町民も理解していただけるのではないかというお話でございました。そういう意味も込めて町民の説明会をこれからしていこうと、そのように私も思った次第でございます。清水議員のご意見を参考にさせていただきたいと思います。次に、共済保険の人たちも町長が給料を削ったから苦しくなったのだろうということについて、広報に書く場合にはお気をつけになったほうがいいのではないかというお話でございましたけれども、確かに町職員の給与は町民の収入に比べて高いものがございました。これは突出しておりました。私は、町職員に対しては3年間我慢してくれということでお願いしてなったものでございます。ですから、いまだに町民の皆さんの給与所得に比べて高いのかもしれません。しかし、これは私はかなりぎりぎりのところまで給与削減をして職員にお願いしたところでございます。その中で、彼らは共済保険も強制して払わなければいけません。強制で来ますので、払わなければいけない。そういうところでかなり厳しいながらも彼らもみんな頑張っているのだよということを町民の皆さんに理解していただきたいと、そういう意味で書いたのだということを清水議員にもご理解賜りたいと、そのように思います。以上でございます。
議員の質問 10番 清水悟
ありがとうございました。終わります。