森町議会 平成23年第1回 3月会議 2011年3月14日
町長のまちづくり公約の進捗状況と今後の見通しについて
- 聞いた人
- 黒田勝幸 議員
- 答えた人
- 町長 佐藤克男
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 黒田勝幸
それでは、通告に従いまして2問についてご質問をさせていただきます。まず、町長のまちづくり公約の進捗状況と今後の見通しについてでございます。佐藤町長は、町長に就任して以来2年6カ月になろうとしております。長期政権後の民間出身の町長ということであり、町民の期待も大きいものがありました。選挙時は、いろいろな公約がありましたが、以下についてお尋ねいたします。まず、①、しがらみのない公平なまちづくりに刷新。地域住民との定期的な移動町長室の開催。産業、経済団体、各団体との定期的な意見交換会、懇談会の開催。②といたしまして、日本一のお年寄りを大切にするまちづくり。在宅生活の支援、お金のかからない1,000人の認知症サポーター制度は4年でできます。ピンチをチャンスに、日本一の福祉のまちづくりを目指せば、森町に住もうという人も増えてきます。なぜなら条件のいい町だからです。私のふるさとですから。③、産業を活性化させるまちづくり。町民への簡単な中国語の普及や声かけ運動を通じ、国際交流も図ります。また、中国語講座など中国人研修生、町民とのコミュニケーションを図ります。地場産品(農林水産物及び加工品)の積極的なPRと新たな市場開拓をトライします。④といたしまして、行政、財政運営。役場を風通しの良い職場にします。職員は最大のパートナーであり財産です。これまで埋没していた職員の発想、意欲を開花させてみせます。財政状況の開示、公表し、わかりやすい説明と共通理解に努めます。役場を変えます。役場の機構、事務権限の改革(砂原支所を含む)。年功序列、異動サイクルなどの人事見直し、研修の充実など多数。⑤といたしまして、直面する諸課題への対応。砂原地区の簡易水道事業は、整備を前提に改めて具体的な推進方策を協議する場を設けます。地域医療、救急医療は守るべきものです。国保病院の機能は絶対に必要なものであり、関係する者の英知を結集すれば必ず明かり、展望が見えてくるものと確信をしております。以上、1から5の公約を掲げておりますが、その実績はご自分ではどう判断しているでしょうか。以上です。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
黒田議員のご質問にお答えさせていただきます。しがらみのない公平なまちづくりに刷新ということを公約に掲げてございました。その中で、地域住民との定期的な移動町長室の開催ということも掲げてございます。平成22年2月から町政の広聴事業として森町移動町長室を開催することにより、町民参画によるまちづくりの推進を図り、町民と行政の協働によるまちづくり目的として実施しているところであります。これまでの開催は、5町内会で実施しておりますが、町の行財政状況の説明と各町内会からは地域における身近な事項などご質問があり、町行政に対するご理解とご協力をお願いしているところであります。今後においても各町内会へ開催の要望調査をしながら、多くの町民の皆様のご意見を拝聴するため移動町長室の実施を進めてまいります。2番目の産業、経済団体、各種団体との定期的な意見交換、懇談会の開催とございます。産業、経済団体との意見交換会ということでありますが、平成21年5月に森町、森町議会及び森商工会議所、砂原商工会、森漁業協同組合、砂原漁業協同組合、新函館農業協同組合森基幹支店の役職員により森町産業・経済活性化協議会(通称産官サミット)を立ち上げ、森町の産業、経済の活性化を図るため各関係団体と地域の将来像を共有し、多様な連携、協働の取り組みを行うに当たり意見交換を2カ月に1度開催しているところでございます。各団体の抱える事項など、率直な意見に対しての意見交換をする場となっております。各団体の連携として、産官サミットでの事業として森林づくりから豊かな海づくり運動として、昨年度町内の各団体のご協力をいただきながら植栽運動の取り組みをしたところであります。また、海岸清掃においても森、砂原漁協の皆様のご協力をいただき、2カ年続けて実施してございます。昨年5月から実施の楽市楽座もりまち食KING市につきましても産官サミットで協議され、実施されたところであります。今後においても引き続き2カ月に1度開催し、官民協働のまちづくりを推進してまいります。なお、各種団体につきましては、私の出かけるところはすべて移動町長室のつもりで、この間たくさんの団体等の会合にお招きいただき、貴重なご意見を拝聴し、また意見交換をさせていただいているところでございます。日本一お年寄りを大切にするまちづくりについてお答えさせていただきます。高齢者や障がい者にとって住みよい町は、とりもなおさず一般の住民にとっても住みよい町となり、日本一お年寄りを大切にするまちづくりを目指すことにより、すべての人が住みよい町になるものと確信しております。ご質問の1,000人の認知症サポーター制度ですが、認知症の人や家族が安心して暮らし続けることのできる地域づくりを推進するため、認知症サポーターを養成する講座を開催しております。この2年間で認知症サポーターは800名を超え、平成23年度中に1,000名を超えるサポーターが誕生する予定になっております。また、このたび行った高齢者に対するアンケートでも、生活の中でどのような不安を感じているかとの問いに一番多かった回答が自分や家族の健康や介護でありました。これらの課題に対処するため、新年度には森町健康づくり計画や森町高齢者福祉総合計画を策定し、森町の実情に即した健康づくりや福祉施策を実施してまいります。また、将来少子高齢化がますます進行することを見据えて介護保険制度を補完する制度として福祉マイレージモデル事業を実施しております。推進会議を設置しながら課題の検討をして、森町の実態に合った事業システムを検討してまいりたいと考えておりますので、ご協力をお願い申し上げる次第でございます。また、町長のまちづくり公約の進捗状況と今後の見通しについてというご質問でございます。産業を活性化させるまちづくり、中国人研修生とのコミュニケーションについて。現在当町での中国人実習生は約260人、受け入れ企業は22社であり、森町の基幹産業である水産加工業を下支えしております。町としても基幹産業を下支えしている実習生との良好な関係を保つことで地域振興が図られるものと考えております。この間、日常的には受け入れ企業の理解やお祭りなどの参加により1地域での交流はあるものの、町全体での取り組みは図られていないものと思っております。今年においては、社会教育課で実施する国際交流事業や商工労働観光課が進める緊急雇用創出事業により中国語講座や異文化交流を初め、受け入れ企業と連携した実習生サポート事業を展開してまいります。また、地場産品PRと市場開拓についてとのご質問でございます。森町の基盤は、農業、水産業の生産物、そして加工食品といわゆる食によって生活している町であり、すぐれた地域特産品の付加価値を高め、流通させることが産業全体の活性を促すものであります。地域のすぐれた商品を発掘し、新たな販路を構築するため商談会参加への支援事業を実施し、また食品加工研究企業や団体への情報提供や関係機関への紹介などを実施しております。地場産品のPRについては、町内外の催事イベントに積極的に参加し、特産品及び森町のPRに努めているところであり、平成21年度以降においては北海道が開催する食の特別商談会や渡島総合振興局が開催する食のブランドフェア商談会に森町ブースとしてPR出展しており、また出展業者においては商品の磨き上げや新商品へのアドバイスなど、それぞれ成果を得ているところであります。その他特産品のアンテナショップへの情報提供やバイヤーへの情報提供など随時対応しているところであります。市場開拓においても特別商談会を通しながら、各方面のバイヤーからの紹介などによるスーパーやデパートへの出店もあり、今までなかった外販への積極的な姿勢も見られ、今後の展開を期待するところでございます。行政、財政運営についてはどうかというご質問でございます。職員の発想、意欲を開花させることということでございますけれども、これまで職員の発想により実現した例を挙げますと、食KING市のネーミングは職員のアイデアによるものであります。食KING市という印象的な名称は、町のイベントとして定着している大きな要因であると考えております。また、役場1階のカウンターの改修も職員の意見から実現したものであります。低くなったカウンター、ローカウンターが設置されたことによりお年寄りや体の不自由な方に優しい窓口対応が可能となったものと考えております。これも職員の提案でございます。今後につきましても、このような職員の発想、意欲が町行政の発展につながるよう努めてまいりたいと思っております。財政状況を開示、公表するということについては、もう皆さんも広報やホームページを見るとすぐにわかるようになっております。当初予算の概要、決算に基づく財政状況、健全化判断比率、財政比較分析表を財政用語の解説を掲載しながら公表しているところであります。特に広報の平成21年1月号においては、森町の台所事情という特集を組み、森町の財政状況を一般家庭に置きかえて町民の皆様にわかりやすい内容で分析、説明をしております。今後につきましても、できる限りわかりやすい内容で町民の皆様にお伝えできるよう努めてまいりたいと考えております。役場の機構、事務権限の改革等については、平成21年度より契約事務の適切な執行を図るため契約管理課を新設しました。また、交通安全対策室と防災消防対策室を統合して防災交通課として、また砂原支所を従来の5課から3課体制として機構の集約を図ったところであります。さらに、平成22年度には税金の収納率向上を図るべく収納管理課を新設いたしました。事務権限については、平成20年11月に事務専決の見直しを行い、各課長の権限の強化を図りました。研修については、平成21年度より管理職を対象とした研修と課長補佐、係長相当職を対象とした研修をそれぞれ実施しており、また平成22年度より新規採用職員を対象とした研修も独自に実施しているところであります。上下水道についてご質問がございました。平成21年の第2回、第3回定例会における行政報告の場でも述べましたように各町内会の水道建設期成会、連絡会議との連携のもとに水道普及促進に対する啓発活動を展開し、また財政面でのアプローチとして総務省、国土交通省などの中央省庁へ出向いて現行の国の補助制度の枠を超えた財政的な支援を得るべく陳情活動を行ってきました。しかし、ご承知のとおり簡易水道創設には至りませんでした。この結果については、いろいろとご批判もあると思いますが、今日の森町の財政状況や現下の社会情勢を考えるとき、現時点で簡易水道創設の時期を具体的に数年以内に着手するということは町の財政計画を立てることからも至難の状況であり、苦渋の判断をしたものでございます。簡易水道の創設は、地域住民の健康と安心、安全を守る重要施策であり、今後も早期実現の可能性を模索し、できる限り前向きな検討と着実な町財政の健全化を図り、財源の獲得に努力してまいりたいと考えております。最後に、当面の緊急的措置として飲料水の安全確保を図ることを目的とした施策を砂原地区を初め、水道未普及地帯の約1,900世帯のうち水質不良の個人世帯を対象に飲用水を浄化するための家庭用浄水器や滅菌器等の購入設置費用と井戸掘削工事費の一部を町が助成する公的支援策を実施するために平成23年度には当初予算に計上してございます。また、黒田議員のほうから国民健康保険病院についてのご質問がございました。地域医療、救急医療を守るべきものの公約ですが、公約どおり現在も守っておりますし、これからも同様にと考えております。まず、この公約をなし得るためには国保病院の医師を安定的に確保することが挙げられます。地域医療での医師不足は全国的な流れであることと、特に北海道は医師確保が厳しい地域となっているのはご承知のとおりでございます。私はこの間、これまで夜間のコンビニ受診が医師の疲弊を招き、医師退職への動機となることを解決するために夜間、休日のウオークインの廃止を決断いたしました。町民の皆さんには、当初不安もあったことと思いますが、最終的にはご理解いただけたものと思っておりますし、このことにより当時4名の医師がおりましたが、その後1名の医師が退職してもかわる1名を確保しております。今後さらに現状の常勤医師プラス将来を担う医師の確保に向けて全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。また、英知を結集すれば明かりと展望については、就任以来医療を取り巻く環境はさらに厳しさを増し、良い方向の見通しが立たない中で今後の課題は地域医療の根幹とも言える求められる医療とこたえられる医療の構築だと考えております。そのためには、町の多くの皆さんの声や運営委員会等の意見を集約しながら展望を見出したいと考えております。繰り返しになりますが、最重要課題はやはり医師の確保が優先とし、進めていく所存でございます。そして、最後に1から5の公約を掲げておりますが、その実績は自分ではどう判断しますかと。ここで抜けているのが財政の問題でございます。財政においては、町民のご理解、それから町の仕事をしていただいている業者さん、また町の職員等の協力により財政調整基金というものがございましたが、これも何とか回復して非常にゼロに近い状態だったのですけれども、この3月末で10億ほどの財政調整基金となる予定でございます。そういう意味において、私もこの実績については、いろんな批判はございますでしょうけれども、私の思っていた8割ぐらいは今実施しているかなと、また実施する状況にあるかなと、そんなような判断でございます。以上でございます。
議員の再質問 4番 黒田勝幸
どうもご答弁ありがとうございます。まず、この5点の公約につきまして、個々のことは特にくどくどは言わないつもりでおります。それぞれ公約が進行中でございますので、やったからといってすぐ成果が出るわけでないし、これから時間かけて成果が出るものだと、このように認識しております。それで、今町長から答弁の中で、私はこの4番目の行政、財政運営のところで役場を風通しの良い職場にします、職員は最大のパートナーであり財産でありますと。そのとおりなのですよね。そういうことで町長はやっていると思います。研修もやっているし、職員を対象に。だけれども、町長は明るくなったと、職員も意欲を持ってやるようになったということを盛んに言っていますけれども、私からはそう見えていないのだ。ですから、その辺がいかがなものかなと。自由に物の言える職場になっているのかなと私は疑問を持っております。それ1点。それと、5番目の直面する諸課題、ここの病院のところです。町長は、夜間の急患の場合は、これは医師不足で函館のほうに行ってくださいよと。そうですね。夜間の救急センターとかに行ってくださいよということなのですけれども、こういう時間も経過したので、町民の方にもある程度理解してもらっているのかなというようなご答弁がございました。現在常勤の医師が外科、内科を合わせると4名おりますよね。以前もこの体制で急患やっていたのです。医療制度もいろいろ変わったと、そういうこともあるのでしょうけれども、佐藤町長になってからこれだめにしてしまったのだよね。その辺どうなのかなと。いろんな要因はあるでしょうと。その2点ね。それと、大局的な判断です。町長の任期は、来年の10月に選挙があります。まだ実現しない公約が任期中に可能なのかどうか。また、町長は2期8年と言っていましたよね。私は2期8年だと。それ以上やってもだめなのだということを盛んに言っていました。それで、2期8年も含めた中のこの公約であったのかどうかということを聞きたいと、このように思っております。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
黒田議員のご質問にお答えさせていただきます。職場が風通しが良いか悪いかと。黒田議員は、非常に風通しが悪いというご意見でございました。私は、町長室をいつも開放しておりまして、職員も私のところにはだれでも入ってこれるような状況にしております。また、メールでも私は職員からいろんなメールをいただけるような非常に環境の良い職場になっております。私に物を言えないという方も中にはおるかもしれません。それは、私の方針と、私の方針というのは町民の目線ではないと、町民の目線よりも下の目線で見なさいと、私は絶えずそれを教育しております。そういうものに対して、そうではないという職員については、きっと私には物を言えないのでしょう。ですから、人事異動等についても黒田議員は前から私に言っております。黒田議員は人を使った経験は余りないかもしれませんけれども、私はたくさんの人間を使ってきた人間でございます。ですから、その部下が自分の思うようにならないというケースは多々ございます。これは人を異動する、この人事というものに対しては上に立つ者がいろんな判断をしてやらなければいけないと。これは当然のことでございます。ですから、私の方針についてこれない人間については、これはもういたし方ない。そして、私はこの町役場というのは町民の役に立つ場所と、町民の役に立つ場所が町役場だと、私はそのように思っております。ですから、町民が過ごしやすくするためにこの中での役場の職員に対する対応というのは考えてございます。ですから、私の考えについてこない人については違うところで頑張ってもらうしかないなと私は思っております。次に、病院の問題でございます。病院について、非常に悪くなったというご意見でございますけれども、あのまま放置していたら医師は今の4人という体制もできませんでした。そして、不満だらけ、そして今もまだ直ってございませんけれども、これは非常に残念なことでありますけれども、町民の皆さんにきちんとしたサービスがなされていると私は思っておりません。まだまだ改革が必要なところでございます。そして、この夜間診療、そういうものも受けていたら今の医師4人という体制は組めなかったと、そのように思っております。そして、民間病院の専門の事務長にも来ていただき、そしていろんな改革を中でもやっていただきました。非常に勉強していただいているところでございます。まだまだこの病院については時間がかかり、そしてこれはやっていかなければいけない。何十年にもおいてこういう状況であったわけでございますから、まず病院の体制、これは患者さん本位の病院に変わって、そうすると患者さんも増え、そして改革されていくのではないかと、そのようにこれは鋭意これからも努力していきます。それから、3問目に町長は1期で全部できるのかと、掲げた公約は全部できるのかという、または2期でそれは全部できるのかと。公約というものは、すべてこの1期でできると私は思っておりません。時間がかかります。何せ40年近い方がずっとやってきたものをまた大きな変更をしなければいけない、そういうところでございます。そして、世の中は非常に変わってきております。それを私がたった一人でこの4年ですべて変えるということは、この公約のことはできません。ただし、8年あれば私がやめた後もその道を後継者が、次にやられる方がそれをやってくれれば必ずや私はできるものと信じております。私の思いは、町民が住みよい町になる、決して豊かではない、ぜいたくではない、そういうまちづくりが私は、豊かで安全で安心で、そしてこの町を誇れる町、それをできるというのが私の夢でございます。そして、それは町民も同じような夢ではないのかなと。10年、20年、30年先の子供や孫が安心して住めるまちづくり、これが私の思いでございます。ですから、私がたった8年でそれがすべてできるということは思ってもおりません。我々の次の世代の人、次に町長をやられる方、また議会を運営される方、そういう方に私はゆだねていきたいと、そのように思ってございます。以上でございます。
議員の再々質問 4番 黒田勝幸
それでは、再々質問をさせていただきます。町長は、職場の環境については町長室も開放しておりますと、オープンにしておりますと、そういうご答弁がございました。それは事実なのでしょうけれども、何か職員の話を小耳に挟んでいると、町長はもう絶対的、最も権力者だからそうなのでしょうけれども、自分の意見を通すと。職員が言っても、そうかということは余りないと。全然ないとは言いませんよ。そういう話があるのです。持論が強過ぎて、言葉は悪いけれども、我が強過ぎて、皆さんの言葉をよく聞いてくれないと。だから、開放しても行かない、そういうことになると思います。その辺の認識はどうかということ。それから、国保病院、確かに先生たちはお疲れになるでしょう。それで、町長は最初から病院はなくされないと。だけれども、この現状ならうまくないから、何とか健全経営を目指さなければだめだということですよね。それで、民間の手法、いわゆる事務長の話です。民間で実績のある事務長をお願いして、町長の肝いりで。昨年の7月1日ですか、着任したの。一生懸命やってくれていますよね。(「一昨年」の声あり)
議員の再々質問 4番 黒田勝幸
一昨年、1年7カ月になりましたね。一生懸命やってくれていることは、議会の皆さんも理解しております。ところが、諸般の事情、何か家庭の事情だかと言っていましたよね。この3月31日をもって退職されるということが議会でお話がありました。今月いっぱいでいなくなるのですね。せっかく来てくれた。そして、この間に数々の改革の実績も残しておりますよね。私は、退職の理由が額面どおり100%家庭の事情なのか、大変危惧しております。それは、やはり病院の改革をするために来たのです。方々から要請あったのに、町長の要請を受けて来たのですよね。鋭意努力している。これははっきりしている事実でございます。だから、家庭の事情だけなのだろうかと思っております。ということは、病院はやはり院長が一番権限あるわけだ。開設者は町長であるけれども、現場では病院の院長が一番権限があります。その方には、どうしようもないのですよね。だから、どうしようもないというのは、事務長がこうしたい、ああしたいと改革を提言しても院長がそうですねと言わないとなかなかならない仕組みになっているのかなと、こう思っております。(何事か言う者あり)
議員の再々質問 4番 黒田勝幸
院長が。そうですよね。そう思っているのです。ですから、やはり家庭の事情プラスそういう仕事上の何かがあったのかなと。そうでなかったら、せっかく函館から来たものが1年7カ月でやめませんし、それしかやらないのなら最初から来ませんよ。その辺を町長はどういう認識を持っているのかなと、こう思っております。以上です。
町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)
2つについて黒田議員からお話がありました。町長は我が強くて1回言ったら聞かないという、そう言っている職員がいると。これは、どこの家庭でも同じです。おやじが子供に対してだめだと1回か2回言ったら、そうするとうちのおやじはいつもおれの言うことを聞いてくれないと言うものなのです。社員もそういうものなのです。ですから、私はそう思われる職員にはその話をしました。現実、私は職員の意見については、まず98%ぐらいは聞いていると思います。ただし、これはと思うものについては私は絶対に引きません。ですけれども、そのほかのことについてはほぼ職員の言うことを聞いております。やはり本当に職員は私の大切な大切なパートナーでございます。ですから、これはと思うことについては一切譲らないということは当然あります。それは大切な決断、そういうものについては私は譲りません。しかし、どっちでもいいようなこと、また職員がいいと思うところについては、私はほぼ職員の言うこと、それを取り入れております。でなければ、これだけの町政運営は可能ではありません。不可能でございます。それから、事務長が退職されるということについて、病院での問題があるのではないかという示唆でございます。確かにございます。それだけでは、私は家庭の事情だけだというふうには思っておりません。やはり病院内でのいろんな諸問題、これはあったと思います。しかし、私はそれも含めて解決するためにおいでいただきました。しかし、それに対して私は非常に彼が働きやすいようにということで、いろんなことを事務長さんにはさせてもらいました。非常に事務長は、例えば函館から通勤するに当たり、通勤したほうが楽であるけれども、もし何か緊急の場合があったら、これは事務長がすぐそばにいなければいけないと、そういうことで宿舎をぜひ提供してもらいたいと。住むためではなく、そういう場合に宿舎をということでそれなりのものを提供しました。改造にこれは二百数十万かかりましたけれども、この事務長が函館に住んでいる家はそんな家ではございません。きちんとした家でございます。本当に職員住宅でございますから、決していいところではありません。改造をしてもそんなところではありません。しかし、そういうものに対して議会で特別職並みではないかという批判もありました。そういうものに対して、やはり私は仕事を一生懸命やろうとしていたときにそういう声が議会であったりなんかすると、やる気、そういうものが損なわれる、そういうものが私は大いにあったというふうに思っておりましたけれども、やはりその後に町の幹部職員のほうに事務長は、私はどうしたらいいのでしょうかという質問があったという話を聞いて、やっぱりそういうことがあったのかなと、私はそのように思っております。しかし、これからは現事務長が退職なさっても我々は今後この国保病院について何としても町民の安全、安心を守るために続けていかなければいけないと。そして、議員の皆様にも私はそういうことを要望するしかないと、そのように思っております。やはり先ほど院長についてのお話がございました。院長については、私のほうからも今も現在も週に2回ぐらい5時から8時ぐらいまでの間、診療をやっていただけないかという要望を提起をしておりますけれども、2カ月ほどたちましたけれども、まだ返事も来ておりません。やはり私は、そういうところにリーダー的な院長としての資質を非常に問うものでございますけれども、こういう問題については議員の皆様も院長等に、私からは要望しておりますけれども、皆さんからも要望していただければ、私は決して不可能なことではないだろうなと、そのように思ってございます。やはり一国は一人にして興り、一国は一人にして廃ると言われております。そういう意味において、やはりあの国保病院についてもトップの姿勢、そういうものが非常に問われるのではないかなと、そのように考えてございます。やはり何としてもこの国保病院の運営については、私は町民の皆さんが安心して、そしてあそこに行ったらよくやってくれるというような病院にしたいということは常々考えてございます。以上でございます。