みんなの議会

知内町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月25日

東電福島第一原発の汚染水の流出に伴う放射線量の測定について

聞いた人
谷口康之 議員
答えた人
町長 大野幸孝

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 谷口康之

質問事項、『東電福島第一原発の汚染水の流出に伴う放射線量の測定について』福島第一原発の放射線物質に汚染された地下水が海に流出している事が判明し、その流出を止めるための対策を色々と考えているようだが、一番確実な工法でも約2年間の工事期間がかかり、その間も汚染された地下水は海に流出することになり色々な方面に流れていくことになります。今後どの様な影響がでるか私たちの住んでいるまちにおいても大変心配されるところであり、地元でとれる魚介類や海岸線の漂流物などについて、北海道や海岸線のある市町と連携し長期にわたって放射線量の測定を実施することが出来ないか。町長に所見を伺います。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

お答えを申し上げます。放射線汚染については、町民のみならず、道民にとっても憂慮すべきことであると思っております。そのため、北海道においても、現在、空気中・海水・水産物・農産物について、それぞれ放射能汚染について測定をしておりまして、その調査結果については、北海道のホームページに今、公表をされているところであります。海水についても、道内3地点、室蘭市・様似町・厚岸町で測定しておりまして、水産物についても、魚種や漁獲量に応じて、毎週、それから、隔週など測定、定期的に各海域でそれぞれ実施をしておりまして、その結果も公表されているところであります。また、道内に入荷する農産物についても、汚染が想定される地域からのものについては、各保健所管内で検体を抽出して検査を実施しておりますし、更には、空気中の調査については、各振興局において、測定をし、公表をしているところであります。町としましては、今後も町民生活の安全確保のため、北海道に対して監視体制の継続を要請して参りたいと考えているところであります。以上であります。

議員の質問 5番 谷口康之

町長の今の答弁で分かったことで、北海道として海・空・土ということで、3カ所は完全にやっているということは理解できるんですけれども、ただ、福島第一原発の汚染水の部分で、私が心配するのは、長期間にわたって、これからの方が重要になってくるのではないかと私は思うわけでございます。いろいろな形の情報というのものは入ってくると思うんですけれども、やはり今のこの地下水の流れているのは、1日でだいたい、専門家の人のいろいろな計算の仕方があるようですけれども、そういう詳しい方によりますと、1日で44パーセントの確率でもって、外海に流出しているという部分が分かるということなんですよね。ですから、そういう形で、これからもいろいろな形の部分で、海に流れていくのは確実ではないのかなということで、今の質問書に書いてありますように、原発の地下水の部分でもなかなか止めることができないということは、今、実証されていることで、免れない事実だと思うので、ただ、その中でやはりこれからのことを考えますと、町長も検査をしているということなんでしょうけれども、やはりうちの町も風評被害とか、そういう形のことは心配されると思うんですけれども、そのためにも、今からそういう形できちんとしたデータを5年、10年のスパンでもって、これからきちんとうちの町としては、そういうものを確立して、こういうデータを蓄積していくのがこれからのことに対しても、何があっても、このデータがあれば、いろいろな風評被害とかに対しても備えができるんじゃないのかなと思うんですよね。それからですね、私が一番言いたいのはですね、やはりこれによって、できれば、道南の渡島西部から道南にかけて連携をして、これを測定するということにしていただければ、大間原発の方もこれからどういうふうになるか分かりませんけれども、もし、建築されるようなことがあれば、これからもそういうものに対しても、やはりきちんとしたデータを取っておくということであれば、これからそういうものが出てきても、備えがあるということで、我々の町にとってもいろいろな形でプラスになる面があるんじゃないかと思うので、その辺、どうでしょうか。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

ご指摘いただきました風評被害というのは、これは本当に大きな課題ということで、私も考えさせていただきますけれども、先ほども申し上げました。これはあくまでも、先般の東京オリンピック招致の際に、安倍首相が完全にブロックされていますよという発言があって、これは国の1つの施策として、これは今、国が主導権を持ってきっと対応されるものだろうと、そういうふうに認識しております。ですから、今、議員がご指摘の要するに近隣町村での測定ということも、ひとつあろうかと思いますけれども、今はまず、国、そして、北海道がどんな形でそれを対応していくか、それをちょっと注視をさせていただければと思っています。その状況を踏まえた中で、判断をできればと思っておりますので、ご理解をいただければと思います。以上です。

議員の質問 5番 谷口康之

町長、今、国の方の安倍総理の発言が出ましたけれども、この前の日曜日のテレビを見て分かったと思うんですけれども、いろいろな形の方の意見がありますけれども、あれはあくまでもその近くの海の部分であって、海に流れ出ているのは、止まっていることではなくて、毎日流れているのは間違いないということで、ただ、あの方の説明は、ただ、コントロールしていると言いながらも、それは漏れているタンクだとか、地下水の部分に関しては、あそこの部分ではブロックはできていないということは、まず、いろいろな検証でもって実証されているということで、逆に言いますと、そういうことですから、私は海にこれから流れる部分で、長期的な視野に立って、これを測定しなければだめなのかなと私は考えています。まして、今の部分でありますと、だいたい代表的なヨウ素だとか、セシウムだとか、ストロンチウムだとかありますけれども、これからがそういうものに対する食物もそうでしょうけれども、いろいろな形で我々人間が体に取り入れてしまった場合ですね、やはりセシウムの場合は、カリウムだとか、ストロンチウムならカルシウムとか、分子構造が似ているものですから、前も大間原発のときにも言いましたように、内部被ばくという問題が出てくるんですね。長い間それが蓄積されて、骨や内臓にたまる一方で、それが代謝できないものですから、分子構造が似ているものですから、それをどんどんどんどん取り入れてしまって、それが結局、体に悪い、早い話、最後になれば、ガンだとかそういう病気になって現れると心配されるもので、そのために、我々の孫子の代までそういう形が、安全な町であるということと、我々の回りの空・海・山も全部、土地もそうでしょうけれども、全て安全で環境がすばらしいということを実証するためにも、そういう形で進めてもらいたいなと思うんですけれども、どうでしょうか。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

繰り返しの答弁になりますけれども、今、町単独で今すぐそれをやらなければないという、今、認識は持っておりません。というのは、先ほど申し上げました、この汚染水の処理の問題については、国が今、責任を持って対応しようと、それが世界に向けて、安倍首相が公約をしている話ですから、国としてもそれはきちんと処理をするというふうになってくるんだろうと思っていますので、その経過を見極めさせていただいて、今、ご指摘の部分についても、特にうちは一次産業の町ですので、万が一のことがあると、風評被害ということも当然、考えなければなりませんけれども、今の時点では、すぐそれを緊急にということを今、考えておりませんけれども、ちょっと状況を注視させていただければと思っております。以上です。

議員の質問 5番 谷口康之

そういうふうになってしまえば、堂々巡りになってしまうので、ただ、やはり最後、ここに書いてありますとおり、私は町単独ということは、まず、はっきり言って考えていません。できれば、国・道なりに働きかけて、やはりそれから渡島西部、できれば、道南の町を巻き込んでですね、そういう形の長期的な形で町単独のお金はとっても莫大な金額で、とてつもない時間もかかるだろうし、そういうことで、お互いに連携をしてですね、やはりいろいろな形の情報交換、そういうデータもきちんと町民に知らしめるような形でまず、できないのかなということなんですけれども、同じような堂々巡りになりますが、どうでしょうか。

町の答え 町長 大野幸孝(町長は2018年12月まで)

今、ご指摘ありましたものについては、十分、認識をさせていただいて、機会ある毎にその辺の連携を図れるのかどうか、その辺の対応をさせていただければと思っています。以上です。

出典:知内町議会 平成25年第3回定例会 2013年9月25日 議事録 PDF(46ページ) 間違いを知らせる