みんなの議会

知内町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月18日

波力や潮力、潮流発電について

聞いた人
山田顯 議員
答えた人
町長 大野幸孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 山田顯

今年の第2回定例議会での一般質問に関連して、9月定例会で追跡質問した、波力や潮力、潮流発電について、もう一度、質問させていただきたいとそう思います。9月定例会の際の町長の答弁では、町の意向を受けて北海道が行うものであることから、北海道の判断となり、応募にあたっては複数の企業が手を挙げることが前提となることから北海道が全企業を調べたら、現在、2社より手が挙がっていないということで、道の職員が来庁して説明をした内容では、北海道からの応募は厳しいと、このような話をしておりました。それから、また民間企業以外に大学などの試験や研究機関でも海域の利用見込みがないか、さらには潮流発電の受入れができないのか検討中とありましたが、実は先のですね、道新に再生可能エネルギーとして波力発電のその可能性を信じてですね、35年間研究を打ち込んできた元室蘭工業大学のアベトミジさんという方が新聞で報道されております。大学退官後20年経った今も意欲を燃やしてですね、執念の研究者がいると。彼の手がけた波力発電が韓国で完成しようと今している。スリランカなどでも調査に協力をしており、振り子式の装置の能率には非常に自信があると彼は言っています。だが、日本政府は太陽光や風力発電に重点を置き、波力発電の研究予算は削減したり、2000年にはそのプロジェクトなども裁ち切りになったという経緯がありますが、太陽光や風力に比べ、天候に左右されず安定的に発電ができる、ましてや、海に囲まれた日本は、最適の環境と可能性を確信したとワタナベさんらは、海面に並行に渡した軸に鉄板をぶら下げて、その鉄板が波の振動を受けて、揺れる力を油圧ポンプが作動する振り子式装置を考案したということなんです。課題とされていた装置の耐久性とか、発電効率の両立にも成功し、国内外の日本の国だけでなくして、内外からも波力発電研究をリードしているということです。これこそがですね、国を説得し、道を説得してですね、そして、この知内町小谷石、矢越海岸に北海道で初めての波力発電の第1号を完成すべきと思うが、町長の所見を伺いします。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

今、3番議員から追跡質問ということでご意見いただきましたけれども、私も小谷石振興を今、掲げさせていただいて、何とか要するに代替エネルギーとして進められている、国も示している潮流発電なり、今、波力といいましたか、いろいろとあるみたいです。ただですね、先般も第3回定例会のときの追跡質問でもお答えさせていただきましたけれども、今、国が進めようとしているのがなかなか要するに自治体の方に伝わってこないというのが現状であります。ですから、うちらは北海道と要するに連携を取らなければないということが大前提にあるということであります。それから、先般も申し上げましたけれども、海洋再生可能エネルギーの実証フィールドの公募、これは先般も2月末でありますけれども、今の状況だったら、要するに要望できる状況にないということを言わせていただきましたけれども、現状はですね、変わっておりません。そのときから見て。ただですね、今、いろいろと3番議員からご指摘いただきましたので、その状況をですね、うちらとしてもきちんと捉えさせていただいて、うちが今、どんな形でそれを動けるのか、それは再度、検証はさせていただきますけれども、残念ながらといいますか、今の状況であれば、すぐに手を挙げて要するに応募できる、そして、実現に向けてるというのは少し時間を要するのかなというふうに今、時点でも考えているところでありますので、その点についてご理解いただければと思います。いずれにしましてもその辺の情報は、うちの政策室長の方にきちんと情報は収集せよということを言っておりますので、きちんと対応ができるというふうに判断をさせていただいた場合については、積極的に手を挙げたいというふうに思っています。それで、先般、今、新聞記事を紹介しておりましたけれども、函館新聞の11月4日の函館市の状況を見て、国の基準は上回るので、何とか汐首沖やらせてもらいたいというふうな状況ありますけれども、これも新聞が出たときにすぐ道の担当と連絡を取らせていただきました。ただ、今、函館市は、そういう思いがあるんだろうけれども、北海道としてはなかなか民間企業との連携も今、ままならない状況の中で、状況は変わっていないというふうな報告を受けておりますので、ご理解をいただければと思います。以上です。

議員の質問 3番 山田顯

私は6月の際にですね、波力、それから、いろいろな形の今の波を使った潮流とか、潮力、それから、波力、こういう3種類、それが小谷石には適当だろうというような質問をしたわけです。それで、ちょっと付け加えたいのはですね、10月の8日に北斗市のかなでーるで、日銀の函館支店長、中川忍さんという人がアベノミクスのもとでの道南経済、これは講演の際、皆さん出席していますけれども、アベノミクスのもとでの道南経済と成長戦略の講演の中でですね、関門海峡は既に潮流発電は始まっているとこういう話をしておりました。津軽海峡を利用した潮力、あるいは、潮流発電所の重要性を盛んに力説しておりました。道立自然公園矢越海岸と津軽海峡のこの潮流、潮力発電をセットにしたですね、観光を含めた知内の観光開発、知内町の飛躍的な発展につながるとこのように思っておりますので、もう一度、町長。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

今、議員言われますように、うちらもいろいろと今、調べさせていただいております。それで、先般、独立行政法人の新エネルギー産業技術総合開発機構が発表しております、海洋エネルギーのポテンシャル、潜在エネルギーの将来見通しということも出ております。これがですね、見てびっくりしたんですけれども、原子力発電所1,380基に相当するエネルギーが日本は保有していますよ。そして、津軽海峡では、原発2基分エネルギーが潜在していますよという発表も出ています。ですから、その辺は十分、うちらの方として、情報として掴ませていただいておりますので、今、言われるように私も何か活用できるのであれば、せっかく小谷石町内会、地域の皆様方の漁師の皆様方に了解をしていただいている区域がありますので、何とかそういう部分も活用できればという考え方は変わっておりませんので、引き続き、少し時間をいただいて取組を見守っていただければと思いますので、よろしくお願い致します。

出典:知内町議会 平成25年第4回定例会 2013年12月18日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる