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森町議会 平成23年第1回 3月会議 2011年3月14日

ごみの不法投棄(減量化)対策について

聞いた人
宮本秀逸 議員
答えた人
町長 佐藤克男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 宮本秀逸

私の質問でございますから、静粛にお願いします。

議員の質問 7番 宮本秀逸

わかりやすい質問でございますから、的確に答弁をお願いいたします。それでは、通告に従いまして質問いたします。ごみの不法投棄(減量化)対策について。ごみの有料化から1年が経過した今日にあっての町内のごみの排出内容が広報もりまち3月号に詳しく報告されております。総排出量が有料化後には格段に減ったとあり、喜ばしいことだと思います。しかし、同時に町長の23年度執行方針の中では不法投棄が増えていることを懸念されております。ごみの不法投棄の問題は古くて、また新しく終わりのない課題のようにも思われますが、町民の生活(生産活動)にはもちろん、森町に定住しようとする人にとっても大きな障害となっております。これまで議会ではもちろん、関係する場で何回も論じられてきましたが、改めて以下伺います。1、有料化と不法投棄の因果関係をどう考えておられるか。2、執行方針の中にあるように未然防止の啓発、パトロールは大事だと思いますが、具体的にはどのように思っておられるか。3、春秋のクリーン作戦でのごみ回収の成果は大きいと思いますが、地域の人口減や高齢化等で年々困難になりつつあります。対策が必要と考えておりますが、いかがお考えでしょうか。4、山や海岸など全町的な不法投棄や漂着ごみを考えたとき、今後は有償のごみ収集も必要と思いますが、いかがでしょうか。5、町外からの持ち込みも考えられますが、町民のモラルの向上が必要と思われる部分も多いと思います。いかがお考えでしょうか。6、森町全域からごみを一掃する気概で1度取り組むべきだと思います。全町民によるごみ回収を働きかけてもらいたいと思いますが、いかがでしょう。7、ごみ減量化、CO2対策としてレジ袋の不使用、有料化の実態はどうなっていますか。以上、7点伺います。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

大変お待たせしました。宮本議員のご質問にお答えさせていただきます。ごみの不法投棄(減量化)対策についてというご質問でございます。宮本議員のごみの不法投棄(減量化)対策についての質問でございますが、ごみの不法投棄は古くて新しい問題であり、町民の生活がある以上続く課題であろうと認識しているところであります。執行方針でも申し述べましたが、不法投棄は絶対許さないという強い姿勢のもと、啓発、パトロールはもとより個々の事案を通して対応を工夫しながら不法投棄の減少に努めてまいりたいと考えております。以下、7項目にわたる質問にお答えしたいと思います。1点目の有料化と不法投棄の因果関係をどう考えるかでございますが、因果関係を考える際、前年度との比較が考えやすいのですが、有料化前の平成21年度は正確な統計資料がなく推定件数ですが、20件程度ありました。平成22年度は、有料化後の不法投棄を想定して統計資料を作成した結果34件ありました。この34件を分析すると、平成10年6月施行の廃家電リサイクル法関係の廃家電が3件、本来ステーションに出される収集ごみが26件、事業系と思われるのが5件です。このうち古くから捨てられていたものが昨年発見されたものも6件あり、平成22年度中のものは28件です。因果関係については、事案数から見て増える傾向でございますが、顕著ではないにしろ少し影響があったと分析しております。2点目の啓発、パトロールの具体的内容でございますが、この業務は環境課業務第3係が担当しており、専用のパトロール車、軽トラックで時間の許す限り町内巡回をしております。また、不法投棄の多い場所には看板の設置、町広報での周知に努めておりますが、森町の広範な地域をカバーする状況ではありません。町民の方からの通報等の情報提供をお願いしたいと思っております。3点目の春秋のクリーン作戦での対策でありますが、全道一斉に行われる春秋のクリーン作戦でのごみ回収は町民の皆様の協力のおかげで大きな成果を上げており、今後も継続することが町の環境にとって望ましいと考えております。不法投棄やポイ捨てが少なくなれば、負担も軽減されると思うわけですが、当面実施してくださる町内会の実情、参加人員、時間等に合わせてご協力いただきたいと思っております。4点目の山や海岸など全町的な不法投棄や漂着ごみを有償で収集してはどうかとございますが、まず春秋のクリーン作戦時の処理についてお話しします。21年度まではクリーン作戦で集まったごみは最終処分場で埋め立て処理をしておりましたが、資源ごみや可燃ごみが含まれていること、最終処分場の延命の観点からリサイクルプラザに搬入して選別、減容等の前処理をした後、最終処分場での処理を昨年秋から試みております。ご質問の答えですが、有償で収集した後の処理体制に検討する課題がありますので、時間をいただきたいと思います。5点目の町外からの持ち込みも考えられるが、町民のモラルの向上が必要と思われる部分も多いと思うというご意見でございますが、不法投棄の通報があった場合の現場の作業では、まず不法投棄者が特定できるかどうかの確認作業をします。不法投棄者であろう住所、氏名が確認されたときは警察に通報します。昨年は、町外の方であろうと思われる不法投棄もありました。理解に苦しむ事案もあります。指定収集袋に入れられ、分別もしっかりしてステーションに出せばいいはずなのに不法投棄されております。議員ご指摘のようにモラルの向上が何よりと思うわけですが、不法投棄は絶対しないよう啓蒙活動を根気よく続けてまいります。6点目の森町全域からごみを一掃する気概を持って全町民によるごみ回収をしてはどうかでありますが、4点目のお答えと重複しますが、回収後の処理に検討課題がありますので、時間をちょうだいしたいと思います。7点目のごみの減量化、CO2対策としてのレジ袋の不使用、有料化の実態はどうなっているのかというご質問でありますが、レジ袋の処理としては平成18年4月のリサイクルプラザ稼働時から分別方法として可燃ごみからその他のプラスチックごみとなり、資源ごみとしてリサイクルされております。したがって、CO2の排出ごみとなっておりません。減量化のためのレジ袋の不使用、有料化の実態については把握しておりません。以上で答弁とさせていただきます。

議員の再質問 7番 宮本秀逸

何点か再質問をさせていただきます。おっしゃるとおり、ごみの問題につきましては本当に際限のないような部分もあろうかと思いますが、あくまでもどこかでやはりやらなければならぬ問題でございますから、今までも当然本気でございますけれども、さらにそういう気概を持ってやっぱりやるべきであろうという気がいたします。この質問を考えたときに若い方と懇談しました。五、六人の方と。そのときに、先ほどの人口減の問題もいろいろございましたけれども、子供に対する対策とかいろいろございましたけれども、いろんなものが関係してくるわけなのです。こういったことを言われました。保育所の先生をやっていらっしゃる方、子供を連れて海岸に行ったけれども、子供に見せられなかったと。どこの海岸かは聞きませんでした。こういうところを見せたくないという話でした。そして、若い子なのですが、森町に住みたいという気持ちはあっても、先ほどの医療費の無料の話もございましたが、あんなものもひっくるめまして、こういうごみの散らかっているところに住みたくないよねという話を友達同士でやるのだという話だったのです。それと、もう一つはモラルにも関係してきますが、漁師さんでした。男の方です。網にテレビがかかってきたと。唖然とする話なのですよね。だけれども、恐らくあれだと、いろんな話、ちまたの話を聞きますとそういうこともあるだろうと。それは、どこから流れていったかはわかりません。どういう状態で入ったのかわかりませんけれども、現実としてそれがあるということで、これも非常にゆゆしき問題だと思うのです。どこまでも放置しておいていいという問題ではないのです。先ほど海の中をきれいにしたいという質問もございました。確かに全道的な取り組みも必要でしょうし、道の態度も必要だと思います、この噴火湾に関しては。だけれども、それはそっちの考えでありまして、森町としてどうするかということだと思うのです。森町としてどう取り組むか。佐藤町長の意欲といいますか、意気込みといいますか、それがやはり大きくかかわってくると、結果にかかわってくると思うのです。そこを私は佐藤町長に期待したいと、こう思っているのです。最初からそう思っていました。なかなか難しい問題だけれども、やっぱりやっていかなければならぬと。どこかで、町長の任期の間にぜひやっていただきたいと、こんな気持ちがありましたので、この全町民のという言葉も使いましたけれども、ぜひ考えていただきたいと、こんなふうに思います。そこで、その話を聞いたときに私も非常に情けなく思ったのです。みんなわかっているけれども、ごみを投げてはいかぬとわかっているけれども、投げるのです、これ。車で歩いていますと道路に投げるやつもいる、ポイやるやつもいるのです。これは、みんな不法投棄ですよ。大きな案件については、先ほど町長から報告があったとおりだと思いますが、やはりそこら辺の小さいものだったらいいだろうみたいな、そういった意識をなくしていかないと絶対に私はいい方向にいかないと思っている。私らが例えば山に行きますと、とんでもないところにとんでもないものが投げてある場合がございますけれども、そこなのです。それをぜひ、今年は無理か、来年できるか、それはわかりませんけれども、いろんなことを考慮されてぜひ取り組んでいただきたいと、こんなふうに思います。それから、順番があちこちになりますが、町内会の人口が減っていくという問題がございます。私どもの町内会におきましても非常に減っていきます。そして、拾って歩く距離が広いのです。田舎に行けば行くほど広くなるのです。ご承知のとおりだと思いますけれども、今月号の広報もりに町長は三十尾喜作さんの話をされておりました。あの方は、もう90歳過ぎておられますけれども、今まで一回も欠かされたことがないのです。ちゃんと地下足袋を履いて収集に来られるのです。そこはすごいなと思うのですけれども、それより情けないのは自分以外のやつが捨てたものを90歳過ぎた方が拾って歩かなければならないというこの現実です。情けない話です、これ本当に。どこの人かはわかりませんから、投げた人は。詰めていかれない部分も当然これはございますけれども、やはりモラルの向上だと思うのです。そこに尽きてくると思うので、それをぜひ何らかの形でやっていただきたいと、こんなふうに思っています。それから、もう一点は、レジ袋でございますけれども、なるべくレジ袋を使わないようにという話もございました。それから、袋、買い物袋、これ配られたりしましたよね。どのくらいの頻度で使われているかわかりませんけれども、やはりレジ袋、商売のこともあるのでしょう。レジ袋をどうしても渡してしまうという販売店もあろうかと思うのです。そして、有料だというようなところもあろうかと思いますけれども、これも若い女の子の方からでした。決めたら何で守れないのだと怒っているのです。情けないと怒っているのです。そういう子も実際にいるのです。そういう方もいらっしゃる。年寄りの我々の側のやっぱり責任だと思っているのです、これ。環境課を初め、物すごくやっぱり努力されています。あらゆることで努力されています。それは、もう重々わかりますけれども、同時に同じくらいの努力でそういうモラルを上げていくとか、そういう努力がなかったらいつまでたってもここはごみの町となってしまうのです。海から、海のことを言って申しわけないですけれども、現実に網にテレビがかかってきたと。今度は冷蔵庫がかかってくるかもしれませんよ、これは。もう看過できない状況にまで私は来ていると思っているのです。そんなことで、本気でこれも取り組んでいただきたいと、こんなふうに思います。

議員の再質問 7番 宮本秀逸

30分以内に終わりますから。ちょっと長くなって申しわけないのですが、何点か私が申し上げましたことをぜひお答えいただきたいと、こんなふうに思います。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

本当に今宮本議員の質問に対して、非常に私は感銘を受けて聞いていたところでございます。町民全体としてこういうごみを拾ってきれいなまちづくりをしたらどうか、また人口が減っていく中で三十尾喜作さんのような方がやっておられる。そういうことについて、やはり若い我々がきっちりとしないといかぬだろうというお話でございました。また、レジ袋、お買い物袋についても決めたことはしっかり守ったほうがいいのではないかということでございました。一括して宮本議員は、町長はこのごみを通して町民のモラル向上についてどう考えているのだというご質問であったなと、そのように私は思っております。私は、日本を美しくする会、その会のメンバーでございまして、また神奈川掃除に学ぶ会というものがありまして、このメンバーでもございました。この日本を美しくする会というのは、これは日本だけではなくて今や台湾、中国、韓国、そしてブラジル、アメリカにも日本からこの啓蒙活動が進んでおります。直近では、あの新宿の歌舞伎町、ごみで本当に汚く、また汚物ではっきり言って小便臭い、そういうところでございました。毎週木曜日にこの日本を美しくする会が出ていって、毎週木曜日の朝6時に集合してここを全員で、最初は20名、30名の人がこれをきれいにするために活動をしていきました。今やこの歌舞伎町だけでなくて、東口等々もやっていって、そして今やごみを捨てる人がいなくなったということで私は聞いております。非常にこの活動は、すばらしい活動だと私は思っております。この森町でもそのような活動がなされれば、私は本当にきれいな町、建物が立派であるだとか、芸術的であるとか、そういうことではなくて、ごみが落ちていない、そのような町、そういうまちづくりというのは私は大切なことだなと、そのように思っております。そして、この町で歩いていると、たばこの吸い殻が今でも落ちております。このたばこの吸い殻一つでもなくなるようなまちづくり、私は大切だなと。1週間に1遍、各町内会がもしもできることであれば、私はそういう清掃活動、そういうものがやられたらこの町は本当に美しい町になるのではないかなと、そのように思います。本当に吸い殻、あちこちに落ちているのを見て、私は拾わせていただいておりますけれども、この役場の階段のところでもちょくちょく拾わせていただいております。やはりそういう方は決して何とも思わずに、汚しているとかなんて思わずに、全く関係なくぽんと捨てているのだと思います。そういう者が1度この清掃活動に参加したら、自分はたばこの吸い殻は捨ててはいけないなということに気がつくのです。ですから、私は町民全員がこの清掃活動をやる。そうすると、たばこを吸っている人は、たばこの吸い殻を捨てるというのはこんなことなのだなということがわかって私はたばこを捨てなくなると、また空き缶をぽんと捨てる、そういうものについても捨ててはいけないなと気がつくようになると思います。いつか宮本議員の、今モラルの高揚、向上ということでお話がございましたけれども、ぜひ私はそのようなまちづくりができたらいいなと、そのように思っております。こういうものが23年度中にでもそういう運動がなってきて、町中がたばこの吸い殻が落ちていない、そして缶が落ちていない、そういうまちづくり、そういうことができていったときに初めてこのごみの不法投棄等々も私は少なくなるのではないかなと、そのように考えている一人でございます。町民の皆さんにぜひこのような活動に参加してもらうようなことをしていったら、私は必ずこの森町はすばらしいきれいな町になるだろうと。最後に、私が尊敬するその日本を美しくする会の創始者である、掃除に学ぶ会の創始者であるイエローハットの鍵山秀三郎さんの言葉に、1つ拾えば1つきれいになるという言葉がございます。ぜひそのようなことで、我々はこの町をきれいな町だねと言われるような町にできればいいなと、そのように思います。以上でございます。

議員の再々質問 7番 宮本秀逸

やれという要望もございますが、これで終わりたいと思います。ありがとうございました。

出典:森町議会 平成23年第1回 3月会議 2011年3月14日 議事録 PDF(164ページ) 間違いを知らせる

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