みんなの議会

森町議会 令和4年第1回 3月会議 2022年3月4日

新型コロナウイルス感染症対策について

聞いた人
高橋邦雄 議員
答えた人
町長 岡嶋康輔

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 髙橋邦雄

通告に従いまして、質問させていただきます。新型コロナウイルス感染症対策について。新型コロナウイルス感染第6波が急拡大する中、厚生労働省は感染者の濃厚接触者を追跡し、感染経路を特定する疫学調査の対象を大幅に縮小しました。これまで新型コロナの感染者とマスクを着用せず1メートル程度以内の距離で15分以上の接触があった人を調査し、感染の疑いがある濃厚接触者と判定した人には10日間の健康観察や外出自粛を求めてきました。今回の変更では、保健所の調査対象を感染者の同居家族と重症化リスクが高い介護施設、医療施設の利用者らに限定し、職場の同僚や一緒に食事をした知人等は調査対象から除外しております。これまでは、感染者から発症前2週間の行動履歴を聞き取り、濃厚接触者や感染経路を調査しておりました。この調査を取りやめ、基本的に保健所は関与しないこととなり、感染者本人が感染の疑いがある人に連絡し、発熱やせきなどの症状がある場合は個人の判断で発熱外来などに相談する方針を示しております。現段階では、保健所や行政が直接自宅待機などを求めることはありませんが、感染爆発期の経緯では感染源を早期に特定し、無症状の感染者を保護、隔離、療養するという新型コロナウイルス感染症に対する適切な初期対応の重要性が明らかになっております。感染拡大のリスクを低減させるためにも、速やかに低額かつ予約不要によるPCR検査を実施できる体制の整備が有効であります。また、感染防止策を講じる中での町内業者への影響は、飲食業を中心としながらも、それに限定されることなく、飲食業、宿泊業に関連する広範な業種に及び、その対策は借入金の利子補給のような金融支援も必要ですが、感染防止対策を講じる中で発生する損失を十分に補うことが効果的でもあります。町独自で無症状者、感染の疑いがある人に対して検査を実施できる体制が必要と考えますが、町長の所見を伺います。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えします。発熱等により新型コロナウイルス感染症が疑われる場合は、医療機関の発熱外来において検査が行われます。また、感染が確認された場合には渡島保健所が濃厚接触者を特定して検査を実施しておりますが、現下の感染急拡大を受け、調査対象を同居家族や医療機関、介護福祉施設等に重点化しております。あわせて、道はPCR等検査無料化事業を実施しており、渡島管内では21の事業所においてPCR検査もしくは抗原定性検査が無料で受けられます。この事業によって、森町内においてもさくら薬局森店にて抗原定性検査が受けられる状況となっております。これらにより、感染疑いのある町民や無症状の町民が無料で検査を受けられる体制が既に構築されておりますが、予約不要の検査体制を整備することは非常に難しいと考えております。町民の皆様には、あらゆる感染リスクの回避を徹底していただくことをお願い申し上げますとともに、町としてもコロナワクチンの接種を最大限に推し進め、引き続き感染防止対策を徹底してまいります。以上です。

議員の再質問 4番 髙橋邦雄

再質問させていただきます。国保病院にて抗原検査を行っておりますが、症状がなければ検査対象とはなりません。また、院外薬局で抗原検査無料キットがあるというのですけれども、要は何時間単位でもう出てしまって在庫がないような状況にあります。だから、例えば不安に思った方がそこで院外薬局に行ってキットがないかと、かなり相談件数もあったようなことを聞いております。それですから、現に同じ空間にいた方が今回の変更により濃厚接触者から除外され、不安に感じ、自主的に他町にてPCR検査を行い、陽性反応が出ております。このことから、症状が出てからでは感染者を減らすことがやはり困難になってきます。今後も不安に感じる方が増えてくるわけですから、町内において無症状、同一空間におられた方などを対象に検査を実施できる環境を構築することが必要ではないでしょうか。また、まん延防止等重点措置が21日まで延長となりました。感染が高止まり状態でいる状況です。さらに、道内初確認、従来のオミクロン株より強い感染力があるBA.2の感染者が確認され、感染再拡大につながるおそれも示唆されております。町民が日常生活を安心して送るためにも必要であると考えますが、町長、いかがでしょうか。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。このようなPCR検査の体制、そのような件に関しまして同僚議員の方からも以前からご質問はいただいておりました。その中で私も答弁させていただいておりましたけれども、現実問題として先ほど抗原定性検査の在庫数の問題ですとか、あとそれに係る予算ですとか人員に関して、やはりこの点は非常に限りあるリソースを配分してそれぞれの事業所、行政の、国保病院もそうですけれども、検査体制というものを構築しております。その中でワクチン接種が進んで、これから3回目の接種も進んでいるところではありますが、確かに新たな株が発生して感染力も強くなっているところではありますが、この限られたリソースをしっかりと適正なところに配分し、検査が必要な方から優先的に検査をしていただいて、それでその検査結果に基づいて対処していくと。そのような状況を崩してしまって無料で予約不要でどんな方でも受けれるという体制を開始してしまいますと、やはりそこは、症状は当然そのとおりなのでございますけれども、検査を受けて陽性かどうかをはっきりさせたい人が誰でも受けれてしまうという、そういう体制になってしまうのかなというところを危惧しております。すなわちそれは、どんな方でも受けれるとなると、この不安な環境下においてはやはり町民の方々皆さん本当に毎日毎日あらゆる経済活動、またはそういういろいろな活動の中で自分が陽性か陰性なのかというところは知りたいというところは重々承知しているところでありますが、そこはやはり町民の皆様が、全町民が一斉に検査を望むということはないとは思うのですけれども、今以上に検査のリソース、人員、また予算もそうですけれども、必要になる、そういう対応は現実的ではないのかなというところで、まずは必要な方、症状がある方を対象として検査をさせていただきたいと、そのように考えているところであります。また、先般報道にまん延防止等措置が延長になると、そのような検討も進められているというところでありますが、今後もこういう検査体制にかかわらず、経済対策等もしっかりと検討し、迅速に議会のほうにご提案できるように進めさせていただきたいと思います。以上です。

議員の再々質問 4番 髙橋邦雄

再々質問させていただきます。今町長の答弁の中から必要な方は対処していくと、現に今改正して居住を一緒にしていない方、例えば職場の同僚にしても、ここは対象外になっているので、やっぱりここも必要な方だと僕は認識しています。今後も予断を許さない状況が続くことが予測されます。感染者をまず増やさない、出さない取組が必要である。町の経済対策にもつながるわけですから、ぜひ実施していただきたい、町民の命にもつながるわけですから。また、町長も町政執行方針にも示されているように、町民の皆様の命と暮らしを守ることを最優先にと示されていることから、計画的に実施していかなければならないのではないでしょうか。財政的な問題もあると思いますが、ふるさと納税を使い、整備してはどうですか。町長、いかがですか。

町の答え 町長 岡嶋康輔

お答えいたします。確かに髙橋議員おっしゃるとおり、保健所の濃厚接触者の追跡体制といいますか、追跡対象者を以前とは違ってある程度縮小するというところの判断基準は、やはり保健所がこれ以上人的リソースをかけられず、対象者を追跡する行為自体がなかなかしづらくなってきた、対象者が増えてしづらくなってきたというところも原因としてあるようですので、先ほど金銭的な財政に関しましては当然森町は先般執行方針でもお話しさせていただきましたとおり多くの寄附をいただいております。その点に関しましては、いろいろなことに使わせていただける財源を寄附という形でいただいている点は本当に感謝させていただきたい、そのように思っているところではありますが、人的資源というところでもそこにかけられる人手、検査キット、その辺はやはり限りがあるのかなと。でも、やはり議員おっしゃるとおり、その辺の支援といいますか、これがもし検査が本当に莫大に必要になり、例えば薬局のほうからお手伝いという形で依頼ですとか、そういうことが来たときにはこれは積極的にやっぱり町としても検査体制をしっかりと増強するという意味では対応して応えていかなければならないと思っておりますし、在庫の確保に関しましても何か相談があれば私どもも行政としていろいろな在庫を抱えているところにお話を聞いてみるですとか、そのようなこともしっかりとやらせていただきたいと考えておりますので、何とぞご理解いただければと思います。以上です。

出典:森町議会 令和4年第1回 3月会議 2022年3月4日 議事録 PDF(97ページ) 間違いを知らせる