厚沢部町議会 令和5年第4回定例会 2023年12月11日
国営相和農地開発事業受益者負担金の滞納処分に関する審査請求について
- 聞いた人
- 香川直樹 議員
- 答えた人
- 町長、副町長、農林課長
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 香川
私からは、国営相和農地開発事業受益者負担金の滞納処分に関する審査請求について、一般質問をさせていただきます。昨年、9月定例会において国営相和農地開発事業受益者負担金の滞納処分に関する審査請求につき意見を求めることについて、監査請求を棄却することに異議ないものと採決されました。それから1年以上が経過しましたが、町側から何の報告もなされていない状況です。このことにつき町長の所見を伺います。1点目として、異議申し立て期間とされる6ヶ月が過ぎている状況だが、実際はどのような経過となっているか。2点目として、町側の審理員となった弁護士の意見書では、多くの債権は時効を迎え、残債務は184万1,530円であるとの見解だが、このことに対して町として同意見か否か。3点目として、残債務に対する処理方針あるいは処理期限をどう考えているのか。4点目として、この審査請求人が所有する山林などの価値を評価し、今後の残債務返金の対象として検討すると、以前、議員協議会の場で伺ったが、実際執り行われているのか。
町の答え 町長
香川議員の「国営相和農地開発事業受益者負担金の滞納処分に関する審査請求」についてのご質問であります。ご質問の審査請求につきましては、令和4年第3回議会定例会にて議会への諮問のうえ異議なしの旨の議決をいただいているところです。1点目の、異議申し立て期間経過後の状況についてですが、11月22日に審査請求人であった方と負担金の納付等について面談を行っております。2点目につきましては、公平中立性を高めるため審査請求人と処分庁である農林課の主張を公正に審理するため、審理員として弁護士が審理を行い、町に意見書が提出されました。意見書の中には、時効が成立している債権について記載されており、弁護士である審理員の意見書と同様の考えであります。3点目の処理期限につきましては、事業開始、徴収開始から相当の年月が経過している状況にもあり、債務者も早期の解決を望んでいることから、これ以上の長期化は町にとっても望ましいものではないと考えておりますので、私の在任期間中の早い段階で一定の目処をつけたいと考えております。4点目の所有山林等の残債務返還金としての処理については、現在、交渉中であり、協議の結果が整いましたらご報告いたします。
議員の再質問 香川
まず、1点目の設問に対して再質問させていただきます。まずは根本的なところですが、この審査請求人の異議申立てを棄却するように昨年9月の定例会で採決された次第ですが、実際この申立てはどのような裁定となったのか、説明をお願いします。
町の答え 副町長
こちらの審査請求があったのは、こちらが差し押さえた相手側の共済掛金の150万円程の現金を差し押さえたことに対する、それが不当だということの審査請求でありまして、こちらも審理員の意見等をいただいた結果、不当にあたらないと、こちら差し押さえたにしてもこちらの現金が多く差し押さえたわけではないので、こちらの差し押さえについての異議申し立てについては棄却すべるべきだという結論に至り、昨年の9月の定例会で議会に諮問をしたところであります。
議員の再質問 香川
さきほど、副町長の答弁のとおりであれば、今現在として、実際、この小規模企業共済の差し押さえの金額として153万円であると、以前の報告書で説明受けている次第ですけども、その153万円は今現在も差し押さえている状況であると認識してよろしいでしょうか。
町の答え 農林課長
はい、そのとおりでございます。
議員の再質問 香川
ということで、1点目のご回答の中でですね、11月22日に審査請求人であった方と負担金の納付等について面談を行ったと記載されていますけども、実際、審査請求人とどのような面談をしたのか、詳しい内容もし説明出来たら説明をお願いします。
町の答え 農林課長
面談の内容につきましては、今、協議中の部分もありますんで、詳細はちょっと差し控えさせていただきたい部分はあるんですけれども、このあとまた議員全員協議会の中でもですねご説明させていただきたいと思います。まずは、概略にはなってしまいますが、22日に1時間以上にわたって、お宅を訪問して審査請求人の方とお会いしてきました。その中で、町の審理員の意見書の話ですとか、償還にあたっての考え方等を含めましていろいろお話をさせていただいたところです。町長の答弁にもありましたが、債務者としても早期の解決を望んでいるという部分もございます。ついては、町としても差し押さえたもの、残っているもの踏まえてですね、お互い歩み寄りながら協議もできていくのかなと思っておりますが、ただ、なかなか大きなお金でございますし、町内の所有地の処理をどうするかというところも現在協議中でありまして、また協議が整ったらご説明したいなと思っております。
議員の再質問 香川
課長の説明で、大きなお金であるという話で伺っていますけども、実際、昨年、意見書というかたちで資料を頂いた次第ですけど、それの中で、実際、審査請求人の方の残債務として153万円も含めた金額だと思いますけども、実際は184万1530円であるとこの意見書には記載されていますけども、実際はそれが残債務であるのか、それをはっきり説明をお願いします。
町の答え 農林課長
審理員さんの意見書に基づいて、私どももそのように考えております。
議員の再質問 香川
2点目の設問ともリンクする部分ではありますけども、町側の審理員の意見書と同様の考えであるという考えであれば、当初、審査請求人の父親のころの当初の分担金ですね、総額でいくと4815万8173円という金額でありますけども、意見書どおりでいくとそのほとんどが時効をむかえてしまっていると、実際、今まで納付されたもの、あるいは先ほどの残債務を全部処理したとしても、実際は4千万円以上のお金が最終的には未収のまま終わると意味していますけども、町側としてそれを認めるか認めないか、それが間違いじゃないのか、それをはっきりと明言していただきたいと思います。
町の答え 副町長
実際の金額は、この意見書どおり184万円という先ほどの農林課長の答えでありました。4千万近いお金が未納となるのではないかということでありますが、町といたしましてもこの意見書のとおり、未納となるというふうに考えているところであります。
議員の再質問 香川
話前後しますけども、前町長のころ、議員協議会でこの分担金ですね、まだ徴収できる見込みがあるという話をされていましたけども、実際、今現在、町側としてはこの意見書どおりであるということは、前町長の時代は徴収できる見込みあるという話でありましたけども、実際はそれは反故というか、徴収できないということを認めたということでよろしいですか。
町の答え 副町長
確かに、前町長時代にそのようなお話をされていたかなという記憶も私はありますが、法律的に照らし合わせてみても、意見書どおり、この分につきましては徴収できないということで町としても判断しているところであります。
議員の再質問 香川
実際、残債務184万1530円、そして今差し押さえている小規模企業共済含めて、それが153万円であると、実質は差し引いた金額31万1530円、これをどう徴収するかというその話になっているのか、説明をお願いします。
町の答え 農林課長
30数万円のもの、これは徴収するということで今お話をさせていただいております。どのようなかたちというのは、現金納付になるかというのはこれからの協議になりますが、請求人さんの方も早期の解決を望んでいるということですので、これについては回収可能かなと判断しております。以上です。
議員の再質問 香川
それでは、その差押えしているものについて、実際、現金化、町の歳入への繰入れというんですか、それはいつ行うつもりでいるの、説明を願います。
町の答え 農林課長
早ければ今年度中と考えております。ただ、この180数万円については早期の回収は可能かなと考えておりますが、ご質問の中にありました町内所有地をどのように処理していくかというところも併せまして協議がすべて整ったうえで確定をさせたいなと思っております。以上です。
議員の再質問 香川
先ほどの、153万円、小規模企業共済差し押さえている金額なんですけども、それってもう、この資料でいくと、令和元年11月1日に差押えしているわけですけども、それから今令和5年12月なので4年という月日が経過しているわけですけども、金額として確定しているものなので、不動産であればその時どきの評価額とかあると思うんですけども、金額確定しているものであればすぐに現金化するのがスピーディーな対応ではないかなと思いますけども、なぜ今まで4年の月日が経ったのかその辺について説明をお願いします。
町の答え 副町長
すぐに現金化すべきではなかったかという意見でございますけども、この意見書にあるとおり、この差押えが不当だとして審査請求があったところでございまして、審理員の意見を聞く間の約1年ほどの時間を要しているところでございまして、そちらの意見も聞きながら、そしてまた、議会に提案させていただいてというところを踏まえて、このような年数になってしまったというところでございます。
議員の再質問 香川
今までの町側の審査請求に関する取り進めとして、なんとなくですね、町の対応は引伸ばしにしてきたと私は感じるわけです。それで、町長の冒頭の回答にあったとおり、これ以上長期化するのは町にとっても望ましくない、また、回答書にもありますとおり債務者も早期の解決を望んでいると、であればスピーディーな処理を行うべきだと私は思います。実際、この異議申し立てが棄却されている状態であれば、差し押さえてるものを早期に現金化すべきであると私は思います。それにあたってですね、今までの対応だと、今年度にやるとか、それがいつの間にか来年度になってみたいな、そういう申し訳ないですけど後手後手できているので、ここは早期に差押えしたものについては即現金化すべきであると思うんで、はっきりいって期限をもうちょっと明確化、いつまでやると、明言していただきたいと思います。
町の答え 町長
4千数百万がおそらく不納欠損というふうになっていくのかなと思っております。今、差し押さえた分を現金化、それから残りの数十万円というものも全部整理して、不納欠損の手続きとなるのかなと思っております。いつまで、というとこでございますけども年度内には方向性、方向性というといつまだとまたなると思いますが、基本的には年度内に残債務は回収したいと思っております。
議員の再質問 香川
おそらく今後、4千万以上の不納欠損になると思いますけど、それについてはあくまでも処理された結果次第で、その後問題出てくるとは思うんですけど、私は今回、そこを問うつもりはないんですけども、処理を速やかに行うべきだという意見であります。4点目の所有山林の件で、それの回答なんですけども、回答としては所有山林等の残債務、返還金としての処理については現在交渉中であり協議の結果が整いましたら報告いたしますと、記載されていますけども、実際こういう回答きて、スピーディーに対応しないものだからいつの間にか、こっちも忘れてるような頃に報告される、そういうケースが今までけっこうあるものですから、この辺も残債務、31万円程ですけども、それもいつまでに処理して、最終的な案件に対する処理を決めるという予定期限でもいいので、その辺も明確化していただけたらと思います。○議員町長
町の答え 町長
4点目の質問についてですけども、これは町から強制することもできないことでございます。相手側の行為に任せるしかないということで、こちらはお願いするしかないということになります。ですから、それをお願いしていった結論は、なるべく早くと言うしか今はできないんですけども、今日の質問もありますので、年内にもう1回相手側と交渉するよう、今朝、農林課長に指示しております。なるべく早くと言うしかないんですけども、いつまでも、何十年も経っている事業でありますので、私としても、先ほどの回答にありましたけども、解決したいというふうに思っておりますので、本当に早期にやりたいということでございます。
議員の再質問 香川
最後になりますが、質問ではありませんけども、先ほど町長も仰っておられるとおり、この問題に関してはですね、早期に対応していただいて、早期に処理を進めていただいて、最終的な金額確定という方向性で進めていただけたらと思います。私からの一般質問を終わらさせていただきます。