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八雲町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月11日

「高齢者の方が趣味や健康作り、生きがいのために作っている野菜をもっと活用しようということで、八雲町はお蔭様で元気な高齢者の方が多くて、サークルに通っている方は勿論ですけれども、畑で野菜を作っている方もいっぱいいるんですね。でもだんだんその方達が大根だとかかぼちゃが重くなって、作ったは良いんだけれどもなかなか配って歩けないという声もありますし、それから今までは配って歩いていたから家族の方も文句を言わなかったんですけれども、配れなくなると、そんなに余るだけ作るなと家族の方からも怒られるという声も聞きます。でも転勤族の方たちなどから聞くと、そういう新鮮な野菜が手に入るんだったら嬉しいという声もあるので、是非この高齢者の方達が作っている野菜をもっと活用出来ないだろうか」

聞いた人
赤井睦美 議員
答えた人
町長 岩村克詔、財務課長 鈴木敏秋、農林課長 加藤貴久、教育長 田中了治

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

2点、質問させていただきます。1点目、農業の良さを広めようということで。八雲町は1次産業を大切に守り育ててきた結果、畑作では、畑作だけを考えると、軟白ネギや餅米、ダイコン、レタス、ジャガイモ、ニンジン、豆類などいろいろな野菜が出荷されています。そこで、更に農業の良さを知ってもらうと共に、地産地消の良さを実感できる仕組みを作り、健康作りや食育・教育にも役立てることが出来ないだろうかと思い、次のことを提案致します。①高齢者の方が趣味や健康作り、生きがいのために作っている野菜をもっと活用しようということで、八雲町はお蔭様で元気な高齢者の方が多くて、サークルに通っている方は勿論ですけれども、畑で野菜を作っている方もいっぱいいるんですね。でもだんだんその方達が大根だとかかぼちゃが重くなって、作ったは良いんだけれどもなかなか配って歩けないという声もありますし、それから今までは配って歩いていたから家族の方も文句を言わなかったんですけれども、配れなくなると、そんなに余るだけ作るなと家族の方からも怒られるという声も聞きます。でも転勤族の方たちなどから聞くと、そういう新鮮な野菜が手に入るんだったら嬉しいという声もあるので、是非この高齢者の方達が作っている野菜をもっと活用出来ないだろうかというのが①です。②農業の力を食育や教育と共に子ども達にも伝えていこうということで、先日JAの女性部が講演会を開催したんですけれども、そこで本当に家庭の食事の大切さというのを訴えていました。で、昔はどこの家庭でも手作り味噌を使っていたんですけれども、今は味噌を買う方はまだましで、味噌汁も作らない家庭もあるというお話もその中にはありました。で、その会場で手作り味噌と市販の味噌の味比べというのをしたんですけれども、明らかに手作り味噌が美味しいというのは満場一致で、そうした体験を子ども達にもさせることによって農業の大切さとか、食育の大切さが伝わるといいなと思います。農林課とか農協の方たちは、勿論八雲町外から八雲に就農してほしいということで今一生懸命力を入れていますけれども、それとはまた別に、子ども達に農業の大切さを伝えて、農家の子供じゃなくても大きくなったら農業につきたいなと思える、そんな取り組みが出来ないかなというのが1番目の質問です。よろしくお願いいたします。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

赤井議員の1点目のご質問にお答えいたします。高齢者の方々が趣味や健康作り、生きがいのために野菜作りを楽しんでいることは、健康寿命を延ばす観点からも大変意義があることだと認識しております。野菜については、農業者が小ロット多品種についても計画的に生産し、自前の直売所開設、はぴあ産直市への出店、丘の駅への出品、消費者との直接取引など、様々な販売方法がとられております。地産地消対策として、高齢者の方が家庭菜園で趣味で作られた野菜と、農業者が生業として生産した野菜について、競合する形で取り組むことは困難であることをご理解いただきたいと思います。一方、高齢者福祉対策、地域コミュニティー対策として、地域の団体・組織などの力をお借りしながら、仕組み作りのひとつとして検討してまいりますので、ご理解をいただきたいと思います。2点目の食育につきましては、様々な経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てることが食育の目的であります。現在、給食センター所属の栄養教諭による小中学生への食育授業、給食への地元食材の利用、給食メニューの食材説明などが、児童生徒に対して取り組まれております。また、地域や学校ごとにグリーンツーリズムの取り組みに併せた体験メニューの実施や、各種イベントでの地元食材のPRなども行われている状況です。今後も、教育委員会などの教育関係機関や学校、及び生産者など農業関係団体と連携しながら情報発信や機会の提供方法など、食育としての取り組みについて検討してまいりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

“競合するのは困難”で終わられたらどうしようと思いましたけれども、仕組みづくりの1つとして検討してくださるということで。健康寿命の話しですけれども、以前も触れましたけど、葉っぱビジネスをやっている上勝町では 65 歳以上の方が年間 100 万円以上収入を得ていて、そのことで町が医療費だとか福祉にかける予算がどんどん減ってきたんですね。で、町営の高齢者施設は閉鎖してしまったという。で、みんな 95 歳でも働いている方がいて、それがマスコミとか町外の視察の方達がたくさんいらして、そのことが活性化して若者がUターンとかIターンが盛んに行われているという話もあります。こういった福祉が健康寿命を延ばすというだけじゃなくて、産業福祉って呼んで、その産業福祉が充実すると町の経済にも良い影響があるというふうに出ているので、是非八雲町でも、先ほどもおっしゃっていましたけれども健康寿命というだけではなく、そのことで町を活性化するというふうな仕組みでね、農林課だけでなく福祉課も教育委員会も皆で連携をして、本当に早く早く仕組みを作っていただきたいなと思います。で、農林水産省の調査でも、高齢者の方が農業に触れている時と触れていない時の体の違いとか精神の状態を比べると、やっている方の方がダントツ体の調子も心の調子も良くなってきたというのがあるので、販売方法をどうするのかとか、ここでどうやって収益を得るのかではなく、その仕組みを作って、皆がいろんなところで役に立てる、そんなことを考えていってほしいなと思うんですけれども。その仕組みづくりの検討ということで、具体的にどんな形で検討していきたいなというのがありましたら、教えてください。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

議長、町長。

町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)

赤井議員おっしゃるとおりですね、どんなふうに検討しているかという事であります。本当に先ほど赤井議員から何度も言われているとおりですね、高齢者は土、やっぱり自然に触れるというのは、やっぱり私も体のみならず精神的にも大変いいと思いですね、私もこの頃土をいじったりすると何か1点にそれを考えるから、いろんなことを忘れていいようなそんな雰囲気もしてきますので。具体的な方法については担当課、これは連携しながら1課ではなく複数の課で検討をして、また具体的にこれからまた皆さんに説明をしながら、報告をして進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

八雲町過疎地域自立促進市町村計画というものがありまして、それは 28 年から 32 年度の計画なんですけれども。その高齢者の部分で特に重点を置く施策というところでは、施設の整備しか載っていないんですね。でも、私施設だけが立派になっていって、その高齢者の方達、もうすぐ自分も仲間ですけれども、施設ばっかり充実するのではなく、やっぱりそういう仕組みがもっと充実していかないと、ハード面だけでは成り立たないと思うんですよね。で、学校教育の方の対策の方にもやっぱり施設の整備が入っていて、その他のところでやっとコミュニティーを有効活用しましょうということが入ってくるんですけれども。こういう計画の中にソフト面が全然入っていないというのは、これは施設の整備のみの計画だったのか、それともソフト面はこれから考えていくという事なのか。そしてそのことを総合計画の中では今後どういうふうに捉えているのかもお聞きしたいです。

町の答え 財務課長 鈴木敏秋(財務課長は2019年3月まで)

議長、財務課長。

町の答え 財務課長 鈴木敏秋(財務課長は2019年3月まで)

過疎計画の中でのソフト的な位置づけというような趣旨だったと思いますけれども。過疎計画、これは本来は過疎地域としての全体的な計画という意味で、確かにご指摘の通り計画策定すべきでありますが、基本的に過疎計画策定の時期、それと、その都度改正を毎年しているわけですけれども、その時期にお断りとして説明しておりますが、基本的に過疎債の利用の為の計画だと。ですので、必然的にハード事業関係が主の計画であると。そしてプラス今過疎債としてソフト事業も一部認められますので、それらを最低限というか、その都度掲載した中でのものですということでご了解を願っているというところでありますので。過疎計画を今、議員ご趣旨の質問としての根拠という事よりも、むしろそれであれば今回提案する総合計画というような中でですね、その辺はどうかというような議論にしていただきたいと思います。過疎計画というのは基本的に過疎債を適用するための計画だというふうにご理解をお願い致します。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

総合計画においてはこれから特別委員会も作られるので、その中で是非一緒に話をしていきたいと思います。それで、情報発信をしていくという、先ほど食育のところではありましたけれども。やっぱり本当に情報発信を庁舎内だけではなくて、民間も共に取り組んでいけるような情報発信の仕方をしていただきたいと思うんですね。やっぱりどこかの課が何かをやりますよと言っても、例えば何にしようかな、そうそうこの前、教育委員会で講演会があったんですけれども、そこでやりますよというと教育委員会範囲の中のPRで留まってしまう。町広報にも載っていますけれども、力を入れるのはそういう範囲。農林課だと農業関係の範囲という、いつもそのように範囲が限られてしまうような気がするので。もっともっと民間の方たちも一緒に取り組みましょうという、農林課がやります、教育委員会がやります、役場がやりますという形ではなく、情報発信の時に共にやりましょうという、常にそういう形を取っていただきたいと思うんですけれども。その辺はいかがでしょうか。

町の答え 農林課長 加藤貴久

議長、農林課長。

町の答え 農林課長 加藤貴久

赤井議員のご質問で、食育の部分の情報発信のことについてだというふうに思いますので、お答えさせていただきます。町長の方の答弁にもありましたように、今現在、いろいろな取組は各個別的には行っております。特に学校や地域コミュニティー単位でいろいろなことをやっていただいている部分、自主的にやっていただいている部分、農家さんが中心でやって、こと農業のサイドから見るとそういう部分が多いかと思います。ここで、今グリーンツーリズムのことも一部触れさせていただきましたが、教育研修的な部分で町内の小中学生、高校生に対する農業の食育からのアプローチという部分も一部始めているところです。情報発信について答弁させていただいた部分については、そういった部分が今までも弱かったという反省は担当としてもしております。ホームページ等を活用した中で行っているんですけれども、なかなか全ての人が見れるわけではないとか、いろいろなご指摘は重く受け止めてですね、今後も。ただし、全てあまねくということも出来ないので、出来る限りの範囲で、特に食育で言うと小中学生、高校生への情報発信をどのようにやっていくかという部分は、学校サイドとも話をしていきたいなと思っております。昨年からは高校生の総合ビジネス科と田植え体験をしたり、小学生と稲刈りをやったり、いろんな部分で食への、あと酪農の搾乳体験とかもしているんですけれども、なかなかそれが取り組みとして見えていないというのは率直に反省をしておりますので。皆様と情報共有をさせていただく中で取り組みを拡大していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

議長、教育長。

町の答え 教育長 田中了治(教育長は2020年3月まで)

食育等について、学校教育でどういう関わりで、またどういう民間との連携ということで進めているかということについてお話させていただきます。現在、小学校・中学校においてはカリキュラム、教育課程の中に全てその学習内容が含まれておりまして、具体的には理科あるいは家庭科として学ぶことになっております。それを発展的な学習として小学校8校ありますけれども、全ての学校で実習体験もしております。特徴的なのは、今年度から先行実施で進めております落部小中学校は、合同で田植え体験して、またその生育、観察、そして収穫して、地域の方の協力もいただいているという姿があります。また、他の機関との連携ということについては、農業改良普及センターの職員の方においでいただいて、ある学校では講話をしていただいていたり、また社会福祉協議会が主催となってくれて、じゃがいも掘りの体験等々に関わっている状況にあります。今後ですね、こうした食育等の関連については教育委員会、学校内部のみでなくですね、こうした関係の方々ともっと共通認識に立って、広く活用出来るように工夫していきたいと、このように考えております。

議員の質問 7番 赤井睦美

議長。

議員の質問 7番 赤井睦美

以前、ある小学校で味噌作りをしたりキムチ作りをしたり、地域の方たちとやっていたというのも聞いておりますので、是非農業のそうした力を活かしていってほしいなと思っておりますので、よろしくお願い致します。

出典:八雲町議会 平成29年第4回定例会 2017年12月11日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる

「高齢者の方が趣味や健康作り、生きがいのために作っている野菜をもっと活用しようということで…」 八雲町議会 2017年12月11日|みんなの議会