みんなの議会

木古内町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月13日

高齢者にやさしい「まちづくり」施策について

聞いた人
竹田努 議員
答えた人
町長 大森伊佐緒

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 竹田努

4番 竹田 努です。一般質問をいたします。高齢者にやさしい「まちづくり」施策について。大森町政5期の集大成の中で新たな事業、施策を検討していることと思います。今日まで、大規模な事業、新幹線関連事業、公共施設の耐震改修、企業振興事業等もほぼ終了し、今後は安心して暮らし続けられる「まちづくり」施策が必要ではないでしょうか。なかなか人口減少に歯止めがかからず、高齢者を取り巻く環境も変わってきています。そこで、高齢者とともに歩む「まちづくり」が急務と考えていることから、下記の3項目について町長の考えを伺います。1点目ですが、高齢者の交通事故等が多発しており、家族からの勧めでやむなく運転免許を返上するかたも増えています。これらの状況により高齢者は、健康のため行ってきたパークゴルフ、買い物等の移動に苦慮されています。町民からコミュニティバス等の運行を求める声も出ていることから、曜日等を特定して医療バスの利用緩和、またはワゴン車等を使っての試行運行で、実態を把握すべきではないでしょうか。2点目ですが、火災によって高齢者の尊い命が失われる記事が目につきます。最悪の事態にならないため、高齢者の安心、安全、予消防施策として、高齢者で一人暮らしのかたや障害のあるかた、認知症のかたなどへ「火災報知器」の設置を配布すべきと考えます。3点目については、高齢者のインフルエンザ予防接種についてであります。疾病の予防策、受診率の向上、医療費の抑制にもつながることから、無料化にすべきと考えますが、この3点について町長の考えを伺います。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

4番、竹田 努議員のお尋ねにお答えをいたします。高齢者にやさしい「まちづくり」、これについて3点に分けてお答えをしたいと思います。1点目は、当町の高齢化比率を考慮しますと、今後も、運転免許証を返上するかたは多くなると思われます。返上された方々が移動手段として利用する道南いさりび鉄道・函館バス、これらが運行しておりますが、駅までの距離感ですとか、バスの運行本数などによりまして、利便性をあまり感じないというかたもおられると認識をしております。このため、これまでも医療機関送迎バスの利用について検討をしておりますが、病院受診者に影響が出ることを懸念されるという理由から、いわゆるコミュニティバスとしての運行はできないとこのように考えております。したがいまして、ほかの市町村における地域公共交通の状況を踏まえつつ、地域の声について確認し、課題があれば解決に向けて取り組んでまいりたいと考えております。次に、火災に伴う火災報知器についてのお尋ねでございますが、住宅用火災警報器につきましては、消防法により各住宅に設置が義務づけられております。当町におきましては、消防署の調べで、約6割の住宅で設置をしております。警報器の果たす役割を考えますと、全戸での設置が求められますので、未設置の住宅への配布につきましては、既に設置をしている住宅との公平性にも十分配意し、引き続き防災行政無線などで啓発を進め、設置を促してまいります。次に、高齢者のインフルエンザ予防接種につきましては、予防接種法に基づき、町内の医療機関で実施をしており、自己負担金を1,000円、また生活保護者は無料としております。インフルエンザの重症化防止には、ワクチン接種が有効であると認識をしておりますので、一人でも多くの高齢者にワクチン接種をしていただきたいと願っているところでございます。お尋ねの高齢者のインフルエンザ予防接種の無料化につきましては、接種者の増加に多少の影響があるかもしれませんが、現在、接種率が高くなっていることを考慮しますと、これまで以上に実施方法あるいは接種勧奨などを研究して、接種者の増加につながるよう努めてまいります。以上でございます。

議員の質問 4番 竹田努

町長、1点目の医療バスの利用緩和というかその考えですけれども、確かに医療バスの乗車の実績を見ますと、ほぼ医療バスが満杯というかいっぱいの時もあれば、余裕のある時もあるようであります。ですから、まずはその実態をそういう希望するかたがいるかどうか。特にやはり考えるのは、札苅・泉沢・釜谷、医療バスの運行にあわせた部分のかたが、やはり町長も理解しているようにいさ鉄、函バスも運行していますけれども、なかなか停留所の関係だとか時間帯の関係で、なかなか利用の実態とかみ合わないという声も聞いています。まずは、その辺のここに記載しているように、曜日を特定をして、一番データ的に何曜日が例えば医療バスの余裕があるんだというそういう部分を調べて、まずは試行してみる。それで、例えば利用の動向がどんどん増えてくるような状態なのかそうでないのかということを把握して、それから最終的に医療バスの利用緩和を断念するということになるのが望ましいのかなと。確かに医療バス、目的のバスですから、病院を利用するかたに影響が出るようであってはやはり困るというのは、我々もそういう認識をしていますから、その辺もう一度試行運転をして実態を把握してみるというふうにならないのかどうなのかということについて、再度答弁をお願いします。それから、火災報知器については、確かに既に設置をしているかたとの差が出るから実施はできないというふうに聞こえるのですけれども、私はやはり心配なのは、今回の行政報告ありました火災についてもほぼ通報を受けて、消防車が駆けつけて消火をして、町長も現場を確認していると思うのですが、ほぼ全焼、柱も残っていない状況なのですよね。やはり何と言っても火災は、早期発見だろうというふうに思うのです。ただ、10月の火災のかたも若干の認知があるように我々聞いておりますけれども、特に障害者・認知症のあるかたについては、100%設置をしてもらう。例えば設置勧奨、あるいは町ではそのかたに対して、確かに既に設置済みのかたとの差があるにしても、やはり尊い人命を一つ間違えば、それがやはりこの福祉都市木古内の一つの良い目玉として、施策として、検討していただけないかなというふうに思っています。私は、やはり特に今回第6次の振興計画のちょうど折り返し地点でもあるこの時期なのですよね。やはり何か福祉都市のそういうものを検討してもいいのかなと、ちょうどいま予算編成の時期でもありますので、その辺再度再考できないものかなというふうに思います。ただ、インフルエンザのこの無料化についていろいろ実態を見ますと、高齢者の約半数のかたがインフルエンザの予防接種を受けているという29年度の実績の中でも出ています。そのうち、後期高齢のかたの受診率が多いということも伺っています。ですからそういうことも含めて、高齢者65歳からに線引きをするか、例えば80がいいのか85歳がいいのかと。やはり高齢になってきますと風邪、インフルエンザだとか風邪がもとで、いろんな大きな病気にもつながるという要素等もありますから、予防策としてもそういう年齢の線引きだとか、実施をするラインによっては、そんなに費用もかからないのかなというふうに思いますので、これについても再度検討していただけないかということを町長の考えを求めます。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

3点につきまして、ご説明いたします。最初の医療バスの関係でございますが、これは議員のお尋ねにありますように実態調査、またしてみたいと思います。いま2018年ですから2年前、2,016年の時に調査をしておりまして、この調査は木古内町日常生活圏域ニーズ調査ということで、お買い物はどんなふうにしていますかとかこういうような質問をして、その中でその当時同様のお尋ねがありましたが、その時期では必要はないとこのように判断しております。あれから2年経っておりますので、そんな調査も必要になってくると思います。ただ言えますのは、議員もお尋ねにされていたように、目的が患者様の輸送という大きな役割がありますので、それを阻害することのないような動きをしなければならないというのは、ご理解いただけると思います。二つ目の火災報知器でございますが、確かにご指摘がありましたように、現在付けているかたはご自身で負担されている。付けていないかたに無償で提供しましょうと、あるいはお安くしましょうというのは、不公平感を感じるというのは、確かにその中にはあります。しかし、お尋ねにありますように、体に障害を持つかたとかこういった世間的には弱者とこのように呼ばれている方々に対しては、何らかの方法があるのではないのかと考えますので、もう一度勉強させていただきたいと思います。3点目のインフルエンザの接種でございますが、これはご指摘がありますように、年代が高くなるほど受診率が現在上がっております。例えば90歳代ということになりますと、8割以上のかたがインフルエンザの予防接種をされていると。あと2割についてはそうではないのですが、また70歳以上は50%以上ということで、極めて高くなっておりますので、これはこのままで十分対応が可能かと思っております。

議員の質問 4番 竹田努

1点目の医療バス、これ試行をしてみて実態把握をしていただけるということの確認でいいのかどうなのか、そこ1点。

町の答え 町長 大森伊佐緒(町長は2020年3月まで)

2年前に行った調査と同じになるかどうかわかりませんが、実態調査はいたします。

出典:木古内町議会 平成30年第4回定例会 2018年12月13日 議事録 PDF(20ページ) 間違いを知らせる