みんなの議会

森町議会 平成22年第1回 6月会議 2010年6月9日

広報もりまちについて

聞いた人
堀合哲哉 議員
答えた人
町長 佐藤克男、副町長 増田裕司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 堀合哲哉

広報もりまちについて質問いたします。広報の発行は地方自治体、森町であり、発行の性格からして公報、いわゆる公のお知らせとしての役割も果たしております。もちろん費用は町税により賄われています。町政の情報を知り、あすへの活力へとつながる広報であることを町民は願っております。しかし、新町長になって、広報に変化が起きました。その変化とは、広報6月号に見られるように、個人への事実に基づかない誹謗中傷を繰り返していることです。町長から皆さんへの内容は、恣意的であり、広報もりまちの私物化を町長ご自身が行っているところに問題点があります。以下、お聞きします。1点目、町広報発行のそもそもの目的は何なのでしょうか。2点目、広報の記事の内容に対するチェックや判断は、どのようになされているのでしょうか。また、誹謗中傷及びプライバシーにかかわる内容を掲載することが許されるものなのでしょうか。以上でございます。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

それでは、堀合議員のご質問にお答えさせていただきます。町広報発行のそもそもの目的は何かということでございます。お尋ねの広報発行の目的でありますが、町行政に関する諸般の事項の周知と行政に対する理解と協力を得ること、そして町民への啓蒙が主たる目的であります。2問目の広報の記事の内容に対するチェックや判断はどのようにされているのか、また誹謗中傷及びプライバシーにかかわる内容を掲載することが許されるのかというご質問でございます。記事内容のチェックや判断とのことでありますが、最終的なチェックは私がしており、広報発行についての判断は発行者である町長の私ということになります。また、議員の質問の誹謗中傷、プライバシーにかかわる内容とありますが、そのようなことは一切ございません。以上でございます。

議員の再質問 2番 堀合哲哉

大体予想された答弁だと思います。それで、再質問いたします。一つ一つお聞きしておきたいと思います。広報がここにあります。町長が先ほど2問目の関係でチェックは責任者である私がやっているというところで、これも非常に問題なのです。それは後にしましても、そういう状況ですから、多分一切誹謗中傷はないとおっしゃるでしょう。誹謗中傷があるかないかというのは、書かれた町長の判断ではないのですよ。町長は、そう思って書いている。だけれども、受け取る側はどう受け取るのですかということなのです。だから、第三者の判断があるかもしれない。今回は私のことをちょこっと書いているかもしれないけれども、これは想像の域にすぎませんから、そのことは言いません。しかし、結局受け取る側がどう受け取るのですかという大きな問題が残ります。それから、第三者が見て、これが誹謗中傷に当たるのか当たらないのか、これも大事な話なのです。そこを重視して考える必要があるだろうと私は思います。すべての町民に私はお話を聞いたわけではありません。でも、町長から皆さんへという内容、特に6月号を指して、町長がここまで何で書かれないとならないのかという、これやっぱり個人も特定されますし、おやめになるべきではないですかという声のほうが多いのです。佐藤町長のやっていることは、これはもう当たり前だと、どんどん、どんどんエスカレートして、どんどん議員のことをいっぱい書いてくれという希望ってほとんどない。だから、町民はそういう目で見ているのです。ですから、広報で、広報ですよ。町長が出す会報ではないのですよ。個人的なものではないのです。税金でやっているのです。それで個人が特定されるようなことをこの広報で載せるべきではない、それがまず広報を発行する前提だと私は思っています。この点について担当課長でも何か意見あったら言っていただきたいと思いますけれども、それを前提にしなければ、要するに私物化の話になってくるわけです。例えば6月号に元町職員の議員はとあります。元町職員の議員といったら、議会に3人しかいないのです。特定されるのです。これは、その後読みませんけれども、発言した議員の意図とまるっきり違うことを町長はここで書いているのです。これは、あなた個人の考え方なのです。思いなのです。でも、広報って思いでやられてしまうと、これ大変なことになるのです。だから、そういう配慮をしなければいけません。それから、今度プライバシーの話ですけれども、22人の議員のうち15人が国保加入者でしたとありました。私議員をさせていただいていますが、担当課行って、今国保に加入しているの議員で何人いるのですかと言ったら、課長答えませんよ。プライバシーがある。別に国保に入ったから、聞かれたから悪いとかと、そういう話ではない。でも、個人の持っている情報をうかつに第三者に話しすべきではないのです。そうでしょう。それなのに、町長は町長という力を利用して、どういう形で調べたのか私わかりませんが、これ担当課に聞かないとわからないでしょう。私国保加入者だけれども、町長にあなた国保ですかと調査受けたことないから。だから、こういう数字そのものも、個人情報はきちっと役場で守ると言いながら、町長であれば何でもできるのかということに私はつながってくると思います。ですから、この表現も適切でない。それで、あと中身的には、議員が結局国保税のかかわりで御身大切になんて、御身大切な話なんかだれもしていませんよ。要するに、町長、理事者として町民の負担の限界をどのように考えているのだという、その意識の差なのです。それをこのようなこじつけで書かれること自体が私は広報で行うべき性格のものではないと思います。そして、さらに続きます。結局は、このような内容を町長はこれからもどんどんやるという中身のこと書いています。これからは、議会のありよう、議員の議会での働きぶりを町民の皆さんにお伝えしなければならないと決意を新たにしているところです。町長というのは議会の議員の働きぶりを町民の皆さんに伝えるというのは、法律上、条例でどこに書かれているのですか。それが何か使命のように聞こえてきますが、それを広報を使っておやりになるのは最低自粛すべきなのです。先ほど町長は一切そういうことないとおっしゃいましたが、広報ということでお考えいただきたいと思います。だから、考え方には、これ一方的でしょう、町長から町民と。そしたら、例えばこの紙面の半分は町長から皆さんへ、そして町民から町長へと反論記事載せたらいかがですか。そういうことをやらないと広報でないのです。一方的に町長の、それも先ほど町民に対する役割の中で啓蒙という言葉を使いました。町民を啓蒙していくと。啓蒙というと、町長が数次元も高い位置から、町民は無知だから、これを教えなければならない、これはこうなのだとやらないとならない。どうもそういうところに偏り過ぎている。町長の思いを押しつけのように町民の皆さんにやるのが広報ではないということをもう少しお考えいただける、または考えてやれるのが佐藤町長だと私は思います。きっぱりこれはもうやめるというようなことをお考えいただけないのだろうかなということを再度お話をしておきます。それで、先ほどの話に戻らせてもらいますが、チェックが町長というと、このまま広報が続いてしまうのです。チェック機関というのは、役場サイドに設けるか、あるいは広報の審査会というのか、審議会ってあるでしょう、機能していないようですけれども。(何事か言う者あり)

議員の再質問 2番 堀合哲哉

しているの、副町長が言ったのだから、そうですね。失礼しました。そうしたら、そういう場に持ち込んで町民の声もしっかり聞くというようなことをしないとだめです。佐藤町長は、自分がよしといったら突っ張る人だから。突っ張っていい場合もあるのです。すべてが悪いと私否定しているわけではない。だけれども、これは町民からも余りいい声が上がってきていません。改めて町長から皆さんへというのをやめてしまうのか、あるいはこういう個人攻撃的なプライバシーも侵害するような中身の記事は一切書かないということをこの議場でお約束してください。これがエスカレートしたら、大変な事態です。だから、その辺は佐藤町長十分わきまえている人だと思いますので、はっきり言う方ですので、まさか2回目もこれからもどんどん続けますと言わないでほしいと思うのだけれども、ぜひそういうことでやらないと、ますます町の中が、もうこういう話題ばかりですよ。それよりも、森町の将来を町民の皆さんが語り合うような町にするためには、こういうのは避けていただきたいと思うのですが、再度町長の答弁をお聞きしたいと思います。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

広報に対する堀合議員からの質問というよりも、お願いというか、そういう内容だったと思います。元町職員というお話がございました。その方からは、何でおれの名前をはっきり出さないのだとまで私ははっきりと言われました。それは、本音ではないと思います。それと、22人の議員のうち15人が国保加入者だと、これについては個人情報に全く触れないわけです。だれそれと言う場合にはそれは当然なるわけでございますけれども、だれそれと言っているわけではございません。ですから、個人情報には触れません。私が議会についてこのようにかなり赤裸々に書いたことについて、町民の皆さんからは非常に、町長もそういうことになっているのかと、ではぜひ議会も行ってみたいと、今日も傍聴に初めての方も何人かお見えになっているようでございます。そういう意味において、私は議会どういうところなのかということも町民にお知らせしたいと、これは私から町民に語り継ぐというのは広報が一番でございます。ですから、そういう意味でこんな形で書きました。その成果として、午前中はたくさんの人が傍聴においでになっておられました。町長から皆さんへということは、町長として私は町民にどのようなことをやっているのかということを毎月1回ぐらいは報告するという義務があると、私はそう思っております。これは法的な義務ではなくて、私の私的な義務でございます。もちろん他の町村でこのようなことをやっていないところがほとんどでございますけれども、私は今このように町が進んでおりますというようなことは町長として報告する義務があると、そのように思っております。それから、啓蒙活動、これについては、私が上の立場に立って物を考え、そして何か偉そうにやっている、そのようなご意見でございましたけれども、一応私は森町の代表、リーダーでございます。リーダーであれば、税金の支払いが滞っている人、そういう人たちについてはぜひ払ってもらうのだというようなことをお伝えする。払うべきであるという啓蒙をする。また、もろもろのことを、今町はどのように進んでいかなければいけないというようなことを、これは啓蒙していかなければいけない。そういう任務も町長というのはあるわけでございます。そういう意味において、私はこの森広報での町長から皆さんへとあいさつするようなことについて、これはやめる意思は全くございません。ただし、私は今月はかなり赤裸々に議会のことについて書きました。しかし、これからは、これはある程度自粛しようという気持ちではおります。というのは、私を支持する方たちも、ほとんどが私の広報で書いているコメントについては非常にわかりやすくていいという話ですけれども、今月のこれについては、町長、やり過ぎたねというようなことも私に赤裸々にお話がありました。それと、議会と町長が対立しているという構造については、やはり私はいけないなということを今思ってございます。そういう意味において、今後については若干自粛しようと、そのように考えているところでございます。堀合議員のおっしゃられる、そういうことについても私は含ませていただくと。ですから、そういう意味で、町長から皆さんへという広報のごあいさつはこれからも続けていく考えでおります。よろしくお願いします。(「チェックについて、担当課長」の声あり)

町の答え 副町長 増田裕司(副町長は2011年9月まで)

チェックと広報委員会条例の関係について、少し補足的にお話を申し上げたいと思います。まず、広報についての条例の設定の関係なのですが、私が調べた範囲では条例で設定しているのは旧胆振管内厚真町、現在は安平町だと思うのですが、それと森町だけで、あとは規程なり規則なりでやっていると。内容については、大体どこも似たようなものでございます。森町の広報委員会条例につきましては、先ほど機能していないというお話、指摘もございましたけれども、機能しておりまして、必要な会議もしておりますし、ただこれは町長の諮問に応じて町の広報活動について指導、助言、または意見を具申すると、そうなっていますので、広報の委員会として自主的といいましょうか、能動的に動けるという条例にはなってございません。それは、広報が持つ性格からして、先ほど目的申し上げましたけれども、広報というのは政策そのものであるということで、最高権者の権能の最高の手段といいますか、そういうことの一つだろうと思いますので、それを規制するような条例規定には当たっていないわけでございます。それは、よそのまちのを見てもそのようになってございまして、ただ前提は先ほど堀合議員おっしゃったように、余りそういうことははなから法律では規定が、想定をしていないということだろうと思いますので、先ほど町長申し上げましたように、物によっては考え直さなければならないということは社会の規範の中で考えるべき事項だろうと思っております。広報委員会の皆様とはいろいろ私もお話をしておりまして、その中で出た意見については、その都度町長には私を通して具申をしてございます。原稿等のチェックにつきましては、原課から上がってきます。私のところで1回見まして、二、三度やりとりしまして、最終的にこの点はこうですねという確認をして、最終的に町長が決裁をすると、こういう形になっております。以上でございます。

議員の再質問 2番 堀合哲哉

大分佐藤町長も折れたのかなと思いますけれども、こういうような活字にされた場合に相手の気持ちを察して、町長ですから、それは常識の範囲内でやるのが妥当だと思います。かっかきて、全部思いを書いてしまえとかと、これはやっぱりいただけないことだと私は思います。人間は、それは感情ありますから、いろんなことの思いだけれども、これは行政と町民とをつなぐかけ橋の部分の広報なのです。何かを暴露してやっつけてしまえという性格のものではないので、その辺は今後も気をつけていただきたいというふうに思います。それで、今後町がどう考えるかわかりませんが、町長も自粛すると言ったから、自粛期間を聞いても仕方ない話なのだけれども、これからずっと町長やられている間はそうするという意味で私は理解しますけれども、結局町長が言った発言に限らず、広報で生身の人間がつくるものです。だから、いろんなというのは、つくっている本人って意外とわからないものなのです、こういうものというのは。だから、第三者の目を通す。だから、先ほど委員会があるのなら、町長の諮問機関ですね、ちょっと格上げして、ぜひそういう設定をして、喜ばれる広報にするにはどうしたらいいか。別に私は町長をバッシングしたくてこういうふうにしゃべっているわけではないけれども、町広報も転換していくと、それには役場だけの考えだけではなくて、審議会あるらしいけれども、それ格上げして、どんどんもっと参加させてもらうと、そして口も出していただくというような、そういう広報づくりを進めたらいかがですか。私はそう思うのだけれども、その辺についてどのようにお考えになりますか。それと、自粛と言ったのはまじめな話ですよね。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

堀合議員のお話聞いていると、相当嫌だったのだなということが今わかったわけでございます。私は、今月号のやつについてはかなり意識をして書いてございます。先月、4月議会ですか、4月議会でも同僚議員のほうから冒頭に動議が出て、お話があったわけでございます。当然この記事については、内容についてはこの席で出るだろうなと、そういう認識のもとで書いてございます。これだけ堀合議員が代表してお話しされるということについては、議員の方たちも嫌だったのだろうなというふうに、こう思うわけでございます。私は、町長として今後議会がどのようになっているのかということを今月、6月号については町民の皆さんにお伝えさせていただいたわけでございますけれども、以後、町と議会が今対立構造にあるように言われておりますし、私もそう思っておりますけれども、そういうものが解消した段階では私はこのようなことはないだろうと、もちろん自粛というのも私がまたもとに戻ってこういうことを書かない。もっと町全般にわたる内容に戻ると、そのように思っております。その体質がなくなるということについては、今森町が一番抱えている問題は何か、これは財政の問題でございます。これについては、私はぜひ協力をしていただきたいという思いのもとで今回はこのようにかなり詳しく国保事業についても書いたわけでございますけれども、今森町にとっていろんな問題がありますけれども、その中でも一番大事なことは、これは財政の問題でございます。ですから、そういう意味で、早く町と議会が財政の問題について一致団結していく、そういう姿勢になったときには私はこんなこと書かなくても、違うお茶飲み話でも何でも、そのようなことになっていくのではないのかなと、そのように思っています。ですから、早く私はそのようになりたいし、また今後これほど厳しい物の書き方は私はしないように、もともとは温厚な性格でございますので、これは温厚に内容を変えていこうと、そのように思っている次第でございます。堀合議員の提言について、謹んでお受けさせていただきます。以上でございます。(「チェックの関係」の声あり)

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

チェックについてどうするのだと……(「含めて取り入れるようなら、そういう形に体制持っていくべきだと思う」の声あり)

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

今チェックについて堀合議員から、諮問機関ではなくて違う機関にというお話がありましたが、そういう気は毛頭ございませんので、お答えさせていただきます。以上でございます。(「今度3回目ですか」の声あり)

出典:森町議会 平成22年第1回 6月会議 2010年6月9日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる