森町議会 平成22年第1回 12月会議 2010年12月14日
地方公営企業法の全部適用について
- 聞いた人
- 宮本秀逸 議員
- 答えた人
- 町長 佐藤克男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 宮本秀逸
おはようございます。きのうの一般質問と重なる部分がありますけれども、通告してございますので、一般質問させていただきます。地方公営企業法の全部適用について。去る10月に松前町への視察研修を行ったところでありますが、病院の視察を含め町立松前病院の運営に関して、黒字化への取り組みについて詳しい説明を受けました。地域医療に対する町、それから医師の並々ならぬ決意と実践に感動すら覚えたものであります。松前病院の改革の中で最も注目すべきは、地方公営企業法の全部適用であると思われます。森町の国保病院の運営についても改善が急がれておりますが、今後の取り組みの中でこの全部適用が必要と思います。町長の所見を伺います。以上です。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
宮本議員のご質問にお答えさせていただきます。町立松前病院の地方公営企業法の全部適用について、当国保病院においても全部適用が必要と思いますがとの質問ですが、公営企業法全部適用については当国保病院の今後の運営形態としての選択肢の一つとして、現行から見て一番取り組みやすい方法と言っても良いかと思います。ただし、松前でお聞きしてきたと思いますが、町立松前病院の全部適用については森町とは違う医療環境であることや地域の目指す診療に職員の意識改革が図れたこと、また臨床研修制度による初期研修プログラムや独自の家庭医養成プログラム構築等、現院長の診療姿勢、地域医療に対する理念や方針等の影響が松前町立病院における全部適用による成果ではないかと思っております。では、森町は今後の経営形態についてどうしていくのかということになりますが、全部適用ありきでは現状の国保病院が変わるわけではありません。現在病院医師との懇談の中で、今後の森町の医療状況を踏まえた国保病院のあり方への模索の中で、今後病院運営委員会や町民との懇談等で方向性を見出し、その後一部適用のままか、全部適用か、独立行政法人化か、または指定管理者かなどについて慎重に検討したいと考えております。以上でございます。
議員の質問 7番 宮本秀逸
きのうも同じような質問がございましたので、そういったことになろうかと思いますが、この病院の問題につきましては相当その関係の方々、もちろん町長を初め事務長、それから病院の内部の方、それから議員サイドもあらゆる人たちが大変な思いをいたして改革をしなければならぬという状況にあるわけですよね。それが町長は今町長につかれて2年目なのですけれども、その間に相当なやっぱりやりとりも実はあったと思います。そして、事務方の苦労もあったと思います。そういったことをしんしゃくしまして、もうそろそろやはりある程度の決断を下す時期に来ているのではないかと、こんなふうに私は思うのです。そんなときにたまたま松前病院の視察に行くチャンスがありましたので、本当にびっくりするくらい真剣に取り組んでおられるなというふうに思ったのです。その背景には、今おっしゃったような町を挙げての取り組みもありましたでしょうし、それから環境の違いももちろんあるでしょうけれども、やはり町の長たる方々の姿勢と申しましょうか、取り組みのいかんと申しましょうか、それがあったればこその全部適用に至った経緯だというふうに私はとらえました。そんなことを考えたときに、ある程度結論を下すような時期に来ていることを考えましたら、やはりこの近々にこういう方向でやりたいというようなことを町長から示していただきたいというのが恐らく大方の人たちが望んでいることではないかと、こんなふうに私は思います。そこで、この全部適用がどうかという質問をさせていただいたのですけれども、今おっしゃられたように順序を踏んでいかなければなりませんから、それはそれとしまして、現段階での町長の個人的なといいますか、町長の腹としてどうしたいのだみたいな、そんな話を実は聞きたいなと、こんなふうに思って質問したところでございますので、その行程は行程としまして、町長の腹づもりをぜひ聞かせていただきたいと、こんなふうに思いますけれども。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
町長の腹づもりはということなのですけれども、私としては何度も院長とお話をしてまいりました。しかし、現院長との間では話が平行線を保ったままということです。何が保ったままかというと、これは私は患者さん第一主義ということを絶えずお話をさせていただいております。しかし、院長の考え方はどちらかというと、私にはそんなこと言いませんけれども、医師第一主義、そして職員第一主義というようなふうな考え方が非常に強いと、そのように私には見えております。これではこの改革、現院長のもとでは改革はすこぶる困難なことかなと、そのように思っております。まず、組織の前にやはり患者さん第一主義、町民第一主義というようなことを私はしなければいけないと。私も松前へ行ってきまして、松前の町長とも親しくしておりますので、松前の町長にもいろいろお話を伺ってきました。やはり昨年、1年前にこの全部適用にするのに現院長が4年間も費やしているのです。そこに来るまでの間です。それには、現木村院長は徳洲会病院という非常に患者様を第一主義ということで、患者様のことを思い、そして365日24時間いつでもどうぞという姿勢を貫く病院でございます。そこで長年経験を積んでこられた方でございます。ですから、そういうものを職員に徹底して教えて、そしてもちろん医師もその間に何人も古い医師はやめていって、そしてそのかわり入れかえをしながらやってきて、ようやくこの黒字化もできというところにいったと。ただ、黒字化といっても町からのお金が、1億円強のお金が入っているというふうに私は伺っておりますし、現実そのようでございました。でも、町民の皆さんが信頼できる、そして、ああ、ここなら安心だねと、うちには町立があるねということでなっているという点について私は非常にこれは成功した一番の原因かなと、そのように思っております。やはり何についてもトップが肝心ではないのかなと、そのように今は思っております。そして、議員のおっしゃるようにもうそろそろというお話がありましたけれども、私も実はもうそろそろだなと、もうこれが限界だなと、そのように思っている次第でございます。ですから、これから改革について、今までは現院長に2年間いろいろと私はお話ししてきましたけれども、もう限界であろうなと。ここでやはり町としてこれを決断しなければいけないところに来ているのではないのかなと、そのように今思っているところでございます。また、今月もお話し合いをさせていただく予定になっておりますので、そういうところでもこれは話をしていかなければいけないと、そのように感じているところです。以上でございます。
議員の質問 7番 宮本秀逸
終わります。