みんなの議会

福島町議会 令和7年度定例会12月第2回会議 2025年12月16日

当町における介護の現状と今後の施策について

聞いた人
熊野茂夫 議員
答えた人
町長 鳴海清春

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 熊野茂夫

それでは、通告に従って一般質問を行います。「当町における介護の現状と今後の施策について」、町長にお伺いいたします。現在、当町には陽光園、やまゆり荘、グループホーム(認知症対応)での施設介護サービスと社会福祉協議会と民間一事業所による在宅での訪問介護サービスが提供されていますが、昨年の介護報酬の改定は、人口減少が進み、介護サービス利用者の減少も進む当町の施設介護事業所、訪問介護事業所にとって事業の展開、継続が厳しい現状にあると思います。- 13 -当町における介護保険サービスの利用現状と今後の施策について基本的な考えをお伺いいたします。①特養、グループホーム、やまゆり荘、施設それぞれの利用状況。②訪問介護サービスの介護度別の利用状況。③施設介護員、訪問介護員(ヘルパー)、支援専門員(ケアマネージャー)等の介護員の人材確保、育成についてはどうお考えか。④施設介護、訪問介護については、これまでも財政的支援をされていますが、今後についてはどう考えているのか。改めて町長にお伺いいたします。

町の答え 町長 鳴海清春

熊野議員のご質問にお答えいたします。1点目の介護施設の施設利用状況についてですが、12月1日現在の特別養護老人ホーム陽光園は、定員50名に対し44名(福島町入所者40名、他町入所者4名)の入所となっております。また、グループホーム陽光園は、定員9名に対し8名入所しており、すべて町内の方となっております。高齢者福祉施設のやまゆり荘は、定員20名に対し12名が入居しており、こちらもすべて町内の方となっております。2点目の訪問介護サービスの介護度別利用状況については、要支援1・2が18名となっており、要介護1~5の方は74名となっております。なお、要介護1の方が40名と全体の43パーセントを占め、介護度の高い4・5が14名となっております。3点目の介護員の人材確保並びに育成については、現在、町では人材育成や人員確保対策として、介護関連資格の取得費用や外国人の介護従事者を雇用した場合の助成を行っております。また、今年度から東川町で行っている外国人介護福祉人材育成支援協議会に加入し、現在、東川国際文化福祉専門学校介護福祉科に入学している外国人留学生2名に対して、卒業後に介護福祉士として陽光園に勤務する条件で、在学中の学費や生活費などの奨学金を町が交付し、介護人材の確保に努めております。この度、町内の3介護事業所で構成する福島町福祉施設等連絡協議会からの要望を受け、町では来年度以降、新たな制度を創設し、町内の介護事業所に就労した方への就労奨励金を支給する方向で、令和8年度の予算化に向けた検討を進めております。4点目の財政支援については、施設介護において、特別養護老人ホーム陽光園に対しては、施設の大規模改修に対する補助金や送迎バスに対して補助金を交付するなど、基礎的な経営基盤の安定に重点を置いた支援を行っております。また、訪問介護においては、社会福祉協議会に対する補助金や訪問活動車購入に係る補助により、社会福祉協議会の経営の安定化に向けた支援を行っており、引き続き、各介護事業所の経営安定に寄与してまいります。

議員の質問 7番 熊野茂夫

一定の当町の中における介護に関する数値と、このとおりだろうと思いますけども、町長、現状としてここ2年とか3年とかまたは5年ぐらいの間でもって、この介護サービスを受けられる人数、必要とされる人数がどのように推移されていくという風にして考えていますか。

町の答え 町長 鳴海清春

介護につきましては基本的な考え方といいますか、現状を述べさせていただくと日本全体が少子高齢化ということで人口自体がこれから減っていきます。ただ、高齢化率は上がっていくんですけども、やはり高齢化の人数も減ってきておりますので、介護を受けられる方そういった方々は横ばいから少し減少傾向にこれからあるのかなという風に思ってございますので、2040年以降については高齢者も当然生産人口も減ってきますしそういった方々、特に介護を受けられる方々の減少傾向に入っていくのかなという考- 14 -えでは思っているところであります。

議員の質問 7番 熊野茂夫

令和に入ってからと、いわゆる平成のずっと介護事業のサービスが展開されてから、その年間との状況というのが当初は非常に介護事業サービスそのものが展開されていって、いわゆる社会的にも受け入れられながら進んできた経緯があって、事業所の数も相当増えていたでしょうし色んな展開されてきたと思います。ただ、これが高齢いわゆる社会一般的には福島町の中でも私自身もそのような感覚でいたんですが、高齢者が多くていわゆる少子高齢化の中でもって、このサービスを受けるいわゆる対象者がそれなりにまだまだ継続して人数がいるんだろうなという認識を私も持っていたんですが、現実の問題として今ここでこうやって要支援と要介護のトータル的人数を見ますと、相当に減っているなという認識が強くしたんですよね。そうすると、これは入口のところで社会福祉協議会の訪問介護サービス事業のところでの変化を役職上ずっと見てきた経緯が4年間ぐらいあったんですが、非常に厳しい状況になってきた。それも行政の方も町長の方も十分認識されて、ある時点からそれこそいわゆる支援を、直接的な介護事業のところには入れられなくても社会福祉協議会全体としての運営のところでしっかりとそこのところは支えてこられたんだなと、中身を見ていてよくわかっております。ただ、そのことだけでは今後社会福祉協議会が持っているいわゆる訪問介護サービスのところ、入浴サービスのところ、さらには、施設介護のところの陽光園さんが展開している特養でのサービスのところ、さらに、民間業者が今頑張っておられますけども、ここのところの継続が非常に厳しい状況になってきているのかなという風にしてこの数字を見た限りではもう目の前に来ているなという感覚で私は受けました。そのうえで、3月ぐらいにも1度町長とこのことでもって、いわゆる介護施設等それから事業者への支援の話をしたんですが、いわゆる経営の中身そのものに関して生ではなかなか行政からは入れられないよねって、いわゆる支援はと。ただし、1つ外側のところで行政の立場としてやれることはやっていきますという風な言い方を町長の中からはずっとお聞きしてきたんですけども、それでもなかなか難しいと、もっと1歩中に入って、生で入れれないにしてももっと工夫と知恵を絞ってですね、ということは、今期、鳴海町政になった時にいわゆる一昨年2年前の9月の今期の所信表明の中で、いかに町をいわゆる継続するかという、そういう風な視点でもって今回のこの4年間は取り組むということを言われたのをその時も一般質問させていただいたんですが、その時は漠然としたやり取りだったと思うんです。これが、介護サービスの当町におけるサービスを受ける人方の立場からすると、ここも大事な大きなこの町をやっぱり存続をしていくという視点では大事な視点なんだろうなと思うので、その辺の認識として、もう一度改めてこの辺の町長の基本的な認識、私は相当危機感を持ってお聞きしているんですが、どうですか。

町の答え 町長 鳴海清春

熊野議員さんが一番詳しいと思いますけども、介護保険がスタートしてからは比較的、当初はやはり経営的にはかなり潤沢な介護報酬でほぼほぼ運営できてきたというのがあるんだと思いますので、その当時はたぶん社会福祉協議会もそれなりの積立もしたし、その時に例えば職員の給料もアップして高い水準の方に持っていったんだと思います。ただ、先般の介護報酬の改正以来、なかなか稼げる介護ではないという形のなかで厳しくなってきたと。我々としてはやはり基本的には訪問介護を担っている社協さんスマイルさん、そして施設系を担っていただいている幸愛会の方も含めて、やはりその組織自体は比較的他の町から比べると、我々の規模の中では充実している、組織としては充実しているのかなという気がしますので、これを我々としてはしっかり支えていかなければ、早晩、高齢者が介護を受けたい時にサービスを受けないという状況がありますので、そこのところを規範としてしっかりまず体制に対して我々として町として応分な負担をしていきたいということで、社協さんに対する例えば補助金の本体に対する補助金の支給を上げていったり、あとは陽光園さんであれば施設に係る分に応分の大きな金額が掛かりますので、そうするとそういったところに今まで- 15 -一生懸命貯めていた基金が食いつぶされてしまいますので、そういったところをなるべく軽減するために我々としてはやってきたつもりでありますので、そこのところをまず重点的にしっかり支えていくことが行政としての仕事ではないかと。ただ、今は少し国の動きもやはり各地方からそういう声が上がっていますので、今回は確か介護報酬の見直しも確かするやに聞いていますので、そこのところは各町において介護報酬が前回の改正によって厳しくなったという声が届いているんだという風に私は思ってございますので、そういった中の様子をまずしっかり見させていただいて、今の状況をどう支えていくか。あとはやはり組織をまた維持するのには、財政面の問題もさることながら人的面も必要になりますので、そこのところも今日熊野議員さんから質問あるように、そういった体制もしっかり今新たな制度も含めながら、これまでの制度も含めながらしっかり手当てしていくことによって、全体的な高齢者の方々を守っていく形ができればいいと思っていますので、そこのところは介護の計画の中にもありますように、やはり、しっかり介護を必要とした時にしっかり受けられるという体制を町内の中で取っていく。ただ、どうしてもですね町内で全部賄えるかとなると、なかなか厳しい。取りも直さず施設系のところが今少し先ほどの数字から言っても若干作った頃から見ると空きが出ているというのは、やはり近隣の函館なり要するにケア付きとか色んな民間も含めてサービスが多いところが出たりしていますので、そういったところに移動している方が多いのかなという気がしますので、そこのところと合わせながら我々の地域でやれることをしっかりこれからもやっていきたい。そのように思っているところであります。

議員の質問 7番 熊野茂夫

もう少し具体的な施設のサービス、それから訪問のところと分けて少し話してみたいと思うんですけども、施設については、これは50のいわゆるアッパーで50のところに今44という数字ですね。この6の空きというのはまず非常に施設管理からすると管理運営からすると大きいんだろうな。まずこの点一点。もう一点は、これは施設の方と訪問介護の方も同様なんですけども、介護度の高い利用者3以上の方が何かの事情、例えばそれまでスムーズに安定していながら介護サービスを受けていられる状況であればいいですけども、病気いわゆる持病が悪化して入院したり、または死亡という状況になったりということで、ずっとそこのところが空いてしまうと。これは私の記憶からすると介護度4・5となってくると、各訪問もそれから施設についても、施設はまた多少違うと思いますけども、いわゆる介護報酬としての事業所に展開されるのが30数万円ぐらいになっているはずなんですね。そうすると、これが空いちゃうということになってくると日常的に訪問介護事業所も施設介護にしても運営していく状況のなかで、これだけのいわゆる収入減になった時に、減に合わせていわゆる施設の運営も経費落とすというわけにはいかないですからね。いわゆる人的なところも含めて人材の問題も含めて、そうなった時に非常に厳しい状況になっている。ですから、この陽光園の50のところの44という状況のなかに、さらにそういう風なリスクまで背負った現状にあるということ。それから、これは社会福祉協議会と民間の方の訪問介護サービスのところは、実際に介護度の高いところ、それから要支援のところでの2事業体でもって一定程度すみ分けするような状況。それは結果として介護従事者の力量の問題もあるかと思いますけども、こういうところも含めながらやっていっている。すみ分けしながらやってきている。いずれにしても両事業所もこのような施設のところで空いたり、それから3・4の高度な介護必要とする利用者が欠けた時には、もうすぐ1か月2か月のうちに、それなりの重い負担がかかってくる。原則的に介護報酬が一定の割合が持ってて、その割合の中で1年間なり2年間なり運営する状況の蓄積なり何なりを見ながら展開できる運転資金状態のことが確保されながら運用していれれば事業者は何とかやっていけれるんですけど、それを考えながら運用するのがまた事業所なんですが、そこまでやっぱり心配しなければならないような介護報酬の状況にも現状はなっているんだろうなという風にして、この人数と展開の状況から見えているので、改めてその辺のことを町長の認識はどうなのかなということを確認したいと思います。

町の答え 町長 鳴海清春

まず介護の方の施設の関係から言いますと、当初、陽光園さんができた頃は入居待ちという形のほうが何か月待たないとなかなか入れないんだという、なかなか定員50の中が順次埋まっていく状況の中で、かなり、入りたい方でも入れない。ただ、昨今はですね、どちらかというと将来的な待機待ちの方はいらっしゃるやに聞いていますけども、そんなにじゃあ厳しいかというと、今言ったように施設が空いていますのでそういった状況の中で、それほど待ちはないんだと。じゃあ運営的にはどうなのかというと、前の時もお話しましたけど例えば50の定員が埋まっていても、例えば1人の方が3か月4か月入院するだけでも経営としては陽光園さんの担当とよく打ち合わせする時は厳しいんだと。要するにその3か月間の間の収入がなくなるというだけでも結構厳しいというお話は聞いていますので、これが当然50のところ40という形になると10穴開いている年間ずっと開いている状況になりますと、相当やっぱりそれに合わせた人員体系も見直していくとか色んな形の経費も含めて見直していかなければ厳しいのではないのかなという思いはしていますので、そこのところは当然組織としてしっかりそこは管理されているんだと思います。ただ、我々としては先ほど言いましたとおり、将来的にこれが永続的にそういったことが長く続くようであれば、抜本的にそこのところの支援ということも新たに考えていかなければならないのかなと思いますけども、今の段階ではまずは先ほど言いましたとおり大きい予算の掛かるところをしっかり支えていくことによって安定的な基盤を少し長く頑張ってもらうという形になるんだと思います。あと、訪問介護については先ほど言いましたとおり、福島の場合、社会福祉協議会と民間の業者があります。やはり、前もお話したかもしれませんが、どうしても社会福祉協議会に比べて民間の方がやはりより貪欲と言いますか、ある程度介護の高い人たちをしっかり拾ってきて、ある程度介護報酬を稼ぎながら運営しているのかなと。ただ、社協さんについては、やはりどうしてもそこまでガチっとした民間の組織と違いますので、そういったところから比べるとちょっとですね、どうしても介護度の低いところを拾ってきて、これまで少し稼げてないことが多かったのかなと思っていますので、そこのところを介護の中では我々応援することはできませんけども本体そのものの中で少し人件費のところだったり事務局長のところを町の職員を派遣したり色んな形で応援することによって介護の穴がほころびを見せないようなことをやってきておりますので、引き続きそこのところは継続してやっていく形になるのかなと。ただ、先程も言いましたとおり、介護の全体を見ますと日本の全体の人口構造からいくと高齢化率は上がりますけども高齢者の人口も確実に減ってきているという数字が出ていますので、当然そうしますと、お客さんの数が減るという現象になります。これが、当然健康寿命が延びて介護が少なくなるのもありますけども、もう一つはやはり全体的な高齢者の数が減るということは介護の比率も減っていくということになりますので、そうなりますと当然お客さんの奪い合いということが出てきますので、そこのところは将来的にたぶん2040年問題とか色んな形の中で、これから多分10年20年を見据えた中ではそういったことが謙虚に表れてはくるんだと思いますので、そこのところをしっかり我々も厚生労働省から出てくるデータ、そして、地元の事業所から出るデータを導きながらまずはしっかり捉まえ、そして、また現場で頑張っている事業所の声をしっかり聴きながら、しっかりお客さん介護を必要とする方々に応えれるような体制を整えていく必要があると思いますし、また、それによっては今までのない制度もつくっていかなきゃないのかなという思いはしていますので、そこのところは町民全てがすべからく将来はお世話になる可能性のある制度でありますので、そういった思いをしっかり行政としても持ちながら応援していければなという風には思っています。

議員の質問 7番 熊野茂夫

それで現状認識そのものも含めて、ほぼ大体見えているのかなとは思いますけども、問題なのはこの現状から今後起こってくるであろう、なかなか運営そのものが継続そのものが厳しい状況になっていった時にどんな施策を1つずつ打っていくのがいいのかなということで、それで少しお聞きしたいんですが、1つは町長の答えの中で、いわゆる就労支援という言い方されていました。この具体的な内容はどのように- 17 -お考えですか。

町の答え 町長 鳴海清春

今考えているのは、まだしっかりとはまとめきれておりませんけども、例えば町内の事業所、介護事業所に就労された方に対する奨励金として例えば5万から15万の範囲の中で例えば応援するとか、色々ここは今少し柔軟に考えてはいますけども、コンクリートではありませんけどもそういったものを事業所なり本人のほうに支給することによって確保するという形を今取っていければなという風には思っているところであります。

議員の質問 7番 熊野茂夫

これは国のほうで1万5千とか何とかっていう就労に関するところで今動いているようなことも聞こえてきているんですが、それとは別にですね、介護人材確保に係る各市町村のいわゆる支援ということで、函館市、七飯、鹿部、森、いわゆる渡島ではこの辺の市町村の中で新規就労支援ということと、それから継続という形でもって二本柱にしてそれなりの事業所に直接的な支援という恰好じゃなくて、いわゆる人材の確保と介護従事者そのものの確保と、その直接的な就労に対する支援ということで、これは具体的に10万から20万ぐらいのものでもってやられている経緯があるんですけども、これは近隣町村でもしも知内だったり松前だったりという近隣町村でこういう事業をもっと展開されると、現状でも七飯・函館で展開されていることによって、新規に介護事業に就労する人方が函館のほうがこれだけの就労金貰えるのであればということと、それから時間単価等とも含めて、結構やっぱり優位な状況に七飯だったり函館のほうがあると思うんですよ。そうすると、こっちのほうでもなかなか確保が難しい状況になってくるだろうなと推測されます。ですから、福島のところでしっかりそこのところを受けながら、これまでも当町の中で様々な施策は多少市町に先駆けて色んなことをやってきていますので、ここのところは介護の継続、当町での継続ということを考えたら、いわゆる施設の部分それから訪問介護の部分でも、この点やられたらどうですか。

町の答え 町長 鳴海清春

人材確保の制度としては管内でいくと函館市、北斗市、七飯、町村の中ではたぶん鹿部さんが一番ちょっと高い水準かなと。我々ちょっと今鹿部さんの水準をちょっと見ながら、今回も新たな制度を作ろうかなという考えを持っていますので、これまでも色々やらせていただいたなかでは、なるべくやはり先ほど言いましたとおり人材の奪い合いになりますので、人参をぶら下げるわけではないですけども、やはりそこのところに魅力がなければ、我々はどうしても函館から遠い距離にありますので、やっぱり函館近郊よりは少し高い水準を設けないと、制度として私は活きてこないんだという風に思ってございますので、そこのところは新たな制度をこれから来年、例えばこれから予算編成始まりますので、年明けの編成に向けてしっかり制度を固めて、3月の新年度予算の時にまた議会のほうにお示しをして予算の確保持っていきたいという風に思っているところであります。

議員の質問 7番 熊野茂夫

今のは人材確保のいわゆる就労生に対する支援のことと、もう一点は、各事業所でも現実的に今までもやられてきたと思うんですけども、介護従事者のいわゆるスキル、経験も含めた上でヘルパーさんであれば介護福祉士への更なる挑戦だったりケアマネージャーへの挑戦だったりという、それまでのことを積み重ねたうえでのこういう研修等への、ここであれば官民問わずこういう視点であれば支援も行政側から特化すればできるのかなって私自身も思うんですけども、その辺についてはどうですか。

町の答え 町長 鳴海清春

そこについては従来の制度の中でも資格取得という形でスキルアップする分については今までも応援をさせていただいていますので、ここについては介護のみならず、建築でも色んな業界を通じて町内の事業所の中で職員が資格を取得する、取りたいんだと。札幌で例えば研修を受けて資格を取る。そういったものの助成もしてございますので、そういったものの活用が可能ではないのかなという風には思っているところであります。

議員の質問 7番 熊野茂夫

この介護事業が展開された当初は、高校生に対しても2級ヘルパーの資格の講習も含めてやられた経緯があります。ですから今、高校生の要望がどっちの方向に将来的なことが向いているかは分かりませんけども、ただ、その辺の視点についても福島商業高校の高校生に対して町の方から呼びかけてみるということも1つの方法なのかなと思います。この2点、いわゆる就労奨励金、いわゆる継続奨励金、それからいわゆる資格等の資格に関することをセットにして、もっと積極的に展開しておくということがここの今の状況からすると大事なことなのかなと。もちろん各事業所のいわゆる今の運用状況、運営状況に関してきっちりと配慮しながらここは進めていただきたいと。もう一点は、それを進めていくそういう認識のもとに進めるうえで、町内で介護事業に関わる全ての人方が町内の現状をしっかりとやっぱり自分達の経営状況も含めて認識して分析したうえでもって、今後、当面の対応策とそれから中期的な対応策ぐらいのところまでしっかりと皆さんで議論して、じゃあそれぞれの事業所の立場でもってこの方向で福島のために介護事業をきちっと継続させていこうという風なところへの話し合いをしながら進めていくような体制づくりも大事だと思うのですが、町長どうですか。

町の答え 町長 鳴海清春

まずは1点目の高校の関係でございますけども、おかげさまで福島商業高校全国から色んな子供さんが福島で学びたいということで来てございます。ただ、状況を見ますと、結構やはり本州からいらっしゃる道内もおりますけども、やっぱり本州から来ている方々は少しスキルが高いのか上の学校行きたいとかそういったことがあります。ただやはり、せっかく我々のところに来ていただいて3年間過ごすわけでありますので、やはり地域に根差して例えば夏休みっていいますか夏の昆布時期になれば昆布を手伝ったりして地域の方々と会話するなかで、やはりそのそこの中にも例えば年配の方もいらっしゃると思うんですね。そういったなかで色んな話を聞いているなかで、地元でちょっと頑張ってみたいなという子もあるんだと思いますので、そういった子供達が例えば新たな道として介護を選んでいただくとかそういうつなぎはあってもいいのかなと今お話しを聞きながら考えていましたので、そこについてはまた少し新たなものとして検討の処置としていいのかなと。あともう一点については、その各事業所との連携については、うちの保健師さん中心に包括支援センターみたいなものの中で事業所との連絡協議会みたいなのを定期的にやってございますので、ただ、そこのところで職員との連携でありますので、トップ同士の連携かといったらちょっとまた違うものがあるんだと思いますので、前の時も少しそういった話も確かいただいたのかなという気がしますので、そういった意見交換というのも1年に1回ぐらいあってもいいのかなという気はしていますので、そこのところについてはまた少し検討させていただける部分ではないのかな。ただ、施設同士の職員のそういった色んな状況だとか現状だとかは定期的にうちの保健師さん中心にやられていると私は認識していますので、それを継続的にしっかりまたやっていければいいのではないかなと思ってございます。

議員の質問 7番 熊野茂夫

- 19 -大体トータル的なところは見えてきたんですが、やっぱりこれ具体的な施策を1つずつやっぱりやっていかないと積み上げていかないと駄目なんですが、ただ、各事業所いわゆる陽光園さんなり社協さんなりいわゆる民間の事業者なりという状況が様々と違っています。また、デイサービスとのいわゆる今の現状等も非常に厳しい状況もあろうかと思いますので、この辺のことの現状認識をきちっとやっぱり皆さんで、各事業所がパラパラという話じゃなくて、全体できっちり持つ。そこのとりまとめと言うんですか、そこの柱になって集約しながらというところは、やっぱりこれは行政の仕事なんだろうなと。私は福祉計画の中で介護サービスの中で大きな柱の1つなんだろうと思いますので、そこのところを是非進めていただきたい。できるところからというと就労支援金だったり、いわゆる継続支援金だったりという風なことであれば、これは民間のところであってもそれなりの効果が出てくるのかなということで、是非3月の新年度予算には最低でもこの辺の予算が出てくることを期待しながら、一般質問を終わりたいと思います。

町の答え 町長 鳴海清春

ありがとうございます。その介護を担う施設の社協さんが一時厳しい時に経営健全化を作ってですね、今我々が支援したことによってその計画はしっかり黒字経営へ転換して、将来の見通しもこの前見せていただきましたけど、安定的なものが見込まれるということがありますので、そこのところ、そして、陽光園さんの方についても今しっかり経営的なものは厳しいとは思いますけども、ある程度町の方が施設をある程度応援しているなかで、少しその厳しさが和らいではいるんではないのか。ただ、先程言いましたとおり、やはり入居者が絶対数定員に達しませんので、そこのところの厳しさはまだまだあるんだと思いますので、民間のスマイルさんはまた色んな意味で頑張っていただいていますので、この事業体は我々としてはしっかり確保していきたいと思います。そして、先程言いましたとおり、介護保険制度もおかげさまで福島町の場合、介護保険が伸びているかというとそこまで伸びていない状況もありますので、介護保険の運営自体も基金も潤沢に積まれていますし、介護保険料もここ何年か3期くらいですか、6,500円でずっと推移してございます。そこには色んな要因もありますので、ただ単純に喜べるものではないですけども、そういった形で介護保険は今少し安定しているのかな。ただ、先程来何回も言いますけども2040年そういったものを見据えますと、もう厳しい時代というのは十年後、二十年後には必ず来るというのは見えていますので、そこはしっかり国の方も今国会の議論の中で議論はしてくれると思いますので、そういったものを我々としてはしっかり先取りしながらやれる手を先手・先手で打っていきたいという風に思ってございますので、よろしくまたお願いしたいと思います。

出典:福島町議会 令和7年度定例会12月第2回会議 2025年12月16日 議事録 PDF(17ページ) 間違いを知らせる