木古内町議会 令和2年第4回定例会 2020年12月17日
「新型コロナウイルス感染症」に対する行政危機管理体制について
- 聞いた人
- 新井田昭男 議員
- 答えた人
- 町長 鈴木慎也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 新井田昭男
2番手で一般質問をさせていただきます。題名は一つでございます。新型コロナウイルス感染症に対する行政危機管理体制についてでございます。本年2月以降、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、瞬く間に全世界に感染が広まり脅威となっている。現状、ワクチン開発が急ピッチで進められているが、未だ我が国の国民に対するワクチン投与の時期は不明でございます。発生から1年近い歳月が流れた現在もマスクの着用、手洗いや手指消毒、うがい、換気、3密回避の行動など、現代医学をもってしても一人ひとりの自助努力に頼らざるを得ない状況に憤りを感じております。このような状況の中で、10月中旬より我が国に第3波が押し寄せ、12月には感染に関する全ての数字が覆る状況となっております。最近では、公務員が新型コロナウイルスに感染する事例が増えており、十勝管内清水町、檜山管内奥尻町で勤務する町職員が新型コロナウイルスに感染し、役場が一部閉鎖するなどの措置がされております。さらに日高管内平取町においては、道内初の首長が感染しています。また、旭川市においては、病院でクラスターが発生し、医療崩壊となりえるような事例も出てきており、今後ますます我々にコロナの危機が押し寄せる状況と考えます。このような状況下で、様々な観点から我が町の新型コロナウイルス感染症に対する予防体制のさらなる構築が必要と考えますので、次の2点について町長の見解を伺います。一つ目は、第3波における新型コロナウイルス感染症の対策についてでございます。この中には①として、住民への感染防止に対するさらなる対策についてでございます。②役場本庁舎を含めた公共施設の感染防止に対するさらなる対策についてです。2として、当町においてクラスターや陽性者が確認された場合の危機管理対策についてでございます。以上でございます。よろしくお願い申し上げます。
町の答え 町長 鈴木慎也
新井田議員のお尋ねの質問について、お答えいたします。1点目の第3波における新型コロナウイルス感染症の対策について、①住民への感染防止に対するさらなる対策についてでございますが、当町においては、感染予防対策の周知方法といたしまして、防災行政無線や町ホームページなどを活用し、住民の皆様に対する啓発を行っております。周知する情報に関しましては、北海道の新型コロナウイルス感染症対策本部会議の結果を踏まえながら、随時新しい内容に更新しております。第3波といわれている現状においても、町内において感染者の発生がないことから、引き続き、これらの基本的な啓発活動を継続してまいりたいと思っております。これまで布マスクの配布事業等を行ってきましたが、町民の皆様の感染症対策というのは、日常の生活圏のさらなる対策が重要であると新井田議員おっしゃるように私もそのように認識しております。現在、町では感染防止対策といたしまして、町内の宿泊業、飲食業事業者に対しまして、飛沫感染対策補助金の給付を検討しております。今後もマスク着用、手洗いやうがいの励行等の新北海道スタイルの実践による、町民の感染予防に関するより高い意識の高揚を図ってまいります。次に、②役場本庁舎を含めた公共施設の感染防止に対するさらなる対策についてでございますが、これまで役場庁舎にはロールスクリーンを設置し、飛沫による感染防止を図るとともに、手指消毒液を各所に設置いたしました。また、入札においては町外参加者は郵送での対応等を行っております。職員に対しては業務中のマスクの着用、手洗いやうがいの励行や一定の時間での事務室の換気等の対策を行っております。また、出張等の際は地域別の感染状況に応じた行動制限基準に基づき行動するようにし、ZoomによるWeb会議システムの導入等、これは各公共施設においても同様であります。また、教育施設では、北海道新型コロナウイルス感染症対策本部会議の決定事項に基づき、施設利用者の制限や新北海道スタイルの取り組み、感染状況を踏まえて、各種事業の規模縮小・延期・中止等の判断を行っております。今後、オープン予定のふるさとの森スキー場の運営につきましては、ロッジ内の利用人数や学校授業以外の団体利用を制限するなど独自の対応策を図ってまいりたいと思っております。さらに、学校現場におきましては、学校の新しい生活様式に基づきまして、基本的な対策の実施はもちろんのことですが、校舎内の消毒作業等に対応するため、北海道教育委員会の支援事業であります「スクール・サポート・スタッフ」を活用しており、今後においてもさらなる感染防止に努めてまいります。各町内会館等につきましては、使用頻度の高い施設には消毒液を常備いたしました。その他の施設においては使用の都度、設置をしております。また、換気のため、網戸未設置施設への網戸の設置をいま現在考えております。設置時期については、今後状況を把握した上で、対応したいと考えております。今後も感染状況を的確に把握いたしまして、考えられる感染防止対策を実施してまいりますので、ご理解とご協力をお願いいたします。それでは、2点目に入らせていただきます。当町において、クラスターや陽性者が確認された場合の危機管理対策についてでございます。当町におきましては、令和2年の2月25日に新型コロナウイルス感染症対策本部を設置いたしました。陽性者が確認された場合には、この対策本部においてその後の対応について、検討・協議を行うこととしております。また窓口業務、これらの業務の停滞を招かないよう陽性者が発生した場合を想定した一時的な課の移動や代替職員配置等のシミュレーションも行っております。北海道においては、クラスターの発生に備え振興局ごとに即応体制が整備されております。発生後は、現地支援対策本部の設置や道の医師・看護師・保健師等の派遣など、迅速に対応する体制が既に構築されております。このため、町内でクラスターが発生した場合には、渡島保健所が中心となり対応することとなりますが、その際には保健所からの依頼により、当町の保健師も濃厚接触者の調査などに協力することとなっております。いずれにいたしましても、クラスターが発生した場合には、関係機関と連携し、町としてもしっかりと対応していくとそういうことでございます。以上でございます。
議員の質問 6番 新井田昭男
いま町長のほうから縷々、ご説明いただきました。まさに感染、それと経済的な下支えも含めて、大変敬意を表するところでございます。そういう中で、いろいろこの2点について、今回ちょっと私の思いを含めて、質問とさせていただいているんですけれども、質問の答弁要旨をずっと羅列されているもの読んでいたんですけれども、確かにおっしゃるとおりだと思います。これ幸いにも我が町には感染者が1人もいなくて現在に至っているわけで、非常にこれは行政のそういう対策の徹底がこういう結果でないのかなとそんなふうにちょっと感ずるところもあります。この1の第3波における対策については、いわゆる住民の対策防止です。五つほどいま町長のほうからいただきました。おっしゃるとおりだと思います。ただ、この状況で日々日替わりみたいな情報が変わるわけですよね、感染者並びに死亡者も含めて。一つお伺いしたいのは、町長はこのいまのコロナ禍、これを有事と認められるか惨事としか見ていないか、まずどっちかその結果お聞きしたいんですけれども。
町の答え 町長 鈴木慎也
新井田議員の再質問のお尋ねにお答えさせていただきます。有事なのか惨事なのかということですが、有事・惨事、私は両方だと思っています。これは、通常時ではなくてもちろん国・道にとってもですが、我が町にとっても緊急時だと通常時ではないとそういった危機感を持って常にその認識をしております。コロナ禍に対する考え方とかというのは、よろしいですか。
議員の質問 6番 新井田昭男
町長、すみません。突発的で申し訳ないです。なぜこういうふうに聞いたかと言うと、やはり見えている災害と見えないいまの恐ろしい状況の中で、根本な町の考え方っていうのは一体どっちなんだろうかというちょっと思いがあったんですよ。私はいま言ったように思いで言ったんですけれども、私はまさに有事だと思っているんです。そういうことで、町長の考えを聞いたところでございます。意見として答弁として同じような考えであるということにホッとしたところでございます。そういう中で私、町民の五つの対策案が出ているんですけれども、いまの国の制度だとかいろんなことを配慮しながら、来たるお正月も迎えるわけですよ。そういう中で、やはり町長自らが防災無線でも結構だと思うんです。やはりいまの状況を踏まえて、町民の皆さんに熱いメッセージを送ることもこれありだと思うんですよね。やはりいま非常に町民の自助努力の中で、非常にストレスも当然あるだろうし、ナーバスな状況になっているわけですよね。そこで、例えば防災無線だけで職員がかわいい声で申し上げるより、それはそれで結構だと思います。ただやはり町長が言うように、町民の目線で考えるのも私はいまがチャンスじゃないかと思うんです。これまた、4波・5波わかりません。だけれども、実際にこのような状況の中でいくとやはり町長自らのメッセージというのは、私は大事だと思います。まずこれ1点。それと、飛沫に関しては今回、予算補正当然なるようですからこれはこれで非常に良いなというような改めて認識しております。②の役場本庁の件なんですけれども、おっしゃるとおりこれ6項目上げております。ただ私気になるのは、窓口での業務というのは当然不特定多数のお客さんが来るわけですよね。いま現在は、ビニールである程度シャットアウトしていると飛沫対策していると。ただ、見ますとまず職員のソーシャル・ディスタンス、あるいは飛沫対策、もう一つ私一番気になるのは町長の執務室というのはどういうふうに対策されているのかなと思うんです。広いですから誰かが対面でやる時にはスタンスをとってやっているんでしょうけれども、私はやはりもししていなければ飛沫防止対策でアクリル板をバンと設置すべきだと思いますよ。その辺の見解。やっているならやっているで申し訳ないですけれども、やっていなければそういう答弁をお願いしたいです。その2点です。このいまとりあえず2点、答弁いただけませんか。
町の答え 町長 鈴木慎也
新井田議員の再質問にお答えさせていただきます。まず1点目でございますが、防災無線でメッセージを送ってはどうかとそのような趣旨のご質問だったと思います。現在、想定といたしまして町内・町民の皆様から感染者が出た時に私からの防災無線をメッセージをするとそういった想定でいまのところございます。ですが、新井田議員からこのような質問もいただきましたので、検討してまいりたいと思っております。そして、2点目の町長室の感染対策どうなっているんだとそのような質問かと思います。入り口に消毒液、あと窓は常に換気をしている状況であると。あと、次亜塩素酸の噴射機を置いております。そして、テーブルも方向を変えたり工夫をしながら、ソーシャル・ディスタンスの表示をしているんですが、ただ町長室は広いとはいえ、せいぜい5人ぐらい座るとそれ以上座ると密な状態になるだろうということで、人数が多い会議の場合はほかの広い会議室を利用するようにしております。新井田議員おっしゃったように、私達の社会というのは新型コロナウイルス感染症が流行して、はじめての冬を迎えると。そういった中で、年末年始は特別な時期です。私もそう思っていますし、新井田議員もそのように思っておられると思います。特にこの半年以上、本当に皆様には辛い大変な思いをされてきた多くの皆さん、年末年始こそは親族や親しい友人の皆さんと旧交を温めたいと考えていたと思うんです。そして、帰省する場合には三密の回避を含めた基本的な感染防止対策を徹底するとともに、特に大人数の会食を控えるなど高齢者の皆様に感染がつながらないように注意をお願いしたとそのように町としては思っております。あと、そういった対応が難しいと判断される場合は、年末年始ということもキーワードがありましたので、帰省について、慎重に検討していただきますようお願いするとともに、発熱等の症状があるかたは、できるだけ帰省を控えていただけるようにお願いしたいと思っていますが、帰省される場合には年末年始の休暇を分散して取得するなど、混雑する時期を避けていただくように町といたしましてお願いしていきたいと思っております。以上です。
議員の質問 6番 新井田昭男
いわゆる町職員さんのディスタンスあるいは飛沫対策、それとすみません一緒に聞けばよかったんだけれども、やはり利用者に対していわゆる検温体制っていうのはどうなっているのかな。きょう我々この議場に入ってきた時、事務局から「新井田さん、体温測らせて」ということで、我々は機会があるごとにやっているんだけれども、その辺の対策っていうのは一体どうなんだろうな。やはりある程度、大変申し訳ない表現だけれども、それによっては改めてまた利用を考えてもらうとかそういう対処もやはり必要でないかと思うんですよね。あるいは代行してやるとか、そういう部分の対策っていうのは一体どうなんだろう。それちょっと聞きたいです。
町の答え 町長 鈴木慎也
新井田議員の質問のお尋ねにお答えいたします。非接触体温計をいま現在どのように活用しているかとそのような趣旨のご質問かと思います。現在、来庁者に関しましては、非接触型の体温計でそういった対応はしておりません。現在、町といたしまして健康管理センターで12台、そして以前に議会でも資料等出ていると思いますが、災害用で18台ございます。これは、あくまでも災害用ですが例えば各町内会とか総会等人が集まるような状況で非接触型の体温計があったほうが安心だとそういった声があるかと思いますので、非常用ですが一時的に貸し出しできるような対応はできるものといまのところそのように検討して考えております。
議員の質問 6番 新井田昭男
ぜひそういう基本ベース、いまやはり基本しかないわけですよね、手立てが。やっとここにきてワクチン体制とか対応ができるようになるのかもしれないけれども、まだまだこの先あるので、ぜひそういう基本のまず注意していただいて、住民の安心安全を守っていただければなとそんなふうに思います。2の当町においてクラスター陽性者が確認された場合の危機管理対策っていうことで、これも町長から5項目によってご説明いただきました。冒頭申し上げたように、やはり平取町とかああいう首長さんが感染されたと。別に誰もしたくてなるわけじゃないんだけれども、結局我々もそうですけれども、日々そういう可能性があるわけですよね。だから、そういう可能性の中で特に約4,000人近いかたのトップなわけですよね、町長は。ですから、大変な気苦労だとかそういう部分は当然されている部分あるんだろうけれども、まずそういう危機感とかあるいはこれいくらか危機感出ていたけれども、だいたいそうなんだろうってわかるんだけれども、私前に平成30年の大森さんの時に、胆振東部地震の時に同じような聞き方したんですよ。具体的に書いてなかったので申し訳ないんだけれども、その後、現町長も私と札幌でいろいろ防災について講習を受けたりなんかしていますのでだいたいわかっていると思うんだけれども、ごく最近では道議がPCBのいわゆる事業継続計画っていうこれって私前々からちょっとお話をしていて、ほぼ皆さんがスタッフの皆さんっていうのは聞いている話だなと思うんだけれども、それがいまどうのこうのということではないんだけれども、要はそういう部分もどうなんだろうということをちょっと確認したいんですよ。やはりトップがいないとかこういうコロナ禍でさらにまた大きな大災害が起きたとか、当然あり得ることですよね。だから、こういうことはコロナ禍では大事だけれども、そのトータル的な部分の事業を継続、いわゆる役場も機能が低下することなく、例えばトップがいなくてもサブがいなくても防災に対して、あるいはコロナ禍に対しても対応できるシステムですよね。そういう部分ってやはり今後考えていかなきゃならないと思うんですよ。いまはどうのこうの考えてということではないんだけれども、そういう部分もやはり視野に入れていく必要があるんじゃないですかっていうことをちょっと聞きたいんですけれども、よろしいですか。
町の答え 町長 鈴木慎也
新井田議員、ありがとうございます。様々な貴重なご意見いただきました。いまご心配されていました災害ですとかコロナの状況下において、首長が町にいない場合とかその体制どうなんだろうかとそのような趣旨のご質問かと思いますが、私が不在の時は例えば副町長が代理として防災の動きを止まることなく進めていくとそういった体制をとっております。ただ、新井田議員おっしゃったのは、おそらくやはり常に危機感を持って、町民お一人お一人の命をやはりしっかりと守っていくんだとそういった強い意志が必要じゃないかとそのようないろいろとアドバイスをしてくれたのかなと心から感謝を申し上げたいと思います。町民の皆様におかれましては、やはり新型コロナウイルス感染症での今回質問でございますので、これまでのマスクの着用、そして小まめな手洗いの徹底に加えて、感染リスクを回避するんだとそのような行動の徹底をお願いしたいと思っております。町は、町民の皆様お一人お一人の健康と命、そして安心安全の確保に向けて適切な情報の提供、そしてただいま新井田議員から一般質問でありました感染予防にさらに取り組んでいきたいと思っております。また、感染者が発生したなどの根拠のない誤った情報に惑わされることのないよう、ぜひとも思いやりを持って落ち着いて行動をされますようにお願いしたいとこの場をお借りしてお願いしたいと申します。新型コロナウイルス感染症に打ち勝つために、議員各位の皆様のお力と町民皆様のご理解とご協力が必要だともうこれに尽きると思っていますので、引き続き新井田議員におかれましてもご指導・ご協力をお願いしたいとそのように思っております。以上です。
議員の質問 6番 新井田昭男
もう町長は、いまの状況に関しては、本当に危機感を持って得られるというのは思いはいまちょっと伝わりましたので、ぜひこの先どうなるんだろうっていうような部分はあります。見えに見えない部分が本当に恐ろしいっていう感覚だけで手探りしかないんだろうけれども、いずれにしてもやはり見える見えないというのは今回でのことで、こういうこともあるんだっていうことは事例としてわかりました。私も含めてわかりました。そういう中で、やはり立場上いろいろ聞きづらい部分あるいは言いづらい部分も当然あるんだけれども、いずれにしても災害に対する取り組みというのは、やはりいかなる時でも隙があってはならないとそんなふうに思います。これは、町長も先ほど触れたように、いろんな研修の中でご理解されていることだと思いますけれども、改めて私のほうからそんなことで町民の生命・財産を守るために、惜しみないやはり努力をしていただければとそんなふうに思いますので、今後ともぜひ住民のために一つご尽力をいただければと思います。以上で、質問を終わります。