みんなの議会

せたな町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月9日

本町におけるフレイル状況及び対策について

聞いた人
道高勉 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 道高勉

それでは一般質問をさせていただきます。本町におけるフレイル状況及び対策についてであります。2年以上続いているウィズコロナ下において、これまでに徹底した三密を避けた感染対策やワクチン接種など予防措置が図られてきているところであります。一方コロナ禍の影響により自粛した生活環境の中で、心身機能の衰えや栄養、運動、社会参加の低下などにより全国的にフレイル状態のシニア層が増加傾向にあるといわれてきております。本町は高齢者が住み慣れた地域で安心して生き生きと暮らせる地域づくりを目指してきております。このような現状を踏まえて次の2点についてお伺をいたします。1つ目、本町のコロナ禍前後におけるフレイル状況の推移についてであります。2点目、冬場におけるフレイル予防対策として、試行的に北檜山市街地区域の高齢者などへの移動外出支援を目的とした交通弱者移送福祉対策事業の取り組みについてであります。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

道高議員の1点目のご質問にお答えいたします。コロナ禍での外出自粛により運動不足や人との交流の減少等によって、身体機能や認知機能が低下し、心身が衰え虚弱になるフレイルが心配されております。本町でのコロナ禍前後におけるフレイル状況の推移につきましては、介護予防教室や高齢者等支援員の訪問活動などにおいて高齢者の生活や健康状態を確認する25項目からなる基本チェックリストを活用、把握しており、特に運動器機能の低下、うつの項目では高齢化率の増加とともに増加傾向にあります。2点目ですが、フレイル予防につきましては、住民主体のサロンやデイサービスをはじめ、包括支援センター職員、保健師もコロナ禍で工夫をこらしながら様々な対応をしているところであり、今後もさらにフレイル予防対策を進めてまいりたいと考えております。道高議員の言われる交通弱者移送福祉対策事業につきましては、本質的には公共交通網対策であろうと認識しておりますので、その中でしっかり課題を整理しながら検討してまいりたいと考えておりますことで、ご理解いただきたいと思います。

議員の質問 6番 道高勉

今、町長からご答弁をいただきました。我が町のフレイル状況は増加傾向にあるということであります。町長もその辺については、ご認識をされているということで私は受け止めたいと思います。それで2点目の公共交通、これまで私も去年のちょうど9月の定例会で、当時まちなかバスの継続についてお話をさせてもらったんですけども、そこでも今のようなご答弁でありました。私は、今回この問題について質問しようとした意図というのは、公共交通については、デマンドバス化ということでの取り組みをずっとここ3年ぐらいかけてやってきて、既存の交通路線に対する患者バスだとか、それからいろいろ瀬棚、大成はまだですけれども、太櫓だとか順次計画的にデマンドバス化されてきて、さらにまたこれから公共交通の協議をされて取り組むというこれまでの話でございます。私は町長も認識されると思いますけれども、これまでの公共交通の対応策としてはデマンド化するというのは、それは私はこれから時代の流れとともにきちんとしたそういう改善改革をすべきだと私は思いますけれども、しかしながらこのように高齢化率、私は今回北檜山市街地の高齢化を対象に話をさせていただいておりますけども、北檜山区においては41%、約42%ぐらいになりますでしょうか、の高齢化率であります。これは保健福祉計画にありますように、やはり交通弱者と言いますか、あるいは買物でも、そしてまた病院でも、温泉でも社会参加する機会というのは、やはりフレイルの1番の予防になるにはそういった外出機会を増やすということがこれからの大きな措置であるということが専門家の方々も新聞等でも述べられているわけであります。せたな町は本当にそういう高齢化率の高い町として、やはりそういう高齢者対策についてもっともっと深く高橋町長は取り組むべきだというふうに思うわけです。その中で、これまで公共交通の事業者とも協議するとか、まちなかバスの精査の中で評価、検討するということでありましたけれども、去年9月以来これまでのこういったフレイルの状況が進行してる中において、町としてこういった状況、この北檜山区域内におけるこの交通空白状況によって大変不便に感じてる町民に対しての対策について、どのような検討をこれまでしてきたのかということを私はまず伺ってみたいということであります。これは関連しますので町長が福祉バスとして交通弱者のための措置を対策を考えるべきだということで、私は今提言しましたけども、これについてこれから検討するということで公共交通ということでありますけれども、その辺のこれまでに町長のお考えとしてどのようにこの1年間の状況と言いますか、この体制を考えてきたのかということをまずお聞きしたいと思います。特に私が今1番懸念するのは医療サービス、例えば市街地になりますと寿町だとか、それから新町だとか緑町、1キロ内外の方々にとって、夏場はいいです。夏場は本当に手押し車で足の弱まってる方々も一生懸命買物だとかよく見かけますけども、やはりこの冬場が大変な思いで、そういう外出することがやっぱりなかなか億劫になると思います。今年の冬は本当に雪も多い中で大変な思いもされながら、買物だとか、そういうことをされてるお年寄りも見たわけでありますけども、転倒の予防だとか、いろいろなことを心配されて大変億劫になっている状況になっております。そこは町長もご認識は一緒だと思うんです。私は公共交通のデマンド化に対するそれはそれできちんと計画立てて進めてもらいたい。しかしこの福祉対策としてそういった方々、市街地に住んでるそういう交通弱者と言える、そういう移送、移動の手段のサービスはこのままなげておくわけにはいかないんだというわけです。そこは何か全体的に見て患者バス、福祉バスでサービスを受けられてる方、それから全く受けられてない市街地の方、だんだんこういうふうに不自由さが出てきてる状況があらわになってくると、やっぱり不公平感というものがやっぱり出てくるわけです住民感情として。そこは1年間どういった検討をしてきたかわかりませんけども、そこは私はしっかりと現実的な課題として、町の喫緊の課題として取り組む課題の一つであるべきだろうと思うわけであります。その辺これまでの取り組みと、それから基本的な考え方はどうなのかと、福祉施策としてどうなのかと、その辺伺いたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

それでは2回目の質問にお答えをさせていただきます。2回目の質問では、高齢化率が進んでいるということで、この移動が困難なそうした方々の足の確保という部分と、それからフレイルの予防ということで2つあったかと思います。まずフレイル対策の介護予防の取り組みでありますが、本町のフレイル対策としては、転倒予防教室や閉じこもり予防事業の開催、高齢者等支援員による訪問活動、それから77歳以上の独居高齢者にフレイル予防に関する案内の送付などを行っております。高齢者等支援員による訪問活動につきましては、令和3年度の訪問件数は76歳以上の独居、高齢者のみの世帯1,399件で、訪問時に健康状態の把握、生活の困り事などの聞き取りを行い、介護支援専門員が必要なサービス利用につなげております。地域包括支援センターでは令和3年度要支援高齢者の実人数193人、延べ人数2,831人の介護予防ケアマネジメントを行い、心身機能の低下を防止するための支援も行っております。また住民主体サービスでありますサロンの実施団体は現在5団体と前年度より2団体増加いたしましてサロン数は6箇所ということになりました。コロナ禍でこの不要な外出自粛というそういったムードにありながらも、利用者数につきましては約2倍、823人と増加しているところでございます。大変効果が出てきているというふうに感じております。引き続きボランティア団体への支援を継続し、利用者の拡大に努めてまいりたいと考えております。住民による支え合いと介護保険サービスを併用しながらフレイル予防の取り組みを、これからもしっかりとやってまいりたいと考えております。それから足の確保の話でありますけども、現在そうした移動困難と言いますか、移動に支障のあるそうした方々の移送につきましてはヘルパーサービスがございます。それから社協の無料買物支援、それから通所サービスBによるサロンへの送迎、それから訪問型サービスB、これは買物や掃除、ごみ出しといったそういった作業の支援ということ。それから障害者タクシー料金助成ということもございまして、これら5つの事業でそれぞれそうした方々の移動支援を行っているという状況にございます。それぞれ少しずつではありますが非常に利用が拡大傾向にあるということも伺っておりまして、こうした移動支援をこれからしっかりと進めることで議員言われるそういった不安を解消していくということに努めてまいりたいと考えているところでございますので、ひとつご理解をいただきたいと思います。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

1点目の答弁でも申し上げましたが、持続可能な公共交通の考え方でありますが、これは一つは現在デマンド化を進めているこの一定の料金体系でもって移動を確保するという、これは公共交通が通ってる区間を中心に進めておりますが、それとは別に公共交通が全くない区域、空白地域ということになりますが、これらの対応ということがやはり喫緊の課題というふうに現在なっておりまして、これらの部分を今順次作業を進めているということになります。そうした中で、この市街地の部分も当然出てくるというふうに思いますが、残念ながら市街地での交通空白地帯、いわゆるこの今空白地帯の定義であります停留所から半径500メートルという定義からしますと、ある程度市街地の皆さんについては空白地域を外れる方が少ないというふうに捉えておりまして、それよりも全く空白地帯である部分の対応というのがやはり急がれるのではないかというふうに思っております。全て一気に解決となれば1番いいというふうに思いますが、これはそうもまいりませんので、したがいまして優先順位をつけながらしっかりと対応していく必要があるというふうに考えているところでございます。

議員の質問 6番 道高勉

町長の今の基本的な市街地における高齢者に対する例えば冬期間だとか、それに対しての基本的な考え方を聞いておりました。私は本当に今町長がおっしゃった北檜山市街地の状況というのは、公共交通の停留所500メートルあるということで、大した影響がないんだという認識です。いやそういう認識なんです。そういう問題はないんだと今、私は捉えましたけども、私はそれが結局夏場と冬場ということで考えたときに、今、町長いろいろ介護予防についての取り組み、これは我が町は本当にほかに無いぐらいのサービスをやってきて、そして町民の方々もそれに一生懸命参加して、やはりフレイルを、要するにその年齢とともに衰えとなるそういった機能の改善ということでやっぱり努力されてきていると。それはやっぱりすごく個人個人の認識も高いと私は評価したいと思っているんです。それにスタッフの職員のヘルパーだとか、保健師だとか、コーディネーターの方、地域を回って歩いていろいろ話も聞いているわけです。しかし私は町長に本当に高齢者の1人家庭だとか、そういう方々の本当に不便、何て言いますか交通に困っているんだという言葉が伝わっているのかどうかというのを私は疑問に思ってます。職員と話しますと、家庭を回わるとそういう足の確保、交通の手段の確保これが1番困るんですよねって、やっぱりこういう声が出てるわけです。1番困ってるという、これからの不安だというのが、だから生活のね、安心して生き生きと暮らせる、夏も冬も暮らせる地域づくりをせたな町やろうじゃないかという口火を切ってるわけですよ。その中で夏も冬も一緒だという考え方じゃなくて、やっぱり夏場と冬場シーズン違うわけです。本当にたまたま今年は大雪でありましたけども、転倒して滑って転んで怪我してそれでまたフレイル状態になるという、一生懸命頑張ってる高齢者の方々のそういう不安の解消をどう図っていくかと。個別に事業サービスやるのは私はいいと思うんです。それはうんとやってもらいたいと思うんです。それに参加する方もいいと思う。しかし全体的に冬季間におけるそういう交通の機会というものを新たに公共交通のデマンド化とは別の新たな政策として、町長の政策として5期目の今の地域における高齢者の交通弱者対策にやっぱり町長取り組んでいくべきだと私は思うんです。そういうことを町長、町民の声を聞いて、職員も聞いてると思いますから、そこはじっくりもう1回、なげるんじゃなくて、後回しだじゃなくて、やはりそういう喫緊の課題だということを町長も認識しているということですから、そしたらどう手を打つと。やらない理由を考えるよりも、やるべきことをということを為せば成ると言うことの政策を、職員はいい知恵、優秀な職員ばかりいるんですから、そういった方々に知恵を借りながら制度設計を立てて、やっぱり私はできれば今年の冬道は安心すれというぐらいの取り組みをしていただきますようにお願いを申し上げて3回目の質問を終わります。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをさせていただきます。先ほども申し上げましたが、こうした足、腰の弱い高齢者などの方々への対応というのは、5つの今事業で対応しております。まずはこれを有効に利用していただくということが大事ではないかというふうに思いますし、この事業につきましても、もっと充実をして使いやすい形にしていかなければならないというふうにも思っているところでございます。そうした事業を有効にまず使っていただくということになります。まちなかバスのようなある意味、地域公共交通の部分につきましては道高議員もよくご存じだというふうに思いますが、町内には高齢化が進んでおりますし、市街地の例も出しましたが、市街地以外にも同じような高齢者がたくさん増えてきているというのが実態でございます。この公共交通機関のない地域、これは市街地地域ももちろん深刻でありますが、それ以上に深刻な状況ということになりますので、これは一気にできないとすれば優先順位の1番、この必要としている地域から順次解決をしていくということにならざるを得ないというふうに考えております。私たちとしても、できるだけ道高議員のそうした意向に1日も早く沿えるような努力というのは引き続きやってまいりますが、なかなか直ぐにとはまいりませんので、そうした今できる努力をしっかりやらせていただいて、高齢者の皆さん方の要望に対応してまいりたいというふうに考えておりますので、ひとつご理解のほどよろしくお願いしたいというふうに思います。

出典:せたな町議会 令和4年第3回定例会 2022年9月9日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる