みんなの議会

せたな町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月9日

せたな消防署の救急体制の強化について

聞いた人
菅原義幸 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 菅原義幸

それでは、せたな消防署の救急体制の強化について町長におたずねします。①数年間の瀬棚区救急車の出動状況を見るとほぼ本署から出動しています。今後、検討すべき課題はないのか伺います。②救急救命士の確保は、現状では定員割れとのことですが、具体的な状況と定員割れの原因について説明を求めます。③長期的な視点に立った救急救命士有資格者の確保策や養成策について、町長の構想を明らかにしてください。以上であります。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

菅原議員の1点目のご質問にお答えをさせていただきます。瀬棚区の救急体制につきましたは、平成28年度のせたな消防署組織再編により車両の集約を図り、瀬棚区からの救急要請に対しては本署から出動するとともに、瀬棚分遣所へ配置した救急救命士が消防指令車で先行出動する態勢となりました。そういったことでの現時点で課題はございません。それから2点目のご質問にお答えいたします。これは救急救命士の定員に定めはございません。第2次せたな町総合計画では2027年、令和9年度を目標年として23人としているところでございます。現在は19人でありますが運用上、支障が出ないよう努力しているところでございます。3点目でございます。救急救命士の確保につきましては、随時せたな消防署と協議しておりまして、今後とも計画的な採用と一般消防士からの養成を図り確保してまいりたいと考えております。

議員の質問 11番 菅原義幸

計画では23名、これが現状19名ということであります。これをどのように埋めていくか伺いたいと思います。それから先ほど3点目、これは計画に従って採用を進めると言いました。どういうふうに採用をしていくのか、その中身を伺いたいと思います。それで少し内容に触れておきますが、高校卒業の新採用の場合、これを救急救命士有資格者に育て上げて、実際に配属し現場に出動するまでには10年程度の期間がかかるというんです。これ町長ご存じですか。まず最低5年の勤務実績が必要であって、その後、学校に行き、いろいろな条件、総合的に試案にいたしますと10年は必要だという現場の説明をいただいております。これは相当長期にわたって計画的にやらなければ大変な仕事だろうと思います。次に有資格者を採用する問題、これも最近なかなか大変なようであります。なぜ大変なのかと言いますと、制度がいろいろ変わりまして医療機関でも救急救命士の高度な利用が可能に制度が改変しているということなんです。そのために自治体からの救急救命士が民間の医療機関に、他の医療機関に流出するケースが明らかに出てきているということなんです。我が町でもそうした情報を得ております。そこで待遇問題を調べてみました。民間の医療機関の給与体系、全てではありませんけれども抽出調査をいたしますと、我が町の大学卒業生の初任給よりも民間の医療機関が高いという実例がございます。全てを調査しているわけではありませんから断定はいたしませんが、例えば勤労者医療協会では19万あるいはハートセンター等々では21万、当然その他の手当についても手厚いようであります。民間医療機関の救命士の運用枠が拡大することによって、自治体からの移動が極めて起きやすい状況になっているということを私は危惧いたします。それで我が町でも定数割れの状況には中途で退職される方がいるんだという情報もいただいているんです。こういうものにもきちんと対応できる体制を作っておきませんと、町長先ほど、いや別に定数ないんだし、心配ないんだみたいな答弁ですけども、やっぱり救急救命士の役割というのはますます大きくなるわけです。だからこれをきちんとした見通しのもとで確保しなければならんと思います。救急救命士資格者を採用しても直ちに現場の配置にはならないということのようであります。勤務年数あり、また特定の病院の研修を受けなければならない。それも定数枠があるかどうか等々を考えると最低でも1年半、これは現場に出るまでに必要であろうと。いろいろ希望者が多ければどんどんずれていくわけです。そういうことを考えますと、やはりこの問題は町長先ほど答弁したように、いとも簡単に答弁していますが、そうでもないと思うんです私は。ですからしっかり腰を据えて現場の意見も聞きながら、町長の政策として処遇の改善も含めた政策を的確に打っていく。5年先、10年先を見通した確保を今から緻密にプランを立てて抜かりなく進めていっていただきたいということを申し上げたいと思うんです。答弁を求めます。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。今回この救急救命士の採用に関係して、救急救命士の業務範囲が医療機関へ拡大したということもございまして、そちらに流れる可能性が出てまいりました。そうしたことでの一定の中から町が救急救命士を採用すると、確保するということは、大変議員がご心配いただいてるように今までよりも難しくなってきているということになろうというふうに思います。有資格者の採用確保につきましてはそういう状況でありますが、しっかり相手のあることですから必ずいつ何名ということにはならないかもわかりませんが、精一杯努力させていただいて支障のないようには確保に努めてまいりたいと考えておりますことで、ご理解いただきたいと思います。

出典:せたな町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月9日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる