みんなの議会

森町議会 平成23年第1回 3月会議 2011年3月14日

さわら小学校オープン教室による学力低下の懸念について

2011年3月14日、森町議会の一般質問で、西村豊議員が「さわら小学校オープン教室による学力低下の懸念について」質問し、教育長 磯辺吉隆、町長 佐藤克男が答えました。

聞いた人
西村豊 議員
答えた人
教育長 磯辺吉隆、町長 佐藤克男

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 19番 西村豊

それでは、さわら小学校オープン教室による学力低下の懸念についてでございます。昨年、PTA関係者により子供たちの態度の変化、学力低下はオープン教室によるものではないかと相談を受け、実態を調査し、やはりこの教室は教育を受ける子供たちと教師にはプラスよりマイナスになる要因のほうが多いと強く感じました。特に隣のクラスの教師や児童の声が筒抜けで聞こえるため、児童は授業に集中できていないようです。教師17名中15名が授業の妨げになると感じているようです。教室のパーティション、簡易なものでアコーディオンカーテンなどは必要と思っていると答えております。話し声や笑い声が聞こえると、隣のクラスのほうへ身を乗り出して行こうとする子供や隣のクラスと一緒になって笑う子もいるようで、どっちの授業を受けているのかわからない状態です。授業への集中力が欠け、学力低下になると教師も親たちも心配しております。また、平成23年度入学する48名の新1年生が2クラスになるということで早急な改善が求められると思われますので、町としての考えをお聞きいたします。以上です。

町の答え 教育長 磯辺吉隆(教育長は2012年9月まで)

西村議員のご質問にご答弁させていただきます。さわら小学校オープン教室による学力低下の懸念についてでございますが、まずオープンスクールにした経緯についてご説明を申し上げたいと思います。さわら小学校は、当時の沼尻小学校、砂原小学校、掛澗小学校を統合し、平成9年4月1日にオープンした全道にも類を見ない画期的な学校であります。本州の先進校の見学を通して従来の学校の形式にとらわれず、将来の教育方法、情報化に対処でき、子供たちの生活の場として明るく使いやすい地域に密着した学校づくりを目指したものであります。このため、複数学級の協力授業や自由な個別学習を可能にするため廊下の壁を取り外し、オープンなスペースを確保し、子供が能動的な学習者として一人一人を大切にし、その学習を援助しやすいよう計画されたところであります。また、地域住民を対象とした集会、スポーツ活動の場、生涯教育あるいは避難施設などコミュニティスクールを目標ともしております。設計の特徴として、従来の学級のように一方的な説明、指示事を中心とした一斉授業から従来からあるようなさまざまな形式にこだわらず、子供が主体的に学習するのを援助する場を目指したものであります。このテーマを可能にするために一般教室部分の学年ごとのユニット化を試みたところでございます。1つのユニットは、ワークスペースを中心にオープンな教室とクローズした個人ブース、これは教師用ステーション、相談室、教材庫でございますが、これらで構成されております。このように壁を取り外したことにより学年集会、共同制作、展示などのスペースとしての活用やグループ学習が可能となっております。オープン教室が直接学力低下に結びつくかどうか、私ども学校とも話をしてみましたが、これについての判断は大変難しいものがありますが、一部保護者等から騒がしい雰囲気になりがちである、また音を比較的大きく出す学習、これは発声練習、一斉朗読をする、あるいは楽器の演奏など、これらはどうしても遠慮がちになるなどの声もありますので、オープンスクールにした経緯も考えますと、できれば当時の設計業者にも直接見ていただいて応急措置を含めた改善策をまとめてまいりたいと考えております。以上でございます。

議員の再質問 19番 西村豊

グループ学習とか、そういうことでは非常にいいのかなとは思っています。ただ、僕は実際に行って教室に座ってみました。そうしたら、前の教室というか、2つ教室がある中の1つ目のほうからやはり声は聞こえてきます。それで、今のやっぱり若いお母さん方は授業参観日に行って初めてこの教室何なのということらしいのです。町長は多分行っていないと思うのです。さわら小学校に1度行ってみてください。それで、何かうちの民生のほうで6人か8人、学校に行ったらしいのです。そうしたら、そのときは何でもないと。今の教室で問題ないのでないかという話は聞きました。子供方も8人も10人も行ったらびっくりする。お母さん方からやはり聞いてみてください。それと、やはり1年生から4年生、5年生ぐらいまでが大事な時期だと思うのです、町長。今の落ちつきがないというのは、さわらの子供方が多いそうです。ですから、やはりお母さん方が心配するのは無理もないなと思っているのです。僕はそんな、設計屋さんにかけて設計してもらうのも、それもいいと思います。完全にやってくれるのならいいと思うのですが、簡易的なものでアコーディオンカーテンを閉めただけでも僕は違うのかなと、そう思うのです。町長、1度行ってみてください。いっぱい行ったらだめです、町長。行くのだったら1人か2人にしてください。それでなかったら、子供方びっくりするから。町長、多分行っていないと思うのですが、どうでしょう。1度行って見てきてください。僕はやってほしいと思いますがね。

町の答え 教育長 磯辺吉隆(教育長は2012年9月まで)

再質問についてお答え申し上げます。実は、民生文教委員会でも今の件につきまして委員長、副委員長と学校のほうに行って、私どもも学校へ行ってまいりました。やはり低学年はオープンスペースというふうなことで、2学級あれば隣の声も聞こえてきます。そして、平成9年ですから丸14年たちます。ただ、私どもとしても14年たつ中で、今でも一部保護者からそういう声があったのかもしれませんが、そういう声は今まで届いてこなかったものですから、ある面では学力低下というふうなこともあるかもしれませんが、まず経緯を説明したというふうなことは、まずこういう使われ方をするという、そういうコンセプトでこの学校が建ったというふうなことであえて説明をさせていただきました。ですから、今西村議員さんは完全に閉じるというふうなことでは多分ないと思いますので、趣旨はあくまでも緊急避難的なといいますか、そういうカーテンだとかしながらでも少しでも対症療法ができるのでないかというふうな趣旨でございますけれども、せっかくどうなっているのかということでございますので、やはり設計図もある当時の設計業者に来て見ていただいて、その辺のところの細かい部分もチェックしながらの対応策が私は必要でないかというふうなことで考えております。そういった意味で取りまとめてまいりたいというふうなことでございます。以上でございます。

町の答え 町長 佐藤克男(町長は2012年9月まで)

西村議員から、町長もぜひ小学校へ行ってみろと、それも少ない人数で行きなさいと、たくさんで行ったら子供たちもびっくりして何もしゃべらないだろうということでございます。確かに西村議員が1人で行ったときには、子供たちはおっかないおじさんが来たなということで黙ってしまったと思うのです。しかし、私が行った場合に、私は小さい子供に非常にもてますので、大騒ぎになると思うのです。私が行くことはやぶさかではないし、行ってみたいと思っております。しかし、やはり教師のお話と、それからPTAのお父さん、お母さんたちのお話も聞いて、総合的に判断してそれを検討したほうがいいのではないかなと、私はそのように思っております。必要であれば、そういうカーテン等々をやることについてはやぶさかではないなと、そんな思いでおります。以上でございます。

議員の再々質問 19番 西村豊

町長、町長のところに届いていないのかな。校長先生がアンケートをとってくれたのです、先生方に。そうしたら、今のスタイルで授業に支障があるのかというアンケートなのですけれども、17人中15人の先生が支障あると、大いにあると、影響ありますよという答えを出しているのです。これ町長に行っていないのかな。教育委員会のほうから行っていないのかな。それと、声がなかった。今まで声がなかったと言うけれども、あったはずです、これ。あったのですよ。だけれども、予算ないのです。予算ない。校長先生が上げようとすると、いや、先生、やめてくれと。予算ない。そして、お母さん方もだれに言ったらいいのかという声が届かなかった。だから、前々のお母さん方も、もう卒業した親もやっぱりそういうものは疑問は持っていたそうです。ただ、声が届かなかったということなのです、町長。これは、私は町長もぜひ行ってみて早い判断をしてほしいなと思います。

町の答え 教育長 磯辺吉隆(教育長は2012年9月まで)

ご質問にお答えしたいと思います。私は、我が母校でございますので、何度もさわら小学校、それから私もさわら小学校の校舎のほうではなくて敷地の買収に当時かかわった者でございます。そういった意味から、このオープンスクールのいきさつについても多少知っているものでございます。後から私も教育長として町長と一緒に学校に行ってみたいというふうなことで考えております。以上でございます。

町の答え 教育長 磯辺吉隆(教育長は2012年9月まで)

答弁漏れで大変失礼いたしました。アンケートの結果は、町長の手元には多分届いていないというふうなことだと思います。そして、アンケートの結果、これは学校のほうでの教師だとか、そういうふうなことでやったと思いますけれども、やはり画期的な学校であると。それで、やはりこれだけのオープンスクールというふうなことは、私は管内ではないだろうと思っております。そういった意味で、先生方も従来の1つのスペースの中で、囲いというのですか。そういう中でやっぱりなれた先生方からすれば、やはりちょっと違和感はあるのでないだろうかというふうなことでございます。ですから、単純にアンケートをとれば、やはりなれない先生方としてはどうしてもこういう結果には私はなるだろうと、そういうふうに思っています。そういうふうなことも含めながら、教育委員会としてはそれを総合的に考えて、今西村議員言われるように14年もたって、やはりその辺もせっかくの機会でございますので、我々としてもそれをまともに受けて、そして検証する必要があるだろうと、こういうふうなことで思っております。それで、経緯も踏まえればやはりきちっとしたそういう応急措置も含めた対応策というふうなものをまとめる必要があるのかなというふうなことで思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。以上でございます。

出典:森町議会 平成23年第1回 3月会議 2011年3月14日 議事録 PDF(99ページ) 間違いを知らせる