みんなの議会

せたな町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日

漁業振興策について

聞いた人
石原広務 議員
答えた人
町長 高橋貞光

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 石原広務

漁業振興策についてと以下3点について町長に一般質問させていただきます。今までの漁業チャレンジ事業の成果と前浜における漁業振興の上で、その効果をどのように捉えているかお知らせください。ふるさと納税に対しての返礼品いい物を作るとしていましたが、どのような取り組みをしてきたのか海産物に限定し、その内容と町長としての見解を伺います。新たな使い勝手が良いバージョンアップしたチャレンジ事業の取り組みをするべきと思いますが、町長の考え方を示してください。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

石原議員のご質問にお答えをいたします。1点目の漁業チャレンジ事業につきましては、漁業規模拡大やコスト低減など、概ね漁業経営基盤の強化が図られた一方、多くの漁業者が船外機の購入となっており、事業目的であります漁業生産額向上に直接結びついていない状況であったと認識しております。2点目のご質問にお答えします。ふるさと納税については、町にとって貴重な自主財源であり、ふるさと納税が増えることは返礼品を取り扱っている町内業者の売上げ向上に繋がることで、町の経済に好循環をもたらすものと考えるところであります。現在、町ではふるさと納税を増やす方策として、ふるさと納税に係るポータルサイトの追加や寄附をしていただくお客様に対し、ポータルサイト上で返礼品の良さを伝える工夫などに加え、各地の各イベントに参加する際に積極的な宣伝活動を行った結果、本年11月末現在の寄附額は前年度に比べ98%増の1億3,541万4,000円となっております。またこのことについては、日頃から返礼品を取り扱う各業者の協力と努力の賜物と感謝申し上げるところであります。ご質問でございます海産物に係る返礼品のいい物を作るとした取り組みで言えば、当町の返礼品の90%以上は海産物となっておりまして、私が考えるいい物とは、お客様にとって魅力ある物であり、当町の返礼品は他の自治体と比べても見劣りすることはないと考えています。前年より寄附額が増えたということは、各種の取り組みと返礼品取扱業者の努力により、その魅力を伝えることができたと考えるところであります。現在、新たな取り組みでは、大成養殖部会で海面養殖試験を実施しているトラウトサーモンについて新しい返礼品にするべく検討しているところでございます。また本年10月1日より地域おこし協力隊が着任し、ふるさと納税を活動内容として各事業所と連携を図る業務に取り組んでおります。新年度はまちづくり推進課にふるさと納税係を新設し、さらなるふるさと納税に係る業務の推進に努めてまいります。3点目のご質問については、1点目の答弁のとおり残念ながら漁業生産額が向上したとは考えにくい状況も見受けられました。このようなことから漁業生産額の向上を図るため、漁業者の要望を受けトラウトサーモンの海面養殖試験事業を行っているところであります。いずれにしましても漁業振興策については、生産者の所得が向上していく政策を1年を掛けて漁協、生産部会等とよく相談し新たな取り組みを考えてまいりたいと考えております。ご理解をいただきます。

議員の再質問 9番 石原広務

それでは再質問させていただきます。これは平成30年これ議会事務局から会議録を取り寄せたんですけど、そのときに私チャレンジ事業について質問させていただいてるんです。町長そのときの答弁で、1つの事業がいつまでも継続することということではなく、さらにバージョンアップをしながら一次産業の従事者の皆さんの経営意欲というものをしっかり出せるような、そうした施策が必要だというふうに考えている。先ほどの答弁では残念ながらという言葉が、まさか町長から出ると思わなかったんです。というのは3つ目にお伺いしたバージョンアップしたチャレンジ事業、この前に使い勝手が良い、これを付けたんですけど、これ確か菅原副議長も一般質問に合わせて取り上げたと思うんです。これで漁業者の生の声、町長、伺ったことないですか。チャレンジ事業やっていただくのはありがたいけど、とりあえず漁も少なく、財布事情も厳しいんだと。そんな数百も取り組めるんじゃないんだけど、でも持ち出しを先にしなきゃない。そういったところも何とか町長考え直してくれないかなっていう声があるんです。実際に。町長のお耳にもおそらく聞こえていると思うんです。そういった要望に応えて一次産業は大事だと再三にわたって町長は考え示してるんですから、そういったちょっとした、でも漁業者にしては大変深刻な問題なんです。そういった意味で使い勝手のいいバージョンアップしたそういったチャレンジ事業、要は一次産業に対して本当に町長として政策を再度打ち直していただきたい。そういう思いで使い勝手が良いバージョンアップしたチャレンジ事業、再度、施策として出してくださいということでの質問なんです。先ほどこれ桝田議員もトラウトサーモンについて限定した一般質問して、私の一般質問にもそのトラウトサーモン事業というのが出てきたので再質問に私も出さざるを得ないんです。以前に私に対して、残念ながら石原議員はこの事業に反対のお考えですと言ったことがありますよね。今でもうなずいてますけど、それ全く違いますからね町長。桝田議員の質問に対して確かにそうなんです、確かに今3年間の試験事業なんです。先ほど事業として展開できるかどうか、その試験なんだと。これちょっと町民含めて養殖部会の方々も、そういったことはおそらく町長との協議の中で再度認識をせざるを得ない、そういった協議の中で町長から考えは示されてると思うんです。でも町長、これ確かに試験事業です。昨年の新年交礼会、町長皆さんの前で、今町はトラウトサーモン試験事業に取り組んでます。そういった言葉を聞いたら町民どう思いますか。ましてやこれ5期目のときの執行方針ですか。そこにも1丁目1番地、目玉に上げてこのトラウトサーモン事業、執行方針で町長言葉にしたんですよ。今桝田議員から言われて、3年間の試験だから3年間の間に事業として展開できるかどうか、それの試験なんだと。これ4年目以降きちんと考えを示してないじゃないですか。話戻ります。私に対して単純に反対だというふうに言いましたけど、これ今苦慮する、4年目以降がきちんと展開できない、町長、副町長に相談はあとでなさってください。町長、計画の段階で、こういった不安視をされるような計画を町長が容認した。これそういった計画なんです。ご自覚ありませんか。確かに取り組んでる方々、本当に苦労してます。今日だってこの吹雪の中、昨日の地吹雪を含めて、ホワイトアウトの中、餌やりに行っているんです。事業として展開できるか判断するための試験だと、町長もう1年過ぎてるんです。何が問題で、何が不足か前回の定例会の時に増養殖推進室、今の段階でそういった考えはないというふうに町長答弁されましたけど、そういったもろもろ含めて課題は既にわかってるじゃないですか町長、1丁目1番地に上げたんですよこのトラウトサーモン事業、今日の政報告だってあるじゃないですか。漁業経営の安定化に向けたトラウトサーモン海面養殖試験事業ですよ。漁業経営の安定化ですよ。時によってはこんな言葉使って、さっき桝田議員、地元の多分これ漁業者から懇願されてると思うんです。それで今一般質問したのに、今3年の試験事業で事業化できるかどうかの試験であって、そのあとの前向きな答弁ないんです。町長、失礼な言い方かもしれないんですけど、町長宣伝材料に使ってませんか。それを否定するんだったら、きちんと問題解決に向けて協議し、内部で検討し、この行政報告にあるように、今後においてもこれら漁業収入の基盤となる重要な資源の安定化を図るべく、令和5年度へ向け引き続き各種事業やこのあと種苗センターを活用した事業検討してる、各種事業を検討してるんです。確かに5年です。令和5年に向けてとなってますが、これ町長、1丁目1番地に上げて町民に対してトラウトサーモン試験やってます、やります。これも未来永劫町の基幹産業の事業として継続するものだって捉えてますよ町民皆さんが。いろいろそれは話題になってますよ。でもその話題の中に課題や問題点があるんだったら、町長自ら1丁目1番地に上げたトラウトサーモン事業です。町長として責任を持って課題、問題、要望に応える。ついでで申し訳ないですけど、やはり増養殖推進室これは立ち上げていただきたい。これは今日の一般質問と違いますけど。そういったもろもろ含めてヒートアップしてしまいましたが、使い勝手のいい更なるバージョンアップしたチャレンジ事業ぜひ展開していただきたい。ここについて再度ご答弁いただきたい。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

まず漁業振興につきましては様々な事業を展開しているところであります。種苗の放流事業、これはウニ、ナマコ、あるいはまたサケ、さらにニシンであるとかいろいろとやっているところでございます。こうした成果はしっかりと現れているというふうに感じております。お尋ねのチャレンジ事業でありますが、このチャレンジ事業というのは、新たな発想で挑戦をして水揚げ増、あるいは漁業所得の向上を狙うという性質の事業であります。したがいましてそういった取り組みをされる漁業者にとって使い勝手のよい事業を作らなければならないというふうに考えております。しかし漁協におきましても、組合におきましても、まだ新しいこの事業、これを何をするのかということについての協議がまだ整っていないということもございまして、漁業者の意向も聞きながらしっかり制度設計を進めてまいりたいというふうに考えております。トラウトサーモンの話も出てきました。これトラウトサーモンにつきましては、議員は、私の記憶では反対というふうなことを意思表示されたというふうに記憶しているところでございます。しかしこれも新しい漁業ということでしっかり町としては試験事業に取り組んでいるところでございます。試験事業というのは、基本的に必ずこれが成功するというものではございません。試験事業というのは、その試験を通して、これが実際に漁業者が取り組んでいけるかどうかということも考えるものでございます。実際にトラウトサーモンにつきましては、既にもう事業化をして取り組まれているというところがございます。ですから私としては決して不可能なことではないというふうには思っておりますが、ただやはり海の条件、あるいは海水温の問題、様々なやってみなければわからない、試験をしてみなければわからないものというのもあるわけでございますので、こうしたことを試験をしながら実際にせたなの前浜でできるのかどうかということで今、真剣に漁業者の皆さんも汗を流して取り組んでいるという状況にあるわけでございます。したがいまして、それが業者の皆さんがよしこれでやれるということであれば、次は事業化に向けて様々な事業の導入をしながらしっかり支えていきたいというふうに考えているところでございまして、誤解をしないようにしていただきたいというふうに思います。以上でございます。

議員の再質問 9番 石原広務

町長の記憶に対して私の記憶も今述べさせていただきます。その時の要は総予算、トラウトサーモンに反対じゃなくて、その理由はいろいろ浮かぶんですけど、再三にわたって反対討論されてる、この石原議員このやろうっていう町長思いあると思うんです。その時の全体の予算には反対しました間違いなく。もう賛成した記憶がないんで多分反対してるんです。でね町長トラウトサーモンに関しては3年の試験事業です。その事業計画そのものが、もうこれ不備があるなというのがあったから、町が、町長が、要は八雲のまねをしなさいということはなかったんです。町も一緒になって町の事業として展開していただきたい。いや確かに担当課は苦労すると思うんです。いやそのあとも苦労してるんです正直言いますと。そういったことで質疑させていただいたんです。私のは町長以上に複雑かもしれませんが、単純に試験事業に反対しただろう石原議員っていうことではなくて、漁業者のために町長自らきちんと出向いて、1年やってるんですから、もう課題や問題点、気づいてるはずなんです。要望も既に出てるんです。その要望に応えるには何をしたらいいのか。きちんと伝えるべきじゃないですか。今日のチャレンジ事業、これからちょっとずれてしまいましたけど、今漁協のほう、ひやま漁協からそういった要望も含めてまだ整理がつかないと。だから推進室なんですよ町長しつこいようですけど、そういったことを協議して町としてこれができる、前浜にはこういう可能性がある。こういうことを手がけたいと、漁業者はどうですか。町長から提案して、それに対して施策として打ち出して、漁業者がそれだったら取り組んでみようかという意気込みが持てるような形でぜひ取り組んでいただきたい。これが使い勝手がいいバージョンアップしたチャレンジ事業、これが合致しないのであれば、また別な形で新年度に向けて町長の政策として打ち出していただきたい。これを強く要望して質問終わります。

町の答え 町長 高橋貞光(町長は2025年10月まで)

お答えいたします。まず整理をさせていただきたいというふうに思いますが、この漁業興策、今いろいろ町は大きな予算を入れて取り組んでおります。それとこの新たな事業の展開を目指してトラウトサーモンの試験をやっておりますが、これと分けて考えていただきたいと。トラウトサーモン等の新しい取組については、これはいわゆるチャレンジと、新しい挑戦ということでございますので、そういう認識をしていただければというふうに思います。議員もご承知のように新しいものに取り組むということは、そんなに簡単なものではございません。これ漁業者の皆さんが本当に真剣に取り組んでいただいているところでございます。そうした試験の結果、これはしっかり検証させていただきながら漁業者自身が、よしこれでいけるなというぜひそういう結果になっていただければというふうに思います。いろいろ町が先行していろいろなものに取り組んだほうがいいよということでの意見でございましたが、こうしたこの取り組みにつきましては、必ずしもトップダウンがいいというふうには私たちは考えておりません。やはり生産者、漁業者がこういうことをやりたい。こうした取り組みを新しく挑戦してみたいというボトムアップというものがなければ、なかなかこういった部分は成功を見ないというのが、これまでの例、旧町時代にもいろいろ取り組みがありました。しかし残念ながらそれが成就しないということからしても、やはりこういったものが慎重に漁業者のご意見も頂戴しながら、また漁協の方向というものも考えながら慎重に進めていかなければならないということでありますので、こうした試験をしっかりやっているということでご理解いただきたいと思います。

出典:せたな町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月15日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる