森町議会 平成23年第1回 3月会議 2011年3月14日
森町の人口減について
- 聞いた人
- 小杉久美子 議員
- 答えた人
- 町長 佐藤克男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 18番 小杉久美子
森町の人口減についてをお尋ねいたします。平成17年、旧砂原町と合併したときの森町の人口は1万9,149人でした。5年後の22年には1万7,860人となり、この5年間で1,289人の人口減となっています。森町に限らず、全国どこの自治体を見ても急速な人口の低下が見られますが、未来の森町の発展のためには独自の対策が必要と考えています。森町の人口減を町長はどのように考え、受けとめているのか。2点目、5年後の推定とする人口数は。3点目として、人口減の歯どめを考えるとすれば、どのような施策があるのか。以上、3点についてお聞きします。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
森町の人口減について、小杉議員からご質問がございました。森町の人口減、どのように考え、受けとめているかというようなことだと思います。人口の減少については、旧森町の状況を見ましても昭和25年の2万5,294人をピークに減少を続けておりました。平成17年には合併により1万9,149人となりましたが、昨年の国勢調査では1万7,860人となり継続的な人口減少が続いております。この状況については、詳細な分析は行っておりませんが、少子高齢化が進展し、年少人口、生産年齢人口が減少する一方で老年人口が増加していることは大きな要因であろうと考えております。このことは日本社会全体の問題であり、この全国的な時流の中で森町だけが人口増になることは難しいものと考えております。しかしながら、ただ手をこまねいているのではなく、このような現状は現状としてとらえ、人口減少の流れにあがらうべく対策を講じることが重要であると考えております。5年後の推定とする人口数はいかがというご質問でございました。平成22年から5年後となります平成27年の人口については、平成22年の1万7,860人から994人の減少となる1万6,866人と推計されております。この数値については、国立社会保障・人口問題研究所で推計、公表されている日本の市区町村別将来推計人口(平成20年12月推計)に掲載されているデータから引用させていただきました。3番目、人口減の歯どめを考えるとすれば、どのような施策があるかとのご質問でございます。人口減に歯どめをかけ得る施策としましては、からまつの森分譲地の販売促進を初めとした定住、移住対策、既存産業の振興や起業の促進、企業誘致などによる雇用の創造のほか、保育サービスの充実や男女共同参画社会の推進などにより仕事と子育てが両立できる社会、ひいては将来を担うべき子供を産み育てやすい魅力ある社会を実現することをもって人口減少の大きな要因である少子化を抑制することによってもなされるものと考えております。以上でございます。
議員の再質問 18番 小杉久美子
ご答弁ありがとうございます。私は、町長の考えるところは同じことで、本当に少子化の対策、歯どめをかけるためにはそこのところしかないのかなと考えております。この少子化の歯どめ、今町長がおっしゃったことと同じことが考えられるわけですが、本当にこの町で働き、この町に住み、この町で子育てをする、そういう町長も執行方針の中で述べられております普通の町、普通の町のようにこの町で本当に子育てができる環境づくりの整備が大事なのかなと。そのことが少子化対策につながり、安心して産み育てる環境づくりの整備につながっていくのではないかと思っております。そこで、再質問なのですけれども、この少子化対策、すなわち子育ての環境整備にかかわることなのですけれども、医療費の助成、これはどこの自治体を見ても拡大の引き上げをしています。例えば北斗市においても医療助成を高校3年生までに拡大する、あるいは先日の新聞報道を見ますと南富良野町では揺りかごから22歳学生までと。これは、町内に住んでいなくても学生がほかの町に出ていようとも親元に住所があれば医療費は無料というようなことが各自治体で出しているようです。ですから、まずそこのところもこれからは必要になるのかなと。この森町にも医療の助成が必要になるのかなということを今後どのように考えていくかがまず1点です。それと、先日若いお母さんの声を聞いたところ、病気をして例えば熱が出た、けがをした、途中で保育園に預けていても帰される。病気の子供を預けることができない、あるいはまた病気が治っても様子を見たいけれども、自分は仕事に出なくてはいけない。そういう病後児保育事業、そのことについての考えも今後お聞かせください。それと、もう一点なのですが、やはりこれも若いお母さんの要望なのですけれども、幼稚園や保育園へ入園していない乳幼児と保護者、この方々の支援、転勤族のお母さんだったと思うのですけれども、子供を連れて外出する場所がない、子供を遊ばせるところがない、そういうことで多分役場かどこかの窓口だったと思うのですけれども、そこに問い合わせをしたら、町の体育館に行くと子供を遊ばせる場所があるのだよという答えが返ってきたそうです。でも、親にとってみては、遊ばせるというのは子供と遊ぶ、自分と子供と1対1で遊ぶのではなくて、子供を連れた親同士が集まって、そこで子供は子供同士で遊ばせ、親は親同士子育てについての話とか不安を解消する場、そういう場が欲しいという意味合いだったのです。それが行政側には届いていなかったと、そういうような声が聞かれております。ほかのまた自治体を見ると、子育て支援センターなどが整備されておりますけれども、今後森町の子育て支援の対策として子育て支援センターの検討はできるものなのかどうかお聞きいたします。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
小杉議員のご質問にお答えさせていただきます。子供の医療費、北斗市では高校生まで医療費が無料と。または、南富良野では揺りかごから22歳までという非常に厚い福祉を、子育てのための支援をされているということでございます。森町においてもそういうことをやりたいということは思っておりますけれども、ただ森町の場合はご存じのとおり非常に財政的にも厳しいところでございます。確かに10億ほどの財調はできたものの、大きな将来に負担しなければいけない債権を抱えている町でございます。そういう意味において、なおかつそういうものを抱えていても森町が財政的に余裕ができた時点でこういうことは考えなければいけないだろうなと、そういうふうに思っています。今の段階ではまだ時期尚早であろうと、そのように考えております。また、病気のときに預かってくれるような保育園または幼稚園がないかというご質問でございます。そういうご質問なのですけれども、今現在の森町の保育園では、これは非常に不可能なのです。今外部にこの運営をというお話を進めさせていただいておりますけれども、民間の委託になるとそういうことも可能になるようでございます。ただし、私の個人的な考え方では、子供さんが病気のときにはお母さんは私はやはり一緒にいてあげて、そして面倒を見てあげると、そういうようなことをするのが本来の子育てではないのかなと。病気でもどこかに預けるというのは、私はこれは親の勝手であって、それはやはり親がしっかりと面倒を見てあげると。ふだんは親が仕事に行っていなくても、そういうときには母親がしっかりと面倒を見てあげるというのが私は必要ではないのかなと、私自身の個人的な考えとしてはそう思っております。3番目に、乳幼児の支援、子育て支援センターというものもできないかと。やはりこれも財政に結びつくところでございます。都会では、どういうことになっているかというと、お母さんたちが公園に出るのです。そして、公園に乳幼児を抱えていって、そして見せ合う。そしていろんなことを、うちの子はこうなのですよ、ああなのですよという、それを公園デビューと言っております。この公園デビューをするしないというようなことで、そして生まれて何カ月かすると、もううちも公園デビューだねというようなことでやっておるわけですけれども、森町についてはそういう文化がまだないようでございます。ですから、この子育て支援センターというようなことをどのような形でそういうものを考えられるか。ただお金がないからできないというのではなくて、お金がなくてもそういうことができるかできないか、そういうものを検討する必要があるのではないかなと、私はそのように思います。そして、この人口減について何かいい方法はないかというご質問の1つの趣旨だと思います。私は、この人口減については我々の知恵ではとめられない大きな大自然の流れであろうと、そのように思っております。人口減をとめるのではなく、人口減になったときにどのようにするか。それが我々の考える大切なところではないのかなと、そのように思っております。ここにも5年後には約1,000人の方が森町は減ると。そうすると、年齢マップもできます。65歳以上の人が何人で、75歳以上の人が何人、そして働く人は何人というものが出てくると思います。そういうものに沿って我々がどのようにこの森町を運営するのだということを考えなければいけないのではないかなと、私はそのように思っております。ですから、人口減をとめるということも必要であるけれども、人口が減った場合にはどのようにこの町の運営、そういうものをやるべきかということを今から考えてそういうものを手を打っていかなければいけないだろうなと、そのように考えているところでございます。以上でございます。
議員の再々質問 18番 小杉久美子
先ほど病後児保育、この事業の件なのですけれども、確かに町長がおっしゃるように子供が病気をした、熱を出した、けがをした。親が一緒にいてあげることは当然のことだと私自身思っております。しかしながら、企業の協力だとか、その勤め先の会社、そういうところの協力とかがなければ、当然病院に連れていったりの時間はとれてもその後なのです。病院に子供を連れて走るのは親の役目です。その後も時間に余裕があれば一緒にいてあげることはできるのですけれども、どうしても休めない場合、そういう方のお母さんの声でした。それと、人口減、これは本当に私たち自身どうすることもできない自然の流れ、町長も今おっしゃいましたけれども、先ほど午前中の同僚議員の質問にもありました。この町で働く、その職場のための企業誘致、そういうこともこれからは大事になってくると思います。午前中、町長はチャンスがあればそういう話には積極的に参加したいと答弁されておりましたけれども、今後もそのようなただ待っているだけではなく、こちらからもそういう企業に働きかけをする、そのような取り組みをしていかなければならないのかなと私自身も思っております。また、少子化対策だけではなく、森町ではことぶき奨励金の事業がございますね。これは、森町の場合は3人目の子供に10万円を助成するという、そういう事業だと思っております。ほかの町にはないいい事業と思っておりますけれども、そこで最後の質問になりますけれども、ことぶき奨励金でこの5年間でどのくらいの方が奨励金をいただいている方がいらっしゃるのか、ちょっとお知らせいただけたらと思います。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
今のどのくらいいるかということについて、私のところに必ずそういう資料は来るのですけれども、非常に少ないなと、そのように思っております。そして、今この件については調べてあすにでもまたご報告をさせていただければと思っております。とにかく小杉議員のおっしゃるとおり人口減、いろんな方法でやっていかなければ、この対策をしていかなければいけないと思います。企業誘致については、先ほどもちらっとお話ししましたけれども、待っているだけではだめでございます。とにかく働きかけて積極的にやっていかなければいけない。今現在も実は何件か私はやっております。しかし、なかなか縁が、こればかりは縁でございますから、ですから例えば人的資源が森町にあるのかというふうになった場合には、森町には人的資源が、例えば先端技術の人的資源はございません。そういうものを含めて、どんな企業がいいのかというようなことも含めて、いろんなことを模索しながら企業誘致について今私も鋭意努力しているところでございます。もしもそういうものができた場合には、皆さんのところでいい発表ということでご報告ができるかなと、そのように思っております。以上でございます。