八雲町議会 令和3年第3回定例会 2021年9月9日
青年舎、木蓮の見通しは
- 聞いた人
- 横田喜世志 議員
- 答えた人
- 町長 岩村克詔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 4番 横田喜世志
久々の一番目で、とっても緊張しておりますけれども、よろしくお願いいたします。青年舎、木蓮の見通しはと題しまして、お聞きいたします。青年舎の事業拡大と言っていいものなのか疑問に思う、日本大学跡地の購入と改修。補助金、融資を受け、収益がままならないのに投資なんでしょうか。収益の根幹である大関牧場の状況も、6月 29 日に視察しましたが、搾乳牛 130 頭程度で、ふん尿処理がまだできていない状態です。そして、木蓮との関係では、7月8日の総務経済常任委員会で株を持ち合う話が報告されました。収益のない青年舎、コロナ禍で収益が期待できない木蓮では、共倒れにならないか。株式会社とはいえ、公的資金が投入されています。総務経済常任委員会で、青年舎と木蓮の決算の報告を受けたが、決算報告だけではなく、今までの経緯、現状の課題、今後どうしようと考えているのかの報告も必要と思い伺います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
それでは、横田議員のご質問にお答えいたします。はじめに、株式会社青年舎は、八雲町における地域振興、農業振興を目指すことを目的として、令和元年6月に町、農協などが出資して設立したところであります。稼働状況といたしまして、青年舎の8月末における飼養頭数は、経産牛 231 頭、育成牛211 頭と、計画どおり順調に増頭しており、1頭あたり平均乳量につきましても、1日あたり 32.7 ㎏と、町内の平均乳量を上回っている状況となっております。また、ふん尿処理は、バイオガスプラントを整備するまで、当初計画どおり、牛舎から排出されたふん尿を貯留槽に圧送し、全量を圃場に還元するものであります。なお、バイオガスプラント建設工事については、現在、北海道電力と青年舎で協議をしながら、施工に向けて準備を進めているところです。農協の営農担当者や金融機関と協議のうえ、営農計画書を作成しており、旧大関小学校の購入や改修についても、当初より事業計画に掲げられている事業の一つであり、おおむね当初の計画どおり進めているところであります。令和3年度の事業計画としましては、飼養頭数の増頭、研修生や従業員の募集を積極的に実施し、研修プログラムに基づく研修により、新規就農のできる人材の育成を開始し、冬期の預託を目指して農協と準備を進めている状況にありますので、ご理解いただきますようお願いいたします。次に、株式会社木蓮の今までの経過についてですが、商工業を中心とした産業人材の確保・育成を目的として、令和2年7月に、町と八雲商工会などが出資して株式会社木蓮を設立したところであります。木蓮の令和2年度の運営は、おおむね当初の計画どおり進められていると報告を受けており、経営状況等については、地方自治法の規定に基づいて、今定例会の会期中にご報告させていただく予定としております。現状の課題としては、組織体制の強化が重要であり、各種事業を展開していくにあたりマネジメントを担う人材の確保と、コロナ禍という厳しい現状にありますが、逆にこの厳しい現状をこれからの活動に必要な環境であるととらえ、新たな収益を得る仕組みづくりに積極的に取り組んでいく必要があるのではないかと考えているところであります。町としましても、八雲商工会と連携を図りながら、必要に応じて課題解決に向けた指導・助言を行ってまいりたいと考えております。今後についてですが、令和3年度事業計画では、3つの部門を設けて事業を展開することとなっております。各部門の事業展開ですが、1つ目の木蓮部門では、引き続き、企業版ふるさと納税募集業務を行うほか、創業、事業承継、就業へと繋げる人材育成事業として、町内事業者同士の意見交換会、起業家や大学講師などを迎えた講習会を実施する予定となっております。2つ目の丘の駅部門については、店舗全体の利益貢献となるアイテムの分析と、一般管理費等の経費の見直しを実施し、収支均衡を保てるよう効率改善を目指した店舗運営を行うこととなっております。また、3つ目の観光・交流促進部門については、新たな収益を得る仕組みづくりとして、株式会社青年舎から管理業務委託を受けている旧大関小学校を活用し、観光・交流の促進を図るため、テレワーク事業やキャンプ事業を計画し、令和4年度以降の本格営業を目指して準備を進めているものであります。青年舎と木蓮が共倒れにならないかとのご指摘ですが、それぞれが独立した会社でありますので、共倒れになることはありません。以上、青年舎と木蓮について、町長としての答弁を申し上げますので、ご理解をよろしくお願い申し上げます。
議員の質問 4番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 4番 横田喜世志
今日、監査報告書もちらっと読み込めていませんけれども、ちょこっと拝見させていただきました。今後、決算報告もされます。総務常任委員会では、決算報告を先に見させてもらっております。その中で、そういう決算報告とか、それから監査委員の報告の中で、やっぱり見えない部分というのが私は気になって、今回、質問しようということにしました。それで私は、第3セクターという、これも青年舎の構想が出て、後々にいわゆる第3セクターという説明になっていました。その第3セクターというもの自体が、あまり良い印象を私は持っていません。それで全国的にも一時、問題になったことがあります。そのため、総務省でも第3セクターなどの抜本的対策に関する指針とか、第3セクターなどの経営健全化などに関する指針などを出しているわけです。それを受けて自治体は、基本方針などを作成して、存廃を含めて、抜本的改革が進んでいるわけです。そういうことを言われていて、八雲町は第3セクター方式、監査報告の中でも青年舎出資割合 38%、木蓮にいたっては 96%になっています。これをいかに健全な会社にしていくかというのが、問われているわけです。それで、現実に先ほど説明していただいたように、糞尿処理というのは、酪農に関しては、重大事です。これを例えば、北電との協議と言っておられましたけれども、その協議がいつ頃整って、いつ糞尿処理ができるのか。既に今、貯留槽には、6割7割の糞尿がたまっております。酪農、畜産も含めてですが、そういう生き物を飼うということは、食べるものと出すものの処分、処置方法を考えなければならないことが、最初から分かっているはずなんですよ。それなのに、まだ糞尿処理できるバイオマスプラントが建設されていってない。今の貯留槽で、プラントができるまで間に合うのかどうかという懸念もあります。計画どおり頭数が増えていけば、さらに溜まる量が増えるわけです。そういう部分も、私は懸念材料に上げているわけです。やらなければないことが分かっているはずなのに、なぜ手を打っていないのかという部分ですね。とりあえず、そこの青年舎のバイオマスプラント部分をお聞きしたいと思います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
横田議員さんからですね、当初、第3セクターの質問がありました。私も第3セクターっていうのは、失敗が多いんだろうなというのが、町長になる前からも記憶しております。それで第3セクターの、私のこれは個人的な考えでありますけれども、第3セクターの失敗が多いのは、やっぱり役場職員がこの会社を事業を経営していくのは、大変なんだろうなというのは強く感じております。特に、これは株式会社でありますので、両方、株式会社であります。世の中が変化したときに、特に今回コロナ禍と、こんなときにですね、世の中変化しているのに、どうも役所的だと、何で変わったんだと、なんでそうなったんだって。私は今まで民間の会社を経営してきましたけれども、変化したときには会社も変化に対応しながらですね、過ごしていくというのが民間会社で、ここが民間の最大の良いところだなということを感じられます。特に木蓮についても、コロナ禍で売り上げが落ちたと、どう対応するんだと。このことも、先ほども説明もいたしましたけれども、入っている役員の方々、さらに商工業者の若い人たちも良い勉強になってるんじゃないかなと。そんな思いをしています。これに対して、私がこうやってないんじゃないかだとか、あまりですね、町としたら大株主でありますけれども、ある程度、若い人たちに任せながら、特に今回はですね、商工会にお任せしながら、この木蓮の運営は進んでいくと。横田議員、大変心配していると思いますけれども、今のところ木蓮の運営経営についても、しっかりとやっているとお聞きしておりますので、その辺はご理解いただきたいと思います。さらにこの青年舎、大関牧場は、先ほども話しをしましたけれども、農協や農業普及所等々と、みんなで考えながら進んでいるということであります。このバイオマスプラントについても、確かに私も北電の対応が少しおかしいんじゃないのと思うこともあります。しかしながら、これも丁寧に北電さんと打ち合わせしながら、系統に接続するということで進んでいるということでありますので、おかげさまで、北電さんも好意的に早く繋げるように、今月中には結論を出すということになっていますし、さらに、これは北海道全体でもバイオマスプラント、この再生可能エネルギーについては進めているということもあり、国も同じであります。さらにCO2削減についても絡んでありますので、これも北海道全体で、北電さんと話し合いをする場を、もう少しで持つ予定でありますので、これはですね、順調にこれから進んでいくものと考えておりますので、どうかですね、横田議員さんにおかれましても、特に横田議員さんは、農業をやってきたということで、幾分ですね、このことについては知っていると思いますので、どうかまた、こういう場で質問もいいですし、更にですね、私や農協、さらにですね、牧場の関係者とも懇談をしながら、良い方向に行けるように、皆さんと努力しながら、木蓮、さらに大関牧場、青年舎ついては、もっていきたいと、こんな思いです。まだまだ、両方の会社は始まったばかりでありますので、どうかご理解をいただきながら、協力していただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 4番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 4番 横田喜世志
バイオマスプラント、これは発電をして糞尿処理をするということで、北電との話し合いで、今月中に結論が出るとおっしゃいましたけれども、もし良い方向でないという言い方も悪いですけれども、例えば、私もそういうものに興味があって、北電と話し合いをしたことがありますけれども、なかなか北電は強気です。それで今、先ほど答弁がありましたが、国も再生可能エネルギーに力点を少しおいてきているという中でも、太陽光、風力が今現在、主たる方向へ業者も含めていってるわけです。その中で、バイオマスというのは、ちょっと遅れをとってると。基本的に、計画段階から言わせていただければ、そういう話は、もっと以前から進めていかなければならなかったんじゃないかと。今になって買ってくれとかという話ではないのではないか。もし買ってくれなくても、処理はしなければないので、そのプラントは作っていかなければなかったんじゃないかなと。それで発電したものは、自家消費でその場を繋ぐとか、フィットが決まったら売電するという方法はなかったのかなと思っております。その点についての検討はされたのか、お伺いしたいと思います。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
横田議員ですね、当たり前であります。しっかりと検討して、この事業は進めております。先ほど横田議員、再生可能エネルギーという話をしましたけれども、この青年舎、大関牧場については、あくまでも糞尿処理の一環でバイオマス発電があるという認識でございます。八雲町の糞尿処理についても、いろいろと置いたり発酵させたり屋根を付けたり、いろんな酪農の糞尿処理はやってきました。今のところ、私たち考えているのは、貯留槽に入れて発酵させて、さらに堆肥に戻し、個体は敷きわらに戻すということが、循環型で最高にいいだろうと。その中で、FITの 20 年の売電ができるということについては、大変これはお金も入ってくるということがありますので、これは良い方法ということで、最初から北電さんと、ずっと話をしながら進めていることであります。それと同時に、横田議員さんが心配していることも、私も同時に思っていますので、これももしも売電にならない場合ということで、想定しながらやっています。これは、大手の別会社とも協議を進めていました。今もそれは途切れているだけで進める。もしも駄目な場合はということで、やっています。先ほど横田議員、最初は自前で使って、のちに売電、それも十分検討いたしました。それには莫大な費用がかかります。私たちも横田議員さんと同じく考えました。ところが、自前で使ったあとにですね、FITで売るということだと、本末を転倒するような金額がかかってしまう。これは牧場経営についても大変だなということは、今のところ私たちの考えでは、大変お金のかかることで難しいということで、先ほど言ったとおりですね、いま北電さんとは良い関係で進んでいますので、ここで必ずと言うのはあれですけれども、十分ですね、繋げるということで、いま準備もしてですね、あとはこの繋げることが分かれば、金融機関も付いてきますので、発注ができるということになろうかと思いますので、どうかですね、もう少し我々に時間をいただきながら、横田議員さんと一緒になりながらですね、青年舎、大関牧場を良い方向に進めていきたいと、そんな思いでありますので、ご理解をいただきたいと思います。
議員の質問 4番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 4番 横田喜世志
時期というものもありますけれども、良い方向で進むのを願うしかございませんが、基本的に先日、個人的に町長さんとお話をしたこともありますけれども、青年舎、木蓮、両方、株式会社化をして、なるべく早く、要は第3セクターを抜けるというのが、私の気持ちでもあります。町長も多分そうかと思います。そのためにはね、今、第3セクターである限り、第3セクターの基本方針などを示したほうがいいのかという思いもあります。その中で、やっぱり公的機関の関与の仕方、資金投入の情報開示とか、経営責任の明確化、実質的な資金調達、経営状況の情報公開、経営分析や、キャッシュフロー分析などの定期的な点検評価など、そういうものをやっていくんだと。現実に八雲町では議会報告を第3セクターである限り、議会に決算報告で、監査委員の監査もあると。ということで進んでおりますけれども、いかに早く自主的な資金調達というか、青年舎でいけば、大関牧場の早い収益化というものが必要だし、木蓮の今回のコロナ禍で、丘の駅の部分で若干赤字を出して、それを企業版ふるさと納税の収益で埋めるという言い方も変だけれども、事業展開してる中で、そういうのは有りです。でも、そこに一つ、町長というか社長の力が、かなり発揮されていると私は思っております。木蓮に関しては、企業版ふるさと納税、この収益というのは、町長というか社長自身の、かなりの力量が発揮されていると。こういうのを薄めるわけではないですが、できれば木蓮の次期社長なり、役員の方々の力で発揮していくのが、会社の健全化といいますか、第3セクターからの脱却といいますか、というものになるのではないかと思っておりますが、その辺は見解があればお願いします。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
議長、町長。
町の答え 町長 岩村克詔(町長は2025年9月まで)
さっきからですね、第3セクターって、私は第3セクターって思っていません。これは、たまたま町で出資をしながら木蓮、大関牧場やっていますけれども、議員さんがおっしゃるとおり、なるべく早く私からですね、離れていくということは思っています。ただ、横田議員さんですね、議員さんの中にもいろんな方々がいます。本当にこの木蓮、大関牧場に対しても、いろんな議員さんからいろんなことを聞いています。ただ、株式会社でありますので、議会報告ができることとできないことがあります。本当に議員さんの中でも、会派で勉強会をさせていただいたり、ある議員さんについては寄っていただいてですね、大関牧場や木蓮についても、いろんな議論をしながら進めているところであります。その中でも、ある議員さんたちの会合の中でも、町長いつまで社長やっているのよっていうこともでていますので、これはですね、横田議員さんがおっしゃっているとおりですね、早めに離していきたいと。そして、木蓮や大関牧場、青年舎が自立するということが一番だろうと思っています。それには、我々が口を出さないということが一番だろうと思っていますので、この先ほど言いました企業版ふるさと納税については、当初の計画にあったとおりですね、木蓮もやっているということで、理解していただければなと。そして本来であれば、コロナでなければ、もっともっと企業版ふるさと納税は集まって、木蓮が力をついて、本当に若い人たちにやれよというくらい、私はやってみたいということで、もう少しですね、あと半年か1年になりますか、それくらいは、もう少し真剣に力つくまでと、私は思っているところでありますので、横田議員さんがおっしゃっているとおり、なるべく我々の指導が入らない、自立できるようにいきたいと思っています。もう一つ付け加えると、丘の駅は、ずっと町で補助を入れてやってきた駅でありますので、これは横田議員ですね、赤字は致し方ないというのは、今まででもそうでありますけれども、これは自立していくということを目指していますので、ご理解をいただきたいと思います。さらにですね、この大関牧場についても、町の育成牧場もですね、町のお金を入れてやってきたわけであります。これは今は大関牧場でやっているということで、これもしっかりですね、町にも貢献しながら、農家の方々にですね、夏も冬も育成ができる仕組みができていけるということをですね、これもちょっと考えていただきながらですね、これも本当に、どちらも始まったばかりでありますので、もう少しご理解をいただいたり議論を深めながらですね、私からはというか、町から自立していくということを早めにやりたいと思っていますので、また横田議員さんにおかれましてもですね、どうかいろんなことがあれば、直接聞いていただければ、また良い方向にいくように、お互い努力したいと、そんな思いでありますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 4番 横田喜世志
議長、横田。
議員の質問 4番 横田喜世志
今、半年、1年と、町長の立場でおっしゃったと思いますけれども、私も今始まったばかりでという指摘も分かります。今後、この後、半年後、1年後どうなっているか、いま答弁いただいたような、少しでも、少しは近づくでしょうけれども、予想以上に近づいていただくことを願って、質問を終わりたいと思います。