森町議会 平成22年第1回 12月会議 2010年12月14日
8、除雪ボランティア支援について
- 聞いた人
- 小杉久美子 議員
- 答えた人
- 町長 佐藤克男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 18番 小杉久美子
除雪ボランティア支援についてお尋ねいたします。今年の夏は、30年に1度という異常気象による猛暑の年でした。過去のデータによると、猛暑の年は寒い冬、また大雪が予想されるということです。12月に入り、これから冬本番を迎えるわけですが、高齢者にはこの季節、除雪という重労働に不安を抱えている方がいると思います。以前には、各町内会に除雪協力者がおり、除雪活動が行われておりましたが、協力者の高齢化等により活動が休止状態となっている地域が増えているようです。新たに協力者の募集をしてもなかなか集まらないというのが現状で、頭を抱えている地域も少なくありません。高齢者や障害のある方がこの冬を安心、安全に過ごせるようふだんの生活や緊急時のための最低限の生活道路の確保が必要と思います。除雪対策として森町が主導となり、除雪ボランティア支援をしてはどうかお聞きいたします。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
皆さん、おはようございます。それでは、小杉議員のご質問に答えさせていただきます。除雪対策は、北海道など雪の降る地域に暮らしている私たちの避けて通ることのできない課題であり、特に高齢者などが在宅生活を維持するためには冬期間の除雪対策は重要であり、ご指摘のように高齢者ご自身も不安を抱えて暮らされているものと思っております。ご質問の町が主導となり、除雪ボランティア支援をしてはどうかとのことですが、平成9年度より旧森町において社会福祉協議会が中心となって町内会に依頼して除雪のボランティア制度を立ち上げ、実施してまいりましたが、なかなか制度の利用が広まらず、平成18年度を最後に制度を廃止して各町内会ごとの対応にゆだねるような形として現在に至っております。ご存じのように除雪は重労働であり、また突然仕事が舞いおりるという状況に対応するためには、一般にボランティアの可能な女性や高齢者にはなかなか不向きな仕事であり、そのご質問にもありますように協力者を募集してもなかなか集まらないのが現状であろうかと思います。ただ、実施可能な町内会などには積極的に希望者などに対応をしていただけるよう改めて援助の仕組みを一緒に考えていきたいと思います。基本的には自助努力と町内にいるご家族や地域の援助をお願いしていただきたいと思いますが、それらの援助が難しいときはシルバーセンターの利用や利用料の負担が困難な場合は町で行っている軽度生活援助事業などを活用していただきたいと思います。ただ、実施可能な町内会や他の団体等に除雪希望者に対応していただくような援助の仕組みを築けるかどうか改めて検討してみたいと考えてもおります。また、現在も町で行っている軽度生活援助事業を活用してより広く希望者が利用できるよう制度の見直しも考えてみたいと思っております。いずれにいたしましても、除雪は高齢者世帯に限らず、全世帯において一度に降りかかる一つの災害という面もあり、自助、共助、公助を組み合わせた中、対応していかなければならないものと考えております。以上でございます。
議員の質問 18番 小杉久美子
ただいまの答弁の中では、森町の制度の仕組み等を考えるとのお答えでしたけれども、あとは介護ですか。そういう援助の仕組みも検討したいと。そういうことではあるのですけれども、この冬というか、冬の時期になると本当に高齢者というのは、軽い雪だとほうきで掃ける、あるいはまた湿った雪、年が明けたりするとほとんど湿った雪になっていくわけです。そのとき町の除雪車が入ります。その除雪車が入った後なのです。高齢者が一番大変なのはその除雪車が通った後、通路となる部分の入り口に雪が盛られて、それを置いていく。その処理が一番大変な作業だと思うのです。ふだん今の時期だとかは、そんなに何とか頑張ればできるのかなという方もいらっしゃるのではないかと思うのですけれども、その除雪車の通った後の対策が一番大変なのかなと私自身思っております。道内の除雪活動、ボランティア活動をちょっと調べてみましたけれども、こういう例もありました。企業と勤労者の一緒になって行うボランティア、企業と勤労者です、働く方。そういう方のボランティア組織のあるところ、あるいはまた小学生を初め中学生、高校生のボランティア活動をしているところ、あるいはまた高齢者事業団と町職員の合同のボランティアで活動をしているところ、もう一つは消防署で組織している団体のボランティア、そういうところの町もありました。このように町が主導になったり、またみずから働きかけで募集をしてこういう活動を行っているというところも多々あるかのように聞いております。それと、もう一つ、そういう団体の方々に町というか、行政としてどう支援できるのかという活動の取り組みを見てみますと、そういう除雪ボランティア団体、その団体に行政が小型除雪機の貸し出しをすると、そういうところもございました。ですから、検討するということは時間もかかり、今年すぐ活動の取り組みというふうにはなっていかないと思うのです。私自身も先ほど町長がおっしゃいました社会福祉協議会で行っておりました事業の中に除雪協力の事業がございました。この作業は、大体12月から3月までの4カ月間の間に実際雪の多い年で10回から14回の活動でした。それから、少ない年でも7回から8回、その対象者のお宅に伺って除雪をするという活動を行っておりました。先ほど町長もおっしゃいましたように、本当に協力者は年々年を増していきますので、なかなか大変だということで打ち切られたわけです。その協力者の1人の方は1人で2件抱えて、自分の家をかき、それから隣近所ならまだいいのですが、なるべく近いところをお願いしているのですけれども、それでも手が足りず車でスコップを積んで遠くまで行ってかいてあげると、そういう方も中にはおりました。この除雪の協力は、できれば町内会で見守り活動を始めて、そういうところで協力可能な方がいれば、それが一番いいことなのでしょうけれども、高齢者の世帯というのがどんどん増えてきまして、協力もなかなか難しいのかなと思っております。それで、町長にもう一つお伺いしたいのは、今言ったように行政からそういうボランティアを募るお願いをしたりだとか声がけする、そういう働きも必要だと思うのです。今年度の町長の執行方針を見ても高齢者福祉としては、この日本一お年寄りを大切にするまちづくりを目指しているともございます。ぜひこの除雪ボランティアの支援に対してもう一度何かいい方法がないのか、町として何ができるのかをもう一度ご答弁いただきたいと思います。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
今小杉議員から非常に参考になるお話をいただきました。企業、学生、また高齢者、また町の職員または消防団等々の活用はどうかというようなお話でございましたけれども、非常に私はいいことではないのかなと思います。学生のほうには、実は今まだ答えはいただいていません。高校と中学校に実はしていただけないかという依頼はしてございます。まだ答えのほうは返ってきておりませんけれども、そういうようなお願いをしてございます。我々が小さいころには、よく除雪もさることながら浜で魚がとれると学校が休校になって、そして手伝いをしたものでございますけれども、私はこういう雪が降ったときに学生が年に何回か雪かきをするというようなことも一つの地域の人と関連を持つ、また地域のためにボランティアをするという意識の向上のためにこれはいいことではないのかなと、そのように思ってございます。それと、非常に参考になったのは小型除雪機を貸し出すという、そういうところもあるのだという話がありましたけれども、各消防団にそういう小型除雪機を何台かずつ置いておいて、そういうようなことも、それも可能ではないのかなと、そのように思います。ですから、消防団というのは、これは主には火事があった場合、災害があった場合ということでございますけれども、そういうものも相談してみる、または学校にもまた相談してみる、また企業にも相談してみるということも大切なことだなと、そのように思っております。ですから、今小杉議員からお話があったことは早速これは検討して、この冬に間に合うようなことも考えてみたいなと、そのように思う次第でございます。以上でございます。
議員の再質問 18番 小杉久美子
終わります。