森町議会 令和4年第1回 3月会議 2022年3月4日
2億円を超える不納欠損処理問題について
- 聞いた人
- 松田兼宗 議員
- 答えた人
- 町長 岡嶋康輔
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 14番 松田兼宗
それでは、3問目に入らせていただきます。2億円を超える不納欠損処理問題についてということで質問させていただきます。令和3年度に国営駒ケ岳土地改良事業の1996年度からの受益者負担金1億3,918万、36戸分と同事業の97年度からの施設使用料1,691万、34戸分、下水道事業の2001年度からの受益者負担金4,928万円、956件分と合計2億円を超える不納欠損処理を行うとされています。全員協議会などで何度か説明があり、質疑が行われてきましたが、十分なものではなかったと私は思っています。年度内に欠損処理金額の確定の作業が最優先とされ、原因究明や責任の所在、そして今後の対応策が不十分なものであります。何よりも負担の公平性や平等性への今後の対応が不明確であると考えます。今後町民説明会を行うとしていますが、町民からの不満に対してどのように対応するつもりでいるのでしょうか。町長のお考えを伺います。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えします。令和3年11月18日並びに令和4年2月17日開催の森町議会全員協議会において、国営駒ケ岳地区畑地帯総合土地改良事業に係る件、森町公共下水道事業に係る件について各担当課から説明をいたしました。事業目的や内容が異なるため、同じ受益者負担金でもそれぞれ事情が異なりますが、不納欠損処理につきましては不適切な事務処理が長年にわたり行われてきたことを速やかに改善しなければならないことから、令和3年度中に処理を行うことをご理解願います。受益者並びに町民の皆様には、不適切な事務が行われてきたことに対し、改めて、また深くおわび申し上げます。現在も担当課長等より聞き取りを行っており、今後は責任の所在を明らかにするよう努めるとともに、再発防止に向けて取り組んでまいります。また、住民説明会を予定しておりますが、町民の皆様に対しましては丁寧な説明を行い、ご意見等をいただき、町政の信頼回復に向け、誠心誠意対応したいと考えております。以上です。
議員の質問 14番 松田兼宗
何度も全員協議会でも話がされて、説明されて、今日も河野議員のほうから畑かんに関しての質問もありました。そんな中で同じような形で陳謝することしかできないのかなと思ったりもする部分もあります。実は、どうなのでしょうか。私が思うというか、問題は不正があったというか、適切な処理を行ってきていないということは森町職員服務規程並びに森町職員の公務員倫理に関する規程に違反しているのではないかと私思うのです、どう考えても。その観点から、今まで当然退職した職員もいっぱいいます。町長も含めて前任者が何人もいるわけですが、その辺を考えたら今回の問題というのがさらに見えてくるのではないのかなと私思っています。服務規程においては、職員が公共の利益のために勤務するとともに、誠実かつ公正にその職責を遂行することを目的としてこの服務規程というのができているのです。さらに、公務員倫理に関する規程においては、公務に対する町民の信頼を確保することを目的としてつくられている。そして、何が問題かというと、今回の場合なかなかそれに当てはまる部分ってないのかもしれないのだけれども、町民に対して不当な差別的扱いをしてはならずというところに違反しているのではないのかと私思うのです。どう考えても不公平なことをやってしまったということなのです。そしたら、それに対して罰則は一体何なのですか、私そこまでは分かりません。それを含めて町長がすぐ答えれるかどうかちょっと分からない、時間の問題もありますので、あともう一問ありますから、簡単に答えていただければありがたいのですが、まずその辺いかがでしょうか。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。一般的に松田議員おっしゃるとおり、我々はといいますか、法にのっとって様々なことを行っていくものでございます。その中で職員の服務規程しっかりと明記されてございます。当然その中に違反するような行為がありましたときは、町長として処分を下すと、そのようなことは当然な判断であるというふうに認識しております。状況をいろいろ検証して何に当たるのか、そして過去からの経緯等々も含めましてしっかりと整理して町民説明会等には臨みたいと思っておりますし、改めて議会の皆様にもご報告させていただきたいと思っております。以上です。
議員の質問 14番 松田兼宗
どうもちぐはぐなのは、昨日補正予算通りました、下水道の。不納欠損処理してしまいました。私実は、それをするとは思っていなかった。だから、見逃してしまったのです。別なところ見ていて、今回やらないのは当然だよなと思っていたのです。それが直前になって、いや、やるよという話で同僚の議員から言われて、ええっと思ったのです。それが実情です。本来であれば、今町長の中でまだ調査中だと言っているにもかかわらずやってしまったのです。さらに、昨日の予算委員会の予算の説明の中で下水道課長何て言ったかというと、受益者負担金は建設費が財源となると説明しているのです。そう説明したのです、はっきり。ということは、建設するための5,000万もの不納欠損処理分建設費がなくなったということです。それはどういうことかというと、当然一般会計から補填するわけです。そういう仕組みなのです、今回の受益者負担金を不納欠損したということは。建設費をなくしたということです。その辺にもかかわらずやってしまったということは、これは議会も大変なミスをしたのだなと私思っています。私自身反省しなければならないと思っています。そして、今後どう対応したらいいのかという問題なのですが、職員10%一律カット、議員も10%一律カットです。それしか町民に見せる顔がないのだと私思っています。それしかないのだと思います、現職の職員としての責任の取り方として。その辺いかがでしょうか。私は、それしか方法がない。それでないと、町民に対する説明はできないと私は思っています。さらに、報告書というのは出ていないですよね、両方とも。詳しい報告、こういうふうな形でといきさつとか書いて、てんまつがこうなったから、では反省、今後どうするかとか、そういうのはほんの少しある程度は書いています。それで、出してきた資料というのは、全協に対する資料なのです。町民に対する資料ではないです。だから、私は不足だと思っています、あの説明の資料で、あの全協に出された資料というのは。きちっとした報告書を書くべきだと私思っています。だから、地方自治法の98条2項に従って議会の立場としては監査請求するしかないのだと。あるいは、それをやらなかったらグリーンピアのときと同じで住民監査請求が起こされるのです。それだけの事件なのです、この2億円の欠損というのは。そういう認識をきちっと持っているのかどうかなのです。いかがでしょうか。それで終わりますけれども、質問は。
町の答え 町長 岡嶋康輔
お答えいたします。松田議員おっしゃるとおり、今回のこの事件に関しましては本当に町民の方々の信頼を失墜する行為が過去から行われてきたと、そのようなことを私もしっかりと認識しているところでございます。まずは、議会に対する正式な報告より先に何で住民説明会なのだ、その点をご質問いただいたのかなというふうに今思っておりました。今回の件に関しましては、本当に多くの出来事が過去から繰り返されてきました。ただ単に事務的な手続の流れ、お金のあるなしとか、不納欠損するしない、時効の手続していた、していない、それだけにとどまらず、本当にこの事業に関わった一次産業の方々の様々な生活の推移ですとか、そしてその方々の人生の流れもあったと私は認識しております。説明会をして全てをご理解いただけるとは到底思っていません。当然すごくきついことも言われるのかなと覚悟もしています。ですが、私は町長として本当に町民の方といいことだけにかかわらず、こういうよくないこともしっかりと向き合って対話をしたいと思います。一方的に多分お叱りを受けるのかなというふうに予想はしておりますが、そこはやはり説明できることは説明し、あとは町民の声を、そして今までのその人生の流れと思いと、そういうものをしっかりと対話を通じて、あの説明会を通じて受け止めたいと思っています。ですので、議員の皆様からは、まずはしっかりと報告書を出して原因究明をしてから説明会をしたほうがいいのではないかというご意見もございましたが、町長としてまずは町民の方と今お話しした理由を基に対話をさせていただきたいと、そのような趣旨で説明会を行いたいと思うところでございます。お許しいただけるかどうかは、正直分かりません。結果として、議員おっしゃるとおり住民監査請求というところになったり、いろんなことが予想されると思います。しかし、そこは今後どうしていくのだ、いい町ってどういうことなのかということをしっかりと町民の方に、私はこうしていくというところもしっかりとお示しして、いいことも悪いこともみんなで共有して次の時代に向かって進んで次の世代の方々にお渡しする、それに尽きると思います。しっかりと、繰り返しの答弁にはなりますが、原因究明し、時を見てしかるべきときにしっかりとご報告させていただきたいと思いますので、何とぞご理解ください。以上です。