みんなの議会

せたな町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日

高齢者の外出支援策について

聞いた人
菅原義幸 議員
答えた人
町長 高橋貞光、教育長 小板橋司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 11番 菅原義幸

高齢者の外出支援策について町長にお尋ねいたします。①高齢者の外出支援に係わるハイヤー代の助成事業について、9月議会で町長は北海道がやらない以上は、せたな町もやらないという後ろ向きの答弁をしました。ぜひやって欲しいというのが町民の願いです。年間48枚よりも少ない枚数で実施してはいかがですか。②北檜山区における冬期間の高齢者の外出支援策、まちなかバスの実施を求める声は切実です。町民の声と希望に応えるのが地方自治のあり方です。ぜひ実施を求めます。③デマンド化も含めた持続可能な公共交通体系の構築の時期と全町的な通院バス無料化政策の実施時期について明らかにしてください。以上です。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。この件につきましても何度か答弁を差し上げておりますが、9月議会でお答えしているとおり当該事業につきましては旧瀬棚町時代に道補助金を活用して実施しておりましたが、北海道の事業見直しから補助金が廃止され、それに伴い事業廃止としたものであります。新たな事業が出てきましたら検討してまいりたいと考えております。2点目のまちなかバス運行事業につきましては、久遠線の再編、デマンド化した既存路線の課題整理、交通空白地帯の解消などの協議が終わりましたら検討していきたいと考えております。3点目でございます。デマンド化も含めた持続可能な公共交通体系の構築の時期につきましては、現在せたな町公共交通活性化協議会において、せたな町地域公共交通計画の策定作業を実施しております。その中で持続可能な公共交通体系の構築に向けた基本方針や方向性、各種施策などを協議しておりますので、交通計画策定後、令和5年度中には久遠線や各地域の公共交通体系の方向性を整理いたしまして持続可能な公共交通網の形成に向け協議していきたいと考えております。無料化につきましては、そうした状況を達成したあとに検討に入っていきたいと思っておりますのでご理解を願いたいと思います。

議員の再質問 11番 菅原義幸

再質問を行います。①です。結局9月議会とは全く寸分変わらない答弁です。町長ね、おかしいんですよ町長の答弁は、道がやればうちもやりますよという答弁なんですけども、道がやらなきゃやらないという答弁なんです。その中身をばらしますと、48枚出してたという過去の経過があるわけですから、その48枚の中から道の補助金分をカットして、それ幾らになるのか、ちょっとここでは資料がありませんけれども、半額助成道から出ているのだとすれば24枚やったらいいでしょうよ。もっと多く負担していたのなら町の負担率は少ないわけですから、例えば12枚でもいいでしょう。道がやるやらないに関係なく、せたな町長の政策として独自予算をここに計上してはどうかということを申し上げたいと思います。9月議会で町長はいろいろな制度があるよと、それを利用したらどうかっていう答弁をされました。しかし9月議会で出した具体的な例で申し上げました方が、利用する制度っていうのは実はないんです。介護認定のサービスを受ければいいじゃないかということになりますが、別に介護認定を受けるまでの状況ではないと。しかし大変体が不自由なので、ご本人がハイヤーを自ら利用しているという状況です。そういう方に対する支援策をどうなんだということを求めているわけですから、こうした例については、独自政策で補う以外に制度というのはないんです。そのことを改めて伺っておきたいと思います。それから先ほどの答弁では検討したい、検討したい、随分検討という言葉を連発されておりますけれども、いいですよ検討することは。しないよりは検討したほうがいいんです。それで伺いたいと思いますが、検討して実施する目処はいつなのか。この目処をお示し願いたいと思います。先ほどの答弁でも申し上げましたが、未来永劫に高橋町政が続くわけではないんです。任期5期というのは、あと2年8カ月で終わるんです。令和5年度、令和6年度、最終令和7年度は4、5、6、7、8と5カ月ですね。そうしますと検討しますよという答弁については、年次を明確にしていただく必要があります。検討した結果、実施する年度はいつなのかということも併せて伺いたいと思います。以上です。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。まず議員のおっしゃいました町民の希望の声に応えるのが地方自治という考え方、これは全くそのとおりだというふうに思います。高齢者対策これもいろいろ現在取り組んでいるところでございまして、旧町でやっていなかった事業もございます。今やっております。つまり優先順位を考えながら1度にできないということもございますので、優先順位を考えながら優先度の高い部分から事業に取り組んでいるということを、まずご理解をいただきたいというふうに思います。したがいまして先ほども無料化の考え方を申し上げましたが、交通計画策定後ですね、この公共交通体系の方向性を整理して持続可能な公共交通網の形成に向け協議をしていくと。そうした状況を達成したあと検討していきたいと、まずは検討から入るということでございます。実施時期については、まだ検討しておりませんので明らかにすることはできません。ご理解をいただきたいと思います。

議員の再々質問 11番 菅原義幸

再々質問を伺います。町長、答弁なってませんよ。実施時期すら明確にしないで、あれやりますこれやりますって言ってそれが答弁になりますか。町長がそこまでおっしゃるんであればあえて申し上げますが、今せたな町の高齢化率何%になっていると思いますか。令和4年11月末現在で町全体の高齢化率というのは47.2%なんです。町全体ですよ。区別に申し上げます。北檜山区42.3%、瀬棚区50.2%、大成区実に60.3%なんです。要するに大成区と瀬棚区は、いわゆる限界集落なんですね区全体が。65歳以上の方がそこに住んでいる人口の5割を突破しているんです。ですから高齢者対策、高齢者問題、特に足の問題は我が町の決定的に重要な福祉政策の基本中の基本なんです。これは先ほど3つ質問しましたが、全部不透明、検討の時期さえ明確にできないって言うんです。高齢者のことを考えてるんですか町長、首縦に振ってますけど横に振ったほうがいいんじゃないですか。念のために、私あなたの去年の5期目の政策を持ってきたんです。これ私が入手した限りでは2種類です。そのほかにも発行してれば収集不足ということになりますが2種類です。1種類はせたな町内の皆様へということで料金別納で全体に配られた三つ折りのパンフレットです。それからもう1種類は選挙中の法定チラシです。夕べ一生懸命、全部隅から隅まで目を通しなおしてみたんです。驚いたことが1つあります。高齢者対策っていうのはないんです。それから足って言うんですか、ハイヤーであるとか、無料バスであるとかさ、まちなかバスだとか、そういうものに類する政策というのは、いやどこ見ても出てないんです。びっくりしますよ。ああこれじゃ町長がゼロ回答なのもやむを得ないなと。夕べ本当に納得いきました。今の答弁もその延長線上の答弁なんです。時期さえ明確にしない。検討する検討する検討すると、検討すると言ってるうちに任期終わりますよ。高齢者は待っていられないんです。先日もある葬儀で北檜山の高齢者の方と話をしましたが、まちなかバスっていうのは何で止めちゃったのって言うんです。私は大した便利で喜んでたのにって、そこで私はこうやって言いましたよ。あれはコロナ対策で事業者のための計画であって、高齢者のための計画じゃなかったって町長言ってるってなったら、ひどいねってそれは、わしら本当に良かったと思ってあてにしてたのに、わしらのためじゃなくて事業者のためだったのかいと。何考えてんの町長っていう話です。私はそうでなかったと思うんですよ。コロナで冬期不便で家の中に閉じこもってて大変でしょうから、できるだけ外に出て利便性を提供するための高齢者のための足、高齢者のための対策だというふうに思っておりましたが、町長そうじゃないんですよね。昨日も帰ってチラシ見て、政策見て、ああお年寄りのことは全く考えていない町長だったなと。なるほどなと、改めて得心が行った次第です。それで町長、そういう高齢者に対する無理解な対応を止めて、高齢者はね、菅原さん私ハイヤー代出してほしいから町長に言ってねって議会でしゃべってくださいよとこう言われて私は取上げてるんです。やらないよってそんな冷たい返事を私高齢者に返すことできますか。どこの町の町長なんですか。私は町長に原点に立ち返って地方自治というのはどうあるべきか考え直してもほしいと思います。地方自治の根本は、その地域の福祉と暮らしを守ることなんですから、その原点に立ち返って、ぜひ町民の皆さんの得心のいく行き届いた政策をやっていただくように督励を申し上げたいと思います。改めて3点についてお尋ねをしておく次第であります。以上です。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

まず私の配付のビラを読んでいただきましてありがとうございます。町としましては、先ほども言いましたが持続可能な公共交通網の整備、それから公共交通空白地帯の解消を最優先として今進めているところでございます。デマンドバスにつきましても、議員おっしゃいました瀬棚、大成、この高齢化率の高い地域を最優先として今このデマンド化を進めてきたところでございます。そうした中で先ほども言いましたように、この優先順位をしっかり考えながら対応していきたいということでございまして、これはご理解をいただければというふうに思っております。これからも高齢者対策につきましては、いろいろな必要な施策がございますので、その都度、優先度を考えながらしっかり対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

議員の再々質問 11番 菅原義幸

最後になります。通告書と一部字句を入れ替えて質問いたします。了解をお願いいたします。小学生の修学旅行貸切バス支援補助金について教育長と町長にお尋ねをいたします。私が強く求めた中学生の修学旅行貸切バス支援補助金は昨年度から実施され関係者から大変歓迎されました。①新年度の各小学校の6年生の在籍数を伺います。②新年度の小学生の修学旅行貸切バス代金と父母負担金の試算額を伺います。これは可能な範囲で結構であります。③中学生に対する支援策との整合性をはかり、子育て支援策をより充実させるために新年度からの小学生の修学旅行貸切バス新補助金の導入を求めます。以上です。

町の答え 教育長 小板橋司

1点目のご質問にお答えいたします。新年度の小学生ですが、北檜山小学校が30人、久遠小学校が3人、瀬棚小学校が7人、合わせて40人となっております。2点目です。北檜山小学校のバス代金が32万円で保護者負担が1人あたり2万7,000円、久遠小学校と瀬棚小学校については合同の修学旅行となっておりましてバス代金が30万円で保護者負担金が1人あたり3万8,000円となる予定でございます。3点目のご質問でございますけれども、教育委員会としましては中学校の修学旅行費の保護者負担が大きく、また義務教育の最終年度でもあり、進学などにより今後の保護者負担も増えることなどから保護者の負担軽減を図るために令和3年度より借上げバス代金の全額を支援しております。小学校の修学旅行については、今後児童数の減少などにより保護者負担が大きくなれば検討が必要と考えておりますのでよろしくお願いいたします。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。現在、せたな町の子育て支援策でありますが、議員ご承知のように保育所の無償化から始まりまして、給食費の無償化、年間約1,700万円、子ども医療費助成、これにつきましても18歳まで1,400万円、子育て支援策としては、他町に引けを取らない相当思い切った保護者の負担軽減を進めてきたところでございます。令和3年度からは中学生の修学旅行借上げバス代金の全額支援を実施して保護者からも喜ばれたところでございます。こうしたことから町としては十分な子育て支援策を実施しているということで、小学校の修学旅行借上げバス代金の助成については、現在実施する予定はございません。バランスを取ってという話でございますが、子供達はいずれ中学校で修学旅行に行くことになるというふうに思います。これは等しくサービスを受けることができるというふうに考えているところでございます。今後教育につきましては、いろいろ新たな事業も出てまいりまして、教育力の向上のためのドリル、これは1人1台端末の有効利用として学力向上に向けた取組を今回進めたいと考えているところでございますし、これも多額な予算を入れなければなりません。それから中学校の部活動の地域移行これも今出てまいります。保護者負担を軽減するという観点から言いますと修学旅行ももちろん大事でありますが、こうした学校教育の教育力の向上ということについても、本来の学校教育の目的でありますそういった部分についてもしっかりと力を入れてまいりたいということでございまして、議員ご質問の小学校の修学旅行の部分については考えていないということでご理解いただきたいと思います。

議員の再々質問 11番 菅原義幸

再質問いたします。教育長と町長の答弁に食い違いがあるということを確認いたしました。教育長の答弁は、人数が減って父母負担が増えるようであれば検討したいという答弁でした。ところが町長は考えていないということなんです。過去の話を申し上げますが、実は成田前教育長、私は成田教育長とこういうやりとりをしたことがございます。修学旅行の貸切バス代金だけじゃなくて、全費用を本来公費負担にすべきだと私思ってますよ、教育長どうですか。それは町長が首を縦に振ってくれれば、教育委員会としては異存はないですという率直なやりとりしてるんです。で追加予算の提案をしてみてほしいというやりとりまでしたことがございました。これは前教育長時代の話であります。現教育長とはどうかっています。教育長は忘れてないと思いますが、小学生も中学生が貸切バスこれは町で出すことになったんだから合わせて小学生もどうですかという提案したことありますよね。記憶してますでしょ。そのとき教育長は首を縦に振ったんです。で財政課長との折衝をして、こちらは当初予算に当然計上されるんだろうなというふうに思っておりました。ところが間もなく教育長の答弁ひっくり返りましたよね、記憶してますでしょ。新規の政策になるから町長との合議が必要なんだ。町長と合議をした結果どうなったかといいますと、ペケになっちゃったんです。最初の教育長の私に対する対応は、中学校の貸切りバスの支援をするんだから小学校も右へ倣えで結構ですよと。結構ですよという同意をもらったんですよ一旦、それがひっくり返っちゃったんです。議会で議決したわけじゃないですから約束を守れとは私は言いません。しかし何が言いたいかって言いますと、教育長の考え方を町長がひっくり返したっていうことなんです。これは私よくないと思います。成田教育長も私は提案していいですよと。小学生と中学生、場合によったら高校生も一緒になることもあるんで大変だったらよくわかるから無料にするってことは結構ですよと。問題は町長が予算付けますかねって話なんです。ですから障害は町長にありということを私は今日ここで申し上げさせていただきます。町長にお尋ねしておきますが、小学生の貸切バス代金を予算計上しない理由は何ですか。理由を明快におっしゃってください。ただ単にやりたいとか、やりたくないとか、そんな理由にならないことを言わないで、かくかくしかじかの理由があって今はやらないんだと言うのか、自分が町長であるうちは未来永劫にやらないんだとか、その辺、明快な答弁をもう一遍求めておきたいと思います。以上です。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。まず学校教育において保護者負担というのは、いろいろな部分で出てきております。それらをいろいろ考えて、要するにやりたいことも、この優先順位においては、少し後になるということも当然、考えられるところでございます。今回、小学校6年生のバス代の話をされておりますが、それよりも全学年小中通して1人1台端末の有効活用をするというほうが、この予算の効果が大きいということでありますので、こちらを優先して、しばらく教育力の向上を目指したいと。せたな町の小中学生の学力テストは、議員ご承知のように非常に高いレベルを現在しております。こうしたことも、さらにまた向上させる努力を続けなければならないというふうに思っておりまして、これは保護者のほうも多分ご理解をいただけるものというふうに考えたところでございます。

議員の再々質問 11番 菅原義幸

再々質問簡単にやっておきます。6年生の貸切バス代金これは今年度見込み北檜山小学校32万円、久遠瀬棚これは一本化なんでしょうが30万円、合計62万円なんです。町の財政に何も響かないでしょ。しかし父兄の負担これは大変大きなものがあるんです。町の予算は有効適切に使いましょうよ。このことを申し上げて再々質問を終わります。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えをいたします。小学校の修学旅行につきましてはバス代ですが、1人あたり久遠、瀬棚は1万7,000円であります。北檜山小学校は子供が多いということもございまして9,100円となっております。

議員の再々質問 11番 菅原義幸

数字違うでしょ。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

バス代ですよ。というふうになっております。今回、私が先ほど申し上げた1人1台端末につきましては、議員は修学旅行費、総体で60万円という話をしておりましたが、私たちがこの教育力の向上を目指す1人1台端末の学習用ソフトの関係でありますが、これは数百万円の予算が必要ということになります。まずはこれを優先させて子供達の教育力向上に努めてまいりたいということで、ご理解をいただきたいというふうに思います。

出典:せたな町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日 議事録 PDF(43ページ) 間違いを知らせる